2階建てガレージ・車庫の増築リフォームの費用の相場

本体価格+施工費用=
1,650,000円〜6,450,000円
2階建てガレージ・車庫の増築リフォームの費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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2階建てガレージ・車庫の増築について

2階建てガレージ・車庫の増築は、車やバイクを守るだけでなく、住宅の利便性や資産価値を高めるリフォームのひとつです。特に都市部や限られた敷地での駐車スペース確保、さらには収納や趣味スペースの追加にもつながるため、多くの家庭で検討される人気の改装計画です。
そもそもガレージ・車庫とは、車やバイクを駐車するためのスペースを指し、屋根や壁で覆われた構造が特徴です。特にビルトインガレージは建物の1階部分や地下部分に設置され、家と一体化しているため、雨天時や悪天候時でも快適に乗り降りできる利点があります。
ガレージ・車庫のメリット
2階建てガレージ・車庫には数多くのメリットがあります。例えば、雨や雪の日でも車の乗り降りで濡れる心配がなく、紫外線による塗装や内装の劣化も防げます。夏場は直射日光による車内温度の上昇を防ぎ、冬場は冷え込みや霜を軽減できます。
また、シャッター付きの構造にすることで防犯性が大きく向上し、車上荒らしや盗難対策にも有効です。さらに、2階部分を趣味部屋や収納、書斎として活用できれば、駐車スペース以上の価値を生み出すことも可能です。
ガレージ・車庫のデメリット
一方で、デメリットも無視できません。例えばビルトインタイプの場合、1階部分を駐車場として使用するため居住スペースが減少します。また、車の重量や振動、騒音に耐えられるよう補強工事が必要になるため、費用が高額になるケースもあります。さらに、車の排気ガスがこもる可能性や、シャッターがない場合には死角が生まれ、防犯面に不安が残ることもあります。2階部分を活用する際も、重量や構造計算を事前に行わなければ、安全性が確保できません。
加えて、2階建てガレージ・車庫は法的・税制面での注意も必要です。まず、構造や面積によっては固定資産税の課税対象となり、三方向以上を壁で囲み、基礎が地面に固定され、屋根がある場合は「建物」とみなされます。さらに、敷地内に増築する際には「建ぺい率」の制限を確認しなければならず、(建築面積 ÷ 敷地面積)×100 の計算で上限を超えると建築許可が下りません。そして、ガレージの面積が10㎡を超える場合や、防火地域・準防火地域に該当する場合は自治体への確認申請が必要です。申請には専門的な図面や構造計算書の提出が求められるため、多くの場合はリフォーム会社や建築士に依頼し、約150,000円〜200,000円の費用が発生します。
【2階建てガレージ・車庫に関する法的・税制面の注意点】
項目 | 条件・内容 | 注意点・発生する費用 |
---|---|---|
固定資産税 | 以下3条件をすべて満たすと課税対象 ① 三方向以上を壁で囲む ② 基礎が地面に固定されている ③ 屋根がある | 課税対象となり、固定資産税が発生 |
建ぺい率の制限 | 計算式:(建築面積 ÷ 敷地面積)×100 | 上限を超えると建築許可が下りないため、事前確認が必須 |
確認申請 | 以下の場合に必要 ① 面積が10㎡を超える ② 防火地域または準防火地域に該当 | 専門的な図面や構造計算書が必要 リフォーム会社や建築士に依頼するケースが多く、費用は約150,000円〜200,000円 |
2階建てガレージ・車庫の増築は、駐車スペース確保にとどまらず、暮らし方や資産価値にも直結するリフォームです。しかし、構造上の安全性や法的制限、税制面の条件など、検討段階で確認すべきポイントが多いのも事実です。特に固定資産税や建ぺい率、確認申請の要否は、後から「思ったより費用がかかった」「計画が実行できなかった」という事態を避けるために、早い段階で専門家と相談することが重要です。デザイン性や機能性だけでなく、法令遵守と長期的な維持管理を見据えた計画こそが、満足度の高いガレージ増築につながります。
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2階建てガレージ・車庫の増築リフォームの費用と内訳

2階建てガレージ・車庫の増築リフォームは、車やバイクの駐車スペースを確保すると同時に、2階部分を有効活用できるため、限られた土地でも生活空間や収納スペースを広げられる人気の工事です。費用は工事方法や構造、使用する素材によって大きく変動します。ここでは代表的な3つの工事パターンとその費用内訳をご紹介します。
工事内容 | 工事概要 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|---|
1階車庫+2階部屋を新設 | 1階に車庫を新設し、その上に約6畳の部屋を増築 | 約4,710,000円〜6,450,000円 | ガレージ費用(敷地処理・シャッター・コンクリート敷き・諸経費)+2階部屋工事費用 |
既設駐車場・車庫の上に部屋を増築 | 既存ガレージの上に約6畳の部屋を新設 | 約2,310,000円〜3,300,000円 | 構造により費用変動(木造か鉄骨造か) |
車庫の上にプレハブを増築 | 既存ガレージの上に約6畳のプレハブ部屋を設置 | 約1,650,000円〜1,700,000円 | 比較的短工期・低コストだが、断熱性や耐久性は低め |
1階車庫・ガレージで2階が部屋の増築の費用
●総費用目安:約4,710,000円〜6,450,000円(車1台分ガレージ+6畳部屋)
※2台分やより広い部屋を希望する場合はさらに費用が増えます。
もっとも本格的な工事となるのが、1階部分を車庫やガレージとして新設し、その上に新たな居住スペース(部屋)を設けるタイプです。
1階部分のガレージ建設には 敷地整地、基礎工事、構造体の施工、シャッター設置、コンクリート土間敷き などが含まれ、費用の目安は 約2,400,000円〜3,150,000円 です。
2階部分は6畳ほどの部屋を想定した場合、約2,310,000円〜3,300,000円 かかります。この金額には断熱材や内装仕上げ、窓やドアの設置費用も含まれます。
既設駐車場・車庫の上に部屋を増築する費用
●総費用目安:約2,310,000円〜3,300,000円
すでに車庫や駐車場がある場合、その上に部屋を増築する方法もあります。基礎部分が完成しているため、1からガレージを造るより工事規模は小さくなりますが、耐荷重や構造補強が必要な場合も多く、その内容によって費用は変動します。
6畳ほどの部屋を増築する場合の相場は 約2,310,000円〜3,300,000円 です。構造が木造か鉄骨造かによって価格差が大きく、鉄骨造は強度面では優れますが工事費は高くなります。
車庫の上にプレハブを増築する費用
●総費用目安:約1,650,000円〜1,700,000円
最も手軽な方法として、既存の車庫の上にプレハブ構造の部屋を増設する工事があります。プレハブは工場で部材を生産し、現地で組み立てるため工期が短く、コストも抑えられます。
6畳程度の広さであれば、相場は 約1,650,000円〜1,700,000円 です。ただし、断熱性や気密性は在来工法に比べ劣るため、用途によっては追加の断熱施工が必要になる場合があります。
1階から新設する場合はデザインや耐久性に優れ、将来的な資産価値も高まりますが、初期投資は高額になります。一方で、既存ガレージを活用する場合やプレハブを設置する場合は費用を抑えられるものの、構造や快適性の面で制限がある場合があります。
また、いずれの工事でも建ぺい率・固定資産税・確認申請といった法的条件を事前に確認しなければ、計画が中止になるリスクもあるため注意が必要です。
理想的な仕上がりを得るためには、複数の施工会社から見積もりと提案を取り寄せ、コストと機能、そして将来の使い方まで見据えて計画を立てることが成功のポイントです。
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2階建てガレージの増築のリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのがベスト?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工業者(特化した専門業者) | 大工をメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
ガレージ・車庫の増築リフォームを激安・格安でするには?

ガレージ・車庫の増築リフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
ガレージ・車庫の増築リフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
ガレージ・車庫リフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でガレージ・車庫の増築リフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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参考:ガレージ・車庫の費用と価格の相場は?