浴室・風呂の解体と撤去・処分の費用の相場
解体+撤去・処分費用=
70,000円〜170,000円
浴室・風呂の解体・撤去の費用の相場ですが、「解体費用」「撤去・処分費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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浴室・風呂の解体・撤去のリフォームについて
浴室・風呂の解体・撤去・処分をする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
浴室の種類で解体方法が違う
浴室には、「在来工法風呂」「ユニットバス」の2種類があります。
在来工法風呂
在来工法風呂は、昔ながらのタイル風呂となり、モルタルやコンクリート、アスファルトの下地にタイルを張り合わせた施工方法となります。
在来工法風呂の解体の流れ
まずは、「細かな備品パーツ(シャワー水栓や蛇口、照明)」から撤去し、壁→床とはつり工事をし浴槽を撤去します。そして最後に天井と扉を解体し給排水管を塞いで諸々補修で完了となります。
ユニットバス
ユニットバスは、工場で壁や床を成型された浴室となり、素材は一般的にFRP(繊維強化プラスチック)となり、その他にメーカーで異なりステンレス、木製、人工大理石(人造大理石)、ホーロー製、などがあります。
ユニットバスの解体の流れ
まずは、「細かな備品パーツ(在来工法と違う点は、この時点で扉、浴槽を外します。)」から撤去し、天井→壁→床の順に固定されているビスを外し撤去します。最後に給排水管を塞いで諸々補修で完了となります。
浴室の解体工事期間
解体は「在来工法風呂」「ユニットバス」で期間が異なります。
浴室の種類 | 解体工事期間 |
---|---|
在来工法風呂 | 1日〜3日 |
ユニットバス | 1日〜2日 |
DIYで浴室の解体・撤去はできるのか?
浴室の解体では、「排水管工事」「電気配線工事」など資格が必要とする工事が伴う為、部分的に撤去するDIYは可能です。壁や床、天井、設備などの撤去をして、それ以外はプロに任せるか、免許を取って行いましょう。また、解体した廃材なども「産廃処理回収業者」に依頼しないと一般ゴミで捨てる事はできないので考慮しておきましょう。
浴室解体の補助金について
浴室解体の際の補助金はありません。ただし、「浴室解体後にユニットバスを新設する」場合などに介護保険やリフォーム減税制度を活用した補助金はあります。
介護保険
介護保険を適用するには、バリアフリーの浴室工事を必要とする場合、介護保険制度が活用できます。ただし、ケアマネージャーなどが必要と判断した場合、以下対象に当てはる場合のみとなります。
対象条件
補助金の受給ができるのは、要支援1~2、要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者です。補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅です。
支給額
補助金の支給は、被保険者1人につき改修費用20万円までと決められています。そのうち1割は自己負担です。つまり、20万円のリフォーム工事の場合、2万円を自己負担し、18万円が支給されるということです。工事費用が20万円を超えた場合は、1割の2万円+超えた金額を負担することになります。原則として補助金の給付は被保険者一人につき1回ですが、20万円を数回に分けて利用することができます。例えば、1回のリフォームで10万円しか使わなかった場合、次にまた10万円で他の工事を行えるということです。
リフォーム減税制度
リフォームした翌年に確定申告をすれば控除を受けることができる制度で、「自己資金」「リフォームローン」のどちらでも受けることができます。確定申告完了1ヶ月程で還付金が口座に入金されます。ただし、減税される条件は2点で異なります。
自己資金
自己資金で浴室を新設した場合は、「施工した年のみ所得税減税」で約20万〜25万が控除されます。
リフォームローン
リフォームローンでは、「ローン期間が5年以上で10年間まで所得税減税」で最大14万(翌年から年末のローン残高の0.7%控除)控除されます。
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浴室・風呂の解体・撤去の費用と内訳
浴室・風呂の解体・撤去の費用は、約70,000円〜170,000円が相場となります。以下で各費用をご紹介します。
工事の内訳内容 | 費用相場 |
---|---|
浴室の解体の費用 | 約40,000円〜120,000円 |
浴室の撤去・処分費用 | 約30,000円〜50,000円 |
※浴室の撤去・処分の費用は備品によって異なります。
浴室・風呂の解体のみの費用
浴室・風呂の解体の費用には、「在来浴室の解体」「ユニットバスの解体」で費用が異なります。
在来浴室の解体の費用
在来浴室(タイル風呂)の解体は、浴室内のはつり工事や電気、設備に業者さんの人件費、約50,000円〜120,000円が相場となります。お風呂の面積は1坪〜3坪程とし2~3人での作業となります。
在来浴室の解体の費用 | 約50,000円〜120,000円 |
ユニットバスの解体の費用
ユニットバスの解体の費用でも、一般的に業者さんの人件費となり、在来工法風呂同様にお風呂が1坪〜3坪程なら1人〜2人の作業でとなりますので約40,000円〜60,000円となります。
ユニットバスの解体の費用 | 約40,000円〜60,000円 |
浴室・風呂の撤去・処分の費用
各業者で異なり撤去・処分の費用に「一式」か「各設備」で設定している場合もあります。
浴室・風呂の処分の費用では、産廃業者に処分してもらうことになります。浴室の1坪〜3坪のサイズなら2tトラックで約20,000円〜30,000円となります。更にサイズが上がる場合4tトラックの使用となりますので約30,000円〜50,000円となります。また、産廃業者の料金の決め方が、2t、4tに廃材を乗せれるか乗せれないかで金額が決まります。
浴室・風呂の撤去・処分の費用 | 約30,000円〜50,000円 |
業者によって処分費用が下記のように単品で計算する場合もありますので、事前確認はしましょう。
部位 | 費用相場 |
---|---|
風呂釜の撤去の費用 | 約20,000円〜30,000円 |
棚の撤去の費用 | 約5,000円〜10,000円 |
カウンターの撤去の費用 | 約5,000円〜10,000円 |
浴室乾燥機の撤去の費用 | 約20,000円〜30,000円 |
鏡の撤去の費用 | 約5,000円〜10,000円 |
テレビの撤去の費用 | 約20,000円〜30,000円 |
浴室リフォームのアスベストの処理費用
浴室の壁や天井のアスベストの処理費用は、状況にもよりますが約80,000円〜となります。地域によっても費用が異なりますので各リフォーム会社に問い合わせましょう。
浴室のアスベストの処理費用 | 約80,000円〜 |
浴室の解体・撤去の費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの2つ「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
注意点として、「電気配線のカット」は電気工事士の資格が必要となるなる為できません。免許を取るか、部分的に業者に依頼しましょう。
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浴室の解体の業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「建設業許可を取得している業者」「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の5点が重要となります。
建設業許可を取得している業者
内装の解体工事は、基本的に「建設業許可」を持っているリフォーム会社は少ないです。建設業許可、もしくは解体工事業登録を持っている会社は、解体の手順に沿って確実に安心して任せられる業者でもあります。
解体時での電気や給排設備、ガス工事など伴う場合、必要となる資格でもあります。
解体に特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
浴室・風呂の解体・撤去を激安・格安でするには?
浴室・風呂の解体・撤去を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
浴室・風呂の解体・撤去を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
浴室・風呂の解体・撤去を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で浴室・風呂の解体・撤去を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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浴室・お風呂のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:浴室・風呂のリフォームする費用と価格の相場は?