ペアガラスのリフォームの費用と価格の相場は?

  • 2023年3月26日
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窓のペアガラスのリフォームの費用と価格の相場

コンシェルジュ

材料費用+施工費用=
25,000円〜135,000円

ペアガラスの費用と価格の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらいペアガラスの見積もりを出してもらいましょう。

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窓のペアガラスの工事の費用以外にも知っておきたい基礎知識

ペアガラスの窓

ペアガラスの窓の工事をする前に後悔や失敗しない為にまずは、知っておきたい基礎知識をご紹介します。

ペアガラス(複層ガラス)とは?

ペアガラスとは、2枚のガラスを組み合わされ、ガラスの間に空間が設けられ、そこにアルゴンガスや乾燥空気を封入し断熱性能や遮熱性能がアップできています

また、複層ガラスとも呼ばれており、複層ガラスは旭硝子が商品名として商標登録しています。

【ペアガラスと二重窓(内窓)の違い】

2点は、よく混同されがちですが、全くの別物となります。

ペアガラスとは、ガラスの結露対策として対になっている2重構造のガラスの事を指します。

二重窓・内窓は「窓全体の二重構造」となり、ペアガラスは「ガラスのみが二重構造」となります。

二重窓・二重サッシ(内窓)のリフォームの費用相場は?内訳やビフォーアフター施行事例もご紹介!

メリット

ペアガラス(複層ガラス)のメリットは、紫外線カット率が高く屋内にある家具などの日焼けによる色褪せなどの経年劣化を抑えてくれ、断熱性能、遮熱性能が高いのでエアコンの空調効果を高める事ができ省エネにも繋がります。

ペアガラスの費用対効果では、冷暖房の熱量を抑えることで、エアコン代金が月8,000円のご家庭の場合は、約4,000円になったりもします。15,000円なら7,000円です。だいたいエアコン代が半値になります。

また、外気と室内の温度差を小さくしてくれるので結露の軽減にもなります。

ペアガラスは、2重構造なので1枚ガラスに比べ防犯対策にもなり、強化ガラスや網入りなどにすることで災害時の安全性もアップする事が可能です。

デメリット

ペアガラス(複層ガラス)のデメリットは、既存ガラス1枚ガラスだった場合は、2倍程の重量があるペアガラスを開閉する際は手に負担を感じる場合があります。

エアコンの様に全体的に温度を温めてくれる場合では問題ないのですが、冷えたペアガラスに部分的にストーブなどの温風が当たる事で割れる可能性があります。ペアガラスに交換する際は、エアコンを検討しなくてはいけません。

もともと薄い1枚ガラスを使用していた場合、ペアガラスには厚みがあるので外部にシャッターなどがある場合は交換ができない場合もあります。

ペアガラスの寿命

ペアガラス

ペアガラスの寿命は割れない限り永久的に使用できますが、ペアガラスの障子やサッシ枠の素材によって劣化が伴い、割れたり歪んだりする恐れがあります。

その場合は約20年〜30年、使い方によっては約30年以上は持ちます。

ペアガラスのリフォームの補助金はある?

補助金

ペアガラスの補助金は、以下の通りとなります。

【既存住宅における断熱リフォーム支援事業】

既存住宅における断熱リフォーム支援事業とは、国(環境省管轄)で実施されており、マンションの省エネ化に向けて二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金として設立されたものとなります。

●対象要件

マンションの「所有者」「管理組合」もしくは、集合賃貸住宅「所有者」となります。

また、対象製品は「省エネ効果が15%以上となる高性能建材」です。

●補助額

補助額は「補助対象経費の3分の1以内」、補助上限金額は15万円/1戸となります。

【こどもみらい住宅事業者支援事業】

こどもみらい住宅支援事業とは、国交省管轄で実施されている補助金制度となります。子育て世帯や若者夫婦世帯に向けて、高い省エネ性能を有する住宅取得・改修を促進する事業です。

●対象要件

リフォームする住宅の「所有者」で、こどもみらい住宅事業者と「工事請負契約等を締結してからリフォームを行う」のが条件となります。

●補助額

通常のリフォームの上限額は30万円となり、「子育て世帯」「若者夫婦世帯」は45万円となります。

【長期優良化リフォーム推進事業】

長期優良住宅化リフォーム推進事業は国交省が推進している補助事業となります。「評価基準型」「認定長期優良住宅」「高度省エネルギー型」の3つに分類されます。

●対象要件

・評価基準型

評価基準型とは、長期優良住宅と基準を満たしていないが、部分的に耐震耐久や省エネルギー性能の向上が認められた場合です。

・認定長期優良住宅

認定長期優良住宅とは、長期優良住宅の認定を受けた場合です。

・高度省エネルギー型

高度省エネルギー型とは、認定長期優良住宅型のうち、さらに省エネルギー性能を高めた場合です。

また、三世代同居対応改修工事を行う場合は、最大50万円/戸の補助金が加算されます。

●補助額

補助額は、「評価基準型は最大100万」「認定長期優良住宅は最大200万」「高度省エネルギー型は最大250万」となります。

ペアガラスを「DIY」でした場合、上記3つの補助金は対象外となるので注意が必要です。
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ペアガラスのリフォームの費用と内訳

女性

ペアガラスのリフォームの費用は、約25,000円〜135,000円が相場となります。

工事内容費用相場
ペアガラスのみの交換・修理約2.5〜13万円
ペアガラスと障子の交換・修理約5〜14万円
ペアガラスとサッシ(障子と枠)まるごと交換・修理約15〜25万円
アタッチメント付き複層ガラスを設置約3〜13.5万円
上記の費用で各部位の名所の説明をしておきます。

・ペアガラスとは、「ガラス」の部分です。
・障子(内障子・外障子)とは、ペアガラスの縁に付いている「」の部分です。
・サッシとは、「障子とレール枠」でガラス以外の全ての部分となります。

以下で各費用と共に内訳もご紹介します。まずは、本体価格は以下の通りとなります。

ペアガラスの「本体価格」の相場

ペアガラスの本体価格の相場は、約1.5〜10万円です。機能性能によって異なります。

構造・性能特徴価格
複層ガラス(2枚ガラス)
複層ガラス
(2枚ガラス)
2枚ガラスとなり、1枚ガラスに比べ断熱、遮熱効果が優れています。約20,000円〜100,000円
Low-E複層ガラス
Low-E複層ガラス
2枚ガラスとなり、どちらか一方のガラスの中に特殊な金属膜がコーティングが施されており、「断熱タイプ」と「遮熱タイプ」があります。Low-E=Low Emissivity(低放射)の略となります。約30,000円〜100,000円
網入り複層ガラス
網入り複層ガラス
ガラスの中に金網が入っており、ガラスが割れても落下しません。また、火災時などの際に炎の侵入を防ぎます。特に防火地域の住宅で使用されるガラスとなります。約15,000円〜100,000円
異厚複層ガラス
異厚複層ガラス
2枚ガラスとなり、複層ガラスの「共鳴」を防ぎ、遮音効果があります。約15,000円〜100,000円
防災安全合わせ複層ガラス
安全合わせ複層ガラス
防災安全合わせ複層ガラス
ガラスの間に樹脂中間膜を挟み込んだガラスとなり、防音機能や破片が飛び散りにくいのが特徴で、その他に視線を遮る乳白色のフィルムを挟んだ安全合わせ複層ガラスもあります。
樹脂中間膜の厚さが0.76㎜以上1.52㎜未満=安全合わせ複層ガラス、1.52㎜以上=防災安全合わせ複層ガラス
約15,000円〜100,000円

※上記はYKKAPの商品となります

「ペアガラスのみ」を交換・修理する費用相場

ペアガラスが「割れてしまった」「ヒビが入ってしまった」場合、ペアガラスのみの交換が可能となり、その際に、ガラスの構造も一緒に変更して性能アップすることも可能です。

ペアガラスのみを交換する施工費用は、約10,000円〜30,000円が相場でサイズや業者によって異なり、枚数が増えるに連れ安くなる傾向にあります。

ペアガラスの「片側1枚のみ」の交換はできません

ペアガラスは、2枚のガラスの中間層にアルゴンガスや乾燥空気を封入しており、それによって高性能が成り立っています。ガラス同士を剥がしてしまうと熱伝導率を下げて断熱性能を上げている効果がなくなります

【割れたペアガラスを放置しておくと危険】

ガラスの中間層の湿度が高くなり「内部結露」が発生しカビの繁殖にも繋がり、身体にも影響するので早めの交換をおすすめします。

また、ペアガラスが納品されるまでの1週間前後の間、割れたまま放置するのは怪我の原因にもなるので応急処置として、粘着テープやコーキングなどで固定しておきましょう。範囲が広い場合は、ダンボールで塞ぎテープで固定するのがおすすめです。

ペアガラスと障子」を交換・修理する費用相場

ペアガラスだけの交換だけでなく障子にも歪みがある場合、一緒にする交換費用は、約30,000円〜40,000円となります。また障子とペアガラスのセット本体価格は約20,000円〜100,000円です。

総額が約50,000円〜140,000円が相場となります。サイズや業者によって費用に大差が出ます。

ペアガラスとサッシ(障子と枠)まるごと」を交換・修理する費用相場

ペアガラスとサッシまるごとの場合は、交換費用に約100,000円前後となり、まるごと本体価格に約50,000円〜150,000円となります。

総額が約150,000円〜250,000円となり、「はつり工法」か「カバー工法」で費用が大きく異なります。

以下で2点について詳しく解説しているので参考にして下さい。

窓・サッシリフォームの費用相場は?内訳やビフォーアフター施行事例もご紹介!

アタッチメント付き複層ガラス(1枚ガラスに複層ガラスの設置が可能)

アタッチメント付き複層ガラス

「1枚ガラスのサッシ枠」には、複層ガラスとサッシ幅が合わないので通常は設置が不可能なのですが、設置する為の「アタッチメント」が付いた複層ガラスがあります。

本体価格と施工費用で約30,000円〜135,000円が相場となります。

 本体価格施工費用
掃き出し窓約40,000円〜45,000円約80,000円〜90,000円
腰高窓約20,000円〜25,000円約50,000円〜60,000円
小窓約10,000円〜20,000円約20,000円〜30,000円

【アタッチメントでの結露の注意点】

結露の発生原因は、外気に晒されている窓と室内の温度差で空気中に含まれる水蒸気が水滴に変わります。

ペアガラスは、ガラスの中間層に空気を入れ「室内と室外の温度差が小さく」する性能があります。

ただし、アタッチメントでペアガラスを設置した場合、どうしてもサッシから隙間風が入り断熱効果が薄れ「結露」が生じます

対策としては、サッシまるごと交換、特に防露効果の高い樹脂製サッシにする事をおすすめします。

サッシまるごとの交換は以下で詳しく解説していますので参考にして下さい。

窓・サッシリフォームの費用相場は?内訳やビフォーアフター施行事例もご紹介!

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ペアガラスのリフォームの費用を安く抑えるポイント

ポイント

費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

ペアガラスのみを購入

ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。

自社施工業者

手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

DIYをする

自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

ペアガラスの設置の業者の選ぶポイントは?

業者

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

 特徴中間マージン発生率
ハウスメーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
サッシ業者(特化した専門業者サッシをメインに工事をしているので安心で安価。なし

※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

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ペアガラスのリフォームを激安・格安でするには?

激安・格安

ペアガラスのリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

ペアガラスのリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは?

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

ペアガラスのリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でペアガラスのリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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参考:
窓のリフォームの費用と価格の相場は?

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