リクシル(LIXIL)の玄関ドアの最新動向

リクシル(LIXIL)は、サッシ・水回り・外装・エクステリア設備を幅広く手がける住宅建材メーカーであり、その技術力を背景に「玄関ドア・玄関引戸」においても高品質で多機能な製品群を展開しています。特に近年は、断熱性や省エネ性、スマートロックなどの先進機能を備えた製品開発に注力しており、2025年にはフラグシップモデル「玄関ドアXE」の最新モデルが登場し、次世代型のエントランスとして注目を集めています。
住宅用玄関ドア・玄関引戸のグレード・シリーズと価格帯
ここでは主に「一般住宅用」を想定したリクシルの玄関製品を、ドア(開き戸)系/引戸系に分けて整理します。価格はあくまで目安で、仕様やオプションによって変動します。
① 玄関ドア(開き戸タイプ)
玄関ドアは住宅の顔ともいえる存在であり、デザイン性や断熱性、防犯性が重視されます。リクシルでは、スタンダードモデルから高級モデルまで幅広いシリーズを展開しています。
シリーズ名 | 位置づけ・特徴 | 主な機能・仕様 | 価格帯の目安 |
---|---|---|---|
![]() 玄関ドアXE | フラグシップモデル | 自動開閉、顔認証ロック、シームレスデザイン | 約94万円~129万円 |
![]() グランデル2 | 高断熱仕様のハイグレードモデル | 省エネ性能重視、美しい意匠性 | 約27万円~ |
![]() ジエスタ2 | 豊富なデザインラインナップ | 採風仕様、断熱仕様あり | 約19万円~ |
![]() プレナスX | スタンダード~中価格帯 | アルミ構造に木目意匠 | 約30万円~ |
![]() リシェント玄関ドア3(リフォーム用) | カバー工法で施工可能 | スマートロック搭載可能、断熱仕様あり | 約30万円~(工事込み例あり) |
![]() クリエラR | ローコストモデル | 2ロック仕様、シンプルデザイン | 約4万~8万円 |
② 玄関引戸(スライドタイプ)
玄関引戸は開口幅を有効活用でき、和風住宅やバリアフリーに適しています。リクシルでは断熱仕様を中心に、デザイン性豊かなシリーズを展開しています。
シリーズ名 | 位置づけ・特徴 | 主な機能・仕様 | 価格帯の目安 |
---|---|---|---|
![]() エルムーブ2 防火戸 | 引戸タイプで防火仕様 | スムーズな開閉、防火性能 | 約35万円~ |
![]() K3シリーズ | 高断熱仕様引戸 | 気密性・断熱性に優れる | 約35万円~ |
![]() PGシリーズ | 標準~中価格帯 | デザインバリエーション豊富 | 約30万円~ |
![]() K6シリーズ | 機能性重視 | リバウンド抑制機構など安全設計 | 約30万円~ |
![]() 菩提樹 | 和風意匠モデル | 格子デザインを生かした伝統的な引戸 | 約41万円~ |
断熱性・気密性
寒冷地や省エネ住宅では断熱仕様が必須。熱貫流率の低いモデルを選ぶことで光熱費削減にもつながります。
防犯性
2ロックや多点ロック、ピッキング対策仕様が基本装備。スマートロックを導入すれば利便性と防犯性がさらに高まります。
採風・通風機能
ジエスタ2など一部モデルには「採風」タイプがあり、換気性も兼ね備えています。
スマート化
最新の「玄関ドアXE」では顔認証や自動開閉機能など、次世代型のエントリーシステムが導入されています。
リフォーム対応
リシェント玄関ドアシリーズは既存の枠を残して施工できるカバー工法に対応しており、短工期で交換可能です。
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リクシルの玄関ドア交換の費用相場・リフォーム事例
玄関ドアの交換やリフォームにかかる費用は、選ぶドアの種類や性能、そして施工内容によって大きく異なります。リクシル製の玄関ドアは、断熱性や防犯性、スマートキー機能など、住まいに合わせた多彩なオプションを選べるため、費用帯も幅広く設定されています。一般的には40万円~70万円前後が主なレンジとされ、スタンダードな仕様から高性能モデルまで多様な選択肢があります。
ドアの種類 | 特徴 | 工事込みの費用相場 |
---|---|---|
非断熱アルミドア | 最もシンプルな仕様で断熱性は低いがコストを抑えられる | 32万~44万円程度 |
断熱ドア | 断熱性能を備え、快適性を高められる | 42万~57万円程度 |
断熱+通風仕様 | 採風機能を備え、夏場の換気に強みを発揮 | 49万~67万円程度 |
スマートキー搭載仕様 | カードキーやスマホ操作に対応した利便性重視モデル | 55万~73万円程度 |
このように、玄関ドアは「基本機能+追加オプション」の組み合わせで価格が変動します。たとえば断熱仕様にスマートキーを追加すれば費用は上がりますが、その分快適性と利便性は格段に向上します。
玄関ドアのリフォームの費用は?各種扉(開き戸・引き戸)の相場や補助金、交換でどこに頼むか、ホームセンターは安いかもご紹介
リクシルの参考価格と割引率
カタログや公式サイトに記載されているリクシルの玄関ドアの価格は、あくまでもメーカー希望価格(定価)です。実際にエクステリア業者やリフォーム会社、工務店を通して購入・設置する場合、掛け率と呼ばれる仕入れ割引が適用されるため、提示価格よりも安くなるケースがほとんどです。
一般的にリクシルの掛け率は 40%~60% が相場とされ、最大割引率もこの範囲で推移します。例えば定価100万円のドアであれば、40%の掛け率なら40万円、50%なら50万円、60%なら60万円が実際の仕入れ値となります。
メーカー定価 | 掛け率40% | 掛け率50% | 掛け率60% |
---|---|---|---|
1,000,000円 | 400,000円 | 500,000円 | 600,000円 |
このように、同じ商品でも依頼する業者や交渉次第で費用が大きく変わるため、複数社に見積もりを取ることが推奨されます。
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リクシルの玄関ドアの口コミと人気ランキング
リクシルの玄関ドアは、デザインの豊富さや断熱性能、スマートキーなどの機能性で高い評価を受けています。一方で「価格が少し高め」という声も見られます。ここでは実際にリクシルの玄関ドアを設置した方のリアルな口コミをまとめました。
「家の外観に合うデザインを探していたのですが、リクシルは木目調やモダンなデザインが多くて選びやすかったです。断熱仕様にしたら冬の玄関の冷え込みがかなり改善されました。玄関ドアだけでここまで違うのかと驚きました。」
「築25年の玄関を交換しました。既存枠のまま工事できるリシェントを選んだので、1日で工事が終わり、手間もほとんどかかりませんでした。スマートキーも便利で、荷物が多いときに鍵を取り出さなくていいのは助かります。」
「断熱性の高いドアを選びました。冷暖房効率が上がったのか、光熱費も少し下がった気がします。デザインも重厚感があり、高級感が出ました。ただ、価格は安くはなかったので補助金を使えたのは大きかったです。」
「シンプルなアルミドアを選びました。値段が手ごろで交換しやすかったですが、断熱性は高くないので冬は寒さを感じます。寒冷地に住んでいる方は、もう少し断熱性能のあるモデルをおすすめします。」
【口コミから見える評価ポイント】
評価ポイント | 良い口コミ | 改善希望の声 |
---|---|---|
デザイン性 | 外観に合わせやすい、木目調やモダンデザインが豊富 | 種類が多すぎて迷う |
断熱性能 | 冬の冷え込みが改善、光熱費が下がった | 低価格モデルは断熱が弱い |
スマート機能 | スマホやカードキーが便利、リモコン操作が楽 | 高機能モデルは価格が高い |
工事・施工 | リシェントなら1日で完了、施工品質が高い | 専属施工は安心だが費用はやや高め |
価格 | 補助金を使えばお得に導入できる | 定価が高く感じる |
総じて「デザイン・性能・安心感」で高評価ですが、「価格の高さ」と「モデル選びの難しさ」が課題として挙げられています。
リクシル玄関ドアの口コミ人気ランキング
口コミ評価や導入件数、使いやすさなどを総合的に見たときの人気ランキングは以下のとおりです。
順位 | シリーズ名 | 特徴 | 口コミでの評価ポイント |
---|---|---|---|
1位 ジエスタ2 | 豊富なデザイン・断熱性能・採風機能を兼ね備えた万能モデル | デザインの選びやすさ、断熱性の高さ、価格バランスが好評 | 「外観に合うデザインが豊富」「断熱仕様で冬の寒さが改善」「価格と性能のバランスが良い」 |
2位 リシェント玄関ドア3 | リフォーム向けカバー工法で1日施工が可能 | 工事が早い、スマートキーが便利、補助金対応もしやすい | 「1日で工事が完了」「補助金で費用が抑えられた」「スマートキーで荷物が多い時に便利」 |
3位 グランデル2 | 高断熱性能・重厚なデザインで高級感のあるモデル | 断熱性で冬が快適になった、光熱費が下がったという声多数 | 「冬場の冷え込みが減った」「暖房効率が上がり光熱費が下がった」「重厚感のあるデザインで高級感がある」 |
4位 玄関ドアXE | 自動開閉・顔認証など次世代機能を搭載した最新モデル | ハイテク機能への満足度が高いが、価格の高さがネック | 「顔認証や自動開閉が便利」「来客対応がスマートになった」「価格は高めだが未来感がある」 |
5位 クリエラR | シンプルでリーズナブルなアルミドア | 手ごろな価格で交換しやすいが、寒冷地には不向きという声も | 「価格が安くて助かる」「シンプルで扱いやすい」「断熱性が弱く寒冷地では不向き」 |
選びやすさと価格・性能のバランスが圧倒的に支持されており、口コミでも満足度が高いモデルです。
●2位の「リシェント玄関ドア3」 は、リフォーム向けに最適という声が多く、施工の手軽さと費用感で人気を集めています。
●3位「グランデル2」 は寒冷地や省エネ志向の世帯から高評価を得ており、光熱費の改善効果を実感した口コミが目立ちます。
・最新技術を求める人には「玄関ドアXE」 が人気ですが、価格面で導入のハードルがやや高い傾向があります。
・低価格で交換したい人には「クリエラR」 が選ばれており、リフォーム初心者に向いています。
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リクシルの玄関ドア交換はどこに頼むべきか?
玄関ドアの設置を依頼する際には、主に「リクシル専属の施工社員」に頼む場合と、「サッシ業者やリフォーム業者」に頼む場合の二つの選択肢があります。どちらにもメリットとデメリットがあり、費用だけでなく安心感や保証の有無を考慮して選ぶことが重要です。
依頼先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
リクシル専属社員 | 設置不良が少なく安心、メーカー保証あり | 費用が高め |
サッシ業者・リフォーム会社 | 費用を抑えやすい、地域密着で柔軟な対応 | メーカー保証が効かない場合がある |
リクシル専属社員に依頼する場合
メーカー直轄の専門スタッフが設置を行うため、施工品質が安定しており設置不良の心配が少ない点が最大のメリットです。また、施工後に不具合があった場合でもメーカー保証がしっかりと適用されるため、安心感が高い選択肢です。ただし、費用はサッシ業者に依頼する場合に比べるとやや高額になりやすい傾向があります。
サッシ業者やリフォーム業者に依頼する場合
地域のサッシ業者や工務店に依頼すると、費用が比較的安く済むケースが多いのが特徴です。しかしながら、施工に不具合があった場合にはメーカー保証が効かないことがあり、トラブル時の対応が依頼先業者次第となる点には注意が必要です。
補助金や助成制度を活用するとお得に
玄関ドアの交換やリフォームは、省エネ性能の向上やバリアフリー改修につながるため、自治体や国の補助金制度の対象となる場合があります。特に断熱性能の高い玄関ドアや、採風機能付きモデルを導入するケースでは、エコリフォームや省エネ補助事業の対象となる可能性があります。
制度ごとに条件や補助額は異なるため、施工前に必ず最新の補助金情報を確認しておくことが大切です。
補助金を活用した場合の費用シミュレーション
玄関ドアの交換やリフォームでは、断熱性能を高める工事やバリアフリー対応が対象となる補助金制度を利用できることがあります。ここでは、代表的な工事内容ごとに「補助金を利用しない場合」と「補助金を利用した場合」の費用目安をシミュレーションしてみます。
工事内容 | 通常の工事費用相場 | 想定補助金額 | 補助金利用後の実質負担額 |
---|---|---|---|
非断熱アルミドア交換 | 32万~44万円 | 対象外が多い | 32万~44万円 |
断熱ドア交換 | 42万~57万円 | 約5万~10万円 | 37万~52万円 |
断熱+通風仕様 | 49万~67万円 | 約8万~15万円 | 41万~59万円 |
スマートキー搭載断熱ドア | 55万~73万円 | 約10万~20万円 | 45万~63万円 |
※補助金額は国の省エネ事業や自治体の助成金の例を参考にした目安です。実際には地域・年度・制度内容によって変動します。
・断熱ドアや断熱+通風仕様は省エネ性能の向上に直結するため、補助金の対象となりやすいです。
・スマートキー搭載モデルも、断熱性能を兼ね備えていれば補助対象になるケースがあります。
補助金を適用することで、10万円前後の費用削減が期待でき、結果的にワンランク上のモデルを導入しやすくなります。
補助金を活用する場合のポイント:一括見積もりサイトの活用
玄関ドアのリフォームで補助金を利用するには、対象となる工事を行える業者を見つけることが第一歩です。しかし、補助金制度は国・自治体ごとに条件や予算枠が異なり、一般の方が自分で調べて適用できるかを判断するのは難しいのが実情です。
そこで便利なのが 一括見積もりサイトの活用 です。複数のリフォーム会社や工務店に一度に見積もりを依頼できるため、「補助金が使えるプランはどれか」「どの業者が申請に対応してくれるのか」をスムーズに比較できます。特に断熱性能を備えたリクシルの玄関ドアを選ぶ場合、補助金対象となるケースが多いため、こうしたサービスを利用することで賢く費用を抑えることができます。
ただし、補助金制度には 予算枠と申請できる人数に限り があります。人気の高い制度ほど、年度途中で早期終了してしまうケースも少なくありません。そのため、補助金を活用してお得に玄関ドアリフォームを実現したい方は、早めに情報収集と見積もり依頼を行うことが大切です。
一括見積もりを利用すれば、数分で申し込みが完了し、複数社の見積もりを比較しながら補助金対応の有無を確認できます。「あとから申請しよう」と思っているうちに締め切られてしまう可能性もあるため、今のうちに動いておくことが後悔しない秘訣 といえるでしょう。
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リクシルの玄関ドア交換を激安・格安でするには?

リクシルの玄関ドア交換を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
リクシルの玄関ドア交換を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
リクシルの玄関ドアのリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でリクシルの洗面台のリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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玄関リフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:玄関リフォームの費用と価格の相場は?