窓の後付けや増設の費用の相場
材料費用+施工費用=
100,000円〜500,000円
窓の後付けで増設する費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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壁に窓の後付けで増設するリフォームについて
窓の増設リフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
窓の後付け増設とは?
窓の後付け増設とは、窓のない壁に窓を設置することです。明かりが少ない家や風通しを良くするために窓を追加することが多いです。
メリット
窓を増設するメリットは、採光を取り入れることができるので室内の電気を点けなくても物の配置などが分かり省エネ効果を発揮します。また、窓がアクセントとなり開放感がアップします。
風通しが良くなることで通気性がよくなり、湿気やカビの繁殖を防ぎ洋服類などを守ってくれます。
デメリット
窓を増設するデメリットは、もともとの断熱効果が弱まるので外気の温度の影響を受けやすくエアコンの電力使用量が増えます。また、定期的に窓を開放してあげないと室外と室内の温度の差で結露の原因となりカビや湿気を繁殖させる可能性があります。
窓の増設リフォームの補助金はある?
窓の補助金は、「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」「こどもみらい住宅事業者支援事業」「長期優良化リフォーム推進事業」の3つがあります。
既存住宅における断熱リフォーム支援事業
既存住宅における断熱リフォーム支援事業とは、国(環境省管轄)で実施されており、マンションの省エネ化に向けて二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金として設立されたものとなります。
対象要件
マンションの「所有者」「管理組合」もしくは、集合賃貸住宅「所有者」となります。
また、対象製品は「省エネ効果が15%以上となる高性能建材」です。
補助額
補助額は「補助対象経費の3分の1以内」、補助上限金額は15万円/1戸となります。
こどもみらい住宅事業者支援事業
こどもみらい住宅支援事業とは、国交省管轄で実施されている補助金制度となります。子育て世帯や若者夫婦世帯に向けて、高い省エネ性能を有する住宅取得・改修を促進する事業です。
対象要件
リフォームする住宅の「所有者」で、こどもみらい住宅事業者と「工事請負契約等を締結してからリフォームを行う」のが条件となります。
補助額
通常のリフォームの上限額は30万円となり、「子育て世帯」「若者夫婦世帯」は45万円となります。
長期優良化リフォーム推進事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業は国交省が推進している補助事業となります。「評価基準型」「認定長期優良住宅」「高度省エネルギー型」の3つに分類されます。
対象要件
・評価基準型
評価基準型とは、長期優良住宅と基準を満たしていないが、部分的に耐震耐久や省エネルギー性能の向上が認められた場合です。
・認定長期優良住宅
認定長期優良住宅とは、長期優良住宅の認定を受けた場合です。
・高度省エネルギー型
高度省エネルギー型とは、認定長期優良住宅型のうち、さらに省エネルギー性能を高めた場合です。
また、三世代同居対応改修工事を行う場合は、最大50万円/戸の補助金が加算されます。
補助額
補助額は、「評価基準型は最大100万」「認定長期優良住宅は最大200万」「高度省エネルギー型は最大250万」となります。
窓を増設の注意点
住宅の壁の中には筋交いという交差した柱があり、耐震対策として強固する為に設置されているものです。そこへ窓を設置する場合は、窓の設置以外にも耐震補強工事を施すので別途費用が追加となります。また、補強工事は技術を要しますので業者さんによってお断りする場合もありますので、複数社に相談することをおすすめします。
増設で人気の窓の形状
引違い窓はよく見られる窓となりますが、それ以外にも形状別でたくさんあります。引き違い窓以外に人気のある窓は以下の5つとなります。
引き違い窓 | 引き違い窓は2枚のガラス障子をスライドして開閉する一般的によく見るタイプの窓です。使い勝手が無難, コストが安い といった利点があり最もよく使われるサッシ窓です。日本の引き違い窓は室内から見て右の障子が手前に来るようになっています。 | |
縦すべり出し窓 | 縦すべり出し窓は窓の軸がスライドし、前回にすると90度になる窓です。サッシの開口面積を最大にできるので通風性に優れます。 | |
内倒し窓 | 内倒し窓はガラス戸の下部分が軸となって、上側が室内に倒れて開く窓です。あまり住宅用としては流通していませんが、外から開けられない, 外から覗けないといった防犯性が特徴です。清掃が面倒, 閉めるか開けるかで、中間がない, 開放感がなく換気がしづらいといった点がデメリットです。 | |
上げ下げ窓 | 上げ下げ窓はアメリカや 寒冷地でよく見る窓です。上下2枚とも動くもの(ダブルハング)、上か下のどちらかだけが動くもの(シングルハング)が存在します。 | |
ルーバー窓(ジャロジー窓) | 何枚ものガラス板が羽状につながって動き、開閉する窓です。角度を変えることで、外気を取りこみます。 | |
はめ殺し窓(フィックス窓、採光窓) | はめ殺し窓(フィックス窓、採光窓)は、光をとりいれるためだけの、開閉できない窓です。空気の入れ替えはできず、熱や臭いを逃がすことができません。例えば窓が3つ並んでいて左右が引き違い窓、真ん中がフィックス窓というケースなどが多いです。 |
窓の増設する施工期間は?
窓の増設する期間は、1箇所あたり約1日で完了します。2箇所〜3箇所は約1日〜2日間、4箇所〜6箇所は2日〜5日間となります。この期間は、業者さんの導入される人数や窓の大きさによって異なります。
箇所数 | 施工期間 |
---|---|
1箇所 | 約1日 |
2箇所〜3箇所 | 約1日〜2日 |
4箇所〜6箇所 | 約2日〜5日 |
7箇所〜9箇所 | 約3日〜6日 |
10箇所以上 | 約4日〜7日 |
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窓の後付けで増設・新設するリフォーム費用と内訳
窓の後付けで増設・新設するリフォーム費用は、約100,000円〜240,000円が相場となります。また、ガラスの素材(強化ガラスや網入りガラス、すりガラス、ミラーガラス)によって価格が約50,000円〜100,000円プラスされることもあります。以下に「引違い窓」の費用をご紹介します。
サイズ別 | 価格 |
---|---|
小窓の増設(70cm×90cm) | 約100,000円〜150,000円 |
腰高窓の増設(120cm×170cm) | 約120,000円〜200,000円 |
掃き出し窓の増設(180cm×170cm) | 約150,000円〜240,000円 |
また、上げ下げ窓、ルーバー窓・ジャロジー窓、縦すべり窓、内倒し窓、採光窓は「小窓の増設費用に+約30,000円〜50,000円」となります。
場所別で窓の増設・新設のリフォームの費用
窓の後付け増設の費用には、窓の小〜大サイズの相場となります。
リビングに窓を増設する費用 | 約100,000円〜400,000円 |
キッチンに窓を増設する費用 | 約300,000円〜350,000円 |
玄関に窓を増設する費用 | 約200,000円〜250,000円 |
天井に窓を増設する費用 | 約300,000円〜500,000円 |
室内窓の増設の費用
室内窓とは、外と直接面していない部屋の壁の窓のことです。この費用は、上記の紹介した費用と同様となります。
室内窓の増設の費用 | 約100,000円〜240,000円 |
ベランダに窓を後付けする費用
ベランダへ出入りする掃き出し窓の設置をする場合、まず壁を窓のサイズに切り抜きます。
窓枠の造作をして窓をはめ込んで完了となります。費用が約150,000円〜240,000円となります。
ベランダに窓を後付けする費用 | 約150,000円〜240,000円 |
インナーバルコニーに窓をつける費用
インナーバルコニーに窓を後付けする費用では、バルコニーの屋根と手すり部分の間に壁を増設して窓を設置する費用に1坪あたり約400,000円〜500,000円が相場となります。
インナーバルコニーに窓を後付けする費用 | 約400,000円〜500,000円/坪 |
内窓の増設の費用
内窓の増設の費用には、取り付けの費用、壁工事、資材運搬、諸経費が含まれ約30,000円〜70,000円となり、本体価格を足すと約45,000円〜125,000円が相場となります。
種類 | 価格 |
---|---|
小窓の内窓(70cm×90cm) | 約45,000円~55,000円 |
腰高窓の内窓(120cm×170cm) | 約70,000円~100,000円 |
掃き出し窓の内窓(180cm×170cm) | 約95,000円~125,000円 |
窓の増設の費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
商品のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
注意点として「電動タイプのシャッター付き窓」は、電気工事の資格がないとできませんので、資格を取得するか部分的に業者に依頼しましょう。
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DIYで窓を取り付けようと思う方への注意点
DIYが流行った頃は内装のみのDIYの床の張り替えや壁の張り替えだったのが、最近では外装の窓を取り付けようと試みる方が増えてきてます。実際にDIY用の窓・サッシが売られています。
注意点
1人では作業をしてはいけない。2人〜3人。
寸法は必ずメモ帳に細かくメモを取る。
取り付ける箇所の柱の腐食がないか確認する。
外壁の厚みが45mm位内であるか確認。
外壁材の素材はシャッターを設置できるものか確認する。
窓の増設の業者の選ぶコツは?
業者を選ぶコツは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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窓の後付けや増設を激安・格安でするには?
窓の後付けや増設を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
窓の後付けや増設を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
窓の後付けや増設を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で窓の後付けや増設を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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窓のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:窓のリフォームの費用と価格の相場は?