リフォームローン、全てがわかる!選び方、金利計算、控除・減税も解説

「リフォームローンって、一体どんなもの?賢く借りる方法を知りたい!」この記事では、リフォームローンの種類、金利計算、審査基準、そして控除・減税について解説します。さらに、選び方のポイントや注意点も紹介します。失敗しないための知識を身につけ、理想のリフォームを実現しましょう。

  • 最終更新日:2024年10月1日
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      家のリフォームローンについて

      財布を持って悩んでいる女性

      リフォームローンを検討していると、いろいろな選択肢があり、どこに頼むか悩むことも多いですよね。ここでは、リフォームローンについての基本的な情報と、ローン選びに役立つポイントをご紹介します。

      リフォームローンとは?

      リフォームローンは、一般的に無担保で借り入れを行うローンです。つまり、抵当権などの担保を必要とせず、比較的簡単に借りられるのが特徴です。リフォームを行う際に、手持ちの資金が足りない場合や、資金計画が整わない場合に役立ちます。

      リフォームローンの金利とは?

      リフォームローンの金利は、借り入れた額に対して支払う利子のことです。金利の設定は、ローンの条件や借り入れ先によって異なります。リフォームローンの金利は、選択肢によって大きく変わるため、比較して最適なプランを選ぶことが重要です。

      リフォームローンと住宅ローンの比較

      リフォームローンと住宅ローンには、いくつかの違いがあります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。

      リフォームローン

      メリット

      担保が不要: 担保なしで借り入れが可能なので、手続きが簡単で比較的審査に通りやすいです。
      手続きが簡単: 審査結果が出るまでの期間が短いのが特徴です。

      デメリット

      金利が高い: 年3~5%程度と、一般的に高めです。
      返済期間が短い: 最長10~15年と、比較的短期間での返済が求められます。
      借入額が少ない: 借り入れ可能額は50~500万円程度に制限されています。

      住宅ローン

      メリット

      金利が安い: 固定金利で年1~2%程度と、リフォームローンよりも低金利です。
      返済期間が長い: 最長30~35年と、長期間の返済が可能です。
      借入額が多い: 借り入れ可能額は500万円~5000万円程度と幅広いです。

      デメリット

      担保が必要: 担保として抵当権の設定が必要で、手続きが面倒で審査も厳しいです。
      手続きが複雑: 審査結果が出るまでに時間がかかる場合があります。

      リフォームローンの金利相場

      リフォームローンの金利

      リフォームローンの金利は、公的融資と民間融資で異なります。それぞれの特徴を理解して、最適なプランを選びましょう。

      公的融資

      公的融資は、比較的低金利で安心ですが、融資限度額には制限があります。例えば、基本的には1000万円まで借り入れが可能で、財形住宅融資であれば最高4000万円まで借り入れが可能です。

      民間融資

      民間融資は、担保型と無担保型に分かれます。

      担保型

      金利: 約1~2%
      借入可能額: 1,000万円~1億円
      借入期間: 最長35年

      無担保型

      金利: 約2~5%
      借入可能額: 500万円~1,000万円
      借入期間: 最長10~15年

      リフォームローンの金利の相場は?

      リフォームローンの審査基準

      リフォームローンの審査

      リフォームローンの審査では、以下の基準が考慮されます。

      借り入れ額のリフォーム費用: いくらかかるのかが重要です。
      職業と年収: 安定した職業に就いているか、年収がどのくらいあるのかが審査に影響します。
      勤務年数: 一定の勤務年数が求められることがあります。
      返済負担率: 元金+利息の割合が高すぎないかが確認されます。
      団体信用生命保険: 保険に加入できるかどうかも審査基準に含まれます。

      リフォームローンの審査に落ちる理由

      リフォームローンの審査に通らない理由として、以下の要因が考えられます。

      返済負担率が高い: 借り入れ額が年収に対して見合わない場合、返済困難と判断されることがあります。例えば、年収250万円未満の場合は25%以内、年収400万円以上の場合は35%以内とされています。

      職業の安定性: 正社員で勤続年数が1年〜2年以上、年収が約200万円〜300万円といった基準が求められることがあります。

      健康状態: 一部のリフォームローンでは、団体信用生命保険への加入が必要です。健康状態が悪いと保険に加入できず、ローンの契約が難しくなることがあります。契約は満60歳~70歳までに行い、満70歳~80歳で完済できることが条件です。

      リフォームローンを通りやすくする方法

      リフォームローンの審査を通りやすくするためには、以下の点に注意しましょう。

      返済負担率の管理: 現在のローンをすべて完済し、リフォームローンだけでなく、他のローンも返済負担割合が約3割以下に抑えることが重要です。

      収入証明の用意: パートやアルバイトの場合、収入証明書(源泉徴収票)を用意し、勤続年数を維持しておくことが求められます。

      有担保型の選択: 担保にできる不動産がある場合、有担保型のリフォームローンを選ぶことで審査が通りやすくなります。

      リフォームローンの審査について

      リフォーム1000万円のローンシミュレーション

      1000万円のリフォームローンを3年間で返済する場合の月々の返済額のシミュレーションは以下の通りです。ボーナスなしの条件で試算しています。

      銀行名イオン銀行SBIネット銀行三菱東京UFJ銀行みずほ銀行りそな銀行千葉銀行横浜銀行京都銀行
      金利固定2.5%固定3.475%変動2.875%変動3.975%固定4.475%変動2.7%変動2.8%変動2.675%
      月々の返済額288,613 円292,910 円290,261 円295,128 円297,357 円289,491 円289,931 円289,381 円
      返済総額10,390,068 円10,544,760 円10,449,396 円10,624,608 円10,704,852 円10,421,676 円10,437,516 円10,417,716 円

      各銀行の金利による月々の返済額は約288,613円から297,357円までとなり、返済総額は約10,417,716円から10,704,852円となります。

      リフォームローンの月々の返済額の金利計算のシミュレーション

      リフォーム費用の控除・減税について

      家

      リフォームローンを活用してリフォームを行った場合、税制面での優遇が受けられることがあります。例えば、リフォームによって「住宅ローン減税」の対象になることがあります。減税を受けるためには、リフォームの内容や支出額に応じて条件を満たす必要があります。

      住宅ローン減税

      住宅ローン減税では、リフォームによって「一定の基準」を満たすことで、年間の税額が一定額減額される制度です。具体的な条件や減税額については、税理士や税務署に確認することをおすすめします。

      リフォームローンの控除や減税するには?

      栗林暁監修者のコメント
      リフォームローンを選ぶ際は、金利、借入額、返済期間などをしっかりと比較し、自分のニーズに最適なプランを選ぶことが大切です。また、ローン審査に通りやすくするためには、収入や返済負担率に注意し、適切な準備を行いましょう。リフォームローンの選び方や使い方を正しく理解し、快適な住まい作りを進めていきましょう。

      『全てがわかる!』
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      参考:
      リフォームの費用と価格の相場は?

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