離れを増築するリフォームの費用の相場
材料費用+施工費用=
500,000円〜1,000,000円/坪
離れを増築するリフォームの費用の相場ですが、約500,000円〜1,000,000円/坪となります。増築にはタイプがあり「木造の部屋の費用」「鉄筋コンクリート造の部屋の費用」「プレハブ造のログハウスの部屋の費用」「渡り廊下の増築の費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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庭を潰して離れを増築するリフォームについて
離れを増築する理由としては、同居が難しい場合や別のプライベート空間が欲しい場合が考えられます。庭に小屋やプレハブを建てることで、新たな居住スペースを確保するのは便利な選択肢です。
増築はリフォームとは異なり、ほぼ新築工事に近い扱いとなり、坪単価も新築と同等の価格になります。また、離れを増築する際には、外部に建てるため確認申請が必要になる場合があります。増築に関する条件や手続きについて、事前に確認しておくことが重要です。
外部に離れを増築する際の3つの確認事項
離れの増築を計画していても、直前で増築できないことが発覚するケースがあります。増築をスムーズに進めるためには、計画段階からリフォーム会社と協力することをお勧めします。
建ぺい率の確認 増築を考える前に「建ぺい率」を確認し、敷地内での増築が可能か計算する必要があります。
10㎡以上の面積の確認 増築する面積が10㎡以上の場合、自治体への確認申請が必要です。リフォーム会社に事前に相談して、申請の要件を把握しましょう。
確認申請の条件 増築に際して確認申請が必要な場合があります。以下の条件を満たす場合には、申請が不要です。
建物の所在地が防火地域や準防火地域でない場合
ただし、確認申請が必要な場合には多くの書類提出が求められるため、専門知識がないと難しいことが多いです。リフォーム会社に確認申請を依頼する際の費用は約150,000円〜200,000円が相場となります。
●確認申請依頼費用: 約150,000円〜200,000円
増築を検討する際には、これらの確認事項をしっかりと押さえておくことが、スムーズなリフォームの実現につながります。
離れの増築のメリットとデメリット
メリット
プライベートな空間の確保
離れを増築することで、家族やゲストのために独立した居住空間を作ることができます。これにより、プライバシーを確保しながら、家族全員が快適に暮らせるようになります。特に、親族の同居やゲストルームとして活用する場合に便利です。
多目的な利用が可能
離れは、書斎、趣味の部屋、アトリエ、リモートワークスペースなど、さまざまな用途に対応可能です。メインの家とは独立しているため、静かで集中できる空間を提供することができます。
賃貸や副収入の可能性
離れを増築することで、賃貸スペースとして活用することもできます。例えば、民泊や長期賃貸として貸し出せば、副収入を得ることができ、家計の助けになる場合もあります。
家族の成長に対応
子供が成長して独立した生活空間が必要になったとき、あるいは親族との同居が必要になった場合に、離れを増築することで柔軟に対応できます。ライフスタイルの変化に合わせて、家を拡張できる点は大きなメリットです。
将来的な資産価値の向上
離れを増築することで、家の資産価値が向上する可能性があります。特に、離れが多機能である場合や、賃貸などの収益性が見込める場合は、住宅全体の評価を高めることができます。
デメリット
コストが高い
離れの増築は、通常の増築工事と比較して高額になる場合があります。基礎工事や配管、電気工事なども必要となり、追加費用がかかるため、予算をしっかりと計画しておく必要があります。
土地の広さが必要
離れを建てるには、十分な土地が必要です。敷地が限られている場合、離れの増築が難しいこともあります。また、庭や駐車スペースを削ってしまうことになるため、使い勝手に影響が出る可能性もあります。
建築基準法や規制の問題
離れの増築には、建築基準法や地域の規制に従う必要があります。特に、敷地面積や容積率、建ぺい率、さらには防火地域の指定など、厳しい制約が課されることがあり、計画が制限される可能性があります。
メンテナンスの負担
離れを建てると、メインの家と同様にメンテナンスが必要になります。特に、外壁や屋根などの維持管理に手間がかかるため、時間と費用がかかる場合があります。
動線の確保が難しい
離れを建てると、メインの家との間で行き来する必要が出てくるため、動線が重要になります。離れが遠すぎる場合、生活の中で不便に感じることがあるため、設置場所や動線の設計が大切です。
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庭に離れを増築する費用と内訳
庭に離れを増築する場合、費用は坪単価で計算され、約500,000円〜1,000,000円が相場です。
項目名 | 費用相場(6畳の場合) | 施工日数(6畳の場合) |
---|---|---|
木造住宅の離れ増築 | 約2,310,000円 | 約1カ月半~2カ月 |
鉄筋コンクリート住宅の離れ増築 | 約3,300,000円 | 約1カ月半~2カ月 |
プレハブ造の離れ増築 | 約1,650,000円 | 約3週間~1カ月 |
渡り廊下の増築 | 約1,000,000円〜(2坪の場合) | 約3週間~1カ月 |
以下では、「木造」「鉄筋コンクリート造」「プレハブ造」の3種類の工法ごとの坪単価と増築費用をご紹介します。これには解体工事、基礎工事、造作工事、内装工事、電気工事が含まれます。
木造住宅の離れ増築費用
木造住宅の離れを増築する際の費用は、一般的に坪単価が約700,000円となります。この価格には、解体工事、基礎工事、造作工事、内装工事、電気工事などが含まれており、増築の規模に応じて費用が変わります。以下に、4畳半から20畳までの増築費用をご紹介します。
6畳(約3.3坪): 約2,310,000円
8畳(約4.4坪): 約3,080,000円
10畳(約5.5坪): 約3,850,000円
12畳(約6.6坪): 約4,620,000円
15畳(約8.3坪): 約5,810,000円
20畳(約11坪): 約7,700,000円
木造住宅の離れ増築は、比較的柔軟な設計が可能で、住む人のニーズに合わせてカスタマイズしやすいという利点があります。
鉄筋コンクリート住宅の離れ増築費用
鉄筋コンクリート造の離れを増築する場合、坪単価は約1,000,000円となります。この価格には、解体工事、基礎工事、造作工事、内装工事、電気工事が含まれています。鉄筋コンクリート造は耐久性や耐火性に優れており、長く住み続けられる頑丈な住居を実現することが可能です。以下に、4畳半から20畳までの増築費用をご紹介します。
6畳(約3.3坪): 約3,300,000円
8畳(約4.4坪): 約4,400,000円
10畳(約5.5坪): 約5,500,000円
12畳(約6.6坪): 約6,600,000円
15畳(約8.3坪): 約8,300,000円
20畳(約11坪): 約11,000,000円
鉄筋コンクリート住宅は、火災や地震に対する耐久性が高く、耐用年数も長いため、将来にわたって安心して住める建物です。また、断熱性や遮音性にも優れているため、快適な居住環境を実現できます。
鉄筋コンクリートの離れ増築は、耐震性を重視したい方や、長期間安心して使用できる住宅を求める方におすすめの選択肢です。
プレハブ造の離れ増築費用
プレハブ造の離れを増築する際の坪単価は、比較的リーズナブルな約500,000円です。プレハブ造は軽量で施工が早く、比較的安価で行えるため、短期間で新たな空間を作りたい場合に適した選択肢です。以下に、4畳半から20畳までの増築費用の詳細を示します。
6畳(約3.3坪): 約1,650,000円
8畳(約4.4坪): 約2,200,000円
10畳(約5.5坪): 約2,750,000円
12畳(約6.6坪): 約3,300,000円
15畳(約8.3坪): 約4,150,000円
20畳(約11坪): 約5,500,000円
プレハブ造は、比較的軽量で施工が簡単なため、短期間で完成させることが可能です。また、移設や増築が比較的容易で、コストパフォーマンスに優れています。耐久性や防音性、断熱性は鉄筋コンクリート造や木造と比較して若干劣ることがありますが、住むための空間を十分に確保できます。
プレハブの部屋を防音・断熱工事をする場合の費用
プレハブの部屋を増築する際、住むためには防音対策や断熱対策が重要です。プレハブは、趣味の部屋や簡易な物置として使用されることが多いですが、住居として快適に過ごすためには追加工事が必要になります。ここでは、6畳のプレハブを例に、防音・断熱工事を施す際の費用について詳しくご紹介します。
防音対策
プレハブの部屋を住居として利用する場合、外部からの音を遮断し、室内の音が外に漏れないようにする防音対策が重要です。これには、遮音シートや吸音材を壁や床、天井に取り付ける作業が含まれます。
断熱対策
プレハブは断熱性が低いため、特に冬場には室内が冷え込みやすくなります。快適に過ごすためには、断熱シートを壁や天井に取り付けることで、室内の保温性を高めることが必要です。これにより、エアコンや暖房の効率も向上し、光熱費の節約にもつながります。
プレハブの増築費用に加え、防音・断熱対策を行うことで、総額が大きく変わります。防音・断熱の両方を行う場合、6畳のプレハブの場合の費用は約170,000円〜230,000円となります。
このように、プレハブの増築に防音・断熱対策を加えることで、快適な住空間を作り上げることが可能です。
渡り廊下の増築費用
離れを本宅と繋げるための渡り廊下を増築する際には、建築の素材や規模によって費用が異なります。渡り廊下の増築は、外構の一部として住宅と離れを接続し、快適な移動を可能にするための重要な工事です。
渡り廊下の増築費用は、坪単価で計算され、一般的には約500,000円〜700,000円が相場です。渡り廊下の材質には、木造や鉄骨、プレハブなどがあり、使用する素材やデザインに応じて費用は変動します。
渡り廊下の一般的な大きさは約2坪〜5坪程度です。総費用は、坪単価に応じて以下のようになります。
3坪の場合: 約1,500,000円〜2,100,000円
4坪の場合: 約2,000,000円〜2,800,000円
5坪の場合: 約2,500,000円〜3,500,000円
渡り廊下の増築は、建物の機能性を高め、日常の利便性を向上させる工事ですが、素材やデザインにより費用が変動します。リフォームを計画する際には、使用目的や予算に応じて最適な素材とデザインを選び、費用を見積もることが重要です。
離れの増築を検討する際は、使用目的や予算に合わせて適切な工法を選びましょう。
風呂・キッチン・トイレ付きの離れを増築する費用の事例
庭に6畳の部屋を作り、キッチンとお風呂、トイレを設置した離れを増築する場合の費用事例をご紹介します。一般的な賃貸マンションの1Kサイズに相当するこのプランでは、木造住宅としての建築費用、キッチン、お風呂、トイレの設備費用を合わせた総合的なコストが発生します。
●木造住宅の建築費用
まず、6畳の部屋を木造で建てる場合の費用は、一般的に約2,300,000円〜2,500,000円となります。この価格には基礎工事、構造工事、内装工事、電気工事などが含まれています。
●キッチン設置費用
次に、キッチンにはコンパクトなミニキッチンを設置します。小さなスペースに対応できるミニキッチンは、価格が約300,000円〜350,000円となります。調理スペースや収納を必要最低限に抑えた設計となり、シンプルで使いやすいのが特徴です。
●ユニットバス(お風呂・トイレ一体型)設置費用
お風呂とトイレはスペースの効率を考え、一体型のユニットバスを採用します。ユニットバスは設置が比較的簡単で、工期も短く済むためコストパフォーマンスに優れています。このユニットバスの費用は、約800,000円〜1,200,000円が相場です。
これらの費用を総合すると、庭に6畳の離れを建て、キッチン、お風呂、トイレを備えた住居を増築する総額は、約3,400,000円〜4,050,000円となります。この範囲は、設備の選定や工事の複雑さ、地域ごとの価格変動により異なる場合があります。
この事例は、限られたスペースでも快適な住環境を提供し、コストを抑えながらも設備をしっかり整えたい方におすすめです。
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離れの増築業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工業者(特化した専門業者) | 大工をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
離れの増築を激安・格安でするには?
離れの増築を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
離れの増築を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
離れの増築を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で離れの増築を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く離れの増築をできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、増築リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
増築リフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:増築するリフォームの費用と価格の相場は?