ホームセンターの水回りリフォームは安い?

水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面)は生活満足度と家計(省エネ・節水)に直結します。代表的なメニューはシステムキッチン交換、ユニットバス交換・カバー工法、トイレ便器交換、洗面化粧台交換、給湯器・配管まわりなど。現地調査では給排水・電気・換気のルート、床下スペース、分電盤容量、既存下地や梁の干渉を確認します。検討時に多くの人が気になるのが「ホームセンターで頼むと安いのか?」という点。ホームセンターは水回り製品を幅広く扱い、資材販売から現地調査・施工・残材回収・延長保証まで一括対応できますが、リフォーム会社やメーカー系窓口、専門業者と比べて費用やサービスはどう違うのでしょうか。
依頼先ごとの水回りリフォーム費用比較
水回りリフォームは依頼先によって費用や対応範囲が異なります。ホームセンターは店頭相談から施工までの手軽さが強み。一方、リフォーム会社やメーカー系窓口、専門業者には別のメリットがあります。
| 依頼先 | 費用相場(税込・資材+工事の総額目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| ホームセンター | 約8〜150万円 | 店頭・ECで製品選択可。施工は外注が多い。残材回収や延長保証がセット化されることも。ポイント還元が効く場合あり。 |
| リフォーム会社 | 約15〜250万円 | 設計(動線・収納)・配管更新・電気まで一括管理。打合せ〜完成まで安心だがやや高め。 |
| メーカー系窓口(LIXIL・TOTO・Panasonic等) | 約20〜300万円 | 純正カタログ商品が中心で保証が明確。節水・清掃性・断熱浴槽・スマート機器など高機能選定で高コストになりやすい。 |
| 専門業者(設備・水道・内装) | 約5〜200万円 | 間接コストが少なく割安。配管更新・下地補修・床壁仕上げなど現場対応が柔軟。部分施工にも強い。 |
比較の結果、コストを抑えやすいのは専門業者への直接依頼です。ただし、ホームセンターは店頭相談のしやすさやポイント還元などのメリットが魅力で、総額が拮抗するケースもあります。
2点/3点/4点セットの同時工事はお得?
水回りは同時工事により搬入・養生・解体・配管・内装復旧を一体最適化でき、単品よりトータル費用や工期が有利になりやすいです。以下は一般的な組合せ例と目安価格です(商品グレード・間取り・オプションで増減)。
| セット | 代表的な組合せ | 費用相場(税込・資材+工事) | 工期目安 |
|---|---|---|---|
| 2点セット | 浴室+洗面 / キッチン+洗面 / 浴室+給湯器 | 約60〜180万円 | 2〜4日 |
| 3点セット | 浴室+洗面+トイレ / キッチン+トイレ+洗面 | 約100〜260万円 | 3〜6日 |
| 4点セット | キッチン+浴室+洗面+トイレ(フル) | 約160〜360万円 | 5〜9日 |
高機能仕様(節水便器・除菌水・有機ガラス系カウンター・断熱浴槽・浴室暖房乾燥機・食洗機・タッチレス水栓など)を選ぶと、概ね+5万〜40万円の上振れを見込みます。配管更新や下地劣化が大きい既存住宅では追加費用が発生しやすいため、見積時に確認を。
ホームセンターで水回りリフォームの“オリジナル商品”を選ぶと激安!

「とにかく安く」「なるべく早く工事を終えたい」を最優先するなら、ホームセンターが展開する水回りリフォームのオリジナル(PB)パックは有力な選択肢です。システムキッチン・ユニットバス・トイレ・洗面台などの仕様を絞り込み、本体+標準工事をパッケージ化しているため、同等グレードのブランド品をバラバラに頼むより総額を抑えやすいのが大きな魅力です。
一方で、グレードの自由度・長期の修理性・オプション追加のしやすさでは注意点もあります。ここではメリット/デメリット/向き不向き/PBパックを選ぶ時のチェックポイントまで、水回りリフォームの実務目線で整理します。
初期費用が安い
採用するメーカーやシリーズ、サイズ・扉カラーを限定して仕入れを集約し、設備本体+標準工事の総額を圧縮しやすい。キャンペーンやポイント還元の時期は、さらに実質負担が下がることも。
工程が比較的読みやすい
標準プラン前提で見積・日程を組むため、工期や段取りのイメージがつきやすいのが特徴。トイレ交換や洗面台交換なら最短1日、キッチン・浴室でも工事内容が標準ならスケジュールを組みやすい。
手続きがシンプル
店頭・WEBで一括受付し、現地調査→見積→工事→引渡しまで窓口が一本化。初めての水回りリフォームでも、どこに何を頼めばいいのか迷いにくい。
決済の利便性
クレジットカード・分割払い・ポイント還元などを使いやすく、他の日用品の買い物とまとめて家計管理しやすい(内容は各社の施策次第)。
●デメリット(理解しておくべき点)
グレード・仕様の“選択肢”が狭い
キッチンのワークトップ素材や収納グレード、浴槽の保温性能、トイレの節水グレードなどの選択幅が小さく、ハイグレード仕様を細かく指定しづらい。
デザイン自由度が低い
キッチン扉カラーや浴室壁パネル、床材、カウンター形状などが定番柄・定番色中心。インテリアとの細かいコーディネートにこだわりたい場合、制約を感じやすい。
修理・部品供給が限定的
PB仕様専用の水栓金具やキャビネット部材は、将来の交換や取り寄せに時間がかかる/生産終了後は代替パーツ対応になる場合がある。
※長期運用では、水栓カートリッジ・排水金物・トイレ内部部品・扉丁番など、消耗部品の供給可否を事前確認しておくと安心です。
拡張性の制限
のちに食洗機・タッチレス水栓・浴室暖房乾燥機・手洗いカウンターなどを追加したい場合、電源の有無や配管スペース、対応機種の制限から別途大掛かりな工事が必要になることもあります。
| 向いている方 | 向いていない方 |
|---|---|
・キッチン・浴室・トイレ・洗面のうち、早く直したい場所がある ・「まずは標準的なグレードで十分」と考えている ・レイアウト変更はせず、今とほぼ同じ位置で機器を入れ替えたい ・支払いをカード/分割/ポイント利用でまとめたい | ・扉カラーや壁パネル、カウンター素材などデザインに強いこだわりがある ・高断熱浴槽・浴室暖房乾燥機・多機能トイレ・大容量食洗機など具体的な指定が多い ・将来の機器交換や設備追加(食洗機・タッチレス水栓など)のしやすさを重視 ・床下や配管の老朽化が進んでいて、下地補修・配管更新をきちんとやりたい |
ホームセンター独自セット(PB相当)比較表
現在、完全な「オリジナルシリーズ名」はないものの、ここでは水回りリフォームのPB相当セットをご紹介します。ここで言う「PB相当」とは、ホームセンターが用意したシステムキッチン・ユニットバス・トイレ・洗面台など+標準工事をまとめたパックのことです。メーカー品(LIXIL・TOTO・Panasonicなど)を、サイズや扉色、水栓仕様などを絞ってお得なセット価格にしたものだと思ってください。
【比較内容】
価格の分かりやすさ…サイトや店頭で「目安価格」「含まれる工事」「別途になる可能性がある工事」がどれだけ明確か(◎=とても明確/○=概ね明確/△=要確認)。
工事までの早さ…現地確認から工事着工までの段取りの速さ(トイレや洗面は最短1日、キッチン・浴室は数日〜)。
選べる幅…扉カラー・カウンター・シンク色・浴室壁パネル・トイレ機能など、標準仕様からどの程度選択肢があるか。
オプション機能を追加できる?…食洗機・タッチレス水栓・浴室暖房乾燥機・手洗いカウンターなどのオプションを選べるか(多くは追加料金)。
保証・相談先…トラブル時に「設備本体はメーカー」「工事は販売店」など、どこへ連絡するかが整理されているか。
向いている人 / 注意点…その店のパックが合いやすい人と、申し込み前に確認すべきポイント。
◎=とても分かりやすい/○=だいたい分かる/△=お店で確認した方がよい
| 会社 | セットの中身 | 価格の分かりやすさ | 工事までの早さ | 選べる幅 | オプション機能を追加できる? | 保証・相談先 | 向いている人 / 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カインズ | LIXIL・TOTO・Panasonicなどの人気シリーズを使った水回りお得セット。キッチン・浴室・洗面・トイレを単体/まとめて依頼可能。 | ◎(サイトに目安価格や含まれる工事の説明がある) | ◎(トイレ・洗面は最短1日、キッチン・浴室も標準工事なら段取りが早い) | △(カラーやパネルは定番中心) | ○(食洗機・浴室暖房・タッチレス水栓などは追加料金で選べる) | ○(設備本体はメーカー、工事はお店が対応) | 「水回りを一気にリフレッシュしたいけど、まずは予算を抑えたい人」に。オプション追加でどこまで金額が変わるかを見積書で確認。 |
| ビバホーム | 施工事例が多く、採用メーカーやシリーズが分かりやすい。ショールーム同行など、プラン提案を含めたサポートが得意。 | △(サイトは事例中心。最終金額は現地調査後の見積で決定) | ○(現地確認→工事の流れが明快) | △(おすすめ構成が基本で、細かい変更は見積相談) | ○(食洗機・浴室乾燥機・収納オプションなどの提案あり) | ○(担当がプラン作成〜見積〜工事まで伴走) | 「実物を見てイメージを固めながら決めたい人」に。事例価格はあくまで一例なので、不要なオプションを整理してから見積を調整。 |
| DCM | TOTO・LIXILなどの水回り設備を使った地域ごとのお得セットを用意(トイレ単体リフォームなども分かりやすい)。 | △(地域カタログや店舗での説明が中心) | ○(標準工事の流れが整っている) | △(ハイグレード仕様はオプション対応) | ○(ウォシュレット機能強化・手洗い器追加などが選べる) | ○(設備本体と工事の2つの保証を案内) | 「よく使うメーカーで、標準的な水回りリフォームを手早く決めたい人」に。処分費・床や壁の補修・オプション機能の追加料金を金額で確認。 |
| コメリ | 地方エリアでも依頼しやすく、トイレ・洗面・キッチン・浴室の定番プランをベースに案内。 | △(価格は見積で提示されるケースが多い) | ○(地方でも現地確認が比較的早い) | △(店舗在庫・標準仕様が中心) | ○(節水トイレ・手洗いカウンター・収納オプションなど対応可) | ○(店舗のリフォーム窓口で相談可) | 「近くの店舗で相談しながら進めたい人」に。見積書には採用メーカー・シリーズ名・節水/保温などの性能を必ず明記してもらうのがおすすめ。 |
| コーナン | 主要メーカーの設備を使った標準リフォームセットを中心に、店舗での相談を前提としたスタイル。 | △(Webで一律価格の表示は少なめ) | ○(店頭相談→現地確認の流れがスムーズ) | △(標準構成が基本で、細かい変更は相談ベース) | ○(食洗機・タッチレス水栓・収納オプションなど対応可) | ○(店舗・担当者が窓口) | 「まずは店頭でざっくり相談してから内容を詰めたい人」に。既存配管の状態確認・床や壁の補修範囲を事前に共有すると、追加費用を抑えやすい。 |
| ジョイフル本田 | 施工事例や展示が多く、完成イメージを掴みやすい水回りリフォームが得意。キッチン・浴室・洗面・トイレまでまとめて提案可能。 | ○(事例に価格や「工事期間の目安」などが掲載されている) | ○(在庫・標準仕様に寄せると工事が早い) | △(標準構成が軸で、オプション追加は相談) | ○(浴室乾燥機・収納・アクセサリーなど追加可) | ○(施工写真や記録を残して引き渡すケースが多い) | 「写真付きの実例を見ながら、自宅に近いプランを選びたい人」に。事例の金額は最安ではないことが多いので、「標準仕様の最安プラン」と「希望オプション込みのプラン」を分けて見積してもらうと比較しやすい。 |
| ロイヤルホームセンター | 水回りリフォームの基礎知識記事→相談→見積の流れで、どこを簡素化すれば安くできるかが理解しやすい構成。 | △(最終価格は現地調査後の見積で確定) | ○(標準プランであれば段取りが早い) | △(ベースは標準仕様) | ○(節水トイレグレードアップや浴室換気暖房機など対応可) | ○(設備本体・工事それぞれの保証について説明あり) | 「まずは水回りリフォームの基礎知識を押さえてから、どこまで工事するか決めたい人」に。諸経費・養生費・駐車場代・残材処分費など、設備以外の費用を先に数字で出してもらうと予算管理がしやすい。 |
カインズ(CAINZ)の特徴と口コミ
とにかく分かりやすいセット価格で、トイレや洗面台の交換なら最短1日に乗せやすいのが魅力です。キッチン・浴室も標準工事ならスケジュールを組みやすく、「どこまでがセットに含まれるか」(既存設備の撤去・処分、給排水の接続、簡易な床や壁の補修など)を見積書に書いてもらうと安心です。口コミでは「表示価格に近い金額で収まった」「工事が早く終わった」という声が多い一方、「食洗機や浴室乾燥機を足したら思ったより上がった」という感想も見られます。
ビバホーム(Viva Home)の特徴と口コミ
ショールームで実物を見ながら決めたい人向けです。キッチンやユニットバスをメーカーショールームで確認しつつ、コーディネーターと一緒にプランを詰めていけるので、仕上がりのイメージ違いが出にくくなります。サイトの事例価格はあくまで参考で、最終価格は採寸と配管の確認後に決まります。口コミでは「説明が丁寧で、不要なオプションを外しながら調整してくれた」という満足の声が多く、優先度の低い機能を外していくと予算内に収めやすくなります。
DCMの特徴と口コミ
定番メーカーの標準セットで手早く決めやすいのがポイントです。トイレや洗面台など、単体リフォームの定額プランも多く、初めてでもイメージしやすい価格帯で案内されています。一方で、店舗や地域によって説明の濃さに差が出ることがあるため、処分費・床や壁の補修費・オプション機能(ウォシュレットグレード・手洗いカウンターなど)の追加料金を数字で確認しておくと安心です。口コミでは「標準仕様なら段取りが早い」という声が多く、内訳を見える化することで納得度が高まりやすい傾向があります。
コメリ(KOMERI)の特徴と口コミ
地方エリアでも現地確認が早く、トイレ・洗面・キッチン・浴室などを地域密着で依頼しやすいのが強みです。価格は見積提示が基本なので、在庫を活かす場合は「在庫機種かどうか」「色・仕様を変えるといくら変わるか」を事前に確認しておくとスムーズです。口コミでは「ポイントやカード決済を使えるのが助かる」という声があり、将来の部品交換(便座・水栓・カートリッジなど)の手配先も先に聞いておくと安心です。
コーナン(KOHNAN)の特徴と口コミ
店舗で相談→現地確認がスムーズで、忙しい方でも進めやすいお店です。費用は、床や壁の張り替え範囲・既存配管の補修・残材処分の扱いで変わることが多いため、必ず見積書に残してもらいましょう。マンションの場合は管理組合への申請が必要なケースもあるので、工事時間帯や工事内容の制限を最初に確認しておくと、日程調整のやり直しを防げます。口コミでは「対応が早い」「生活への影響を説明してくれた」という安心感のある声が多い一方、条件次第で見積が変わる点への注意も見られます。
ジョイフル本田の特徴と口コミ
水回りリフォームの事例と写真が多く、完成イメージを掴みやすいのが魅力です。「このキッチンに似たプラン」「この浴室事例の壁色違い」など、実例ベースで相談しやすいのが強み。事例にある価格はあくまで目安なので、採寸後に「一番シンプルな標準仕様」と「希望オプションを加えた仕様」で見積を分けてもらうと比較しやすくなります。口コミでは「施工写真や説明が丁寧で安心できた」という声が多く、工事中・工事後の不安を軽減したい方にも向いています。
ロイヤルホームセンターの特徴と口コミ
水回りリフォームの基礎知識→相談→見積の順で進むため、「何を削れば安くなるか」「どこにお金をかけるべきか」を理解しながら検討できるのが特徴です。特に、諸経費・養生費・駐車場代・残材処分費・廃材運搬費など、設備以外の費用を最初に数字で出してもらうと、総額のイメージが掴みやすくなります。口コミでは「合計の見通しが立てやすかった」という評価が多く、集合住宅やタワーマンションの場合は工事時間帯の制限・工事申請の有無を早めに確認しておくと、日程と費用のズレを防ぎやすくなります。
ホームセンターの「オリジナル商品」と「型落ち商品」どっちが安い?

結論から言うと、条件が合えば、型落ち商品のほうが安くなるケースも少なくありません。店頭やメーカー窓口では最新モデルの提案が中心になりがちですが、地元の設備店・工務店・水道店が倉庫在庫として「型落ちのシステムキッチン・ユニットバス・洗面台・トイレ」を保有していることがあります。うまく噛み合うと、PBパックより高性能・高意匠なのに総額が安いという逆転も十分あり得ます。
・サイズ違い・色番違い・扉開き勝手違いなどによる未使用新品
・ショールーム展示入替えに伴う、旧モデルの在庫
これらは新品のまま倉庫や倉庫ショールームで保管されており、在庫消化のため価格が調整されることがあります。キッチンの間口サイズ・扉色・コンロ種類、浴室サイズ・浴槽形状、トイレの排水方向などが合えば、性能も価格もPBパックより好条件で入手できる可能性があります。
【PB vs 型落ち vs 現行ブランド|コスパ早見表】
| カテゴリ | 価格 | 納期 | デザイン/仕様の自由度 | 修理・部品供給 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|---|
| PB(ホームセンターオリジナル水回りパック) | ◎(安い) | ◎(標準工事なら段取りが早い) | △(扉色や機能は限定的) | △(専用仕様は将来の部品調達に制限が出ることも) | 「まずは早く・安く水回りを一新したい」「標準的なレイアウトでOK」 |
| 型落ち(在庫新品のシステムキッチン・ユニットバスなど) | ◎〜○(割安〜中価格) | ○(在庫が合えば早い) | ○(PBよりデザイン・仕様の選択肢が広い) | ○(主要部品は当面入手しやすい傾向) | 「性能と価格のバランスを最重視」「多少デザインにこだわりつつ予算も守りたい」 |
| 現行ブランド品(最新モデル) | △(同グレード比較では割高になりやすい) | △〜○(受注生産や取寄中心) | ◎(扉色・カウンター・シンク色・浴室パネル・多機能トイレなど自由度が高い) | ◎(長期にわたり部品供給が見込める) | 「デザイン性・高断熱浴槽・最新機能付きトイレなど、要望が多い」「長期的な使い勝手とメンテナンス性を重視」 |
ホームセンターに依頼するメリット
ホームセンターは製品選びから見積・工事手配・支払いまでワンストップで完結。店頭で実物(キッチン扉・カウンター・浴槽・便器・洗面ボウル)を確認でき、在庫連動で短納期の施工が可能な場合もあります。単品なら1〜2日、複数点セットでも3〜5日が目安。
また、ポイント還元やキャンペーン値引きが適用され、結果的にリフォーム会社より安く収まるケースがあります。
一方で、施工は外注が多いため、職人の技量やアフター体制に差が出る可能性があります。保証内容(期間・範囲)、撤去・残材処分費、給排水・電気工事、床・壁・天井の復旧範囲、換気・断熱などは見積もりで必ず確認しましょう。食洗機・浴室乾燥・タンクレストイレ・造作収納などオプション費用も事前確認が安心です。

対して「個人業者」は手数料0円。
同じ工事でも支払いが抑えられるため、個人業者が断然おすすめ。
ただし、
自力で納得のいく個人業者を探すには時間と労力がかかるため、効率よく優良な業者を見つけるには、一括見積もりサイトの活用がおすすめです。













一括見積もりサイトを使えばさらにお得に
ホームセンターだけで決めず、一括見積もりサイトで設備業者・内装業者・リフォーム会社の相見積もりを取りましょう。価格だけでなく、工事範囲(撤去・配管・電気・内装・保証)やデザイン・工期を横並びで比較できます。
浴室暖房乾燥機・節水トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯器などと組み合わせると、省エネ・節水系の補助金・自治体助成を活用できる場合があります。制度に詳しい事業者の提案を受けやすいのも相見積もりのメリットです。
ホームセンターの水回りリフォームは、手軽さと価格メリットが魅力。一方で、設計・配管更新・内装復旧・電気工事まで丁寧に進めたいならリフォーム会社・メーカー系窓口、コスト最重視なら専門業者への直接依頼が有力です。
まずはホームセンターを含めて複数社から見積もりを取り、価格・工事範囲・保証を比較しましょう。2点・3点・4点セットの同時工事を活用すれば、最短・最安で満足度の高い水回りリフォームを実現しやすくなります。
より安価で依頼するには?
より安価で依頼するには、複数の業者から見積もりを取り比較することに加え、補助金や助成金を活用します。
一括見積もりサイトを利用すれば、Web上で情報を入力するだけで、無料で「助成金の確認」や「複数の業者の見積もり依頼」が可能です。自力で納得のいく業者を探すには時間と労力がかかるため、効率よく優良な業者を見つけるには、一括見積もりサイトの活用がおすすめです。

例えば、14万円の価格だと相見積もりと助成金を組み合わせることで7万円以上の金額がお得になる例もあります。
一括見積もりサイトでは、気になる専門業者を指定して依頼できるほか、クレジットカード決済に対応した業者も多数在籍しているのでポイ活もできる。さらに、助成金の確認だけでなく助成金対応の業者を見つけることも可能です。
また、一括見積もりサイトを利用すれば、各業者へのお断りもメール1通で完了するため、手軽に申し込めます。
主な特徴は以下の3点です。

独自の審査基準を通過した業者のみを紹介するため、安心して依頼が可能です。
(審査基準=年間実績・年間売上金額・保険加入状況)

直接交渉の手間を省きながらも、適正価格で質の高いサービスを受けられる仕組みを提供してくれます。

これまでに2割以上の補助金支給実績がある業者を中心に紹介するため、効率よく制度を活用できます。
以下は口コミです。
2025/11
値段をとにかく安く抑えたかったため、大手ハウスメーカーの積水やエディオンなどの家電量販店は選択肢から外し、専門3社から見積もりを取り比較しました。その結果、他社より約3割以上も安い価格で依頼することができました。
特に助かったのは、助成金対応の業者を紹介してもらえたことです。見積もりの段階では2番目に安い業者でしたが、助成金を活用することで、最終的に一番安いコストで工事を行うことができました。
比較検討の際には、助成金の活用可能性も確認することがとても大切だと感じました。ぜひおすすめです。
2025/09
一括見積もりサイトの利用には最初抵抗がありましたが、実際に使ってみて本当に良かったと感じています。
特に便利だったのは、事前に調べていた3社の業者の口コミを一括見積もりサイトで確認できたこと、そして複数の見積もりを一度に手軽に取得できた点です。もし自分で1社ずつ見積もりを依頼していたら、その手間を考えるだけで気が遠くなります。
さらに、お断りの連絡もサイトが代行してくれたので、余計な気を遣う必要がありませんでした。
結果的に、気になっていた業者から見積もりを取ることができ、納得のいく仕上がりと価格、さらには業者さんの対応や人柄にも大変満足しています。
2025/07
無理な営業がないという口コミと、見積もりを依頼すると特典が貰えるとのことで、一度相談してみることにしました。
工事のメリットデメリットを詳しく説明してくれ、納得できる形で見積もりを取ることができました。また、複数の業者を比較することで予算内で希望通りの工事が可能になりました。
相談はあまり長時間かからず、特典も受け取ることもできました。さらに、しつこい営業や電話もなく、家族全員が満足しています。
忙しい日々の中で、複数の業者を一つひとつ比較するのは大変。一括見積もりサイトなら、簡単な入力だけで複数業者からの提案を一度に受け取ることができます。
費用を比較して、よりお得な選択をしたい方
同じ内容の依頼でも、業者によって費用が異なることがあります。一括見積もりで価格を比較し、納得のいく選択をしましょう。
信頼できる業者に依頼したい方
登録されている業者は事前審査を通過した信頼できるプロばかり。初めての依頼でも安心してご利用いただけます。
複数の提案から、自分に合ったプランを選びたい方
業者ごとに得意分野や提案内容が異なるため、最適なプランが見つかります。じっくり比較して、自分の希望に合ったプランを選べます。
短期間で依頼を完了させたい方
業者探しにかかる時間を短縮し、すぐに依頼を進められるのが一括見積もりサイトの魅力です。

補助金を使えば、自己負担をグッと抑えられます。
ただし、
どれも条件がややこしく、補助金がもらえるのかどうか、判断するのが難しいです。

一括見積もりサイトでは、3つの項目を選択・入力するだけで補助金の診断が行えます。

ただし、助成金や補助金はいつでも申請できるわけではなく、年度ごとに予算が決められており、上限に達すると受付が終了します。
自分で申請することも可能ですが、工事着工前に自治体へ申請し、工事完了後には報告書を提出する必要があります。
さらに、専門用語の多い書類を作成しなければならず、ハードルが高いため、自力での申請は大変です。
また、助成金の申請に対応している業者を探すのも一苦労です。
一括見積もりサイトを利用すれば、無料で助成金の申請手続きをサポートしてもらえたり、不明点についても無料相談が可能です。
まずは一度、自分が補助金の対象になるのかチェックしてみてはいかがでしょうか?




よくある質問|ホームセンターでの水回りリフォームとメンテナンス

キッチン・浴室・トイレ・洗面台などの水まわりは、毎日の使い勝手と光熱費・水道代に直結する場所です。ここでは、ホームセンターを窓口にした水回りリフォームの費用感や、どこまで工事を任せられるのか、店頭で購入できる水回り用コーティング剤の使い方、DIYでできる範囲とプロに任せた方が良い工事の線引きなど、よくある疑問にプロの目線で答えていきます。
ホームセンターに水回りリフォームを頼むと、本当に費用は安くなるのでしょうか?
例えば、トイレ便器交換や洗面化粧台交換などは、撤去・新設・簡易な床補修・処分費まで含めたセット価格になっているプランが目立ちます。キッチンやユニットバスなど大きな水回り設備も、扉カラーやサイズを絞り込む代わりに、工事費込みのパック価格が出しやすくなっています。
ただし、同じ内容でも「ホームセンター」「リフォーム会社」「地元の設備・水道業者」で見積もりを取ると、諸経費や手数料の差で総額が変わることがあります。ホームセンターは相談窓口や保証、ポイント還元などのサービスが上乗せされる分、工事そのものの原価だけで比べると、個人の専門業者が割安になることも珍しくありません。
一番確実なのは、気になるプランで「設備本体の定価・仕切り」「工事費の内訳」「諸経費・残材処分費」を出してもらい、他の依頼先とも同じ条件で比較することです。水回りは配管や電気工事の内容によって追加費用も変わるため、現地調査後の詳細見積で判断するのがおすすめです。
キッチン・浴室・トイレ・洗面のうち、どの水まわりから手を付けるべきか迷っています。優先順位の考え方はありますか?
まずは、給水・排水のトラブルにつながりやすい箇所――古いトイレ、長年使っている給湯器、サビの多い配管まわりなどを優先して点検しましょう。次に、キッチンの収納や作業スペースの狭さ、浴室の寒さやカビ対策など、「毎日のストレスが大きい場所」を候補にします。
ホームセンターでは、トイレと洗面、浴室と洗面、キッチンと給湯器といった水回りセットのパックも用意されていることが多く、2点・3点まとめてのリフォームは搬入・養生・解体・配管工事を共通化できるぶん、単品よりトータルコストが下がることもあります。
予算に限りがある場合は、「今すぐ安全性・衛生面のリスクを下げたい箇所」と「数年先でも困らない箇所」に分けて、段階的に工事を組むと無理のない計画になります。
ホームセンターの水まわりリフォームと、リフォーム会社やメーカー窓口に頼む場合の違いは何ですか?
一方、リフォーム会社やメーカー系の窓口は、レイアウト変更を含めたプランニングや、配管の全面更新、断熱・内装まで含めた大掛かりな工事に強みがあります。打ち合わせと設計に時間はかかりますが、動線や収納計画、将来のメンテナンス性まで考えた「水回り全体のリノベーション」も視野に入ります。
価格だけで比べると、ホームセンターが安く見えることが多いですが、同じ工事内容で条件を揃えて見積もると、専門業者のほうが割安になるケースもあります。どこまでの範囲をリフォームしたいのか、単品なのか、家全体の水まわりを見直したいのかによって、最適な窓口は変わってきます。
浴室やキッチンの汚れ防止に、水まわり用コーティング剤をホームセンターで買って使っても大丈夫ですか?
ただし、ホームセンターで手に入るコーティング剤は、プロの施工店が扱うような「10年単位の長期耐久」をうたうものではなく、数ヶ月〜数年ごとに塗り直しが前提の製品が多い点には注意が必要です。また、素材によっては密着しづらいものもあり、人工大理石カウンターや特殊コーティング済みの浴槽などは、専用品またはメーカー指定品以外を使うと保証が切れてしまうこともあります。
コーティング剤を選ぶ際は、パッケージの「使用できる素材」「使用できない素材」を必ず確認し、目立たない場所で試してから広い範囲に施工しましょう。長期的な防汚や光沢維持を重視する場合は、業者による本格的な水回りコーティング施工と、ホームセンター品によるセルフメンテナンスをどう使い分けるかを検討するのがおすすめです。
水まわりのコーティング工事をプロに頼むのと、ホームセンターのコーティング剤でセルフ施工するのはどう使い分ければよいですか?
プロによる水まわりコーティングは、下地処理(研磨・洗浄・脱脂)を丁寧に行った上で、専用の薬剤や機材を使って施工するため、膜厚や光沢が安定しやすく、耐久年数も長くなります。そのぶん、キッチン・浴室・洗面・トイレをまとめて依頼すると、工事費はそれなりの金額になります。
一方、ホームセンターで購入できる水回り用コーティング剤は、材料費だけで済むため初期コストが非常に安く、部分的な施工やお試しにも向いています。ただし、塗りムラが出やすかったり、下地処理が不十分だと密着が悪くなったりするため、説明書どおりの施工が重要です。
キッチンシンクや洗面ボウルなど小さな範囲はセルフ施工、大型の浴槽や浴室全体などはプロに任せるなど、場所ごとに使い分けると、費用と効果のバランスが取りやすくなります。
ホームセンターでできる水まわりの「部分リフォーム」には、どのようなメニューがありますか?
・トイレ本体(便器・タンク・一体型トイレ)の交換
・温水洗浄便座の新設・交換
・洗面化粧台の入れ替え(ミラーキャビネット含む)
・キッチン水栓・洗面水栓・浴室水栓の交換(シングルレバー・浄水器一体型・タッチレスなど)
・キッチンレンジフードやガスコンロ・IHクッキングヒーターの交換
・給湯器の交換(追い焚き機能の有無や号数アップ含む)
いずれも、水まわりに直結する設備の「交換」が中心で、配管ルートの大幅な変更や、間取りを変えるような工事は対象外になることが多いです。
既存の配管や分電盤の容量次第では、希望する機種が付けられない場合もあるため、現地調査の際に「今後追加したい設備(食洗機・浴室乾燥機・タッチレス水栓など)」があれば、あらかじめ相談しておくと、将来の水回りリフォーム計画も立てやすくなります。
水まわりの工事で、DIYでできる範囲とプロに任せるべき範囲の目安を教えてください。
逆に、給水管・排水管に直接手を入れる工事や、電気配線を伴う給湯器・浴室乾燥機・食洗機などの設置、トイレ本体の交換などは、漏水や漏電、法律上の問題も絡むため、原則として有資格者による施工が必要になります。マンションの場合は、管理規約で水回りリフォームの工事内容や作業時間が細かく決められていることもあるので要注意です。
ホームセンターには、DIY向けの水回り部材とプロ向け資材が混在していますが、「自分でやってよい範囲かどうか」「万が一のトラブル時に誰が責任を取るのか」を考えたうえで判断しましょう。少しでも不安があれば、専門業者に現地確認を依頼し、必要な範囲だけ施工を任せるのが安全です。
キッチン・浴室・トイレなど複数の水まわりを同時にリフォームすると、本当にお得になるのでしょうか?
ホームセンターでも、浴室+洗面、キッチン+トイレ+洗面といった水回りセットのパックを用意していることが多く、単品でバラバラに頼むよりも、諸経費をまとめられる分だけ割安な見積もりになるケースがあります。
ただし、「セットに含まれないオプション」を追加しすぎると、結果的に大きく予算オーバーしてしまうこともあります。浴室暖房乾燥機、タッチレス水栓、大容量食洗機、タンクレストイレなど、欲しい機能が増えていくほど金額は上がるため、「絶対に外せない優先度の高い機能」と「予算次第で見送れる機能」を分けておくと、見積もりの段階で調整しやすくなります。
まとめてリフォームする場合は、「セット価格の中に含まれる工事」と「別途費用になりやすい工事(配管更新・床下補修・電気容量アップなど)」を、必ず見積書で確認しておきましょう。
まとめ
水まわりのリフォームやメンテナンスは、費用だけでなく「どこに何を任せるか」「どこまで工事するか」の切り分けがポイントになります。ホームセンターを窓口にすれば、キッチンや浴室、トイレ、洗面の標準的なリフォームを、店頭相談から施工・支払いまで一気通貫で進められるのが大きなメリットです。一方で、レイアウト変更や配管更新を含む大規模な工事、高断熱浴槽や多機能トイレなど細かな仕様の指定が多い場合は、リフォーム会社やメーカー窓口、専門業者のほうが柔軟に対応できることもあります。
費用面では、ホームセンター、リフォーム会社、設備・水道の専門業者で相見積もりを取り、設備本体のグレード・工事範囲・諸経費を横並びで比較することが重要です。水まわり用コーティングやコーティング剤を活用すれば、フルリフォームの前後で汚れや水垢を抑え、設備の寿命を伸ばすことにもつながります。
最終的には、「優先順位の高い場所から」「安全性と将来のメンテナンス性を意識しながら」「複数社の見積もりを比べる」という3つを押さえておくと、ホームセンターを上手に活用しつつ、納得度の高い水回りリフォーム計画を立てやすくなります。
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