浴室・お風呂の手すりの費用は?種類別相場や補助金、DIYについても紹介

「浴室に手すりを取り付けたいけど、費用がどれくらいかかるのかわからない…」この記事では、浴室の手すりリフォームの費用相場を、事例別に詳しく解説します。さらに、DIYとの価格差や、安くする方法、業者選びのポイントなども紹介します。安全で快適な浴室を実現するために、ぜひ参考にしてください!

  • 最終更新日:2024年11月17日
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      目次

      浴室・お風呂の手すりの費用の相場

      コンシェルジュ

      本体価格+施工費用=
      20,000円〜30,000円

      浴室・風呂に手すりを取り付ける費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      浴室・お風呂の手すりのリフォームの費用と内訳

      女性

      浴室の手すりのリフォームが1本の場合は、約0.2〜2.8万円が相場となります。

      浴室手すりの工事内容施工費込みの費用相場施工期間
      手すりの「取り付け・後付け」約2~2.8万円約1日
      手すりの「修理・交換」約0.2〜1.4万円約1日
      手すりの「撤去・処分」約0.2〜0.3万円約1日

      【浴室の手すりは介護保険の補助金がでる】

      バリアフリー化に伴い手すりを設置する」場合に介護保険を活用した補助金があります。

      介護保険を適用するには、バリアフリーの工事を必要とする場合、介護保険制度が活用できます。ただし、ケアマネージャーなどが必要と判断した場合、以下対象に当てはる場合のみとなります。

      ●対象条件

      補助金の受給ができるのは、要支援1~2要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者です。補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅です。

      ●支給額

      補助金の支給は、被保険者1人につき改修費用20万円までと決められています。そのうち1割は自己負担です。つまり、20万円のリフォーム工事の場合、2万円を自己負担し、18万円が支給されるということです。工事費用が20万円を超えた場合は、1割の2万円+超えた金額を負担することになります。原則として補助金の給付は被保険者一人につき1回ですが、20万円を数回に分けて利用することができます。例えば、1回のリフォームで10万円しか使わなかった場合、次にまた10万円で他の工事を行えるということです。

      手すりを必要とされる方は、比較的に簡単に審査が通る可能性が高いのでケアマネジャーに相談してみましょう。

      以下からリフォーム内容の費用相場の解説をしますが、その前に「手すりの本体価格のみの相場」をご紹介します。

      【浴室手すりの本体のみの価格相場】

      手すりの種類特徴価格相場
      水平手すり(横手すり)
      水平手すり(横手すり)
      ・浴室内での移動
      水平手すりは、横手すりとも呼ばれています。浴槽に入るとき、出るときに身体を支え安定させるために使われます。もっとも利便性が高い手すりとなります。
      約5,000円〜8,000円
      縦型手すり(I型手すり)
      縦型手すり(I型手すり)
      ・浴槽内での出入りや立ち座り
      縦型手すりは、I型手すりとも呼ばれており、浴槽から立ち上がる動作や、出入りする際に股がる時に身体を支え転倒防止に繋げます。
      約5,000円〜8,000円
      L字型手すり
      L字型手すり
      ・浴槽内での出入りや立ち座り
      L字型手すりは、縦手すりと水平手すりを一つになった機能を持っています。浴槽などで立ち上がる際に良く使われています。
      約7,000円〜8,000円
      浴室手すりの位置は、浴槽から立ち上がる動作をする際に掴める位置に設置するのが目安となります。また、浴槽以外に椅子から立ち上がる場合も同様です。

      それでは、以下で各リフォーム費用と共に内訳をご紹介します。

      浴室の手すりの「取り付け・後付け」の費用相場

      浴室手すりの交換後

      設置のみの費用:約15,000円〜20,000円

      浴室手すりでの費用にかかる施工の流れは、指定した位置に「目印を付け」、ドリルで「穴空け」をします。そこへ「樹脂プラグを設置」し、接着剤の「シリコーン」を塗布します。付属金具をビスで止め、手すりを設置しカバーをはめたら完成です。

      【手すりの費用の内訳】

      内訳は以下の通りとなります。あくまで目安として参考にして下さい。

      手すり本体価格約5,000円〜8,000円
      手すり設置の費用約15,000円〜20,000円

      ※設置費用では、人件費(1人の職人に対しての1日の費用)が一般的となり、1日に何本設置できるかは、事前確認が必要です

      特に在来浴室の場合は、タイル自体にヒビ割れがある場合は、ビスを打ち込む事で破損させてしまう可能性があるので、業者からお断りされる場合もあるので考慮しておきましょう。

      浴室の手すりの「修理・交換」の費用相場

      浴室手すり

      良くある施工理由が以下の通りとなります。

      ・手すりが色剥げやカビ等で汚れてる(交換)
      ・手すりがグラグラしている(修理)

      ●手すりを交換する場合

      手すりの交換の費用相場は、1本あたり約2,000円〜3,000円となります。本体価格を含めると約7,000円〜11,000円です。

      手すりが複数ある場合や地元の工務店でない場合は、人件費分の15,000円〜20,000円かかる場合もあるので事前確認はしましょう。

      ●手すりを修理する場合

      グラグラと手すりがしっかりと固定されず動く場合は、ボルトの締め付け修理に約2,000円〜3,000円が相場となります。こちらも交換同様に、地元の工務店でない場合は事前確認が必要です。

      【DIYでする】

      手すりの交換は、ビスを外して新しい物へ取り替えるだけなので簡単な作業です。また、修理も同様でビスを締め付ける作業のみとなります。

      ビスの位置がキャップに隠れて見つけにくいので以下を参考にして下さい。

      ※上記はパナソニックの商品です

      浴室の手すりの「撤去・処分」の費用相場

      浴室手すりの修理風景

      良くある施工理由が以下の通りとなります。

      ・必要なくなった
      ・劣化しているので外したい

      手すりの撤去の費用相場は、処分も含め約2,000円〜3,000円となります。こちらも交換同様に、地元の工務店でない場合は事前確認が必要です。

      この費用では、ビス穴に簡易補修としてコーク充填のみとなります。もし、壁の素材を新しく変える場合は、タイルなら3〜5万円、パネルなら14〜20万円となります。

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      浴室手すりのリフォームの費用を安く抑えるポイント

      浴室手すりと浴槽

      費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの4つ「補助金を活用する」「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

      補助金を活用する

      バリアフリーの補助金を活用すれば、約3万円の手すりを後付けした場合、1割負担なので3千円で設置が可能です。

      ケアマネジャーに相談して活用できるか確認しましょう。

      手すりの本体のみを購入

      ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。

      自社施工業者

      手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

      DIYをする

      自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

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      DIYで手すりを取り付けることは可能?

      DIYする女性

      DIYで浴室手すりを取り付ける事は可能です。その際の注意点をご紹介します。

      【工事が必要な手すりの場合】

      まずは、取り付け箇所を決め、設置してもドアが開くか確認しましょう。

      ●作業道具

      ●「コンクリート打ちっぱなし壁・タイル壁」に取り付ける場合

      コンクリート壁・タイル壁に手すりを取り付ける際にアンカーボルトを打ち込んでからネジを打たないと、手すりに重圧をかけるたびにコンクリート壁がボロボロと崩れていきます。

      必ずアンカーボルトを打ち込んだ上から「ネジ」を打ちましょう。

      ●「パネル壁」に取り付ける場合

      パネル壁に手すりを取り付ける場合は、上記と違いアンカーボルトでネジを上から打ち込むことができません。

      パネルの内部は換気状、空洞となっておりネジをかますところがなく、手すり付属部品の裏当て金具を入れ、手前からパッキン金具で締めます。

      その際の工事の流れが電動ドリルに自由キリを設置しパネルに直径5cmの穴を開けます。これを2箇所作業をします。後は手すりを設置し外れないようにボルトで固定します。

      【工事が必要ない手すりの場合】

      「吸盤タイプ」と「挟むタイプ」は、工事が必要ないので失敗がなく安心して取り付けができます。

      吸盤タイプは、壁のタイルやパネル部分の垢や石鹸カスを綺麗に取り除いて貼り付けるタイプとなり、吸盤の耐荷重が30kgと人を支えるのに十分な作りになっています。

      挟むタイプは、浴槽に挟むタイプで吸盤タイプに比べ頑丈でしっかりとした安定感があります。

      両者の用途が異なり、「吸盤タイプ=移動」「挟むタイプ=立ち座り」の動作となるので2つの同時設置も可能ですし、自宅に合った手すりを選ぶ様にしましょう。

      浴室手すりのリフォームの業者の選ぶポイントは?

      浴室手すりをチェックする業者

      業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

      特化した専門業者

      業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

       特徴中間マージン発生率
      ハウスメーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
      家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
      建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
      工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
      リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
      地元密着の工務店・便利屋(特化した専門業者手すりなどの小さな工事も中心にしているので安心で安価。なし

      ※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです

      実績が豊富

      実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

      アフターサービス

      アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

      瑕疵保険加入会社

      瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

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      浴室・お風呂の手すりを激安・格安でするには?

      激安・格安

      浴室・お風呂の手すりを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      浴室・お風呂の手すりを依頼できる業者は、ハウスメーカー・地元の工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      浴室・お風呂の手すりを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で浴室・お風呂の手すりを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      浴室・お風呂のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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      参考:
      浴室・風呂のリフォームする費用と価格の相場は?






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