珪藻土で壁のリフォームする費用の相場

材料価格+施工費用=
1,000円〜6,000円/㎡
珪藻土で壁のリフォームする費用の相場ですが、「塗装」「壁紙クロス」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
珪藻土壁のリフォームのアンケート調査
Q.のリフォーム費用はどのくらいでしたか?
珪藻土壁のリフォームの最新口コミレビュー
珪藻土壁のリフォームについて専門家への最新の質問
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
珪藻土壁について

珪藻土の壁とは、珪藻(ケイソウ)と呼ばれる植物性プランクトンの化石を粉末状にしたものを原料にして作られる自然素材の壁材です。粉末状の珪藻土を水やつなぎ材と混ぜて塗り上げることで、調湿や消臭といった優れた効果を発揮します。近年では、自然素材ならではの安心感や機能性から、住宅や店舗の内装材として注目を集めています。
珪藻土壁のメリット
珪藻土壁の最大のメリットは、「住まいの空気環境を自然に整える」点にあります。
調湿性能に優れているため、湿気が多いときには空気中の水分を吸収し、乾燥しているときには溜め込んだ水分を放出してくれます。この機能によって、夏場のジメジメや冬場の乾燥を和らげ、快適な空間を保てます。
さらに耐火性能も備えており、火に強いためキッチン周りの施工にも適しています。また、消臭効果もあるため、タバコや料理の臭い、ペット臭を自然に軽減できます。漆喰と比較するとカラーバリエーションが豊富で、現代的なデザイン住宅にも取り入れやすい点も魅力です。
珪藻土壁のデメリット
一方で、珪藻土にはいくつかのデメリットも存在します。粉末を固めた素材であるため、固まった状態でも表面が脆く、擦れると粉がボロボロと落ちやすい傾向があります。洋服が触れただけで白く汚れる場合もあり、生活空間での使い方には注意が必要です。最近では、表面に特殊加工を施して耐久性を高めた製品も登場していますが、まだ普及段階にあり、従来品に比べるとコストが上がるケースもあります。
珪藻土の仕上げ方法の種類
珪藻土は塗り方によって表情が大きく変わります。和室から洋室、モダンな空間まで幅広く対応できるのは、仕上げ方法のバリエーションが豊富だからです。以下に代表的な仕上げ方法をまとめます。
仕上げ方法 | 特徴 | 空間の印象 |
---|---|---|
コテ仕上げ(フラット仕上げ) | コテで均一に塗り広げ、滑らかでシンプルな質感に仕上げる。 | 和室・洋室問わずすっきりした空間 |
ランダム仕上げ(パターン付け) | コテや刷毛で不規則な模様を残し、陰影と自然な風合いを表現。 | 自然素材らしい温かみ・ナチュラルな空間 |
スポンジ仕上げ | 塗装後にスポンジで叩き模様を付ける。光の当たり方で陰影が変化。 | 柔らかく温かい雰囲気 |
ローラー仕上げ | ローラーで塗布し均一に仕上げる。施工が比較的容易。 | シンプルで現代的なインテリアに合う |
刷毛引き仕上げ | 刷毛でストライプ状の筋模様を付ける。縦横自由にデザイン可能。 | モダンでスタイリッシュ |
押さえ仕上げ(ツヤ出し) | コテで強く押さえて表面に光沢を出す。 | 上品で高級感のある空間 |
型押し仕上げ(スタンプ仕上げ) | スタンプや型で模様を施す。 | 洋風・デザイン性の高い空間 |
珪藻土を施工するのに適した場所は?
珪藻土は調湿・消臭機能を活かすことで、その効果を最大限に発揮できます。特におすすめの場所は以下の通りです。
寝室:夜間の乾燥や結露対策に有効で、心地よい睡眠環境をつくります。
キッチン・ダイニング:耐火性と消臭効果により、調理中の油煙や匂いを軽減。
玄関:靴や衣類の臭いを吸収し、来客にも清潔感のある印象を与えます。
トイレやペット部屋:臭いがこもりやすい空間に効果的。
ただし、水回り(浴室など)や粉が落ちやすい場所では不向きな場合もあるため、用途に合わせて施工場所を選ぶことが大切です。
【よくある質問】
どちらも自然素材を使った塗り壁ですが、性質や仕上がりに大きな違いがあります。漆喰は石灰を主成分とし、硬化すると非常に堅くなるため耐久性と防火性に優れています。表面が滑らかで白さが際立つので、上品で清潔感のある仕上がりになるのが特徴です。一方、珪藻土は植物プランクトンの化石を原料にした素材で、調湿や消臭効果に強みがあります。表面はザラッとした質感になりやすく、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出できます。つまり、漆喰は耐久性や美観を重視する人に向き、珪藻土は快適な室内環境や自然素材の風合いを重視する人におすすめです。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
珪藻土で壁のリフォームする費用と内訳

壁を珪藻土で仕上げるリフォームには大きく分けて「珪藻土を塗装仕上げとして施工する方法」と「珪藻土を使った壁紙クロスを張り替える方法」の2種類があります。どちらも自然素材の魅力を取り入れられる点は共通していますが、仕上がりの風合いや費用に違いがあるため、目的や予算に合わせた選択が必要です。ここでは、それぞれの施工単価と、4.5畳から20畳までの費用目安を詳しくご紹介します。
珪藻土塗装仕上げの費用
珪藻土を直接壁に塗って仕上げる方法は、最もスタンダードな施工方法です。自然素材ならではの調湿・消臭効果を最大限に活かせる一方で、左官職人による塗り作業が必要なため、コストはやや高めになります。
●平米単価の目安:約3,000円〜6,000円/㎡
ただし、下地の状態が悪い場合は補修が必要になり、別途20,000円〜40,000円程度の下地処理費用が発生します。また、天井が高く足場を組む必要があるケースでは、足場設置費用として700円〜1,200円/㎡が加算される点も考慮する必要があります。
面積ごとの費用シミュレーション
部屋の広さ | 壁面積(目安) | 天井面積(目安) | 壁のみ(珪藻土塗装) | 天井のみ(珪藻土塗装) | 壁+天井(珪藻土塗装) |
---|---|---|---|---|---|
4.5畳 | 約30㎡ | 約8㎡ | 90,000〜180,000円 | 24,000〜48,000円 | 114,000〜228,000円 |
6畳 | 約40㎡ | 約10㎡ | 120,000〜240,000円 | 30,000〜60,000円 | 150,000〜300,000円 |
8畳 | 約50㎡ | 約13㎡ | 150,000〜300,000円 | 39,000〜78,000円 | 189,000〜378,000円 |
10畳 | 約55㎡ | 約15㎡ | 165,000〜330,000円 | 45,000〜90,000円 | 210,000〜420,000円 |
12畳 | 約60㎡ | 約18㎡ | 180,000〜360,000円 | 54,000〜108,000円 | 234,000〜468,000円 |
15畳 | 約70㎡ | 約22㎡ | 210,000〜420,000円 | 66,000〜132,000円 | 276,000〜552,000円 |
20畳 | 約85㎡ | 約27㎡ | 255,000〜510,000円 | 81,000〜162,000円 | 336,000〜672,000円 |
塗装仕上げは、部屋全体をナチュラルで温かみのある雰囲気に変えたい方や、調湿・消臭効果をより強く実感したい方におすすめです。
珪藻土クロス(壁紙)の張替え費用
近年では、珪藻土を原料にしたクロス(壁紙)も普及しています。左官仕上げのような厚みや凹凸感は少ないものの、調湿効果やデザイン性を取り入れやすく、施工期間が短く済むのが特徴です。
●平米単価の目安:約1,000円〜1,500円/㎡
クロス施工は塗装に比べてリーズナブルで、施工できる業者も多いため、導入しやすいのが魅力です。特にコストを抑えながら自然素材を取り入れたい場合に適しています。
面積ごとの費用シミュレーション
部屋の広さ | 壁面積(目安) | 天井面積(目安) | 壁のみ(1,000〜1,500円/㎡) | 天井のみ(1,000〜1,500円/㎡) | 壁+天井(合計) |
---|---|---|---|---|---|
4.5畳 | 約30㎡ | 約8㎡ | 30,000〜45,000円 | 8,000〜12,000円 | 38,000〜57,000円 |
6畳 | 約40㎡ | 約10㎡ | 40,000〜60,000円 | 10,000〜15,000円 | 50,000〜75,000円 |
8畳 | 約50㎡ | 約13㎡ | 50,000〜75,000円 | 13,000〜19,500円 | 63,000〜94,500円 |
10畳 | 約55㎡ | 約15㎡ | 55,000〜82,500円 | 15,000〜22,500円 | 70,000〜105,000円 |
12畳 | 約60㎡ | 約18㎡ | 60,000〜90,000円 | 18,000〜27,000円 | 78,000〜117,000円 |
15畳 | 約70㎡ | 約22㎡ | 70,000〜105,000円 | 22,000〜33,000円 | 92,000〜138,000円 |
20畳 | 約85㎡ | 約27㎡ | 85,000〜127,500円 | 27,000〜40,500円 | 112,000〜168,000円 |
また、部屋の広さに比例して費用も大きく変動するため、希望する空間の雰囲気や予算に応じて選択することが大切です。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
珪藻土壁の塗装リフォーム費用比較(DIY vs プロ依頼)

珪藻土壁の塗装リフォームを検討する際、多くの方が気になるのが「DIYでやるのとプロに依頼するのではどれくらい費用が違うのか」という点です。近年ではホームセンターやネット通販でも珪藻土や専用道具が簡単に手に入るため、DIYで挑戦する人も増えています。しかし、仕上がりの美しさや施工の手間を考えると、プロに依頼するメリットも大きいです。以下では、4.5畳から20畳の部屋を対象に、費用比較を具体的にまとめました。
広さ(壁面積) | DIY施工(材料費+工具費) | プロ施工(材料+施工費) |
---|---|---|
4.5畳(約30㎡) | 材料: 90,000~180,000円 工具レンタルなど: 約10,000円 合計:約100,000~190,000円 | 約120,000~210,000円 |
6畳(約40㎡) | 材料: 120,000~240,000円 工具等: 約10,000円 合計:約130,000~250,000円 | 約160,000~300,000円 |
8畳(約50㎡) | 材料: 150,000~300,000円 工具等: 約10,000円 合計:約160,000~310,000円 | 約200,000~370,000円 |
10畳(約55㎡) | 材料: 165,000~330,000円 工具等: 約10,000円 合計:約175,000~340,000円 | 約220,000~410,000円 |
12畳(約60㎡) | 材料: 180,000~360,000円 工具等: 約10,000円 合計:約190,000~370,000円 | 約250,000~450,000円 |
15畳(約70㎡) | 材料: 210,000~420,000円 工具等: 約10,000円 合計:約220,000~430,000円 | 約290,000~540,000円 |
20畳(約85㎡) | 材料: 255,000~510,000円 工具等: 約10,000円 合計:約265,000~520,000円 | 約350,000~640,000円 |
材料費に加え、専用のコテやローラー、撹拌機、養生テープなど基本的な工具代が一式で約10,000円かかります。初期費用はややかかりますが、複数の部屋で使い回せるため、長期的には割安になります。実際の合計費用はプロに依頼するより 10〜20%ほど安くなる傾向 があります。
プロに依頼する場合
費用はDIYより高めになりますが、仕上がりの均一感や耐久性に大きな差が出ます。特に広い面積の施工やデザイン性の高い仕上げ(パターン仕上げ、押さえ仕上げなど)を希望する場合は、職人の技術が大きな価値を発揮します。ムラや剥がれのリスクが少なく、長期的に美観を保てるのがメリットです。
面積別の費用差の目安
面積が小さい4.5畳〜6畳程度では、DIYとプロの差額は 2〜3万円程度 に収まります。しかし、8畳以上になると差額が 3〜6万円 と広がり、20畳規模の大空間では 10〜12万円以上 の差になることもあります。つまり、「小規模ならDIYで挑戦、大規模ならプロに依頼して仕上がりを優先する」という選び方が合理的です。
珪藻土で壁のリフォームを激安・格安でするには?

珪藻土で壁のリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
珪藻土で壁のリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
珪藻土で壁のリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で珪藻土で壁のリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く珪藻土で壁のリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、壁リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
壁リフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:壁のリフォームする費用と価格の相場は?