床の間をクローゼットにするリフォームの費用は?種類別相場やどこに頼むかもご紹介

和室の象徴である床の間を、現代の暮らしに合わせてクローゼットへリフォームする人が増えています。従来は飾り物を置く装飾的な空間だった床の間も、衣類や日用品を収納できる機能的なスペースへと変えることで、限られた和室の空間を有効活用できます。費用の相場は約12万〜18万円で、解体・撤去から内部造作、扉や収納部材の設置までが含まれます。この記事では、リフォームのメリット・デメリット、施工方法別の費用、内訳、そして失敗しない業者選びのポイントまで詳しく解説します。

  • 最終更新日:2025年8月12日
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      目次

      床の間をクローゼットにリフォームする費用の相場

      コンシェルジュ

      材料費用+施工費用=
      120,000円〜180,000円

      床の間をクローゼットにリフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      床の間の押入れをクローゼットにするリフォームについて

      床の間をクローゼット

      床の間をクローゼットにするリフォームは、近年特に人気が高まっている改装のひとつです。もともと和室の象徴的な飾りスペースである床の間を、現代の生活スタイルに合わせて衣類収納として再活用する方法で、限られた空間を有効に使えるのが魅力です。

      クローゼットとは、壁面に設置され、内部にハンガーパイプや棚板が組み込まれた収納設備のことを指します。

      メリット

      衣類をハンガーに掛けて保管できるため、折り畳み収納に比べてシワになりにくく、通気性も確保しやすいのが特徴です。特に、床の間をクローゼット化すれば、和室の見た目を大きく損なわずに収納力を向上できるメリットがあります。また、床の間特有の畳や木の香りが衣類に移るのを防ぐために、内部には洋室仕様の床材やクロスを使うことが一般的です。

      デメリット

      一方で、デメリットも存在します。床の間は奥行きが約50cm程度しかないケースが多く、布団や大型の衣装ケースなど、奥行きが必要な収納物は収まりにくいという制約があります。加えて、床の間の構造や天井高によっては、ハンガーパイプの設置位置や収納効率に工夫が必要になる場合があります。

      床の間をクローゼットにする際には、内部の構造を活かしつつ、用途に合わせたタイプを選ぶことが重要です。以下は代表的なタイプの特徴をまとめた表です。

      種類特徴向いている用途
      ハンガーパイプ型洋服を吊るして収納可能。通気性が良く、シワになりにくいスーツ・コート・ワンピースなどの衣類
      棚板+ハンガー併用型上段や下段に棚を設置し、中央にハンガーパイプを配置衣類+バッグ・小物・季節用品
      引き戸式クローゼット和室の雰囲気に合わせた襖や引き戸を採用和室の意匠を残しつつ収納を増やしたい場合
      開き戸式クローゼット洋室仕様の扉を設置し、内部を洋服用に改装モダンなインテリアに統一したい場合

      栗林暁監修者のコメント
      このように、床の間をクローゼット化することで、和室をより実用的に活用できる一方、収納する物や空間の寸法によって適したタイプが異なります。リフォーム前には、収納の目的や必要な容量を明確にして、設計段階で最適なプランを立てることが成功のポイントです。
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      床の間をクローゼットにリフォームする費用と内訳

      床の間をクローゼットにリフォームする費用は、工事の内容や仕上げのグレードによって幅がありますが、一般的な相場はおおよそ 120,000円〜180,000円 程度です。
      この金額には、既存の床の間を解体・撤去し、クローゼットとして使えるように内部を改装する工事費用が含まれます。

      施工方法費用相場特徴向いているケース
      クローゼットの引き戸
      引き戸式クローゼット
      約120,000〜150,000円扉をスライドさせて開閉するため、開け閉めに場所を取らず和室の雰囲気を保ちやすい。狭い部屋や和の雰囲気を残したい場合
      クローゼットの開き戸
      開き戸式クローゼット
      約140,000〜180,000円扉を手前に開くタイプで内部全体が見やすい。洋風のデザインが多く、収納物の出し入れがしやすい。モダンな印象に変えたい場合や、収納内部を一度に確認したい場合
      クローゼットの折れ戸
      折れ戸式クローゼット
      約150,000〜180,000円扉を折りたたんで開くため開口が広く取れる。引き戸より内部が見やすく、開き戸より省スペース。大きめの収納を作りたい場合や、部屋の動線を確保したい場合

      【費用の内訳】

      工事の流れとしては、まず床の間内部の壁や床を撤去し、必要に応じて下地を補強します。その後、クローゼットの骨組みを作り、ハンガーパイプや棚板を設置します。最後に扉(引き戸や開き戸など)を取り付け、内部をクロスや塗装で仕上げて完成です。

      費用の内訳は、大きく「解体・撤去費用」「内部造作・補強費用」「収納部材・扉の設置費用」「仕上げ材の費用」に分けられます。
      例えば、引き戸タイプの扉を採用すれば和室の雰囲気を保つことができますし、開き戸タイプにすれば洋室的でモダンな印象に変わります。また、内部の棚板やハンガーパイプの本数、可動棚の有無などによっても金額は変動します。

      解体・撤去費用:20,000〜30,000円
      下地補強・内部造作:30,000〜50,000円
      扉・収納部材の設置:40,000〜70,000円
      仕上げ(クロス貼り・塗装など):30,000〜40,000円

      合計すると、おおむね120,000円〜180,000円 が目安となります。
      もし高級木材やオーダーメイドの扉を使う場合はさらに費用が上がりますが、その分、和室の雰囲気に調和し、長く使えるクオリティに仕上げられます。

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      和室の床の間をクローゼットにするリフォームの業者はどこに頼むのが良い?

      業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

      特化した専門業者

      リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。

      一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。

      以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。

       特徴中間マージン発生率
      メーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
      ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ
      家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
      ホームセンター一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり約1割〜4割コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ
      建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
      工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
      リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
      大工業者(特化した専門業者大工をメインに工事をしているので安心で安価。0%(直接依頼)地元の業者・個人業者など

      比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です

      リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法

      実績が豊富

      実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

      アフターサービス

      アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

      瑕疵保険加入会社

      瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

      床の間をクローゼットにするリフォームを激安・格安でするには?

      激安・格安

      床の間をクローゼットにするリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      床の間をクローゼットにするリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      床の間をクローゼットにするリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で床の間をクローゼットにするリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      一括見積もり無料サービスとは、和室リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。


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      和室のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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      参考:和室のリフォームする費用と価格の相場は?






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