壁・天井のコンセントのリフォーム費用の相場

材料費用+施工費用=
10,000円〜25,000円/個
壁・天井のコンセントのリフォーム費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
壁・天井のコンセント電源工事について

家庭内での電化製品の利用が増えるにつれて、「コンセントの数が足りない」「延長コードやタコ足配線でしのいでいる」という悩みを持つ方は少なくありません。しかしタコ足配線は電力の過負荷につながり、発熱や最悪の場合火災を引き起こす危険性があります。そのため、安全性を確保するためには、適切な位置にコンセントを増設する工事が欠かせません。
コンセントの電源工事は、用途や使用する電化製品の電力に応じて方法が変わります。特に100Vを使用する一般的な家電と、200V以上を必要とするエアコンやキッチン家電とでは施工の方法が異なるため、正しい知識を持って検討することが大切です。
コンセントを増設する2つの方法
コンセント増設工事には大きく分けて「分岐(分技)」と「直結(直繋ぎ)」の2種類があります。それぞれの工事方法には適した用途があり、メリットと注意点も異なります。
工事方法 | 主な用途・電圧 | 特徴 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|
分岐(分技) | 100V(照明・PC・換気扇・電話機など) | 既存のコンセントから配線を分けて新しいコンセントを設置する方法 | 工事が比較的簡単で費用が安い。小電力機器なら十分対応可能。 | 同じ回路を使うため容量オーバーに注意。大電力機器には不向き。 |
直結(直繋ぎ) | 200V以上(エアコン・冷蔵庫・電子レンジ・IH調理器など) | 分電盤から専用回路を直接引いて新たに配線を設置する方法 | 大電力に対応でき、安全性が高い。長時間使用する家電に最適。 | 工事が大がかりで費用が高くなる。新築時に準備しておくと経済的。 |
新築時に考えておきたい200V配線
特にエアコンやキッチン周りの家電は消費電力が大きいため、200V専用回路が必須になります。新築時には各部屋に1つはエアコンが設置されることを前提に、あらかじめ200Vの配線を引いておくのがおすすめです。完成後に配線を追加する場合は壁の中を通して工事をするため、壁や天井を開口する必要があり、余計な費用や工期がかかります。将来的なライフスタイルの変化も見越して「どの部屋に何台エアコンを置く可能性があるか」「キッチンでどんな家電を使うか」を検討し、事前に配線計画を立てておくことが賢明です。
賃貸・マンションでの増設工事は可能?
賃貸物件や分譲マンションに住んでいる場合でも、コンセントの増設工事自体は可能です。ただし、所有者の承諾が必要であり、勝手に工事を行うことはできません。まずは管理会社や大家に相談し、許可を得る必要があります。場合によっては工事が制限されることもありますが、管理組合を通して依頼できるケースもありますので、必ず事前確認をしてから計画を立てましょう。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
壁・天井のコンセントのリフォーム費用と内訳

家庭での生活に欠かせない「コンセント」ですが、長年使用していると劣化や破損が起きたり、ライフスタイルの変化によって数が足りなくなったりすることがあります。その際には交換・修理・増設といったリフォーム工事が必要です。ここでは、壁や天井のコンセントに関する工事の種類と、それぞれの費用相場について詳しく解説します。
壁・天井のコンセント交換の費用
最も一般的なのが、古くなったコンセントを新しいものに交換する工事です。
配線ごと本体を交換する場合:20,000円〜25,000円
古い配線をそのままにして本体だけ交換する場合は比較的安価で済みますが、安全性を考えると配線ごと交換するケースも少なくありません。また、業者によっては出張費が別途かかり、1回あたり5,000円程度を追加で見込んでおくと安心です。
さらに、コンセントをアース付きに変える場合には追加工事が必要です。既存の配線がアース対応であれば交換費用だけで済みますが、新たにアース処理を行う場合は13,000円〜15,000円程度の追加費用が発生します。
コンセント交換(配線ごと):約20,000〜25,000円
アース付きコンセントへの変更:13,000〜15,000円
壁・天井のコンセント修理の費用
交換までは必要ないが、部分的な修理で対応できるケースもあります。
→ 熱で溶けたり割れたりした場合の修理。
コンセントの陥没修理:8,000円〜10,000円
→ 金具が緩んで奥に引っ込んだ状態を直す工事。
こちらも出張費として5,000円前後が上乗せされるケースがあります。小さな破損であれば費用を抑えられますが、度重なる不具合は配線や器具自体の劣化が原因の可能性があるため、交換を検討した方が安心です。
壁・天井のコンセント新設・増設の費用
コンセントが足りない場合には、新設や増設の工事が必要になります。工事方法には「分岐(分技)」と「直結(直繋ぎ)」の2種類があります。
→ 作業時間は約1時間程度で済むことが多く、比較的手軽。複数増設する場合は、1カ所ごとに3,000円程度が追加されます。
直結(分電盤から新たに配線を引く方法):20,000円〜25,000円
→ 大電力を使う機器向けで、より安全性が高い。2本以上必要な場合は1本あたり5,000円程度が追加、さらに配線材の費用として1本3,000円程度かかる場合があります。
また、エアコン専用のコンセントを増設・移設するケースも多く、1階設置で30,000〜40,000円、2階に配線を延長する場合は40,000〜50,000円程度が相場です。
コンセント増設(直結):20,000〜25,000円
エアコン専用コンセント設置:30,000〜50,000円
電圧切り替え工事の費用
家電によっては200Vから100V、あるいはその逆に切り替える必要があります。特にエアコンやIHクッキングヒーターなどでは200V仕様が一般的ですが、買い替えや使用環境によって100Vに変更するケースもあります。この切り替えには8,000〜15,000円程度の費用がかかります。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
DIY・自分で壁・天井のコンセントを増設する費用はどのくらい?

家庭でコンセントが足りないと感じたとき、「自分で増設できないだろうか」と考える方も少なくありません。ホームセンターや通販サイトではコンセントや電気工事用の工具が手軽に購入できるため、DIYに挑戦したいと思う方もいるでしょう。とはいえ、実際に必要な材料費や道具代を合計すると、プロに依頼した場合とどのくらい差があるのか気になるところです。ここでは、DIYでコンセントを増設するための費用や注意点を詳しく解説します。
DIYするには資格が必要?
まず最初に押さえておきたいのが、コンセント増設は電気工事士の資格が必要な工事だという点です。電気工事は感電や火災のリスクが伴うため、資格のない人が勝手に施工することは法律で禁止されています。そのため、資格を持っていない方が自分で工事を行うのは非常に危険であり、原則として電気業者に依頼する必要があります。もし資格を持っている方がDIYに挑戦する場合でも、施工後の安全確認や保険対応などを考えるとプロに依頼する方が安心といえるでしょう。
DIYでコンセントを増設する場合に必要な道具と材料
仮に資格を持っている前提でDIYを行う場合、必要になるのはコンセント本体・電線ケーブル・電気工事用の工具です。代表的な購入例を挙げると以下の通りです。

商品名:パナソニック コスモワイド埋込ダブルコンセント
価格:約500円

商品名:VVFケーブル
価格:約1,200円

商品名:電気工事工具セット
価格:約10,000円
これらを揃えると、材料費は約1,700円、工具代は約10,000円が必要となり、総額で約11,700円程度となります。
DIYとプロの費用を比較
プロに依頼した場合、一般的なコンセント増設費用は約15,000円〜25,000円が相場です。つまり、DIYで施工した場合は道具代を含めて約11,700円となるため、一見すると数千円安く済む計算になります。
プロに依頼する場合:約15,000〜25,000円
差額は業者の施工費によって異なり、安い業者と比較するとわずか3,300円しか変わらないケースもあれば、高めの業者と比べると13,300円程度の差が出ることもあります。
ただし、この差額には「施工の安全性」「工事保証」「アフターフォロー」といった安心感が含まれている点を忘れてはいけません。特に素人施工では火災や漏電のリスクが高いため、資格を持たない方は必ずプロに依頼するのが鉄則です。
DIYの施工材料と道具を購入する
壁・天井のコンセントの交換・修理の費用を激安・格安でするには?

壁・天井のコンセントの交換・修理の費用を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
壁・天井のコンセントの交換・修理を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
壁・天井のコンセントの交換・修理を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でコンセントの交換・修理を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く壁・天井のコンセントの交換・修理をできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、コンセントのリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
壁リフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:壁のリフォームする費用と価格の相場は?