廊下に収納を造るリフォームの費用は?後付けする種類別相場もご紹介

廊下収納のリフォームは、限られたスペースを有効活用し、住まい全体の収納力と快適さを向上させる人気の施工です。費用相場は10万円〜100万円と幅広く、ウォークスルークローゼットや壁埋め込み収納、ニッチ収納、床下収納など、選ぶタイプによって大きく変動します。本記事では、各収納タイプの特徴と費用内訳を詳しく解説するとともに、DIYでの設置費用とプロ依頼時の相場比較、さらにコストを抑える業者選びのポイントまでご紹介します。これから廊下収納の導入を検討する方に、費用感と施工方法の参考となる情報をまとめました。

  • 最終更新日:2025年8月13日
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      目次

      廊下に収納を造るリフォームの費用の相場

      コンシェルジュ

      材料費用+施工費用=
      20,000円〜1,000,000円

      廊下に収納を造るリフォームの費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      廊下に後付けできる収納ってなにがある?

      廊下は単なる通路として使われがちですが、上手に活用すれば家全体の収納力を大幅に向上させることができます。特に限られた居住スペースでは、廊下を収納スペースとして活用することで、部屋の圧迫感を減らし、生活動線を効率化できます。廊下収納にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリットがあります。

      種類特徴主な用途
      廊下のウォークスルークローゼット
      ウォークスルークローゼット
      通り抜けできる大型収納。動線と収納を両立できる衣類、バッグ、季節用品、布団など
      壁埋め込み収納棚
      壁埋め込み収納棚(壁面収納)
      廊下幅を狭めず、省スペースで収納可能本、日用品、雑貨、掃除用具
      玄関のニッチ収納
      ニッチ収納
      奥行きの浅い収納。小物やインテリアの収納・飾りに最適鍵、郵便物、携帯電話、飾り棚
      床下収納はデッドスペースを利用しよう
      床下収納
      床面とフラットで安全。デッドスペースを有効活用非常用品、食品ストック、季節家電

      ウォークスルークローゼット

      ウォークスルークローゼットは、ウォークインクローゼットのように中に入って使える収納ですが、入口と出口が別々に設けられており、通り抜けが可能な構造になっています。廊下と別の部屋をつなぐ動線の一部として利用でき、衣類やバッグ、季節用品の収納に適しています。動線上にあるため、家事効率の向上にもつながります。

      壁埋め込み収納棚(壁面収納)

      壁埋め込み収納棚は、廊下の壁を凹ませ、そのスペースに収納棚を設置する方法です。廊下の通行幅を狭めることなく収納を増やせるのが大きな特徴です。棚の高さや位置を調整できるため、書籍や小物、日用品など、用途に応じて自由にカスタマイズできます。扉付きにすればホコリや汚れを防ぎ、オープン棚にすればディスプレイとしても活用可能です。

      ニッチ収納

      ニッチ収納は、壁を浅くくり抜いて作る奥行きの浅い収納スペースです。廊下のちょっとしたスペースに作れるため、省スペースで見た目もすっきりします。鍵や郵便物、スマートフォンの充電スペースなど、日常的によく使う小物の収納に向いています。装飾棚として写真やインテリア小物を飾ることもできます。

      床下収納

      床下収納は、廊下の床下スペースを活用する収納方法です。普段使わない非常用グッズや季節用品、食品ストックなどの保管に適しています。収納蓋は床面とフラットに仕上げるため、通行の妨げにならず、安全性も確保できます。

      多杉茜監修者のコメント
      廊下収納は、ただの通路を有効活用できる賢い収納方法です。部屋の収納スペースを増やすだけでなく、生活動線上に収納を設けることで、必要な物を必要な場所で取り出せる利便性も高まります。特にウォークスルークローゼットや壁埋め込み収納は、収納量とデザイン性を両立できる人気の方法です。限られたスペースを無駄なく活用し、住まい全体の快適さと整理整頓のしやすさを向上させるためにも、廊下収納の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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      廊下に収納を後付けするリフォームの費用と内訳

      廊下に収納を設置するリフォームは、限られた住宅スペースを有効活用できる人気の施工です。収納の種類や設置規模、使用する素材によって費用は大きく変わります。ここでは、代表的な廊下収納の種類別に費用相場と内容をご紹介します。

      種類費用相場特徴
      ウォークスルークローゼット約100,000円〜1,000,000円大型収納&通り抜け可能。内装含めると高額。
      壁埋め込み収納棚約100,000円〜600,000円廊下幅を圧迫せず設置可能。
      壁埋め込まない収納棚約10,000円〜30,000円費用を抑えやすく後付け可能。
      ニッチ収納約20,000円〜50,000円小物・雑貨向け。デザイン性も高い。
      床下収納約30,000円普段使わない物の保管に便利。

      廊下にウォークスルークローゼットを設置する費用

      ●費用相場約100,000円〜1,000,000円
      特徴:収納力と動線の効率化を両立。大規模施工では内装デザインも自由にカスタマイズ可能。

      ウォークスルークローゼットは、廊下を通り抜けできる大型収納で、衣類やバッグ、季節用品などをまとめて保管できます。棚やパイプハンガーだけを設置する簡易タイプなら約7万円程度で設置可能ですが、壁・床・天井の内装や照明、ドアまで含めた全面施工の場合は約100万円程度かかる場合もあります。

      廊下に壁埋め込み収納棚(壁面収納)を造作する費用

      ●費用相場約100,000円〜600,000円
      特徴:省スペース設計で見た目もすっきり。扉付きやオープンタイプなどデザインの自由度が高い。

      壁埋め込み収納棚は、廊下の壁面を凹ませて棚を作るため、通行幅を狭めずに収納を確保できます。2m×1m程度の収納なら約10万円程度で設置可能ですが、サイズが大きくなるほど費用も増加します。

      廊下に壁埋め込まない収納棚を設置する費用

      壁に埋め込まないシンプルな収納棚は、費用を抑えて後付けできるのが魅力です。棚の段数によって価格が変動し、1段で約1万円前後から、5段になると約3万円程度まで幅があります。

      段数費用目安
      1段約10,000円〜11,000円
      2段約15,000円〜17,000円
      3段約21,000円〜23,000円
      4段約23,000円〜27,000円
      5段約26,000円〜30,000円

      廊下にニッチ収納(後付け造作)を設置する費用

      ニッチ収納は、壁を浅くくり抜いて作る奥行きの浅い収納で、小物やインテリアをすっきり飾れるのが特徴です。後付け造作の費用は約20,000円〜50,000円が相場ですが、形状や機能によって価格が変わります。

      底板タイプ:約20,000円〜30,000円(シンプルな実用型)
      アーチ型タイプ:約30,000円〜40,000円(デザイン性重視)
      扉付きタイプ:約30,000円〜50,000円(ホコリ防止・収納力向上)

      ※壁材がタイルなど特殊素材の場合や、大型サイズの場合は費用が上がるため事前確認が必要です。

      廊下の床下収納を設置する費用

      ●費用相場約30,000円
      特徴:施工が比較的簡単で費用も安め。通行の邪魔にならず安全性も高い。

      床下収納は、廊下の床面に収納庫を埋め込み、普段使わない物を保管できる便利な方法です。非常食や掃除道具、季節家電の収納に最適で、見た目がすっきりします。

      多杉茜監修者のコメント
      廊下収納は、限られた住宅スペースを最大限に活用できる賢いリフォームのひとつです。収納の種類や規模によって費用は大きく変わりますが、ウォークスルークローゼットのような大型施工から、壁埋め込み収納やニッチ収納、床下収納まで幅広く選択肢があります。設置する目的や収納する物の種類、利用頻度に合わせて最適な収納方法を選ぶことで、暮らしの快適さと整理整頓のしやすさが格段に向上します。費用面では事前の見積もりと比較検討が欠かせませんが、デザイン性と機能性のバランスを取った収納計画を立てれば、長期的に見ても満足度の高いリフォームになるでしょう。
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      DIYで廊下の収納棚を壁に設置する方法と費用

      廊下の収納棚を取り付けたいと考えたとき、「プロに頼むより自分でやったほうが安く済むのでは?」と思う方は多いでしょう。確かにDIYであれば材料費と道具代だけで済むため、プロに依頼するよりもコストを大幅に抑えることが可能です。ただし、作業には正しい工具や材料の選定、壁の構造に合わせた取り付け方法などの知識が必要です。

      DIYに必要な材料と道具の費用

      廊下の収納棚を壁に設置するためには、以下の道具や材料を揃える必要があります。これらはホームセンターや通販サイトで手軽に購入できます。

      名称商品例価格目安
      下地探し
      下地探し
      下地センサー、下地探し針約900円〜1,000円
      ロイヤルチャンネルサポート
      ロイヤルチャンネルサポート
      棚柱(縦レール)約300円〜400円/本
      ブラケット
      ブラケット
      棚受け金具約600円〜800円/本
      化粧棚板
      化粧棚板
      木目調・ホワイトなど約900円〜1,000円/枚
      ドライバープラスドライバー・電動ドライバー所持していない場合は別途必要
      鉛筆位置決め用数十円程度

      棚板段数別の材料費目安

      化粧棚板(横幅約60cm)を使った場合の段数別の材料費は以下の通りです。段数が増えるほど材料費が上がりますが、まとめ買いをすると単価が下がるケースもあります。

      段数材料費目安
      1段約2,700円〜3,200円
      2段約3,600円〜4,200円
      3段約4,500円〜5,200円
      4段約5,400円〜6,200円
      5段約6,300円〜7,200円

      ※上記の価格には棚柱・ブラケット・棚板代が含まれています。

      DIYとプロ施工の費用比較

      DIYで収納棚を設置する場合、道具代(約900〜1,000円)+材料費(約1,800〜6,200円)で、総額約2,700円〜7,200円程度に収まります。
      一方、プロに依頼した場合の費用は施工規模や材料によって異なりますが、約10,000円〜60,000円が相場です。

      DIYの場合の費用約2,700円〜7,200円
      プロの場合の費用約10,000円〜60,000円

      段数が少ない場合は差額が小さく(約7,300円程度)、段数が多くなると差額はさらに大きくなり(最大約22,800円の差)、DIYの方がコスト面で有利になります。

      廊下の収納のリフォーム業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

      業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

      特化した専門業者

      リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。

      一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。

      以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。

       特徴中間マージン発生率
      メーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
      ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ
      家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
      ホームセンター一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり約1割〜4割コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ
      建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
      工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
      リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
      大工業者(特化した専門業者大工をメインに工事をしているので安心で安価。0%(直接依頼)地元の業者・個人業者など

      比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です

      リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法

      実績が豊富

      実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

      アフターサービス

      アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

      瑕疵保険加入会社

      瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

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      廊下に収納を造るリフォームを激安・格安でするには?

      激安・格安

      廊下に収納を造るリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      廊下に収納を造るリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      廊下に収納を造るリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で廊下に収納を造るリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      廊下のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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      参考:廊下リフォームにかかる費用と価格の相場は?






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