窓の雨戸・シャッターのリフォームの費用と価格の相場は？

窓の雨戸・シャッターのリフォームの費用の相場

材料費用＋施工費用＝
30,000円〜400,000円/箇所

窓のシャッターのリフォームの費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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雨戸や窓用シャッターのリフォームの費用以外にも知っておきたい基礎知識

雨戸や窓用シャッターのリフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。

雨戸・窓のシャッターとは？

雨戸・窓のシャッターとは、窓の外側に単板を設置した物となり、木製、金属製があり防犯対策や災害対策をします。

価格面では、「木製→スチール製→アルミ製→ステンレス製」の順に高くなる傾向にあります。

【雨戸と窓用シャッターの違い】

メリット

雨戸・シャッターのメリットは、台風での強風の際に小石などが飛来してきてもガラスが割れるといった被害がないです。

防犯面では、2重ロック状態となり空き巣被害や泥棒の抑止力にも繋がります。

機能面は、特に金属製タイプの場合は、防音性、断熱性に優れているので室内空間が快適となり、エアコンの電気使用量の省エネになります。

デメリット

雨戸・シャッターのデメリットは、開閉が手間で腕に負担がかかり、閉めっぱなしになる事もあります。そうする事で採光の遮断、空気の循環ができなくなり、湿気が溜まり、カビの発生の原因にもなります。

対策として、自動タイプのシャッターや閉めた状態でも空気や光を取り入れる事ができるルーバータイプをおすすめします。

メンテナンス面は、10年1度を目安に塗装の塗り替えを行わないとサビや穴が空くといった症状が発生し、その際のメンテナンスコストがかかります。

【窓用シャッターの電動or手動の比較】

手動と電動では、機能面や価格面で大きく異なります。

上記を踏まえ自分にあったシャッターを選ぶようにしましょう。

雨戸・窓用シャッターの種類

種類	特徴	電動
引き戸タイプ(雨戸)	雨戸で一般的に使用されているタイプで2〜3枚の雨戸パネルで開閉します。素材は、木製や金属製があります。単板引き戸や横引き戸、引き違い戸と呼ばれています。	不可
ルーバータイプ(雨戸)	雨戸パネルの内部が羽板となっており、角度を調整する事で採光や風を取り入れる事ができます。通風雨戸やルーバー雨戸、エコ雨戸と呼ばれています。	不可
折れ戸タイプ(雨戸)	折戸式になっているタイプで戸の部分はルーバーになっているものが多いです。日本では、マンションの玄関での使用率が高いです。アコーディオンタイプとも呼ばれています。	不可
クローズタイプ(シャッター)	最も使用されているタイプで、光、風が全く取り入れる事ができない、防犯性に優れたシャッターとなります。スクリーンタイプとも呼ばれています。	可
ブラインドタイプ(シャッター)	雨戸のルーバータイプ同様にスラットが羽板となっており、光や風を取り入れやすくなっています。	可
スリットタイプ(シャッター)	スラット部分が開閉できるスリット状態となっているので目隠しにもなり、程良い採光も取り入れる事ができます。スラットタイプとも呼ばれています。	可

※上記の商品は雨戸(不二サッシ)、シャッター(YKKAP)となります。

窓の雨戸・シャッターのリフォームの費用と内訳

雨戸・窓用シャッターのリフォームの費用は、約3〜40万円が相場となります。

以下で各リフォーム費用と共に内訳をご紹介します。

雨戸・窓用シャッターの「取り付け・後付け」の費用相場

●雨戸の後付け

雨戸の後付けは、外壁に下地工事で穴を空け支柱を打ち付け雨戸本体を取り付け完了します。

費用相場が本体価格込みで1箇所あたり約50,000円〜270,000円が相場となります。

●シャッターの後付け

窓用シャッターの後付けも雨戸同様の施工の流れとなり、手動シャッターの場合、本体価格込みで1箇所あたり約170,000円〜300,000円、電動シャッターは、約200,000円〜400,000円が相場となります。

雨戸・窓用シャッターの「交換・修理」の費用相場

雨戸やシャッターの交換では、本体に凹みや歪みがあり開閉しづらい場合は、「修理＝交換」となります。

●雨戸の交換

雨戸の交換は、既存雨戸を撤去してから雨戸を取り付け完了となります。

費用相場が本体価格込みで1枚あたり約30,000円〜80,000円、ルーバー型引き違いタイプは、約40,000円〜90,000円が相場となります。

●シャッターの交換

窓用シャッターの交換も雨戸同様の施工の流れとなり、手動シャッターは、本体価格込みで1箇所あたり約80,000円〜150,000円、電動シャッターは、約100,000円〜300,000円が相場となります。

●雨戸をシャッターに交換する

施工方法は、2種類あり、「既存雨戸を撤去して設置」「既存雨戸を撤去しないで設置」があります。

撤去して設置する場合は、約100,000円〜160,000円となります。

※上記はYKKAPの商品の「マドリモ シャッター・雨戸」となります。

撤去しない場合は、約80,000円〜130,000円が相場となります。

●既存の手動シャッターを電動化に交換する

既存の手動シャッターを電動化にするには、電動タイプの巻取りシャフトへ交換します。1箇所あたり約150,000円〜200,000円が相場となります。

【雨戸の動きが悪い場合】

雨戸は、横スライドして開閉します。ある日を境に動きが悪くなる事があります。原因は、2点となります。

・レールにゴミが詰まっている
・雨戸の戸車が外れている

レールにゴミが溜まりやすく、引きずった状態で開閉していると戸車に絡みつき動きが悪くなる事があります。

戸袋部分で雨戸を取外し、掃除をする事で解消されます。掃除後は、レールと戸車に潤滑スプレー(556)などを吹きかけて仕上げましょう。

また、取り外した際に戸車が歪んでいたり、外れている場合は、修理が必要となり約8,000円前後の費用がかかります。

雨戸・窓用シャッターの「塗装メンテナンス」の費用相場

塗装メンテナンスは、雨戸の塗装の劣化で塗膜が剥がれた場合にする塗り替えのリフォームとなります。

また、日頃から雨風に晒されている雨戸やシャッターは、劣化の進行と共に塗膜が剥がれ落ち、サビが発生します。

塗装をする事でそれらの抑止力になり、寿命も伸ばす事ができるので10年を目安に定期的にするのをおすすめします。

●塗装メンテナンス

塗装メンテナンスは、本体の下地処理でペーパーで丁寧に研磨してからの塗装の塗り替えとなります。費用相場が1枚あたり約2,000円〜5,000円が相場となります。

【DIYでする場合の注意点】

雨戸の素材は、アルミ製・木製・スチール製とありますが、アルミ製は、下地処理をしても塗料がのりにくく、スグに剥がれる可能性が高いので注意が必要です。

DIYで塗装する場合は、以下の手順で行えます。

・古い塗料をペーパーで削る
・チョーキング処理
・雨戸枠にマスキングで養生する
・塗装で仕上げる

まずは、下地処理に古い塗料を紙ヤスリ(#100)で綺麗に削り落とし、「うすめ液」を布に浸し汚れが付かなくなるまで拭き上げます。後は、枠にマスキングを張って塗装すれば完了となります。

塗装での失敗は少ないのでDIYでチャレンジしてみても良いかもしれません。

雨戸の「解体と撤去・処分」の費用

雨戸の必要性が感じられなくなったり、劣化して危険な状態で解体したい場合、1箇所30,000円〜40,000円となります。この費用では、解体、撤去と処分、外壁の補修作業が含まれます。

また2箇所目からは安くなる傾向にあります。

雨戸パネルのみの撤去・処分は、1枚あたり5,000円〜6,000円が相場となります。

窓用シャッター・雨戸のリフォームの費用を安く抑えるポイント

費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの5つ「同型へ交換」「面格子にする」「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

同型・サイズへ交換

型を変える事で設置費用や本体価格が上がる傾向にあり、少しでも抑えたい場合は、同じ型・サイズを設置するようにしましょう。

例えば、雨戸→雨戸、シャッター→手動or電動

面格子にする

窓の「防犯面のみを強化したい」場合は、シャッターに比べ少し劣りますが、面格子がおすすめです。費用も5万前後ほど抑える事ができます。

窓用シャッターや雨戸の本体のみを購入

ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。

自社施工業者

手広くしている会社に依頼すると「下請け業者（自社施工業者）」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

DIYをする

自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

雨戸・窓用シャッターのリフォームの業者の選ぶポイントは？

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

雨戸・窓用シャッターのリフォームを激安・格安でするには？

雨戸・窓用シャッターのリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

雨戸・シャッターのリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

雨戸・シャッターのリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で雨戸・シャッターのリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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参考：窓のリフォームの費用と価格の相場は？