駐車場スペースを増設・拡張するリフォーム費用の相場

材料費用+施工費用=
169,000円〜3,734,000円
駐車場スペースを増設・拡張するリフォーム費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用は庭を駐車場にする業者・リフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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駐車場スペースの増設・拡張について

自宅の駐車場が手狭になり、新しく車を購入したり来客用の駐車スペースが必要になったとき、多くの方が検討するのが「駐車場の増設・拡張工事」です。もともと庭やアプローチの一部を駐車場に変更するケースが多く、住宅の外構リフォームのなかでも需要の高い工事のひとつです。ただし、工事を始める前に把握しておくべき税金や条件、制約もあります。
庭を駐車場にするときにかかる税金について
庭を駐車場に変更すると、課税区分が変わる場合があります。一般的に庭や植栽は「宅地の一部」として扱われ固定資産税の負担は比較的軽いですが、これを舗装して駐車場にすると「雑種地」として扱われることがあり、税額が増えるケースもあります。
また、駐車場が「住宅用地」として一体的に利用される場合は軽減措置が適用されることもありますが、独立した駐車場として見なされると軽減が外れる場合もあります。自治体によって取り扱いが異なるため、事前に役所へ確認しておくことが大切です。
駐車場スペースについて
駐車場を増設・拡張する際にまず考えるべきは、1台あたりどのくらいの面積を確保する必要があるかという点です。車のサイズは軽自動車から大型SUVまで幅広く、必要なスペースは異なります。一般的に住宅の駐車場として計画される場合、車の幅+ドアの開閉スペース+通路を含めた余裕を見込むことが重要です。
【車1台あたりに必要な面積】
普通車の場合:幅2.5m × 奥行5.0m(約12.5㎡)が標準
大型車・SUVの場合:幅2.7m × 奥行5.5m(約15㎡)が推奨
一般的に「1台=約12〜15㎡」を確保できれば安心です。
【台数別の必要面積の目安】
台数 | 必要面積の目安 | 標準的な寸法例 |
---|---|---|
1台分 | 約12〜15㎡ | 幅2.5m × 奥行5.0〜5.5m |
2台分 | 約25〜30㎡ | 横並び:幅5.0m × 奥行5.0m |
3台分 | 約38〜45㎡ | 2台+縦列1台などの組合せ |
4台分 | 約50〜60㎡ | 縦2列×横2列の配置が一般的 |
5台分以上 | 約65㎡〜 | 敷地条件に応じて縦列配置や複合型 |
【配置による特徴】
駐車場のレイアウトは「横並び」「縦列」「縦横組み合わせ」で変わります。
配置タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
横並び配置 | すべて横に並べる | 出し入れが簡単 | 広い横幅が必要 |
縦列配置 | 前後に並べる | 狭い敷地でも対応可能 | 奥の車が出しにくい |
複合配置 | 横並び+縦列を組合せ | 敷地条件に柔軟対応 | 設計が複雑になる |
駐車場を新設・拡張する際には、車種ごとに必要な寸法と台数分の面積をまず見積もり、さらに敷地条件に合ったレイアウトを検討することが大切です。特に来客用のスペースや将来の車買い替えも考慮し、余裕を持った設計にすることで長期的に快適な駐車スペースを確保できます。
駐車場の増設・拡張ができないパターン
すべての住宅で自由に駐車場を増設できるわけではありません。以下のような条件に当てはまると、増設が難しい場合があります。
まず、敷地と道路との高低差が大きい場合です。この場合は土留めや擁壁の補強工事が必要になり、費用が大幅に増加するため現実的でないことがあります。また、建ぺい率・容積率の制限により敷地の利用に制限がかかっているケースもあります。
さらに、道路との接道条件が狭いと車の出入りが困難になるため、実際には駐車場として使いにくいこともあります。電柱や配管などのインフラが障害となり、工事自体ができないケースも考えられます。
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庭に駐車場スペースを増設・拡張するリフォーム費用と内訳

自宅の庭を駐車場に作り替えるリフォームは、車を増やしたり来客用の駐車スペースを確保したいときに人気の外構工事です。庭を撤去して整地した上で舗装を行い、必要に応じてカーポートやガレージを設置する流れになります。ここでは代表的な施工ごとの費用相場と内訳を詳しく見ていきましょう。
駐車場を新設・拡張する為に庭を整地・更地にする費用
庭を駐車場にするには、まず既存の植栽や芝生、土を撤去し、整地して更地にする必要があります。この作業には平米単価約5,000〜6,000円/㎡がかかります。費用の中には、撤去後に出るガレキや廃材の処分費も含まれます。
台数 | 必要面積 | 費用相場 |
---|---|---|
1台分 | 約13㎡(約3.8坪) | 約65,000〜78,000円 |
2台分 | 約26㎡(約7.6坪) | 約130,000〜156,000円 |
3台分 | 約39㎡(約11.4坪) | 約195,000〜234,000円 |
4台分 | 約52㎡(約15.2坪) | 約260,000〜312,000円 |
5台分 | 約65㎡(約19坪) | 約325,000〜390,000円 |
庭の状態によっては、木の伐根や大きな石の撤去が必要となり、追加費用が発生する場合もあります。
石垣の解体・撤去が必要な場合
庭を駐車場に拡張する際に、既存の石垣を撤去する必要があるケースも少なくありません。石垣の撤去は規模や構造によって大きく費用が変動するため、相場を把握しておくことが重要です。
【費用の計算方法】
石垣の撤去費用は、主に次の2つの単位で算出されます。
体積(㎥あたり):石のボリュームで計算(重機を使う大規模工事で採用されやすい)
石垣撤去の費用相場
計算方法 | 費用相場 | 具体例 |
---|---|---|
㎡あたり | 約5,000〜12,000円 | 高さ2m×長さ1m(=2㎡)=約10,000〜24,000円 |
1mあたり | 約15,000〜30,000円 | 高さ1.5〜2m程度の石垣1m延長 |
㎥あたり(重機使用) | 約20,000〜40,000円 | 大規模撤去工事 |
大型で重量のある石材(クレーン作業が必要)
擁壁と一体構造の場合(解体が難しい)
運搬距離や処分場までの距離が長い場合
【規模別の費用目安】
規模 | 目安のサイズ | 費用相場 |
---|---|---|
小規模 | 高さ1m×長さ1m | 約5,000〜12,000円 |
中規模 | 高さ2m×長さ5m | 約80,000〜150,000円 |
大規模 | 高さ2m以上・長さ10m以上 | 約200,000円〜 |
石垣の撤去では、廃材処分費(約3,000〜6,000円/t)が総費用の大きな割合を占めます。
一般的な戸建ての石垣なら200,000円〜からが相場となります。
このように、石垣撤去は「規模」「高さ」「石材の大きさ」「構造」によって費用が大きく変動します。駐車場拡張工事と同時に発生することも多いため、整地・造成費用とセットで見積もりを依頼するとスムーズです。
駐車場を増設・新設する費用
コンクリート駐車場(新設 or 拡張)
最も一般的なのが、土間コンクリートを敷いた駐車場です。整地費用(5,000〜6,000円/㎡)に加え、コンクリート打設費用が約8,000〜14,000円/㎡となり、総額は約13,000〜20,000円/㎡が目安です。
台数 | 必要面積 | 費用相場 |
---|---|---|
1台分 | 約13㎡ | 約169,000〜260,000円 |
2台分 | 約26㎡ | 約338,000〜520,000円 |
3台分 | 約39㎡ | 約507,000〜780,000円 |
4台分 | 約52㎡ | 約676,000〜1,040,000円 |
5台分 | 約65㎡ | 約845,000〜1,300,000円 |
耐久性が高く、雑草が生えにくいのがメリットですが、初期費用はやや高めです。
カーポート
車を雨や紫外線から守りたい場合には、カーポート設置が選ばれます。整地費用に加え、支柱の設置や本体の取り付け費用がかかります。
取り付け費用:片側支持タイプ(1台)で50,000〜80,000円、両側支持タイプ(2〜3台)で80,000〜120,000円
本体価格:約150,000〜600,000円
総額は約454,000〜1,266,000円が相場です。
台数 | 費用相場 |
---|---|
1台分 | 約619,000〜764,000円 |
2台分 | 約688,000〜900,000円 |
3台分 | 約1,187,000〜1,500,000円 |
※上記には整地費用・本体価格・設置費用を含む。処分費用や補修費用は別途。
選ぶカーポートの材質(アルミ、スチール)、屋根材(ポリカーボネート、スチール折板)によって価格差が生じます。
ガレージ
車を完全に覆いたい場合はガレージを設置します。整地費用に加えて、基礎工事・ガレージ本体・シャッター設置・内部コンクリート敷きなど多工程が必要です。費用は約2,400,000〜4,150,000円と高額になります。
台数 | 費用相場 |
---|---|
1台分 | 約2,465,000〜3,384,000円 |
2台分 | 約2,865,000〜3,734,000円 |
3台分 | 約3,265,000〜4,134,000円 |
※基礎工事・シャッター設置・内部コンクリート敷き・諸経費を含む。
防犯性・耐候性に優れる一方で、建築確認申請が必要となるケースもあります。
また、庭を整地して更地にする段階でも思った以上に費用がかかることがあるため、「整地費用+舗装費用+オプション(カーポートやガレージ)」をトータルで比較検討することが重要です。さらに、工事の規模によっては建築確認申請や税金区分の変更が生じる場合もあるため、リフォームを計画する際は、必ず複数の業者から見積もりを取り、条件を比較した上で安心できる施工会社を選ぶことをおすすめします。
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駐車場スペースを増設・拡張するリフォームを激安・格安でするには?

駐車場スペースを増設・拡張するリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
駐車場スペースを増設・拡張するリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
駐車場スペースを増設・拡張するリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で駐車場の増設・新設を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く駐車場スペースを増設・拡張するリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、駐車場・ガレージリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
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参考:駐車場のリフォームする費用と価格と相場は?