和室を増築するリフォームの費用の相場

材料費用+施工費用=
700,000円〜1,500,000円/坪
和室を増築する費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
和室の増築リフォームを始める前に知っておきたいポイント

和室を増築するリフォームは、居住スペースを広げ、家族の快適性を高める大きな工事です。しかし、実際に工事を進めようとすると、法律上の制限や構造上の問題が原因で計画が変更になるケースも少なくありません。特に、建ぺい率や確認申請、構造上の制約は事前に把握しておくべき重要ポイントです。
理想的な増築計画を実現するためには、増築を思い立った段階からリフォーム会社と連携し、現地調査や法的確認を進めるのが賢明です。以下では、和室の増築前に確認しておきたい3つの重要事項と、確認申請に関する費用・条件について詳しく解説します。
建ぺい率の確認は必須
和室を増築する前には、まず建ぺい率を確認しましょう。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積(建物の水平投影面積)の割合のことです。
自治体の都市計画によって建ぺい率の上限が定められており、これを超える面積を建てることはできません。仮に増築によって建ぺい率がオーバーすると、確認申請が下りず、工事そのものができなくなってしまいます。
10㎡以上の増築は確認申請が必要
和室を増築する場合、その面積が10㎡以上であれば、原則として自治体に「確認申請」を提出し、許可を得る必要があります。これは建築基準法で定められた手続きで、防火地域や準防火地域ではさらに厳格な基準が適用されます。
10㎡未満の増築であれば申請は不要ですが、防火地域・準防火地域の場合は面積に関係なく申請が必要になるため注意が必要です。
通し柱の有無を確認
増築工事では、既存の構造に大きな影響を与えないことが重要です。特に、家の耐震性を支える通し柱(1階から屋根まで通った柱)が増築予定箇所にある場合、その柱を撤去することはできません。このため、希望する場所に必ずしも増築できるとは限らず、構造上の制約を考慮して計画を立てる必要があります。
確認申請の条件と費用
和室増築の際に必要となる確認申請について、条件と費用の目安を以下にまとめました。
条件 | 確認申請の要否 |
---|---|
10㎡以下の増築 | 原則不要(※防火地域・準防火地域は必要) |
10㎡以上の増築 | 必要 |
防火地域または準防火地域 | 面積に関わらず必要 |
確認申請には、設計図や構造計算書など専門的な書類が必要となるため、一般の方が自力で行うのは難しいのが現実です。そのため、多くの場合はリフォーム会社や建築士に依頼します。依頼費用の相場は約15万円〜20万円です。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
和室を増築するリフォームの費用と内訳

和室の増築は、生活空間を広げるだけでなく、来客用・趣味用・寝室など多様な用途に活用できる人気のリフォームです。
しかし、増築は一般的な内装リフォームに比べて工事範囲が広く、基礎や構造部分にも手を加えるため、費用は高額になりやすい傾向があります。
費用の算出は多くの場合「坪単価」を基準に行われます。坪単価には以下のような工事が含まれるのが一般的です。
基礎工事:新たに設置する増築部分の基礎づくり
造作工事:柱・梁・壁・天井などの骨組みづくり
内装工事:壁・天井・床・建具などの仕上げ
電気工事:照明・コンセント・スイッチなどの配線
構造は大きく木造住宅と鉄筋コンクリート造(RC造)に分けられ、さらに1階部分の増築か2階部分の増築かで費用が変動します。特に2階増築は、柱や梁の補強、耐震工事が必要になるため、坪単価が高くなるのが特徴です。
木造住宅の和室増築費用
●1階部分の増築相場:約70万円/坪
●2階部分の増築相場:約100万円/坪
木造住宅は施工性が高く、比較的短期間で工事が完了することが多いのがメリットです。ただし、2階増築の場合は構造補強の必要性から費用が上がります。
畳数 | 坪数 | 1階(木造)費用 | 2階(木造)費用 |
---|---|---|---|
4.5畳 | 約2.5坪 | 約1,750,000円 | 約2,500,000円 |
6畳 | 約3.3坪 | 約2,310,000円 | 約3,300,000円 |
8畳 | 約4.4坪 | 約3,080,000円 | 約4,400,000円 |
10畳 | 約5.5坪 | 約3,850,000円 | 約5,500,000円 |
12畳 | 約6.6坪 | 約4,620,000円 | 約6,600,000円 |
15畳 | 約8.3坪 | 約5,810,000円 | 約8,300,000円 |
20畳 | 約11坪 | 約7,700,000円 | 約11,000,000円 |
鉄筋コンクリート造(RC造)の和室増築費用
●1階部分の増築相場:約100万円/坪
●2階部分の増築相場:約150万円/坪
鉄筋コンクリート造は耐久性・耐火性に優れていますが、施工工程が複雑で資材費も高く、坪単価が木造より高額になります。特に2階増築は柱や壁の補強、型枠工事、鉄筋配筋などが必要になり、1階の1.5倍程度の費用になることが多いです。
畳数 | 坪数 | 1階(RC造)費用 | 2階(RC造)費用 |
---|---|---|---|
4.5畳 | 約2.5坪 | 約2,500,000円 | 約3,750,000円 |
6畳 | 約3.3坪 | 約3,300,000円 | 約4,950,000円 |
8畳 | 約4.4坪 | 約4,400,000円 | 約6,600,000円 |
10畳 | 約5.5坪 | 約5,500,000円 | 約8,250,000円 |
12畳 | 約6.6坪 | 約6,600,000円 | 約9,900,000円 |
15畳 | 約8.3坪 | 約8,300,000円 | 約12,450,000円 |
20畳 | 約11坪 | 約11,000,000円 | 約16,500,000円 |
また、外観やデザイン性へのこだわりも費用を押し上げる要因となります。和モダンテイストや数寄屋造り風の意匠、特注の建具、さらには間接照明などを取り入れると、工事の手間や材料費が増えるため、総額が高くなります。
さらに、増築と同時に行う付帯工事も見逃せません。既存部分の耐震補強や断熱改修、給排水設備の更新や新設などを併せて実施すると、その分の費用が追加されます。こうした要素は、仕上がりの品質や快適性を高める効果がありますが、予算を立てる際には事前に把握しておくことが重要です。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
和室の増築のリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工業者(特化した専門業者) | 大工をメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
和室を増築するリフォームを激安・格安でするには?

和室を増築するリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
和室を増築するリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
和室を増築するリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で和室を増築するリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く和室を増築するリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、和室リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
和室のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:和室のリフォームする費用と価格の相場は?