浴室・風呂リフォームの補助金の費用の相場

補助金の上限金額=
18,000円〜500,000円
浴室・風呂リフォームの補助金の費用の相場ですが下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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浴室・風呂リフォームの補助金について

浴室やお風呂をリフォームする際には、国の制度や自治体の助成金、さらには介護保険など、複数の補助金制度を組み合わせて活用することで、工事費用を大幅に節約できます。
特に、高齢者や子育て世帯、省エネ性能の高い住宅改修を行う場合は、条件さえ満たせば数十万円単位の補助が受けられることもあります。ここでは、2025年時点で活用可能な主要な制度を詳しくご紹介します。
介護保険「高齢者住宅改修費用助成制度」
介護が必要な高齢者が、安全に入浴できる環境を整えるためのリフォームを行う際に利用できる制度です。
対象となるのは、「要支援」または「要介護」の認定を受けた方で、改修する住宅が介護保険被保険者証に記載されている住所と同一で、本人が居住していることが条件です。
例えば、浴室内の手すり設置、浴槽の断熱化、開き戸を引き戸に変更する工事、段差解消などが対象になります。補助金の上限は20万円で、そのうち自己負担は1〜3割。最大18万円まで補助を受けられます。
工事内容 | 工事費用(本体+施工) | 自己負担(1割負担の場合) | 補助金額(支給額) |
---|---|---|---|
手すり設置 | 約20,000〜30,000円/箇所 | 約2,000〜3,000円 | 約18,000〜27,000円 |
断熱リフォーム | 約20,000〜200,000円 | 約2,000〜20,000円 | 約18,000〜180,000円 |
扉交換(在来工法) | 約120,000〜150,000円 | 約12,000〜15,000円 | 約108,000〜135,000円 |
扉交換(カバー工法) | 約150,000〜190,000円 | 約15,000〜19,000円 | 約135,000〜171,000円 |
段差解消 | 約50,000〜100,000円 | 約5,000〜10,000円 | 約45,000〜90,000円 |
子育てエコホーム支援事業(国)
子育て世帯や若者夫婦世帯が省エネ性能の高い住宅改修を行う場合に利用できる制度です。
浴室リフォームでは、高断熱浴槽、節湯水栓、高効率給湯器などの省エネ設備を設置する工事が対象となります。
補助額は子育て世帯で最大60万円、それ以外の世帯は最大30万円が支給されます。住宅全体の省エネ性能を高める工事と組み合わせることで、上限額まで活用できます。
※工事費は標準的な価格帯、省エネ設備単体の場合を想定
工事内容 | 工事費用(本体+施工) | 自己負担(補助後) | 補助金額 |
---|---|---|---|
高断熱浴槽設置 | 約200,000〜300,000円 | 約140,000〜210,000円(補助後) | 上限60,000円(子育て世帯)/30,000円(一般) |
節湯水栓交換 | 約30,000〜50,000円 | 約0〜20,000円(補助後) | 上限5,000円 |
高効率給湯器(エコジョーズ等) | 約250,000〜400,000円 | 約190,000〜340,000円(補助後) | 上限60,000円(子育て世帯)/30,000円(一般) |
長期優良住宅化リフォーム推進事業(国交省)
住宅を長寿命化するための大規模リフォームを対象とした補助制度です。耐震化、断熱化、バリアフリー化などの工事を組み合わせて行うことで、認定住宅の場合は最大210万円、非認定住宅でも最大130万円の補助が受けられます。
浴室では断熱リフォームやバリアフリー改修が対象となり、他の部位と同時に施工することで効率的に補助金を受けられます。
※住宅全体の改修費の一部として浴室工事を行った場合の概算
工事内容 | 工事費用(本体+施工) | 自己負担(補助後) | 補助金額 |
---|---|---|---|
浴室断熱化+耐震補強 | 約800,000〜1,200,000円(住宅全体改修費の一部) | 約670,000〜870,000円(非認定住宅)/約590,000〜740,000円(認定住宅) | 130,000円(非認定)/210,000円(認定) |
バリアフリー化(手すり+段差解消) | 約100,000〜150,000円 | 約0〜50,000円(補助後) | 最大100,000円 |
給湯省エネ事業(経産省)
家庭のエネルギー消費を抑えるための高効率給湯器導入を支援する制度です。
浴室リフォームと同時に、エネファームやエコキュートを設置する場合に補助対象となります。
エネファームは1台あたり16万円、エコキュートは6〜8万円(最大2台まで)の補助が受けられます。
工事内容 | 工事費用(本体+施工) | 自己負担(補助後) | 補助金額 |
---|---|---|---|
エネファーム設置 | 約1,300,000〜1,600,000円 | 約1,140,000〜1,440,000円(補助後) | 160,000円/台(最大2台) |
エコキュート設置 | 約500,000〜700,000円 | 約420,000〜620,000円(補助後) | 80,000円(指定機種)または60,000円 |
既存住宅の断熱リフォーム支援事業(環境省)
既存住宅の断熱性能を高めるためのリフォームを支援する制度で、浴室や洗面所などの断熱改修も対象です。
戸建て住宅の場合は最大120万円、集合住宅では最大60万円の補助が受けられます。窓や壁、床、天井の断熱材の追加や交換が主な工事内容となります。
工事内容 | 工事費用(本体+施工) | 自己負担(補助後) | 補助金額 |
---|---|---|---|
浴室壁・天井・床断熱化 | 約400,000〜600,000円 | 約280,000〜420,000円(戸建)/約340,000〜500,000円(集合) | 最大120,000円(戸建)/最大60,000円(集合) |
窓断熱(浴室用内窓設置) | 約50,000〜100,000円/箇所 | 約0〜50,000円(補助後) | 最大50,000円/箇所 |
住宅省エネ2025キャンペーン(国)
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準を超える省エネ性能を持つ住宅改修を支援する国の大型キャンペーンです。浴室だけでなく住宅全体の省エネ改修を行う場合に活用できます。補助枠は数百万円規模に及び、対象要件を満たせば非常に大きな費用削減効果があります。
自治体独自の補助制度
全国の自治体でも独自の浴室リフォーム補助制度を設けている場合があります。
例えば、神戸市では介護保険と組み合わせて最大100万円、北九州市では最大30万円の補助が受けられます。支給条件や金額は地域によって異なるため、必ず自治体の公式サイトや窓口で確認しましょう。
※例:神戸市「高齢者・障害者住宅改造費助成事業」
工事内容 | 工事費用(本体+施工) | 自己負担(補助後) | 補助金額 |
---|---|---|---|
浴室改修(介護保険併用) | 約800,000円 | 約0〜300,000円 | 最大500,000円(介護保険分含む) |
補助金は年度ごとに内容や条件が変わるため、リフォームを検討している方は最新情報を必ずチェックし、工事前に申請準備を進めることが重要です。
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