二世帯住宅の登記方法は?単独登記・共有登記・区分登記の種類の違いは?


  • 2024年11月7日
    • 目次

      二世帯住宅の登記方法は?

      二世帯住宅の登記方法

      二世帯住宅の登記方法には、「単独登記」「共有登記」「区分登記」の3種類があります。

      単独登記とは?

      単独登記は、不動産1つに対して一人が登記することを指します。

      親子関係の場合は、子か親、どちらかが登記します。

      子が登記する場合の例として、子世帯が2000万円だし、親世帯が1000万円出し単独登記をした場合、親が子に対して贈与したことになります。ですので子は、1000万円の贈与税が課せられます。

      また、これらの登記費用に約10万円ほどかかります。

      共有登記とは?

      共有登記とは、不動産1つに対して全員で登記することを指します。

      親子関係の場合は、子も親も登記します。

      子も親も登記する場合の例として、不動産の持分を割り出し、子世帯が1500万円、親世帯が1500万円出し共有登記します。ですので折半する形となりますので贈与税がかかりません。売却時は子・親の不動産となりますので両者の承諾を得ないとできません。

      また、これらの登記費用に約10万円ほどかかります。

      区分登記とは?

      区分登記とは、完全分離型の二世帯住宅に限り、子と親が個々に登記することが可能です。また、完全分離型は単独登記・共有登記でも可能ですが、住宅ローンを分けて組むことができません。

      また、これらの登記費用に約20万円ほどかかります。

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