1階か2階にお風呂・浴室の増築・増設の費用の相場
本体価格+施工費用=
450,000円〜1,800,000円
1階か2階にお風呂・浴室の増築・増設の費用の相場ですが、浴室・お風呂のリフォームの増築にはタイプがあり「浴室・風呂の増築のリフォームの費用」「増築した浴室・風呂場に増設する設置の費用」の工事があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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浴室・風呂を作るリフォームについて
浴室の増設や増築を考える理由には、いくつかの典型的な状況があります。以下は、浴室の増設・増築を検討する一般的な理由です。
家族の増加
家族が増えたり、同居する親や親戚が加わった場合、複数の浴室が必要になることがあります。
混雑の解消
朝の時間帯など、浴室が混雑しやすい場合に、複数の浴室を設けて利便性を向上させたいとき。
趣味やリラクゼーションの追加
ジャグジーやサウナなど、特別な設備を備えた浴室を増設することで、リラクゼーションや趣味のスペースを確保したい場合。
高齢者向けの配慮
高齢者や障害者のために、バリアフリーの浴室拡張の為に増築して、安全で快適な生活をする場合。
来客用の浴室
来客用やゲスト用の浴室を設けることで、家族以外の人が快適に過ごせるようにする場合。
浴室の増設や増築は、家族構成の変化、快適性や利便性の向上、ライフスタイルの変化、設備のアップグレード、外部からのニーズなど、さまざまな理由で検討されます。自身のニーズや家の状況に応じて、最適な増設や増築プランを考えることが重要です。
浴室・お風呂の新設の費用は2種類
浴室や風呂の新設を考えている方に向けて、まずは浴室のみの施工方法や風呂の新設にかかる費用についてご紹介します。リフォームの前に、これらの基本情報を把握しておくと、後悔のない選択ができます。
浴室・お風呂の新設には、主に2つの工法があります。以下でそれぞれの特徴と費用をご紹介します。
在来工法
在来工法とは、伝統的な方法で、下地に防水加工を施し、その上からタイルを貼っていく施工方法です。1坪サイズの浴室を新設する場合、費用はおおよそ以下の通りです。
風呂・浴室の新設の費用:約700,000円〜900,000円
ユニットバス
ユニットバスとは、工場で浴室を一体成形し、現場で組み立てる現代的な方法です。1坪サイズのユニットバスを新設する場合、費用は以下の通りです。
風呂・浴室の新設の費用:約700,000円〜1,200,000円
浴室増築の補助金について
浴室のリフォームや増築に際しては、さまざまな補助金や助成金の制度があります。その中で「長期優良住宅化リフォーム推進事業」が特に注目されます。
この補助金制度は、子育てしやすい環境を整えるため、三世代同居を可能にするような浴室の増設などに対して支援を行っています。具体的には、浴室リフォームの費用の一部が補助対象となり、補助金の上限額は100万円から300万円です。この補助金により、リフォーム費用の約3分の1を補助してもらえるため、非常に助かる制度と言えるでしょう。
リフォームを計画する際には、この補助金制度を活用することで、経済的な負担を軽減しながら、より快適な浴室環境を整えることが可能です。
浴室増築の確認申請について
浴室の増築においては、確認申請が必要な場合があります。以下に、浴室の増築における注意点や確認申請の要件について解説します。
浴室増築に関する注意点
既存の浴室の拡張や庭に増築する場合には、「増築によって床面積が増加する工事」に該当することがあります。このような場合には、確認申請が求められることがあります。ただし、使っていない部屋を浴室に改装する場合など、床面積が増加しない場合は特に問題ありません。
防火地域および準防火地域
防火地域や準防火地域にお住まいの場合、火災による延焼を防ぐための対策が厳しく定められています。増築に際しては、確認申請を行うことが義務付けられています。
防火地域・準防火地域以外
防火地域や準防火地域以外の地域では、増築面積が10㎡を超えない限り、確認申請は不要です。通常、浴室の新設や小規模な増築ではこの基準を超えないことが多いため、申請が免除されることが一般的です。ただし、10㎡を超える大きな増築や離れに浴室を設置する場合には、申請が必要です。
確認申請の手続きは建築士が代理で行うことができます。問題を未然に防ぐために、建築士が在籍しているリフォーム会社に相談すると安心です。
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浴室・風呂の増築のリフォームの費用
浴室や風呂を増築する際の費用は、増築の場所や選択する施工方法によって大きく異なります。以下では、1階と2階それぞれでの増築費用と、浴室の設置費用の目安を詳しくご紹介します。
1階に浴室・風呂場を増築する費用
1階に浴室を増築する場合、基本的には以下の費用がかかります。ここでは1坪の浴室を基準にしています。
建物増築費用 | 約400,000円〜 |
コンクリート打設費用 | 約50,000円 |
合計 | 約450,000円〜 |
この費用には、基礎コンクリートの打設や木材費用が含まれていますが、ユニットバスや在来工法の風呂の設置費用は含まれていません。
2階に浴室・風呂場を増築する費用
2階に浴室を増築する場合は、1階に比べて足場の設置が必要になるため、費用が増加します。以下がその費用の目安です。
足場設置費用 | 約150,000円 |
建物増築費用 | 約400,000円〜 |
コンクリート打設費用 | 約50,000円 |
合計 | 約600,000円〜 |
こちらも、木材等の費用は含まれていますが、ユニットバスや在来工法の風呂の設置費用は別途必要です。
増築後の浴室・風呂場に設置する費用
増築した浴室や風呂場に、どのタイプの浴室を設置するかによって費用が異なります。以下では「在来工法」と「ユニットバス」の2種類について、増築費用を含めた総額の目安をご紹介します。
1階 | 2階 | |
---|---|---|
増築+在来工法の設置 | 在来工法の設置費用:約700,000円〜900,000円 増築の費用:約450,000円〜 合計:約1,150,000円〜1,350,000円 | 在来工法の設置費用:約700,000円〜900,000円 増築の費用:約600,000円〜 合計:約1,300,000円〜1,500,000円 |
増築+ユニットバスの設置 | ユニットバスの設置費用:約700,000円〜1,200,000円 増築の費用:約450,000円〜 合計:約1,150,000円〜1,650,000円 | ユニットバスの設置費用:約700,000円〜1,200,000円 増築の費用:約600,000円〜 合計:約1,300,000円〜1,800,000円 |
これらの費用はあくまで目安であり、実際の費用は施工条件や選択する材料、工事の規模によって異なる場合があります。リフォームを計画する際は、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。
庭に風呂を増築する費用の例
庭に一坪の風呂を増築する場合、まず庭を整地する費用が約20,000円〜60,000円かかります。その後、風呂の増築・設置にかかる費用が約1,500,000円〜となります。
したがって、庭に風呂を増築する総額は約1,520,000円〜が相場となります。
部屋を風呂にリフォームする費用の例
4畳ほどの部屋を風呂にリフォームする場合、解体費用として約100,000円〜130,000円がかかります。これに加えて、風呂の増設費用が約1,150,000円〜1,800,000円となります。
そのため、部屋を風呂にリフォームする総額は約1,250,000円〜1,930,000円が相場となります。
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浴室増築のリフォーム費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの4つ「補助金を活用する」「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
補助金を活用する
浴室リフォームの補助金・助成金では、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」が挙げられます。
子育てのしやすい環境の為に三世代同居ができるような浴室等の増設に補助金を出してくれ、100万円~300万円の限度額で浴室リフォームの費用の3分の1が補助対象となります。
システムバス本体のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
注意点として「後付けなどの新設設置」は、電気・ガス・配管工事の資格がないとできませんので、資格を取るか部分的に依頼するようにしましょう。
浴室の増築リフォーム業者の選ぶコツは?
業者を選ぶコツは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
浴室に特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
設備業者(特化した専門業者) | 水回りをメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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お風呂・浴室の増築・増設を激安・格安でするには?
お風呂・浴室の増築・増設を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
お風呂・浴室の増築・増設を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
お風呂・浴室の増築・増設を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でお風呂・浴室の増築・増設を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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浴室・お風呂のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:浴室・風呂のリフォームする費用と価格の相場は?