和室の小上がりのリフォームの費用の相場

材料費用+施工費用=
50,000円〜400,000円
和室に小上がりを後付けリフォームする費用の相場ですが、和室の小上がりには、「和室の小上りの収納の費用」「和室の小上がりに扉を設置する費用」「和室の小上がりを撤去する費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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和室・リビングの小上がりリフォームとは?メリット・デメリット・種類と特徴

和室の小上がりリフォームとは、和室と隣接するリビングや別の部屋との境界に高低差をつけ、一段高くする改装工事のことを指します。床面を数十センチ高くすることで、視覚的なアクセントになり、空間の使い方や機能性が広がります。近年では、デザイン性だけでなく収納力や多目的スペースとしての活用を目的に、小上がりを後付けするリフォームが人気を集めています。
小上がりのメリット
小上がりを設ける最大の魅力は、空間に奥行きや立体感を与えられる点です。段差を作ることで和室とリビングが視覚的に分かれ、より落ち着いた雰囲気の和空間を演出できます。また、小上がり部分の床下を活用して引き出しや収納庫を設ければ、季節物の布団や子供のおもちゃ、書類などを効率よく収納できます。高さが30〜40cmあれば腰掛けとしても使えるため、椅子代わりに座ってくつろぐことも可能です。
小上がりのデメリット
一方で、小上がりは段差ができるため、バリアフリー性が損なわれる点に注意が必要です。介護が必要な家庭では、車椅子や歩行器の移動が困難になり、転倒リスクが高まります。また、小さなお子様がいる家庭では、段差からの転落による怪我にも配慮しなければなりません。特に角部分はクッション材をつけるなど、安全対策が求められます。
小上がりリフォームの高さと活用ポイント
後付けで小上がりを設置する際には、高さ設定が非常に重要です。和室の天井高は一般的に約2m50cmであり、30〜40cmの高さが最もバランスが良いとされています。
20cm程度…段差としては適度だが、床下収納が作れずデッドスペースになりがち。
30〜40cm程度…腰掛けや収納スペースとして最適。視覚的にも空間を引き締める効果がある。
小上がりの種類と特徴
種類 | 概要 | メリット | デメリット | 適した利用シーン |
---|---|---|---|---|
![]() 固定式小上がり | 床を固定して一段高く作るタイプ | 耐久性が高くしっかりした構造 | 移動や撤去が難しい | 和室の本格的な設え、長期利用 |
![]() 収納付き小上がり | 床下に引き出しや収納庫を設置 | 大容量収納で空間を有効活用 | 構造が複雑になり費用が高い | 子供部屋、リビングの整理整頓 |
![]() 畳敷き小上がり | 表面を畳仕上げにするタイプ | 和の雰囲気とくつろぎ感 | 畳のメンテナンスが必要 | 来客用和室、寝転びスペース |
![]() フローリング小上がり | 木質フローリングで仕上げる | 洋室やモダン空間にも合う | 冷たさを感じやすい | モダン和室、リビング一体型 |
固定式小上がり
固定式小上がりは、床面を一段高く固定して作る、最もオーソドックスなタイプです。木材でしっかりと骨組みを組み、その上に床材や畳を施工するため、耐久性が非常に高く、長期間使用してもたわみやきしみが少ないのが特徴です。
本格的な和室の設えとして採用されることが多く、部屋全体の重厚感や高級感を演出できます。ただし、構造が固定されているため、模様替えや撤去が容易ではなく、ライフスタイルの変化に合わせて形を変えることは難しいという欠点があります。
収納付き小上がり
収納付き小上がりは、床下の空間を活用して引き出しや収納庫を設置したタイプです。普段使わない布団や季節用品、子供のおもちゃなど、大きくかさばる物をたっぷり収納できるため、限られた空間を有効活用できます。
収納方法には「引き出し式」「跳ね上げ式」などがあり、使い勝手に応じて選べます。ただし、収納を組み込む構造上、通常の固定式よりも設計や施工が複雑になり、その分費用が高くなる傾向があります。また、収納部分のメンテナンスや清掃の手間も考慮が必要です。
畳敷き小上がり
畳敷き小上がりは、表面を畳で仕上げたタイプで、最も和の雰囲気を感じられる仕様です。足触りが柔らかく、冬でも暖かみがあり、素足でくつろぐのに適しています。寝転がったり座ったりできるため、来客用の簡易和室やお昼寝スペースとしても便利です。
ただし、畳は湿気や汚れに弱く、定期的なメンテナンスや張り替えが必要です。ペットや小さな子供がいる家庭では、傷や汚れの防止策を検討する必要があります。
フローリング小上がり
フローリング小上がりは、木質フローリングで仕上げたタイプで、和室だけでなく洋室やモダンな空間にも自然に馴染みます。掃除がしやすく、傷や汚れにも比較的強いため、日常的に使うリビング一体型の小上がりとして人気があります。
一方で、畳のような断熱性や柔らかさはないため、冬場は足元が冷たく感じられる場合があります。寒冷地では、床暖房との併用やカーペット敷きなどの工夫がおすすめです。
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和室の小上がりのリフォームの費用と内訳

和室の小上がりリフォームは、デザインや機能性の向上はもちろん、収納の追加や空間の有効活用にもつながる人気の改装です。特に後付けの場合、目的によって工事内容や費用が大きく変わります。ここでは代表的な4つのケース別に、費用の目安と特徴を詳しく解説します。
【費用比較表(6畳間目安)】
工事内容 | 費用相場 | 特徴 |
---|---|---|
![]() 小上がり(床下収納なし) | 約250,000〜300,000円 | 構造がシンプルで比較的安価 |
![]() 小上がり(床下収納あり) | 約300,000〜400,000円 | 収納力大。引き出し・収納庫付き |
![]() | 約50,000〜200,000円 | 来客時の目隠し・簡易個室化 |
![]() 小上がり撤去 | 約150,000〜200,000円 | バリアフリー化。介護対応に最適 |
![]() 段差解消(敷居撤去) | 約50,000〜70,000円 | 和室とリビングの一体感向上 |
小上がりの床下収納の後付け設置費用
小上がりを作る際、床下収納を付けるかどうかで費用が変わります。収納なしのタイプは構造がシンプルなため、比較的安価に仕上がります。一方、収納付きの場合は引き出しや収納庫の製作・設置が必要となり、その分コストが上がります。
・床下収納あり(高さ30〜40cm・6畳間):約300,000円〜400,000円
収納付きは、季節物の布団や衣類、普段使わない道具類をしまえるため、収納力を重視する家庭におすすめです。
費用は、畳かフローリングのグレードで大きく差が生じます。
小上がりに扉(引き戸)・スリット格子を設置する費用
小上がりに扉(引き戸)やスリット格子を設置することで、空間の使い方や雰囲気を大きく変えることができます。特に、来客時に目隠しをしたい場合や、日常的に小上がりを半個室として使いたい場合には非常に効果的です。
引き戸を設ければ、扉を閉めることで小上がりが簡易的な個室に早変わりし、来客用の寝室や趣味スペースとして活用できます。デザインは、和室の雰囲気に馴染む障子風や木製パネル、すりガラス入りなど多彩に選べ、閉じたときの見た目にもこだわることが可能です
スリット格子は、格子状に木材を組んだ間仕切りで、視線を適度に遮りながらも光や風を通すのが特徴です。完全な個室感は出さず、開放感を残しつつプライバシーを確保できるため、リビングと小上がりの間仕切りとして人気があります。格子の間隔や色、材質によって印象が大きく変わるため、和モダンから純和風まで幅広く対応できます
扉や格子を組み合わせれば、利用シーンに応じて開放感とプライバシーを切り替えられるため、より快適で機能的な小上がり空間を実現できます。
小上がりを撤去する費用(フラット化)
ライフスタイルの変化や介護の必要性から、小上がりを撤去してフラットな床に戻すリフォームもあります。小上がりを取り除くことで、段差のないバリアフリーな空間になり、高齢者や小さな子供が安全に過ごせます。
撤去の際は、畳やフローリングなど元の床材の張り直しも必要になるため、材料費も含めた総額を見積もってもらうことが大切です。
リビングへの段差解消費用
和室とリビングの境目にある小上がりや敷居を撤去し、段差をなくすリフォームも人気です。これにより、掃除がしやすくなり、空間の一体感が生まれます。
畳からフローリングに切り替える場合は、見た目や素材感を揃えることで、より自然なつながりを演出できます。
施工内容や家族のライフスタイルを踏まえて、複数の業者から見積もりを取り、最適なプランを選ぶことが費用を抑えるポイントです。
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和室の小上がりのリフォーム費用を安く抑える2つの実践ポイント|失敗しないための注意点も解説

和室の小上がりリフォームは、部屋の印象を大きく変え、収納力や空間の使い勝手を向上させる人気の改装工事です。床面に高低差をつけることで奥行きや立体感が生まれ、畳やフローリングなど仕上げ材の選び方によって、見た目だけでなく機能面も大きく変わります。また、床下収納を備えたタイプにすれば、限られたスペースを効率的に活用できるのも魅力です。
ただし、小上がりの高さ設定や構造、使用する素材のグレードによっては費用が高額になることもあります。事前に計画を立て、必要な情報を集めることで、数万円以上のコストを節約できる可能性もあります。
ここでは、和室の小上がりリフォーム費用を抑えるために有効な「2つのポイント」を解説します。
1. 「自社施工の業者」に直接依頼して中間マージンをカット
多くのリフォーム会社は、工事を実際には「下請けの施工業者」に外注しています。この場合、見積もりの中に中間マージンが含まれているため、全体の費用が高くなりがちです。
一方で、その下請け業者に直接依頼すれば中間コストを省けるため、施工費を約1割〜2割安く抑えられるケースもあります。
・価格がリーズナブルになりやすい
・職人と直接やり取りができ、要望が伝わりやすい
▶業者選びのコツ
・地元で実績があり、メーカー製品に詳しい施工業者を選ぶ
・メーカーのショールーム経由で提携業者を紹介してもらうのもおすすめ
2. 「複数の見積もり」を比較して最適な業者を選ぶ
リフォーム費用は、業者によって数万円以上の差が出ることも珍しくありません。そのため、少なくとも2〜3社から見積もりを取り、金額だけでなく内訳・対応の丁寧さ・施工方法なども比較することが大切です。
・価格だけでなく「保証内容」「工事内容」「使用する素材」もチェック
・見積もりが極端に安すぎる業者は、手抜き工事や保証なしのリスクがあるため要注意
・見積もり比較サイトや一括見積サービスを活用すれば、手間なく複数社から提案を受けられる
→ 比較することで、信頼できて、かつ費用を抑えられる業者を選ぶことができます。
自分で小上がりを置くだけで簡単に設置する費用は?

「小上がりを作りたいけれど、本格的な工事は大掛かりで費用も高そう…」と考える方に人気なのが、置くだけで設置できるユニット畳タイプの小上がりです。これは工具や専門知識がなくても、自宅で簡単に設置できるのが最大の魅力です。
たとえば、ニトリやカインズホーム、ディノスなどの家具・インテリアショップでは、組み立て式のユニット畳や収納付き小上がりが販売されています。
中でも人気なのが、ディノスが取り扱う「ユニット畳シリーズ お得な6畳セット」です。

商品名:ユニット畳シリーズ お得なセット 6畳セット 幅180奥行240cm 高さ31cm(ディノス)
価格:82,600円
出典:ディノス
この商品は釘打ちや接着剤の使用が不要なはめ込み式のため、賃貸住宅やマンションなど、原状回復義務がある住まいでも設置可能です。分解や移動も簡単なので、引っ越し先にも持ち運んで再利用できます。
DIYとプロ施工の費用比較(6畳の場合)
施工方法 | 費用目安 | 特徴 |
---|---|---|
DIY(ユニット畳) | 約82,600円 | 工事不要・移動可・賃貸OK |
プロ施工 小上がり収納なし | 約250,000〜300,000円 | 構造がしっかり・長期耐久 |
プロ施工 小上がり収納あり | 約300,000〜400,000円 | 大容量収納・自由設計可 |
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和室の小上がりのリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工業者(特化した専門業者) | 大工をメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
和室の小上がりを激安・格安でするには?

和室の小上がりを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
和室の小上がりを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
和室の小上がりを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で和室の小上がりを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く和室の小上がりをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、和室リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
和室のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:和室のリフォームする費用と価格の相場は?