廊下に手すりを取り付けるリフォームの費用の相場

材料費用+施工費用=
83,000円〜220,000円
廊下に手すりを取り付けるリフォームの費用の相場ですが、手すりの費用には、「本体価格の費用」「施工の費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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廊下に手すりを設置する必要性と種類・特徴

廊下に手すりを設置することは、日常生活の安全性を大きく向上させる効果があります。特に足腰の筋力が低下している高齢者や、怪我・病気の後遺症で歩行に不安がある方にとって、手すりは移動時の大きな支えとなります。手すりがあることで、歩行中のバランスを保ちやすくなり、転倒のリスクを軽減できます。
また、健康な方であっても、薄暗い廊下や足元が滑りやすい環境では、ふとした拍子に足を滑らせることがあります。こうしたとき、手すりがあれば咄嗟につかまり、転倒や怪我を防げます。つまり、手すりは「介護が必要な方」だけでなく、「家族全員の安全」を守る役割を果たしてくれるのです。
廊下手すりの種類と特徴
種類 | 特徴 | 主な設置場所・用途 |
---|---|---|
横手すり(水平手すり) | 廊下の壁面に沿って取り付ける一般的なタイプ。歩行時の安定をサポート。 | 廊下全体、長い直線部分 |
縦手すり(縦型グリップ) | 立ち座りや方向転換の補助に適した短い縦型タイプ。 | 廊下の曲がり角、部屋やトイレの出入口付近 |
連続手すり | 横手すりを途切れなく設置し、段差やコーナーもカバー。 | 長い廊下、動線全体 |
折りたたみ手すり | 使用しないときは壁側に収納できるタイプ。 | 狭い廊下や通行の邪魔になりやすい場所 |
滑り止め加工手すり | グリップ部分に滑り止め加工が施され、握力が弱い方でも安心。 | 高齢者・握力低下がある方向けの廊下全域 |
廊下の手すり設置にかかる費用と補助金制度
廊下の手すり工事は、介護保険制度の住宅改修対象に含まれており、条件を満たせば国から補助金を受け取ることができます。
・50歳以上の高齢者と同居している方
・要介護・要支援認定を受けている方
・所得税法上の障害者に該当する方
●給付額
要介護度に関係なく、1人あたり上限20万円までの工事費が対象となり、自己負担は1割または2割です。
●給付方法
まず住宅改修費を自己負担で支払い、市区町村窓口で「給付申請書」と必要書類を提出します。後日、支払額の9割または8割が償還払いとして返金されます。
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廊下に手すりを取り付けるリフォームの費用と内訳

廊下に手すりを取り付けるリフォームは、安全性を高めるだけでなく、デザインや機能面にもこだわることができます。最近では、夜間でも安全に移動できるようLEDライト付きの手すりも選ばれており、用途や予算に応じてバリエーション豊かな選択が可能です。ここでは、4mの長さの手すりを設置する場合を想定し、本体価格と施工費用の相場を詳しくご紹介します。
●LEDなしタイプの総費用相場: 約83,000円〜95,000円
●LEDありタイプの総費用相場: 約180,000円〜220,000円
廊下手すりの本体価格の相場
手すり本体は、大きく分けてLEDなしタイプとLEDありタイプの2種類があります。
タイプ | 参考価格(4m) | 特徴 |
---|---|---|
LEDなし | 約38,000円〜45,000円 | 標準的な手すり。コストを抑えつつ、滑りにくく握りやすい仕様が多い。 |
LEDあり | 約120,000円〜150,000円 | 手すり内部や側面にLEDライトを内蔵。夜間や暗い廊下での安全性向上に効果的。 |
廊下手すりの施工費用の相場
施工費用には、手すりの取り付けだけでなく、下地の補強工事やLEDタイプの場合の電気工事も含まれます。
タイプ | 参考価格 | 含まれる工事内容 |
---|---|---|
LEDなし | 約45,000円〜50,000円 | 手すりの設置、必要に応じた下地補強、仕上げ作業 |
LEDあり | 約60,000円〜70,000円 | 手すり設置、下地補強、配線・電気工事、点灯確認 |
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DIYで廊下に手すりを取り付けることは可能?

廊下への手すり取り付けは、基本的な工具と作業知識があればDIYでも可能です。しかし、単に壁にネジを打ち込むだけでは安全性が確保できず、場合によっては大きな事故につながります。正しい方法で施工しなければ、手すりがぐらついたり、壁が破損してしまう危険があります。
まずは設置場所と通路幅の確認
DIYで手すりを取り付ける前に、設置場所の条件を確認することが重要です。
握りやすい高さの設定:一般的には床から75〜85cmが目安ですが、使用する人の身長や用途に合わせて調整します。
安全な取り付け位置:コーナーや出入口付近では縦手すりの方が便利な場合もあります。
壁の種類別の取り付け方法と注意点
手すりの安全性は、壁の材質と下地の強度に大きく左右されます。壁の種類ごとに正しい施工方法を理解しておきましょう。
壁の種類 | 施工方法 | 注意点 |
---|---|---|
コンクリート壁・タイル壁 | アンカーボルトを下穴に打ち込み、その上からネジを固定 | 直接ネジを打つと壁が崩れる危険がある。必ずアンカーを使用 |
プラスターボード壁 | 裏にある柱(間柱・胴縁)を探してネジ固定 | 柱が見つからない場合は、補強板を取り付けてから施工 |
木壁(板張り) | 下穴を開けて直接ビスで固定 | 下地が腐食していないか事前確認が必要 |
【DIY施工に必要な道具・部材】
アンカーボルト 下地探し
下地探し:壁内部の柱や間柱の位置を探す機器
アンカーボルト:コンクリートやタイル壁用の固定金具
電動ドライバー/インパクトドライバー:ネジ・ボルトを確実に固定
水平器:手すりの取り付け高さを水平に保つため
補強用木板:柱がない位置に手すりを付ける場合の下地材
【DIY施工の流れ(例:プラスターボード壁の場合)】
①下地探しで柱位置を確認
②柱の位置に合わせて手すり金具の位置をマーキング
③下穴を開け、金具を仮止め
④手すり本体を取り付け、水平器で位置を微調整
⑤全ネジを本締めして完成
DIYと業者依頼の比較
DIYの魅力は費用を抑えられる点ですが、安全性や耐久性を重視する場合は業者依頼が安心です。特に高齢者や介護目的で使用する場合、転倒防止のためにも確実な施工が求められます。
項目 | DIY | 業者依頼 |
---|---|---|
費用 | 部材費のみ(5,000〜20,000円程度) | 工賃込み(20,000〜50,000円程度) |
工期 | 半日〜1日 | 半日〜1日 |
安全性 | 施工精度による | 高精度・高耐久 |
補助金対応 | 不可 | 可能(介護保険など) |
廊下の手すりの設置業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工業者(特化した専門業者) | 大工をメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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廊下の手すりのリフォームを激安・格安でするには?

廊下の手すりを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
廊下の手すりを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
廊下の手すりを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で廊下の手すりを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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一括見積もり無料サービスとは、廊下リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
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参考:廊下リフォームにかかる費用と価格の相場は?