小屋裏・屋根裏収納の後付けのリフォーム費用の相場
材料費用＋施工費用＝
300,000円〜1,50,000円
小屋裏・屋根裏収納の後付けのリフォーム費用の相場ですが、「材料費用」「施工の費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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小屋裏・屋根裏収納のリフォームについて
屋根裏収納とは、住宅の屋根と天井の間にある空間を活用し、新たに床を造作して「収納スペース」として利用するものです。本来はデッドスペースであり、居住空間としてはあまり活用されない部分ですが、工事によって荷物を置けるスペースに変えることで、住まい全体の収納力を大きく向上させられます。近年では、収納不足を解消する手軽なリフォームのひとつとして人気が高まっています。
屋根裏収納のメリット
屋根裏収納の最大のメリットは、普段あまり使わないものを整理して置ける「隠れた収納部屋」を確保できる点です。例えば、季節ごとの衣類や布団、クリスマスツリーや雛人形などのイベント用品、大きなスーツケースやキャンプ用品など、使用頻度は低いけれど捨てられない物をまとめて収納できます。
また、単なる物置としてだけでなく、趣味のコレクションを飾る部屋や読書スペースとして簡易的に活用するケースもあります。「リビングや寝室に置くと邪魔になるけれど、屋根裏ならちょうど良い」という需要に応える空間です。
屋根裏収納のデメリット
一方で、屋根裏収納には注意すべき点もあります。特に大きな課題は「荷物の出し入れの大変さ」です。はしごや折りたたみ式の梯子を使って出入りするケースが多いため、重い荷物を運ぶのは難しく、高齢者や子どもには不向きです。また、天井高が低い場合にはかがんで歩かなければならず、快適性は期待できません。さらに、断熱や換気設備が整っていない場合は夏は非常に暑く、冬は冷え込むため、収納する荷物の種類にも制約が出ます。
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屋根裏収納の後付けリフォーム費用と内訳
屋根裏収納は、「どの程度の快適性を求めるか」によって工事内容と費用が大きく変わります。ここでは、簡易収納タイプ・断熱施工型収納・趣味兼用型収納の3種類に分け、それぞれの特徴と具体的な費用内訳を解説します。
簡易収納タイプ
●費用相場：約30万〜50万円
最もシンプルでコストを抑えられるプランです。収納専用として最低限の工事を行い、普段使わない大型家電や季節用品をしまうのに適しています。
梁の上にベニヤ板を敷いて床を造作し、折りたたみ式はしごを取り付けて昇降できるようにします。
壁紙クロス：なし、または簡易クロス1万〜2万円
収納目的であれば石膏ボード仕上げのままで十分。最低限の見栄えを整えたい場合のみ簡易クロスを追加。
昇降設備：折りたたみ式はしご 20万〜30万円（基本工事に含まれる場合も多い）
換気・窓：なし（基本的には不要）
あくまで物置として使うため、断熱や内装仕上げは省略するケースが一般的です。
断熱施工型収納
●費用相場：約50万〜80万円
「本や衣類、布団」など温度や湿気に弱い荷物を収納したい場合には、断熱や簡易的な換気を追加した断熱施工型が適しています。
収納としての最低限の空間を確保。
断熱工事（オプション）：20万〜30万円
屋根・壁に断熱材を入れることで、夏の熱気・冬の結露対策を実現。
換気扇・窓：5万〜15万円
湿気防止や荷物の劣化を防ぐ目的で採用するケースが多い。
壁紙クロス：簡易クロス1万〜2万円
石膏ボードのままでも可能だが、見栄えを整えることで収納内も清潔感が増す。
断熱・換気の有無で費用が上下するため、収納する荷物の種類によって選ぶのがポイントです。
趣味兼用型収納（増築 / 課税対象）
●費用相場：約80万〜150万円
単なる物置ではなく、書庫・趣味スペース・コレクションルームなどとして使いたい方向けの仕様です。収納目的を超えて「屋根裏部屋」に近い仕上がりになります。
断熱工事：20万〜30万円
室内環境を安定させるため、ほぼ必須。
フローリング施工：10万〜15万円
ベニヤ床をフローリングに変更し、居室としても違和感のない仕上げに。
壁紙クロス：1万〜4万円
収納空間の印象を大きく変え、居室的な利用に耐える内装へ。
昇降設備：折りたたみ式はしご 20万〜30万円 or 固定階段 70万〜90万円
趣味で頻繁に出入りする場合は固定階段が推奨されます。
換気扇・窓：10万〜15万円
採光や通風を確保し、閉塞感を軽減。
収納目的を超えて利用する場合は固定資産税の対象となるケースが多く、コスト面だけでなく税制面の影響も考慮が必要です。
屋根裏収納リフォームは、一見すると「どれくらい荷物を置きたいか」だけで決める工事に思えますが、実際には 利用頻度・収納する荷物の種類・将来的な使い方 によって最適なタイプが異なります。
・「とりあえず物置が欲しい」という場合は 簡易収納タイプ で十分ですが、夏の暑さや冬の結露による荷物劣化には注意が必要です。
・衣類や書籍など繊細な荷物をしまうなら 断熱施工型収納 が安心で、収納環境が安定します。
・「収納＋趣味スペース」や「半分は作業部屋」として活用するなら 趣味兼用型収納 がベストですが、固定資産税の課税や費用アップも考慮しなければなりません。
つまり、「どんな荷物を置きたいか」「どれくらいその空間を使うか」「将来的に子ども部屋や趣味の部屋に転用するか」を基準に選ぶことが失敗しないポイントです。
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DIYで一軒家の屋根裏収納を造作する費用について
屋根裏収納があると、普段は使わない季節用品やアウトドアグッズ、思い出の品などをすっきりと整理でき、住まいの収納力が格段にアップします。しかし、リフォーム会社や工務店に依頼すると、100万円以上の工事費用がかかるケースも珍しくありません。
そこで「DIYで造作すれば、もっと安く屋根裏収納を手に入れられるのでは？」と考える方も多いでしょう。ここでは、実際にDIYで屋根裏収納を造作する場合の材料費や目安費用を項目ごとに整理し、総額がどれくらいになるのかをまとめます。
床と壁に合板を張る費用
屋根裏収納の基本となるのが「床」と「壁」です。梁の上に合板を敷き詰めることで、歩行できる床を確保し、収納空間として利用できるようになります。壁も同様に合板を張ることで、荷物を安定して置くことができ、見栄えも整います。
合板（約2,000円×10枚）＝約20,000円
DIYにおいて最も基本的な工程ですが、梁の強度を確認しないと荷重に耐えられない場合もあるため、注意が必要です。
断熱材を入れてベニヤ板で覆う費用
屋根裏は夏場は非常に暑く、冬場は冷え込みやすい環境です。そのままでは収納物が傷んでしまう恐れがあるため、断熱材を入れて室内環境を改善することが推奨されます。
今回の例では、断熱材として「マットエース」を使用し、さらにベニヤ板で覆って仕上げています。
断熱材（マットエース 約20枚）：約7,000円
ベニヤ板（約500円 × 10枚）：約5,000円
断熱材を入れることで収納品の劣化防止に役立ち、屋根裏を少し快適に利用できるようになります。
はしご・階段を掛ける費用
屋根裏収納を活用するには、昇降手段の確保が必須です。DIYの場合でも「天井収納はしご」や「簡易階段」を設置するのが一般的です。
天井収納はしご：約50,000円
収納時には天井に折りたたんで収納できるため、普段の生活の邪魔にならず便利です。頻繁に荷物を出し入れするなら、固定階段の設置も検討できますが、その場合はDIYの難易度が一気に上がります。
その他の材料費（収納ボックス・釘・ネジなど）
収納空間をより使いやすくするため、収納ボックスや小物の整理アイテムを揃えることもあります。また、DIYでは釘やネジといった細かな副資材も必須です。
・収納ボックス（約1,000円 × 5個）：約5,000円
・釘・ネジ類：約1,000円
小物収納を整えるだけで、屋根裏の使い勝手が大幅にアップします。
DIYで屋根裏収納を造作する総合費用
上記を合計すると、約8〜9万円前後で屋根裏収納をDIYで造作することが可能です。
ベニヤ板：約5,000円
断熱材：約7,000円
天井収納はしご：約50,000円
収納ボックス：約5,000円
釘・ネジ：約1,000円
合計：約88,000円前後
・梁の強度や耐荷重を確認しないと、床が抜ける危険がある。
・断熱・換気が不十分だと、収納品が劣化しやすい。
・はしごや階段の取り付けは、安全性を最優先にする必要がある。
DIYはあくまで「簡易収納スペース」としての利用を想定するのが現実的です。本格的に居室化する場合は、専門業者に依頼して構造や法規面もクリアする必要があります。
屋根裏収納のリフォームを激安・格安でするには？
屋根裏収納のリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用！リフォームを激安・格安にする方法は？
屋根裏収納のリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは？
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
屋根裏収納のリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で屋根裏収納のリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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