リクシル(LIXIL)のキッチンの最新動向

リクシル(LIXIL)は、水回り・サッシ・外装・エクステリアを幅広く手がける住宅建材メーカーであり、その技術力を背景に「システムキッチン」においても高品質で多機能な製品群を展開しています。近年は、収納効率や清掃性、省エネ性に加え、ライフスタイルに合わせたデザイン性を重視した製品が次々と登場しており、幅広い世代から高い支持を得ています。
住宅用システムキッチンのシリーズと特徴・価格帯
ここでは主に「一般住宅用」を想定したリクシルのシステムキッチンを、代表的なシリーズごとに整理します。価格はあくまで目安であり、仕様やオプション、間口サイズ、施工条件によって変動します。
シリーズ名 | 特徴・コンセプト | サイズ | 主な機能 | 価格帯の目安 | サービス |
---|---|---|---|---|---|
![]() リシェル | セラミックトップの美しさと個性を磨き上げた上質モデル。本質を究めたミニマルデザインで高級感を演出。 | 壁付I型 奥行60・65cm、対面(ペニンシュラ・アイランド) | セラミックトップ、らくパッと収納、ひろまるコンロ、ハイブリッドクォーツシンク、Wサポートシンク、ひろびろシンク、よごれんフード、キッチンコンセント、タッチレス水栓 | 約150万円~250万円 | 長期保証(有料) |
![]() ノクト | おうち時間を快適にする機能に加え、テーブルや魅せる収納など新アイテムを搭載。ミレニアル世代に響くデザイン性。 | 壁付I型 奥行60・65cm、対面(ペニンシュラ・アイランド) | アシストポケット、キッチンテーブル、ひろまるコンロ、Wサポートシンク、ひろびろシンク、よごれんフード、キッチンコンセント、タッチレス水栓 | 約100万円~180万円 | 長期保証(有料) |
![]() シエラS | 等身大の暮らしに寄り添い、長く愛されるスタンダードシリーズ。シンプルで心地よいキッチン。 | 壁付I型 奥行60・65cm、対面(ペニンシュラ) | ひろまるコンロ、よごれんフード、キッチンコンセント、タッチレス水栓 | 約75万円~120万円 | 長期保証(有料) |
![]() ULキッチン | デザイン性と最小限の機能に絞ったウルトラライトモデル。インテリアに溶け込むシンプルデザイン。 | 壁付I型 奥行65cm / 間口255cm、240cm、225cm、210cm | よごれんフード、タッチレス水栓 | 約60万円~90万円 | 長期保証(有料) |
![]() ウエルライフ | 座ったままでも調理可能なユニバーサルデザイン。車いす対応や調理負担を軽減するバリアフリー仕様。 | 壁付I型 奥行60cm / 間口180cm〜 / 高さ73cm〜85cm(1cm刻み) | 車いす対応設計、浅型シンク、タッチレス水栓、リモコン対応レンジフード | 約80万円~130万円 | 長期保証(有料) |
清掃性
よごれんフードやセラミックトップなど、汚れに強い機能を搭載。
収納力
「らくパッと収納」「アシストポケット」で調理器具の出し入れがスムーズ。
デザイン性
ノクトやリシェルはデザイン重視、ULキッチンはシンプル志向にマッチ。
ユニバーサルデザイン
ウエルライフは車いすや高齢者に配慮し、誰でも使いやすい仕様。
リフォーム適応
シエラSなどはリフォーム現場にも対応し、幅広いニーズに応える。
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リクシルのキッチンの費用相場・リフォーム事例
キッチンの交換やリフォームにかかる費用は、選ぶシリーズやサイズ、機能、施工内容によって大きく異なります。リクシル製のキッチンは、セラミックトップや収納力に優れたモデル、車いす対応のユニバーサルデザインまで多彩なラインアップがあり、価格帯も幅広く設定されています。一般的には70万円~150万円前後が主なレンジとされ、スタンダードな仕様から高級モデルまで多様な選択肢があります。
キッチンの種類 | 特徴 | 工事込みの費用相場 |
---|---|---|
シエラS(スタンダード) | シンプルで使いやすいスタンダードモデル。省スペース住宅にも対応。 | 約75万~120万円程度 |
ノクト(ミドルグレード) | デザイン性と機能性のバランスに優れ、人気のモデル。 | 約100万~180万円程度 |
リシェル(ハイグレード) | セラミックトップを採用した高級モデル。デザイン性と耐久性に優れる。 | 約150万~250万円程度 |
ULキッチン | 必要最小限の機能を備えたシンプルモデル。空間に溶け込むデザイン。 | 約60万~90万円程度 |
ウエルライフ | バリアフリー対応。車いすや高齢者でも使いやすい仕様。 | 約80万~130万円程度 |
このように、キッチンは「本体価格+追加オプション+施工費」の組み合わせで価格が変動します。たとえばスタンダード仕様にセラミックトップや食洗機を追加すれば費用は上がりますが、その分快適性と利便性は格段に向上します。
キッチン・台所リフォームの費用相場は?内訳やビフォーアフター施行事例、どこに頼むかもご紹介!
リクシルの参考価格と割引率
カタログや公式サイトに記載されているリクシルのキッチン価格は、あくまでもメーカー希望価格(定価)です。実際にリフォーム会社や工務店を通して購入・設置する場合、掛け率と呼ばれる仕入れ割引が適用されるため、提示価格よりも安くなるケースがほとんどです。
一般的にリクシルの掛け率は 40%~60% が相場とされ、最大割引率もこの範囲で推移します。例えば定価200万円のキッチンであれば、40%の掛け率なら80万円、50%なら100万円、60%なら120万円が実際の仕入れ値となります。
メーカー定価 | 掛け率40% | 掛け率50% | 掛け率60% |
---|---|---|---|
2,000,000円 | 800,000円 | 1,000,000円 | 1,200,000円 |
このように、同じ商品でも依頼する業者や交渉次第で費用が大きく変わるため、複数社に見積もりを取ることが推奨されます。
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リクシルのキッチンの口コミと人気ランキング
リクシルのシステムキッチンは、デザイン性・収納力・清掃性・機能性で多くの利用者から高い評価を得ています。一方で「高機能モデルは価格が高め」という声もあり、選び方が重要です。ここでは実際にリクシルのキッチンを導入した方のリアルな口コミをまとめました。
「セラミックトップが本当におしゃれで、調理中に熱い鍋を置いても安心。収納も工夫されていて、キッチンに立つのが楽しくなりました。価格は高めですが、その分満足度も高いです。」
「デザインがスタイリッシュで、家の雰囲気にぴったり合いました。テーブルがついているので軽食もできて便利です。ただしオプションを増やすと予算オーバーになりやすいですね。」
「比較的リーズナブルなのに、使いやすさは十分。掃除がしやすいレンジフードやタッチレス水栓も便利です。標準仕様でも快適に使えています。」
「椅子に座って料理ができるので、長時間立つのがつらい私にはぴったり。車いす対応の高さ調整もありがたいです。バリアフリー仕様は価格がやや高めでしたが、導入してよかったです。」
【口コミから見える評価ポイント】
評価ポイント | 良い口コミ | 改善希望の声 |
---|---|---|
デザイン性 | スタイリッシュ、モダン、外観やインテリアに合わせやすい | オプションが多すぎて迷う |
清掃性 | セラミックトップ、よごれんフード、タッチレス水栓が便利 | 高グレードは費用がかかる |
収納力 | らくパッと収納やアシストポケットで効率的 | 標準仕様だと収納がやや少ないとの声 |
バリアフリー対応 | ウエルライフは座って調理できて高評価 | 選べるシリーズが限られている |
価格 | シエラSは手ごろでコスパ良し | リシェルなどハイグレードは高価 |
総じて「デザイン・清掃性・収納力」で高評価ですが、「価格の高さ」と「モデル選びの難しさ」が課題として挙げられています。
リクシルキッチンの口コミ人気ランキング
口コミ評価や導入件数、使いやすさなどを総合的に見たときの人気ランキングは以下のとおりです。
順位 | シリーズ名 | 特徴 | 口コミでの評価ポイント |
---|---|---|---|
1位 リシェルSI | セラミックトップを採用した高級モデル | デザイン性と耐久性、清掃性が圧倒的に高評価 | 「高級感がある」「掃除が楽」「料理が楽しくなる」 |
2位 ノクト | スタイリッシュで多彩なデザイン、キッチンテーブル付き | デザイン性と利便性が若い世代に人気 | 「家の雰囲気に合う」「収納が便利」「テーブルが使いやすい」 |
3位 シエラS | スタンダードでコスパに優れたモデル | 手ごろな価格と必要十分な機能で高評価 | 「コスパが良い」「標準でも使いやすい」「掃除が簡単」 |
4位 ウエルライフ | 車いすや高齢者に配慮したバリアフリー仕様 | 座ったまま調理可能でシニア世代から好評 | 「椅子に座って料理できる」「高さ調整が助かる」 |
5位 ULキッチン | 最小限の機能とデザインを追求したシンプルモデル | 空間に溶け込みやすく、価格を抑えられる | 「シンプルでおしゃれ」「安価で導入しやすい」 |
高級感と清掃性、収納力のバランスで圧倒的な支持を獲得しています。
●2位「ノクト」 はデザイン性と機能性が両立し、若い世代を中心に人気です。
●3位「シエラS」 は手ごろな価格と必要十分な機能性で、多くの家庭に選ばれています。
・バリアフリー重視なら「ウエルライフ」 が高評価を得ており、シニア層に人気です。
・シンプルにコストを抑えたい方には「ULキッチン」 が選ばれており、リフォーム初心者にも向いています。
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リクシルのキッチンの設置はどこに頼むべきか?
キッチンの設置やリフォームを依頼する際には、主に「リクシル専属の施工社員」に頼む場合と、「リフォーム会社や工務店」に頼む場合の二つの選択肢があります。どちらにもメリットとデメリットがあり、費用だけでなく安心感や保証の有無を考慮して選ぶことが重要です。
依頼先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
リクシル専属社員 | 設置不良が少なく安心、メーカー保証あり | 費用が高め |
リフォーム会社・工務店 | 費用を抑えやすい、地域密着で柔軟な対応 | メーカー保証が効かない場合がある |
リクシル専属社員に依頼する場合
メーカー直轄の専門スタッフが設置を行うため、施工品質が安定しており不具合の心配が少ない点が最大のメリットです。また、施工後に不具合があった場合もメーカー保証が適用されやすいため、安心感が高い選択肢です。ただし、リフォーム会社に比べると費用が高くなる傾向があります。
リフォーム会社や工務店に依頼する場合
地域のリフォーム会社や工務店に依頼すると、費用が比較的安く済むケースが多いのが特徴です。キッチン交換は間取り変更や給排水工事が伴う場合もあるため、柔軟に対応できる工務店はメリットが大きいです。ただし、施工内容によってはメーカー保証が効かないことがあり、万が一の際の対応が業者次第となる点には注意が必要です。
補助金や助成制度を活用するとお得に
キッチンのリフォームは、省エネ機器の導入やバリアフリー改修につながるため、自治体や国の補助金制度の対象となる場合があります。特に節湯水栓や高効率食洗機、バリアフリー対応キッチンを導入するケースでは、エコリフォームや省エネ補助事業の対象となる可能性があります。
制度ごとに条件や補助額は異なるため、施工前に必ず最新の補助金情報を確認しておくことが大切です。
補助金を活用した場合の費用シミュレーション
キッチンリフォームでは、省エネ性能を高める工事やバリアフリー対応が対象となる補助金制度を利用できることがあります。ここでは、代表的な工事内容ごとに「補助金を利用しない場合」と「補助金を利用した場合」の費用目安をシミュレーションしてみます。
工事内容 | 通常の工事費用相場 | 想定補助金額 | 補助金利用後の実質負担額 |
---|---|---|---|
シエラS(スタンダード)交換 | 約75万~120万円 | 約5万~10万円 | 約65万~110万円 |
ノクト(ミドルグレード)交換 | 約100万~180万円 | 約10万~15万円 | 約90万~165万円 |
リシェルSI(ハイグレード)交換 | 約150万~250万円 | 約15万~20万円 | 約135万~230万円 |
ウエルライフ(バリアフリー対応) | 約80万~130万円 | 約10万~20万円 | 約70万~110万円 |
※補助金額は国の省エネ事業や自治体の助成金の例を参考にした目安です。実際には地域・年度・制度内容によって変動します。
・ノクトはデザイン性と省エネ性能の両立で人気、補助金を利用すれば導入しやすくなります。
・リシェルSIは高価格帯ですが、補助金で10万円以上抑えられるケースもあります。
・ウエルライフはバリアフリー対応で、介護リフォーム補助金の対象になる場合があります。
補助金を活用する場合のポイント:一括見積もりサイトの活用
キッチンリフォームで補助金を利用するには、対象となる工事を行える業者を見つけることが第一歩です。しかし、補助金制度は国・自治体ごとに条件や予算枠が異なり、一般の方が自分で調べて適用できるかを判断するのは難しいのが実情です。
そこで便利なのが 一括見積もりサイトの活用 です。複数のリフォーム会社や工務店に一度に見積もりを依頼できるため、「補助金が使えるプランはどれか」「どの業者が申請に対応してくれるのか」をスムーズに比較できます。特に省エネ仕様やバリアフリー対応のリクシル製キッチンは補助金対象となるケースが多いため、こうしたサービスを利用することで賢く費用を抑えることができます。
ただし、補助金制度には 予算枠と申請できる人数に限り があります。人気の高い制度ほど、年度途中で早期終了してしまうケースも少なくありません。そのため、補助金を活用してお得にキッチンリフォームを実現したい方は、早めに情報収集と見積もり依頼を行うことが大切です。
一括見積もりを利用すれば、数分で申し込みが完了し、複数社の見積もりを比較しながら補助金対応の有無を確認できます。「あとから申請しよう」と思っているうちに締め切られてしまう可能性もあるため、今のうちに動いておくことが後悔しない秘訣 といえるでしょう。
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リクシルのキッチンのリフォームを激安・格安でするには?

リクシルのキッチンのリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
リクシルのキッチンのリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
リクシルのキッチンのリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でリクシルのキッチンのリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安くリクシルのキッチンのリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、キッチンリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
キッチンのリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:キッチンのリフォームする費用と価格の相場は?