ホームセンターのウッドデッキの設置リフォームは安い?

ウッドデッキは「洗濯物干し・子どもの遊び場・アウトドアリビング」として人気の高いエクステリアです。設置や交換を検討したときに多くの人が気になるのが「ホームセンターで頼むと安いのか?」という点。ホームセンターはデッキ材の販売から設置工事まで一括対応していますが、費用やサービス内容はリフォーム会社やメーカー直営、専門業者とどう違うのでしょうか。
依頼先ごとの費用比較
ウッドデッキの設置は依頼先によって費用やサービスが大きく異なります。ホームセンターは比較的安く、短工期で依頼できる傾向がありますが、リフォーム会社やメーカー直営、専門業者と比較するとそれぞれ特徴があります。
依頼先 | 費用相場(税込) | 特徴 |
---|---|---|
ホームセンター | 約20〜55万円 | 店頭・ネットで製品選択〜工事手配までワンストップ。施工は外注が多く、仕様は標準化されがち。 |
リフォーム会社 | 約25〜70万円 | 外構・テラス屋根・フェンス等と合わせた総合提案。中間マージンが乗ることがある。 |
メーカー(LIXIL・YKK AP・三協アルミ・タカショー等) | 約30〜80万円 | 純正部材で品質・保証が厚いが、費用は高めになりやすい。 |
専門業者(外構・デッキ専門) | 約18〜60万円 | 中間コストが少なく割安。敷地条件に応じた柔軟な設計・加工が可能(基礎次第で変動)。 |
比較の結果、もっとも安く依頼できるのは「専門業者への直接依頼」です。ただし、ホームセンターは「買い物ついでに相談できる手軽さ」や「ポイント還元」がある点が大きなメリットです。
ウッドデッキの種類と費用
ウッドデッキには「人工木(樹脂木)」「天然木(ソフトウッド/ハードウッド)」「デッキタイル(置き敷き)」など複数のタイプがあり、選ぶ種類によって費用やメンテ性が変わります。
種類 | 特徴 | 費用相場(税込) |
---|---|---|
人工木(樹脂木)デッキ | 反り・ささくれ・腐食に強く、塗装不要でメンテが楽。色・意匠が豊富。 | 約20〜60万円(1.5〜3坪の標準セット) |
天然木(杉・ヒノキ等のソフトウッド) | 質感は高いが定期的な防腐塗装が前提。初期費用は比較的安い。 | 約18〜45万円(面積・下地により変動) |
ハードウッド(イペ・ウリン等) | 耐久性が非常に高い一方で価格は上昇。無塗装でも長寿命が期待できる。 | 約35〜90万円 |
デッキタイル(置き敷き) | 30〜45cm角を並べるだけ。ベランダの模様替えに最適、原状回復もしやすい。 | 約7,000〜25,000円/㎡目安(製品により幅あり) |
メンテ手間を抑えたいなら人工木、木の質感重視なら天然木、長寿命を狙うならハードウッド。まずは面積・用途・メンテ頻度の許容度で選ぶと失敗しにくいです。
ホームセンターに依頼するメリット
ホームセンターに依頼する最大の利点は、製品選び〜採寸〜見積〜施工までがワンストップで完結する点。店舗で実物サンプルを確認でき、キャンペーン値引きやポイント還元を使える場合もあります。
一方で、施工は外注が多いため、職人の施工品質や保証の範囲にばらつきが出る可能性があります。現地調査時に「基礎仕様(束石/独立基礎)」「防水納まり(バルコニー)」「手すり・段差処理」などを具体的に確認しておきましょう。
一括見積もりサイトを使えばさらにお得に
ホームセンターとあわせて、一括見積もりサイトで外構専門業者や地域のリフォーム会社から相見積もりを取るのがおすすめ。同じ面積・同じ仕様で比べれば、数万円単位で差が出ることも。地域によってはバリアフリー改修・景観/緑化・木材利用促進などの補助対象になるケースもあるため、対応経験のある業者を探すとスムーズです。
まとめ
ホームセンターのウッドデッキ設置は、手軽さと価格メリットが魅力。一方で、保証やカスタム性にこだわるならメーカー直営、コスト最優先なら専門業者への直接依頼が有力です。
まずは無料の相見積もりで、ホームセンターを含めた複数の選択肢を比較しましょう。面積・下地・付帯工事(手すり/ステップ/フェンス/テラス屋根)を同条件で伝えると、金額と仕様のブレが減り判断しやすくなります。
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