階段のカーペットの費用の相場
材料費用+施工費用=
40,000円〜
階段のカーペットの費用の相場ですが、カーペットの張替えの費用には、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
【関連記事】
階段をコルクに張替えリフォームする費用と価格の相場は?
階段をクッションフロアにリフォームする費用と価格の相場は?
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
階段のカーペットについて
階段にカーペットを張るリフォームを行う際には、事前にメリットやデメリットを確認することで、後悔や失敗を防ぐことができます。また、カーペットリフォームには補助金が適用されるケースもありますので、あわせて確認しておくと良いでしょう。
階段のカーペットとは?
カーペットは絨毯と混同されがちですが、3畳以上の広い面積や階段全体を覆うように敷かれるものがカーペットとされています。また、アメリカでは手織りのものを「絨毯」、機械織りのものを「カーペット」と呼ぶこともあります。
メリット
滑りにくく、安全性が高い
カーペットは、階段での滑りを防止する効果があり、特に子供や高齢者がいる家庭では安全性が向上します。カーペットの柔らかさにより、万が一転んだ場合でも怪我を軽減する可能性があります。
騒音を軽減できる
カーペットはクッション性があるため、階段を歩く際の足音や物音を軽減します。特に木やタイルの階段と比べて音が静かになるので、静かな環境を保ちやすくなります。
デザインや色でインテリアをコーディネートできる
カーペットは多様なデザインやカラー、パターンが選べるため、階段を家全体のインテリアに調和させることができます。家のスタイルに合ったデザインを選ぶことで、階段がアクセントとなり、雰囲気を引き立てることが可能です。
階段の表面を保護できる
カーペットを張ることで、木やタイルの階段の表面が直接的な摩耗や損傷から守られます。特に頻繁に使用される階段では、カーペットが階段材を長持ちさせる役割を果たします。
足に優しい感触
カーペットの柔らかい素材は、歩行時の足への負担を軽減します。階段を上り下りする際の足元が快適になり、疲れにくくなります。
デメリット
掃除やメンテナンスが手間
カーペットは汚れやホコリが溜まりやすく、特に階段は頻繁に使われるため、汚れが目立ちやすい部分です。定期的な掃除機掛けや、シミができた場合は専用の洗剤を使って掃除する必要があり、メンテナンスに手間がかかります。
湿気による劣化のリスク
カーペットは湿気を吸収しやすいため、湿気がこもる場所に設置するとカビが発生しやすくなります。特に換気が不十分な環境では、カーペットが劣化し、衛生的に問題が生じる可能性があります。
コストがかかる
カーペット自体の費用に加え、取り付けにかかる施工費も必要になります。特に階段は複雑な形状のため、他の部位に比べて張替えや取り付け作業が手間となり、費用が高くなることがあります。
耐久性の問題
カーペットは、木やタイルと比べて摩耗や汚れに弱く、頻繁に使用される階段では劣化が早く進む可能性があります。特にペットの爪や日常の使用で傷みやすいため、定期的に交換が必要になることもあります。
デザイン変更が難しい
一度カーペットを張ると、貼り替えが必要な場合やインテリアを変えたい場合に、変更が大変です。カーペットの取り外しや再施工に手間がかかり、費用も伴います。
階段カーペットの種類と特徴
階段に使われるカーペットには、5つの主要な素材があります。それぞれの素材には特徴があり、耐久性やメンテナンス性、防音性などが異なります。以下に、代表的なカーペット素材とその特徴を詳しくご紹介します。
ウール
ウールは天然素材で、衣類にもよく使用される柔らかく高品質な素材です。イギリスやニュージーランドなどからの輸入が多く、自然な風合いと高級感があるのが特徴です。ウールは、優れた断熱性と吸湿性を持ち、足元を温かく保ちます。また、耐摩耗性があり、長持ちするのも魅力のひとつです。
・おすすめのポイント
ウールはナチュラルで環境に優しく、肌触りもよいため、特に高級感や快適さを求める方におすすめです。また、階段での使用においても耐久性に優れているため、日常的な使用にも適しています。
ナイロン
ナイロンはカーペットの中でも特に丈夫で、擦れやすい場所に適しています。水や汚れにも強く、防カビ性や防虫性も高いので、メンテナンスがしやすいのが魅力です。しかし、紫外線に弱く、白っぽく変色することがあるため、日光が直接当たる場所では注意が必要です。
・おすすめのポイント
階段のように頻繁に使用される場所には、耐久性の高いナイロンが最適です。特に、子供やペットがいる家庭では、汚れに強くお手入れが簡単なナイロンカーペットが便利です。
アクリル
アクリルはナイロンに似ており、耐摩耗性や防カビ・防虫性があります。また、色あせに強いので、明るい色のカーペットを使用したい場合に適しています。水にも強く、比較的軽量な素材であるため、扱いやすいです。
・おすすめのポイント
アクリルはナイロンに次ぐ耐久性を持ち、カラフルなデザインのカーペットを希望する方におすすめです。また、軽量なので、DIYでの取り付けも比較的簡単です。
ポリエステル
ポリエステルは合成繊維で、耐熱性や耐日光性に優れています。シワがつきにくく、比較的色落ちしにくいのが特徴です。また、価格が手頃であるため、費用を抑えつつも機能性を重視したい方に向いています。
・おすすめのポイント
コストパフォーマンスを重視する方におすすめの素材です。色あせに強いため、階段の明るい場所や窓際のスペースにも適しています。
ポリプロピレン
ポリプロピレンは、化学薬品や湿気にも強く、耐水性が高い素材です。ナイロンの特性を持ちながらも、さらに軽量でコストも低めです。そのため、機能性と耐久性を両立させつつ、経済的な選択肢としても人気です。
・おすすめのポイント
湿気の多い場所や水に強いカーペットが求められる場合におすすめです。低コストで、耐久性もあるため、特に階段や廊下など頻繁に使う場所に最適です。
階段におすすめのカーペット
階段に使用するカーペットは、耐久性、滑りにくさ、安全性を重視することが大切です。以下の点に基づいて素材を選ぶと良いでしょう。
ナイロン
もっとも耐久性が高く、滑りにくいので、階段に最適です。頻繁に使用する階段には、ナイロン素材を選ぶことで長期間美しさを保てます。
ウール
柔らかく、自然素材を好む方にはウールがおすすめです。高級感と断熱性があり、特に寒い地域で快適に使えます。
アクリル
ナイロンに近い耐久性を持ちながら、色鮮やかなカーペットが多く、デザインを楽しみたい方に適しています。
カーペットの選択には、耐久性やメンテナンスのしやすさを考慮しつつ、デザインや快適性も大切にしましょう。
階段カーペット張替えリフォームに対する補助金制度
階段をカーペットに張り替えるリフォーム工事においては、介護者がいるご家庭や、バリアフリー工事が必要と判断された場合、国から補助金を受け取ることができます。特に高齢者や要介護者の住環境改善を目的としたリフォームにおいては、この補助金を活用することで、経済的な負担を軽減することが可能です。
補助金の対象者
次の条件に該当する方が補助金の対象となります。
・要介護・要支援者として認定されている方がいる世帯
・所得税法上の障害者として認定されている方がいる世帯
これらの条件に該当する場合、バリアフリーを目的としたリフォーム工事に対し、補助金を申請することができます。
給付額と補助金の内容
補助金制度では、要介護度に関係なく1人あたり上限200,000円までの住宅改修工事に対して補助を受けることができます。この補助金を利用する場合、自己負担は1割または2割となり、残りの費用が給付されます。
・自己負担: 工事費の1割または2割
・給付上限: 200,000円まで
補助金の申請方法
●工事完了後に申請
補助金は、まず住宅改修費を自費で支払い、その後、市区町村の窓口にて給付申請書を提出する形で申請します。
●償還払い方式
補助金は償還払いとなっており、工事完了後に9割または8割の金額が払い戻されます。申請には、工事内容や対象者に関する書類の提出が必要です。
この補助金制度を利用すれば、バリアフリーリフォームにかかる費用を抑えつつ、安全で快適な住環境を整えることが可能です。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
階段のカーペットのリフォームの費用と内訳
階段のカーペットリフォームの費用は、工事の内容や使用する材料によって変動します。カーペットに張り替える場合、もしくは別の床材(フローリングやクッションフロアなど)に張り替える場合で、費用が異なります。一般的なリフォームの費用は約40,000円〜が相場です。
階段をカーペットに張り替える場合の費用
階段をカーペットに張り替える場合、費用は材料費と施工費を含めた平米単価で計算されます。相場は約5,000円〜/㎡です。
以下は、14段の階段(7〜10㎡)を例にした費用の内訳です。この費用には、既存のカーペットを剥がす作業、新しいカーペットの貼り付け、処分費、諸経費が含まれます。
8㎡のカーペット張替え費用: 約40,000円〜
9㎡のカーペット張替え費用: 約45,000円〜
10㎡のカーペット張替え費用: 約50,000円〜
カーペットから別の床材に張り替える場合の費用
カーペットからフローリングやクッションフロアなどの別の床材に張り替える場合は、重ね張りやカバー工法がよく使用されます。14段の階段を例にすると、相場は約30,000円〜300,000円となります。
この費用には、カーペットの剥がし作業、撤去処分費、下地処理が含まれており、直通階段か折り返し階段かによって費用が異なります。折り返し階段の方が手間がかかり、費用が高くなる傾向があります。
新しいカーペットの設置: 新たなカーペットを張り替える作業
処分費: 古い床材の処理費用
諸経費: 作業に伴う人件費や交通費など
階段リフォームは家の安全性や快適性を向上させる大切な工事なので、事前にしっかりとした見積もりをとり、最適な素材を選ぶことが重要です。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
階段のカーペットの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「床材のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
床材のみを購入
ネットやホームセンターで安く床材のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
DIYで階段のカーペットを張替える費用はどのくらい?
階段のカーペットの張替えをDIYで挑戦したいと考える方も多いでしょう。しかし、DIYに取り掛かる前に、まずはホームセンターなどで必要な道具を揃える必要があります。DIYで行う際のカーペットや道具の購入費用と、プロに依頼してカーペットを張り替える場合の費用との差がどれほどあるのか、気になりますよね。そこで、まずはDIYに必要な道具を揃えるための費用がどれくらいになるか見ていきましょう。
DIYで階段のカーペットを張替える為の道具の費用
階段のカーペットを張り替えるために必要な道具は、実はたったの2点です。その中でも「カーペットコーナー切り用カッター」は非常に便利な道具です。壁に沿わせて走らせるだけで、簡単に綺麗にカーペットを切ることができます。このカッターは、ネットショップなどでも購入可能ですので、DIYに挑戦したい方にはぜひおすすめです。
商品名:カーペットコーナー切り用カッター
価格:約17,000円
商品名:カーペット専用両面テープ
価格:約500円〜1000円
階段のカーペットの床材の費用
ホームセンター等で売っている床材の価格をご紹介します。
約7㎡:約8,500円〜14,000円
約8㎡:約9,000円〜16,000円
約9㎡:約13,500円〜18,000円
約10㎡:約15,000円〜20,000円
DIYの総額費用
7㎡〜10㎡の床をDIYで張替えすると、道具の費用が約18,000円でカーペットの床材が約8,500円〜20,000円の間で購入ができます。総額が約26,500円〜38,000円となります。
DIYとプロの費用を比較
参考費用を見てみると、コーナー切り用カッターを使った場合、プロに頼む費用を上回ってしまうことがあります。コーナー切り用カッターの代わりに、約2,000円の定規と普通のカッターに変えた場合、施工範囲が広いほど差額が大きくなります。狭い範囲の場合、約10,500円の差額が生まれ、広い範囲だと23,000円の差額が発生します。
【参考費用】カッターと定規を使った場合の比較
・DIYで張替えた場合の費用: 約10,500円〜22,000円
・プロが張替えた場合の費用: 約21,000円〜45,000円
【参考費用】コーナー切り用カッターを使った場合の比較
・DIYで張替えた場合の費用: 約26,500円〜38,000円
・プロが張替えた場合の費用: 約21,000円〜45,000円
結果として、コーナー切り用カッターを使う場合、15㎡以上の広さがないとDIYの費用がプロの費用を上回ってしまいます。階段は一般的に7㎡〜10㎡の面積が多いため、15㎡以内のカーペット張替えの場合には、コーナー切り用カッターを購入すると費用が高くなることがあるので注意が必要です。
\ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /
階段のカーペットの業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
床業者(特化した専門業者) | 床をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
階段のカーペットを激安・格安でするには?
階段のカーペットを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
階段のカーペットを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
階段のカーペットを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で階段のカーペットを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く階段のカーペットをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、階段リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
階段フォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:階段リフォームの費用と価格の相場は?