畳からクッションフロアにするリフォームの費用は?4畳半〜20畳の相場やDIY比較もご紹介

畳からクッションフロアへのリフォームは、和室を現代的で掃除のしやすい空間へと変える人気工事です。耐水性・耐汚性に優れたクッションフロアは、ペットや小さなお子様のいる家庭にも最適で、和室の使い勝手を大幅に向上させます。

費用の目安は約6万円〜43万円と幅広く、施工面積や下地の状態、使用する床材のグレードによって大きく変動します。特に、畳撤去や下地処理、家具移動などの追加作業が必要になるケースでは、想定以上の出費になることもあります。

この記事では、畳からクッションフロアへ張り替える場合の費用相場・内訳・面積別の価格例・DIYとプロ施工の違いまで詳しく解説します。施工を検討している方は、事前に相場感を把握して計画を立てることで、数万円以上のコスト削減も可能になります。

  • 最終更新日:2025年8月11日
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      目次

      畳からクッションフロアにするリフォームの費用の相場

      コンシェルジュ

      材料費用+施工費用=
      60,000円〜430,000円

      畳からクッションフロアにするリフォーム費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      畳からクッションフロアへのリフォームについて

      畳からクッションフロア

      和室の畳をクッションフロアにリフォームすることで、空間の雰囲気や使い勝手を大きく変えることができます。クッションフロアはビニール素材を基材にしたシート状の床材で、耐水性やメンテナンス性に優れ、柄や色のバリエーションも豊富なため、和室を現代的で機能的な空間に変えることが可能です。しかし、マンションや賃貸住宅の場合、施工にあたってはいくつかの注意点があります。

      マンション・賃貸物件での管理規約の確認

      マンションや賃貸物件の和室をクッションフロアに変更する場合、まずは管理規約を確認することが重要です。集合住宅では、専有部分と共有部分が明確に区別されており、床材の変更にも制限が設けられているケースが多くあります。特に防音性能に関する規定があり、指定の遮音等級(L-45など)を満たす床材しか使用できない場合や、床の底上げや構造の変更が禁止されている場合もあります。そのため、工事前には管理組合や大家に事前申請を行い、必ず許可を得ることが必要です。

      畳とクッションフロアの特徴比較

      項目畳縁なし

      クッションフロア
      メリット・天然素材で柔らかく足腰に優しい
      ・い草の香りによるリラックス効果
      ・ダニやカビが発生しにくい
      ・水や汚れに強く掃除が簡単
      デメリット・水分をこぼすとシミになりやすい
      ・ダニが繁殖しやすい
      ・日焼けによる変色が起こる
      ・熱に弱く、家電の熱で変色の恐れ
      ・家具の跡が残りやすい
      耐久性定期的な表替え・裏返しが必要(5〜10年ごと)約10年程度(使用環境により変動)
      デザイン性和風デザインが中心木目調、石目調、タイル調など多彩

      このように、畳は和室らしい雰囲気や快適な座り心地を持つ一方で、メンテナンスの手間がかかります。クッションフロアは掃除や手入れが簡単で、水や汚れにも強いため、ペットや小さな子供がいる家庭にも向いています。

      クッションフロアの種類と選び方

      クッションフロアには、主に住宅用と店舗用の2種類があります。住宅用は厚みが2〜3mm程度で柔らかさがあり、素足でも心地よく歩けるのが特徴です。一方、店舗用は耐久性を高めた仕様で、厚みは1.8〜2.3mm程度とやや硬く、傷や摩耗に強く作られています。和室のリフォームには、住宅用のクッションフロアが一般的ですが、ペットの爪や家具移動による傷が気になる場合は、店舗用を選ぶのもおすすめです。

      工期の目安

      畳からクッションフロアへの張り替えは、比較的短期間で施工が可能です。6畳程度の広さであれば、家具移動を含めても通常は1日で完了します。ただし、大型家具やタンスなどの移動が必要な場合は、作業時間が半日程度延びることがあります。工期が短い分、生活への影響も少なく、週末や休暇中にまとめて工事を行うことも可能です。

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      畳からクッションフロアにするリフォームの費用と内訳

      和室の畳をクッションフロアに張り替えるリフォームは、見た目を現代的に変えるだけでなく、掃除のしやすさや耐水性といった機能面を大きく向上させます。しかし、単純にクッションフロアを敷くだけではなく、施工前には必ず下地処理が必要となります。

      下地処理の必要性と費用

      畳は厚みがあり、そのままではクッションフロアを平らに施工することができません。そのため、まず畳をすべて撤去し、床面を水平に整える下地処理を行います。具体的には、畳を外した後に根太の高さ調整や合板(床板)の設置を行い、クッションフロアを貼れる状態に仕上げます。この下地処理の工程が、リフォームの品質と耐久性を左右します。

      畳撤去+下地処理(床板張り)費用約60,000円〜300,000円(4畳半〜20畳の場合)

      ※床の状態や築年数によっては、腐食部分の補修や断熱材の追加など、追加費用が発生することがあります。

      畳からクッションフロアへの張替え費用例(4畳半〜20畳)

      下地処理を終えた後、クッションフロアを施工します。クッションフロアは比較的安価な床材で、柄や色の選択肢も豊富です。以下は、施工面積別の参考費用です。

      部屋の広さ面積(㎡)費用目安
      4畳半約8㎡約28,000円〜25,600円
      6畳約10㎡約26,000円〜32,000円
      8畳約14.5㎡約37,700円〜46,400円
      10畳約18㎡約46,800円〜57,600円
      12畳約22㎡約57,200円〜70,400円
      15畳約27㎡約70,200円〜86,400円
      20畳約36㎡約93,600円〜115,200円

      ※上記はクッションフロア本体+施工費用の目安であり、下地処理費用は含まれていません。

      家具移動にかかる費用と注意点

      施工前には、部屋内の家具をすべて移動させる必要があります。テレビラックや収納棚、ソファー、机など、大型家具がある場合は特に注意が必要です。自力での移動も可能ですが、重量物の移動は壁や建具を傷つけるリスクがあり、思わぬ修理費用が発生することもあります。

      そのため、特に大きくて重い家具や家電は、無理に動かさず、あらかじめ施工業者に移動作業を依頼するのがおすすめです。

      家具移動費用約20,000円〜30,000円

      業者に依頼すれば、家具を安全に移動させたうえで施工後に元の位置へ戻してくれるため、余計なトラブルを防ぐことができます。

      栗林暁監修者のコメント
      畳からクッションフロアへのリフォームは、下地処理費用(約60,000円〜300,000円)に加えて、クッションフロアの施工費用(4畳半で約28,000円〜、20畳で約115,000円程度)がかかります。家具移動が必要な場合は、さらに20,000円〜30,000円程度を見込んでおくと安心です。

      短期間で施工でき、費用も比較的抑えやすい工事ですが、下地処理を丁寧に行うことで仕上がりや耐久性が格段に向上します。長く快適に使える床にするためには、安さだけでなく施工品質にも注目して業者を選びましょう。
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      畳からクッションフロアへの張替えをDIYで行う場合の費用と注意点

      DIYする女性

      「和室の畳をクッションフロアに張り替えて、もっと掃除しやすい床にしたい」「プロに頼むよりも安く、自分で挑戦してみたい」という方は少なくありません。DIYであれば人件費がかからない分、コストを大きく抑えることが可能ですが、材料費や道具代は必ずかかります。また、プロ施工に比べて時間や労力がかかること、仕上がりの精度に差が出やすいことも理解しておく必要があります。

      ここでは、畳を剥がして既存の板張りの上からクッションフロアを敷く場合を想定し、必要な道具や材料費、総額の目安、そしてプロ施工との費用差について詳しく解説します。

      DIYに必要な道具と費用

      クッションフロアの施工には、専用の道具が必要です。カッターやローラー、スキージー(押さえヘラ)、メジャー、接着剤などが代表的ですが、これらを個別にそろえるよりも、ネット通販やホームセンターで販売されている「施工道具セット」を購入する方がコスパが良くなります。

      クッションフロアの施工道5点セット

      価格:約6,000円

      セットを使えば道具選びの手間が省け、届いたその日から作業を始められます。

      クッションフロアの床材費用

      床材はホームセンターや通販サイトで購入可能です。柄や厚み、メーカーによって価格は変動しますが、以下は一般的な価格帯の目安です。

      部屋の広さ面積(㎡)クッションフロア床材費用(目安)
      4畳半約8㎡約4,000円〜5,600円
      6畳約10㎡約5,000円〜7,000円
      8畳約15㎡約6,000円〜10,000円
      10畳約18㎡約7,000円〜13,000円
      12畳約22㎡約8,000円〜16,000円
      15畳約27㎡約13,500円〜18,900円
      20畳約36㎡約18,000円〜25,200円

      ※柄物や高耐久タイプを選ぶと、1〜2割ほど高くなる場合があります。

      DIYでの総額費用目安

      道具代(約6,000円)に床材費用を加えると、以下のような費用感になります。

      最小規模(4畳半):約10,000円前後
      最大規模(20畳):約31,200円前後

      つまり、施工道具+クッションフロア床材=約10,000円〜31,200円 がDIYでの総額目安です。

      プロ施工との費用比較

      プロに依頼した場合の費用と比較すると、DIYのコスト削減効果が分かります。

      部屋の広さDIY費用プロ施工費用差額
      4畳半約10,000円約20,800円約10,800円お得
      20畳約31,200円約115,200円約84,000円お得

      小規模の部屋では差額が1万円程度ですが、広くなるほど節約額は大きくなり、20畳規模では8万円以上の差になることもあります。

      畳からクッションフロアへのDIYリフォームは、小規模なら1万円前後、大規模でも3万円台で施工可能です。特に広い部屋ほどプロ施工との差額が大きく、節約効果は絶大。ただし、仕上がりの美しさや耐久性を求めるなら、経験や技術が必要になります。

      短期間で見た目を変えたい、コストを抑えたい場合はDIY、長期間使うリビングや来客の多い部屋はプロ施工、と使い分けるのがおすすめです。

      畳をクッションフロアにするリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

      業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

      特化した専門業者

      リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。

      一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。

      以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。

       特徴中間マージン発生率
      メーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
      ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ
      家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
      ホームセンター一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり約1割〜4割コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ
      建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
      工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
      リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
      大工・内装業者(特化した専門業者大工・内装をメインに工事をしているので安心で安価。0%(直接依頼)地元の業者・個人業者など

      比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です

      リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法

      実績が豊富

      実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

      アフターサービス

      アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

      瑕疵保険加入会社

      瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

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      畳からクッションフロアにするリフォームを激安・格安でするには?

      激安・格安

      畳からクッションフロアにするリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      畳からクッションフロアにするリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      畳からクッションフロアにするリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で畳からクッションフロアにするリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      参考:和室のリフォームする費用と価格の相場は?






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