浴室・お風呂の塗装の塗り替えの費用の相場
材料費用+施工費用=
50,000円〜150,000円
浴室・お風呂の塗り替えの費用の相場ですが、「浴槽」「浴室床」「浴室壁」「浴室天井」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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浴室・お風呂の塗装の塗り替えについて
浴室・お風呂の塗装の塗り替えについては、まずそのメリットやデメリット、そして塗り替えの適切なタイミングを把握することが重要です。
浴室の塗装とは
浴室の塗装とは、浴室の壁や天井、床などに防水性や耐湿性のある塗料を塗布して、表面を保護し、見た目を新しくする施工方法です。浴室は常に水分や湿気にさらされているため、通常の塗料ではすぐに劣化してしまいます。そのため、専用の防水塗料や防カビ塗料を使用して、浴室の壁面や天井を保護し、長持ちさせることが目的です。
浴室の塗装は、タイルや壁パネルの張替えよりも手軽にできるリフォーム方法で、古くなった浴室を一新したり、汚れやカビを防ぐためのメンテナンスとしても行われます。また、DIYで簡単に塗装することも可能ですが、専門業者に依頼することで、より耐久性の高い仕上がりが期待できます。
メリット
コストが比較的安い
浴室の塗装は、タイルや壁パネルの張替えに比べて費用が抑えられます。大がかりな工事が必要ないため、経済的なリフォーム方法として選ばれることが多いです。特に、傷んだ部分だけを塗装する部分補修の場合、さらにコストを抑えることが可能です。
工期が短い
塗装工事は他のリフォーム方法に比べて短期間で完了することができます。塗料の乾燥時間を含めても、数日で施工が完了するため、浴室を早く使いたい場合や大規模な工事が難しい場合に適しています。
防水性・防カビ効果が向上する
浴室専用の防水塗料や防カビ塗料を使用することで、水分や湿気による劣化を防ぎ、カビの発生を抑える効果が期待できます。特に、塗料にはカビ抑制成分が含まれているため、カビの予防や再発防止に効果的です。
デザインの自由度が高い
塗装は、好きな色や仕上がりを選ぶことができるため、浴室のインテリアを自由にアレンジできます。古くなった浴室をモダンにしたり、明るい色でリフレッシュしたりと、デザインの変更がしやすいのが特徴です。
メンテナンスが容易
塗装をすることで、日々の掃除がしやすくなることもメリットです。防水塗料で塗装した表面は滑らかで、汚れや水垢が付きにくいため、定期的な清掃が楽になります。また、劣化した部分だけを後から補修することも可能です。
デメリット
耐久性が限られている
浴室の塗装は手軽でコストも低いものの、タイルやパネルのような耐久性はありません。塗装後の仕上がりは、数年から10年程度の持ちですが、頻繁に使われる浴室では早く劣化する可能性もあります。そのため、定期的に再塗装が必要になることがあります。
塗装面が剥がれる可能性
湿気や水分が多い浴室では、特に経年劣化や摩擦によって塗装が剥がれることがあります。剥がれた塗装は美観を損ない、再びカビや腐食の原因となることがあります。また、塗装が剥がれると、下地が水分にさらされ、劣化が進行するリスクもあります。
滑りやすくなる可能性
浴室の床を塗装する場合、塗料によっては滑りやすくなることがあります。特に、ツヤのある仕上げや防水性の高い塗料は滑りやすくなる傾向があるため、床を塗装する際には、滑り止め効果のある塗料を選ぶ必要があります。
専門的な知識が必要
浴室塗装をDIYで行う場合、適切な塗料選びや塗装技術が求められます。専用の防水塗料や防カビ塗料を使わなければ、短期間で塗装が劣化したり、効果が不十分になる可能性があります。また、施工の際にムラができることもあるため、塗装技術に自信がない場合は、専門業者に依頼するのが安全です。
カビの根本解決にはならない場合がある
防カビ効果のある塗料を使用しても、既に天井や壁内部にカビが広がっている場合、塗装だけでは完全にカビの問題を解決できないことがあります。カビが深刻な場合には、下地からの補修や全面的なリフォームが必要になることもあります。
塗装の塗り替えのタイミング
浴室の塗装を行う適切なタイミングには、いくつかの重要な要素があります。以下に、浴室塗装を検討するべきタイミングについて説明します。
塗装の剥がれやひび割れが見られる時
塗装が剥がれたり、ひび割れが目立つようになった場合は、浴室の塗装を検討するタイミングです。剥がれた部分から水分が浸透しやすくなり、カビや下地の腐食が進行する恐れがあるため、早めの対策が必要です。特に天井や壁の塗装が剥がれている場合、内部に水が浸透している可能性があるため、再塗装が推奨されます。
カビが発生して掃除が難しい時
浴室は湿気がこもりやすい場所で、カビが発生しやすい環境です。定期的に掃除をしてもカビが再発したり、取り切れない場合は、塗装の防カビ機能が低下していることが考えられます。このような状況では、防カビ効果のある塗料を使って再塗装することで、カビの発生を抑え、浴室を衛生的に保つことができます。
水漏れや湿気によるシミが見られる時
天井や壁に水漏れや湿気によるシミが見られる場合、塗装が劣化して防水機能が低下している可能性があります。この状態を放置すると、カビの発生や下地の腐食が進み、浴室全体の劣化につながります。水漏れやシミが発生した時点で、早めに塗装を見直すことが重要です。
経年劣化が見られる時
浴室の塗装は、時間が経つと自然に劣化していきます。一般的に、浴室の塗装は10年ほどの耐久性がありますが、使用頻度や環境によってはそれよりも早く劣化が進むことがあります。色あせや塗装の剥がれが見られなくても、経年によって防水性能が低下している場合があるため、10年を目安に塗装の点検や再塗装を検討することが推奨されます。
見た目をリフレッシュしたい時
浴室のデザインを一新したい場合も、塗装のタイミングです。新しい色やデザインを取り入れることで、浴室全体の雰囲気を変えることができます。塗装はタイルの張替えや壁パネルの交換に比べて手軽であり、短期間で浴室のリフォームが可能です。特に、明るい色やモダンなデザインを取り入れることで、浴室がより快適でリラックスできる空間になります。
浴室が寒いと感じる時
冬場に浴室が寒く感じる場合、塗装を見直すことで断熱効果を向上させることができます。塗料によっては、断熱効果を持つものや、湿気をコントロールする効果が期待できるものがあります。浴室の快適性を向上させたい場合、断熱性能の高い塗料を使って塗装を行うことが効果的です。
塗装の色あせが気になる時
浴室の塗装が色あせてきた場合も、塗装の見直しを検討するタイミングです。特に日光が直接当たる浴室の窓付近では、塗料が紫外線によって色あせてしまうことがあります。色あせた塗装は見た目だけでなく、塗膜の劣化が進んでいる可能性があるため、再塗装を行うことで見た目を美しく保つと同時に、防水性能も回復させることができます。
浴室の塗装の色の種類
浴室の塗装には、さまざまな色の種類があり、浴室の雰囲気やスタイルに合わせて選ぶことができます。以下に、浴室塗装の代表的な色の種類をいくつか紹介します。
色 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ホワイト系 | 清潔感があり、浴室を明るく広く見せる効果があります。特に小さな浴室や光が入りにくい浴室では、ホワイト系の色が効果的です。 | 清潔で明るい印象を与え、どんなインテリアスタイルにも合わせやすい。 | 汚れやカビが目立ちやすく、頻繁に掃除が必要になることがあります。 |
ベージュ・アイボリー系 | ナチュラルで落ち着いた雰囲気を作り出す色です。温かみがあり、リラックスした空間を演出します。 | ホワイトよりも汚れが目立ちにくく、浴室全体に柔らかい印象を与えます。温かみのある色合いは冬場にも快適です。 | 色が控えめなため、個性が薄く、シンプルに感じられることがあります。 |
ブルー系 | 青や水色などのブルー系の色は、爽やかで清涼感を感じさせる色です。特に、モダンで洗練された印象を与えます。 | 室を涼しげでさわやかな空間に変え、リフレッシュ効果が期待できます。水との相性も良く、視覚的にクールな印象を与えます。 | 冬場は冷たい印象を与えることがあるため、暖房などで工夫する必要があります。 |
グレー系 | 落ち着いたモダンな空間を演出できるグレー系の色。特に高級感を求める場合に人気があります。 | シンプルで上品な印象を与え、汚れが目立ちにくいのが特徴です。また、他の色と組み合わせやすいです。 | グレーが濃すぎると、暗く冷たい印象を与えがちなので、バランスを取るための照明やアクセントが必要です。 |
ブラック系 | ブラックは、高級感とシックな雰囲気を演出できる色です。ホテルライクなデザインや都会的な印象を与えます。 | スタイリッシュで洗練された空間を作ることができ、モダンなデザインを好む人に適しています。 | 空間が狭く見えることがあり、浴室の広さによっては圧迫感を感じる場合があります。また、水垢や石鹸カスが目立つため、頻繁なメンテナンスが必要です。 |
グリーン系 | リラックス効果が高く、自然を感じさせるグリーン系の色。特に、淡いミントグリーンやモスグリーンが人気です。 | 自然の中にいるような落ち着いた雰囲気を浴室に取り入れることができ、疲れた体を癒すのにぴったりです。 | 色味によっては浴室が古びた印象を与えることがあるため、モダンなデザインとバランスを取る必要があります。 |
ピンク系 | 優しさと温かみを感じさせるピンク系の色。特に淡いピンクは女性に人気があり、柔らかい雰囲気を作ります。 | 優しい色合いが浴室全体に温かみを加え、リラックスした雰囲気を演出します。また、肌色を明るく見せる効果もあります。 | ピンクの濃さや種類によっては、甘すぎる印象を与えることがあるため、バランスに注意が必要です。 |
ブラウン系 | 落ち着いた色調で、木目調や石目調のデザインと組み合わせるとナチュラルな雰囲気が楽しめます。 | 自然素材の雰囲気を取り入れたデザインに合うため、温かみとリラックス効果を持つ空間を作りやすいです。 | 暗めのブラウンだと、閉塞感を感じることがあるので、適度な照明や明るいアクセントが必要です。 |
イエロー系 | 明るく元気な印象を与えるイエロー系の色。浴室をポップで楽しい空間にすることができます。 | 明るく元気な雰囲気を演出し、浴室全体が明るく開放的になります。特に、家族で使う浴室や、子供がいる家庭におすすめです。 | 色が強すぎると、浴室がうるさく感じることがあるため、他の色とのバランスを考える必要があります。 |
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浴室・お風呂の塗装の費用と内訳
浴室・お風呂の塗装リフォームにかかる費用は、浴槽、床、壁、天井など、部位ごとに異なります。各部位の費用を詳しく見ていきましょう。
『浴槽』の塗装リフォーム費用
浴槽の塗装リフォームでは、まず下地処理を行い、凹凸をなくした後にコーティングを吹き付けて塗装します。これにかかる費用は約80,000円〜150,000円が相場です。塗装の仕上がりや使用する材料によって費用が変動します。
『浴室床』の塗装リフォーム費用
浴室床の塗装では、下地処理を行い、平らな状態にした上で吹き付け塗装を施します。床は湿気や水による劣化が進みやすいため、耐水性や耐久性に優れた塗料を使用することが一般的です。費用の相場は約50,000円〜60,000円です。
『浴室壁』の塗装リフォーム費用
浴室の壁の塗装も、床や浴槽と同様に下地処理を行った後、吹き付け塗装が行われます。壁の広さや使用する塗料の種類によって費用が異なりますが、一般的な相場は約80,000円〜100,000円です。
『浴室天井』の塗装リフォーム費用
浴室天井の塗装は、他の部分と比べて比較的小規模な作業になりますが、やはり下地処理を行った後に吹き付け塗装を施します。天井の塗装にかかる費用は約40,000円〜50,000円です。
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浴室・お風呂の塗装の費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの2つ「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
浴室・お風呂の塗装の業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
防水塗装業者(特化した専門業者) | 防水塗装をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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浴室・お風呂の塗装の塗り替えを激安・格安でするには?
浴室・お風呂の塗り替えを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
浴室・お風呂の塗り替えを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
浴室・お風呂の塗り替えを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で浴室・お風呂の塗り替えを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く浴室・お風呂の塗り替えをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、お風呂・浴室リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
浴室・お風呂のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:浴室・風呂のリフォームする費用と価格の相場は?