和室の壁のリフォームの費用の相場

材料費用+施工費用=
6,000円〜13,000円/畳
和室の壁をリフォームする費用の相場ですが、和室の壁の塗り替えにはタイプがあり「砂壁」「土壁」「漆喰・珪藻土」「聚楽壁」「壁紙・クロス」の4つの種類があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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和室の壁のリフォームについて

和室の壁リフォームを検討する際には、まず壁の種類や特徴を理解しておくことが大切です。和室の壁には、大きく分けて「砂壁」「土壁」「漆喰・珪藻土・聚楽壁」「壁紙・クロス」の4種類があり、それぞれに独自のメリットとデメリットがあります。
和室の壁の種類と特徴
壁の種類 | 主な特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
![]() 砂壁 | 砂を糊で固めた伝統的な壁材 | 湿気を吸収し消臭効果がある、防火性が高い、自然素材でアレルギー対策に有効 | 劣化で砂が落ちやすい、擦れに弱い |
![]() 土壁 | 土を塗り重ねて仕上げる昔ながらの工法 | ホルムアルデヒド吸着効果、調湿性能に優れる、空気がこもりにくい | 時間とともにひび割れが生じやすい |
![]() 漆喰・珪藻土・聚楽壁 | 石灰や珪藻土を主成分とする自然素材壁 | 夏は涼しく冬は結露防止、消臭効果、耐火性、アレルギー症状緩和効果 | 砂壁同様、劣化で粉落ちやすく、傷に弱い |
![]() 壁紙・クロス | ビニールや紙、織物などで仕上げる現代的な壁材 | 防水・防汚性が高く、消臭・防カビ機能付きも多い、価格が比較的安い | 糊の成分にホルムアルデヒドを含む場合があり、アレルギー持ちには不向きな場合がある |
砂壁
砂壁は、湿気を吸収し消臭効果を持つため、特に湿気が多い地域での使用に向いています。また、防火性にも優れ、シックハウス症候群のアレルギー対策としても有効です。しかし、砂壁は時間が経つにつれて劣化し、ボロボロと砂が落ちたり、擦れるだけで傷がつくことがあります。メンテナンスが必要となる点を考慮して選びましょう。
土壁
土壁も湿度調整に優れ、ホルムアルデヒドを吸収する特性を持ちます。土壁は調湿効果が高いため、空気の入れ替えが少なくても快適な空間を保つことができます。しかし、劣化するとひび割れが生じやすく、長期間の使用には注意が必要です。
漆喰・珪藻土・聚楽壁
これらの自然素材も、湿気を吸い取る効果があり、夏は涼しく、冬は結露対策として機能します。特に、火に強く、消臭効果も高いため、シックハウス症候群のアレルギー対策にも有効です。ただし、砂壁と同じく、劣化すると表面がボロボロと剥がれ、傷がつきやすくなることがあります。そのため、メンテナンスをしっかり行うことが重要です。
壁紙・クロス
壁紙やクロスの最大の利点は、ビニール素材であるため水や油汚れに強い点です。消臭効果や防カビ、抗菌作用があり、汚れを気にせず使えることが魅力です。また、価格が比較的安価で手に入るため、コストパフォーマンスに優れています。デメリットとしては、糊にホルムアルデヒドが含まれている場合があり、シックハウス症候群の方には注意が必要です。しかし、近年ではシックハウス症候群に配慮した糊も使われており、業者に確認することが推奨されます。
和室の壁材選びのポイント
和室の壁をリフォームする際には、素材の選択だけでなく、機能性にも注目することが重要です。特にシックハウス症候群やアレルギーが気になる方には、自然素材の砂壁や漆喰・珪藻土が向いています。最近では、シックハウス症候群対策用の糊が使用された壁紙もありますが、リフォーム前に業者と確認することをお勧めします。
和室の壁の色選び
伝統的な和室では、土壁や木材が多く使用されており、部屋が暗く感じられることもあります。しかし、近年では和室の壁の色にも多様性が出てきました。例えば、白やアイボリー、ベージュ、ライトグリーン、ライトブルーなどの色合いが人気です。ライト系の色は清潔感や広がりを感じさせ、灰色がかったベージュは木材の家具と調和しやすくなります。壁材選びにおいて、色のトーンも非常に重要な要素となります。
DIYでの和室壁リフォーム
和室の壁のリフォームはDIYでも可能ですが、注意点がいくつかあります。特に砂壁や漆喰・珪藻土を使用する場合、凹凸なく平らに塗るのは非常に難しく、専門的な技術が求められます。もしDIYを試みる場合は、見た目にこだわりがなく、体力に自信がある方に向いています。施工ミスが気になる場合は、プロに依頼する方が安全です。
表にまとめた和室壁材の特徴
このように、和室の壁リフォームには素材ごとのメリットとデメリットがあるため、目的に応じた選択が重要です。リフォームをする際には、必要な機能性や見た目のバランスを考慮し、適切な素材を選ぶことをお勧めします。
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和室の壁を塗り替えや張り替えするリフォームの費用と内訳

和室の壁リフォームにおいて、費用は使用する素材や施工方法によって異なります。以下では、和室の壁の塗り替えや張り替えにかかる費用を、各素材ごとに詳しく説明します。これにより、リフォームを検討している方々がより明確に予算を立てることができるようになります。
内容 | 費用相場(畳・㎡) |
---|---|
砂壁の塗り替え | 約6,000円〜10,000円/畳 |
土壁の塗り替え | 約6,000円〜10,000円/畳 |
漆喰・珪藻土・聚楽壁の塗り替え | 約7,000円〜13,000円/畳 |
壁紙・クロスの張り替え(下地ボード施工含む) | 約12,000円〜18,000円/㎡ |
和室の砂壁の塗り替えの費用
砂壁は、湿気を吸収する特性を持ち、消臭や防火性能にも優れています。しかし、時間が経つにつれて劣化しやすいという点がデメリットです。砂壁のリフォーム費用は、畳単位で計算されることが多く、一般的に材料費用と施工費用を合わせて、約6,000円〜10,000円/畳となっています。
畳数 | 材料+施工費用相場 |
---|---|
4.5畳 | 約27,000〜45,000円 |
6畳 | 約36,000〜60,000円 |
8畳 | 約48,000〜80,000円 |
10畳 | 約60,000〜100,000円 |
12畳 | 約72,000〜120,000円 |
15畳 | 約90,000〜150,000円 |
20畳 | 約120,000〜200,000円 |
和室の土壁の塗り替えの費用
土壁も湿度調整に優れ、ホルムアルデヒドを吸収する効果があります。土壁のリフォーム費用は、砂壁と同じく畳単位で計算され、費用の相場は約6,000円〜10,000円/畳です。
畳数 | 材料+施工費用相場 |
---|---|
4.5畳 | 約27,000〜45,000円 |
6畳 | 約36,000〜60,000円 |
8畳 | 約48,000〜80,000円 |
10畳 | 約60,000〜100,000円 |
12畳 | 約72,000〜120,000円 |
15畳 | 約90,000〜150,000円 |
20畳 | 約120,000〜200,000円 |
和室の漆喰・珪藻土・聚楽壁の塗り替えの費用
漆喰や珪藻土、聚楽壁は、湿気を吸収し、結露防止や消臭効果を発揮します。これらの素材はシックハウス症候群にも配慮されており、アレルギー対策にも有効です。しかし、これらの素材は他の素材よりも高額になるため、リフォーム費用は比較的高めで、相場は約7,000円〜13,000円/畳となっています。
畳数 | 材料+施工費用相場 |
---|---|
4.5畳 | 約31,500〜58,500円 |
6畳 | 約42,000〜78,000円 |
8畳 | 約56,000〜104,000円 |
10畳 | 約70,000〜130,000円 |
12畳 | 約84,000〜156,000円 |
15畳 | 約105,000〜195,000円 |
20畳 | 約140,000〜260,000円 |
和室の壁紙・クロスの張り替えの費用
和室の壁紙・クロスを張る場合は、まず下地にボードを貼り、その上に壁紙を貼る施工方法が一般的です。壁紙・クロスのリフォーム費用は、材料費用と施工費用を含めて、約3,000円〜5,000円/㎡の相場となります。
畳数 | 費用の目安 |
---|---|
4.5畳 | 約65,700円〜109,500円 |
6畳 | 約87,600円〜146,000円 |
8畳 | 約116,700円〜194,500円 |
10畳 | 約145,800円〜243,000円 |
12畳 | 約174,900円〜291,500円 |
15畳 | 約219,000円〜365,000円 |
20畳 | 約291,900円〜486,500円 |
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和室の壁のリフォーム費用を安く抑える2つの実践ポイント|失敗しないための注意点も解説

和室の壁のリフォームは、部屋の雰囲気を一新し、断熱性や調湿機能、耐久性を向上させる効果がある人気の改装工事です。砂壁や土壁、漆喰、壁紙など素材の選び方によって、見た目だけでなく機能面も大きく変わります。ただし、下地の状態や施工方法、素材のグレードによっては費用が高額になることもあり、事前の計画や情報収集次第で数万円以上のコストを節約できる可能性があります。
ここでは、和室の壁のリフォーム費用を抑えるために有効な「2つのポイント」を解説します。
1. 「自社施工の業者」に直接依頼して中間マージンをカット
多くのリフォーム会社は、工事を実際には「下請けの施工業者」に外注しています。この場合、見積もりの中に中間マージンが含まれているため、全体の費用が高くなりがちです。
一方で、その下請け業者に直接依頼すれば中間コストを省けるため、施工費を約1割〜2割安く抑えられるケースもあります。
・価格がリーズナブルになりやすい
・職人と直接やり取りができ、要望が伝わりやすい
▶業者選びのコツ
・地元で実績があり、メーカー製品に詳しい施工業者を選ぶ
・メーカーのショールーム経由で提携業者を紹介してもらうのもおすすめ
2. 「複数の見積もり」を比較して最適な業者を選ぶ
リフォーム費用は、業者によって数万円以上の差が出ることも珍しくありません。そのため、少なくとも2〜3社から見積もりを取り、金額だけでなく内訳・対応の丁寧さ・施工方法なども比較することが大切です。
・価格だけでなく「保証内容」「工事内容」「使用する素材」もチェック
・見積もりが極端に安すぎる業者は、手抜き工事や保証なしのリスクがあるため要注意
・見積もり比較サイトや一括見積サービスを活用すれば、手間なく複数社から提案を受けられる
→ 比較することで、信頼できて、かつ費用を抑えられる業者を選ぶことができます。
和室の壁に漆喰を自分で塗る場合の費用はどのくらい?

「せっかく和室をリフォームするなら、漆喰の塗り替えを自分でやってみたい!」という方も多いはずです。漆喰塗りは自然素材特有の質感が魅力で、部屋全体の雰囲気を一新できますし、職人さんに依頼するよりも費用を大きく抑えられる可能性があります。しかし、DIYに挑戦する場合は、必要な道具や材料を揃えることから始まります。まずは、漆喰塗りに必要な道具や材料、そしてその費用感について見ていきましょう。
DIYに必要な材料と費用
和室の壁をDIYで漆喰塗りするために必要な材料は意外とシンプルです。
ホームセンター(コーナン、コメリ、カインズホームなど)やネット通販でも簡単に揃えることができます。

商品名:漆喰イージーセット
セット内容:漆喰材・コテ板・コテ・養生テープ・混ぜ用バケツなど(商品により異なる)
価格:約20,000円
このセットを購入すれば、基本的な漆喰塗りに必要な道具と材料がそろいます。追加で必要になるのは養生用のビニールシートや手袋などですが、これらも数百円〜千円程度で揃えられます。
DIYの総費用とプロとの比較
実際にDIYで漆喰を塗る場合、材料費は約20,000円程度が目安です。一方で、プロの職人に依頼する場合は、面積や仕上げの質によって費用が大きく変わります。
以下は、4畳半〜20畳の和室を想定した場合の、DIYとプロ施工の費用比較です。
面積 | DIY費用(材料のみ) | プロ施工費用 | 差額 |
---|---|---|---|
4.5畳 | 約20,000円 | 約31,500円 | 約11,500円お得 |
6畳 | 約20,000円 | 約42,000円 | 約22,000円お得 |
8畳 | 約20,000円 | 約56,000円 | 約36,000円お得 |
10畳 | 約20,000円 | 約70,000円 | 約50,000円お得 |
12畳 | 約20,000円 | 約84,000円 | 約64,000円お得 |
15畳 | 約20,000円 | 約105,000円 | 約85,000円お得 |
20畳 | 約20,000円 | 約260,000円 | 約240,000円お得 |
※プロの費用は一般的な漆喰塗りの相場(7,000〜13,000円/畳)をもとに算出。
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和室の壁のリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
左官・壁紙業者(特化した専門業者) | 左官やクロス張り替えをメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
和室の壁のリフォームを激安・格安で安くするには?

和室の壁のリフォームを激安・格安で安くするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
和室の壁のリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
和室の壁のリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で和室の壁のリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く和室の壁のリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、和室リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
和室のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:和室のリフォームする費用と価格の相場は?