階段を増設・新設するリフォームの費用の相場

材料費用+施工費用=
600,000円〜1,500,000円
内階段を増設・新設するリフォームの費用の相場ですが、階段の新設の費用には、「室内階段の新設の費用」「外階段の新設の費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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階段の増設・新設を検討する主な理由と対策、補助金制度について

階段の増設・新設は、住宅の使い勝手や安全性を大きく向上させるリフォームの一つです。特に、既存の階段が急勾配で昇り降りが不安な場合や、生活動線を見直して日常生活をより快適にしたい場合に有効です。また、間取り変更や増築に伴って新しい階段を設置するケースも多く見られます。ここでは、その主な理由と対策を詳しく解説します。
階段の増設・新設を検討する主な理由と対策
●急勾配の解消による安全性の向上
古い住宅や限られたスペースの間取りでは、階段の勾配が急で踏み面が狭いことが多く、特に高齢者や小さな子どもにとっては転倒のリスクが高まります。増設や新設の際に踏み面の奥行きを広げ、蹴上げの高さを低く調整することで、より緩やかで安全な階段に改善できます。手すりや滑り止め材の追加も安全性向上に有効です。
階段の勾配・傾斜を緩やかにするリフォームの費用と価格の相場は?
●生活動線の改善と利便性の向上
階段の位置や向きを見直すことで、家の中の移動経路がスムーズになり、家事効率や日常生活の快適性が向上します。例えば、玄関から2階リビングへのアクセスを短縮する配置や、子ども部屋への安全な動線確保など、生活スタイルに合わせた最適なレイアウトが可能です。
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●間取り変更や増築に伴う新設
大規模リフォームや増築では、これまで階段がなかった位置に新たな階段を設けることがあります。ロフトや屋上庭園へのアプローチ、地下室への専用階段など、用途や目的に応じて設計されます。また、デザイン性を重視し、インテリアの一部として魅せる階段を採用するケースも増えています。
階段の増設・新設で利用できる可能性のある補助金制度
▶介護保険の住宅改修費(要支援・要介護認定者向け)
介護保険では、要支援または要介護認定を受けている方が自宅の階段を安全にする改修を行う場合、20万円までの工事に対して9割(最大18万円)が補助されます。
階段の増設よりも「勾配緩和」や「手すり設置」「滑り止め加工」などが対象になりますが、安全性向上工事として組み合わせることも可能です。
【対象例】
・踏み面を広げて勾配を緩やかにする
・階段両側への手すり設置
・滑り止め付き踏板への交換
▶バリアフリー改修促進税制(住宅ローン減税との併用も可能)
階段の改修がバリアフリー化に該当する場合、所得税の控除が受けられます。
対象は高齢者や障害者が居住する住宅で、勾配緩和や段差解消、滑り止め加工などが含まれます。
【控除額の目安】
・最大20万円の工事費用に対して、一定割合を所得税から控除
・住宅ローンを利用する場合は控除額が拡大
▶長期優良住宅化リフォーム推進事業(国交省)
住宅の性能向上を目的としたリフォームに対し、工事費の3分の1(上限100〜250万円)が補助されます。
階段の増設・新設が「耐震性向上」「劣化対策」「バリアフリー化」の要件を満たす場合に利用可能です。
【対象例】
・階段位置変更に伴う構造補強
・バリアフリー対応の勾配・手すり設置
・耐震基準適合のための階段付け替え
▶自治体独自のバリアフリー・リフォーム助成
市区町村ごとに、高齢者や障害者の居住支援を目的とした階段改修助成制度を設けている場合があります。
補助額や条件は自治体によって異なり、5万円〜20万円程度の補助が多いです。
【調べ方】
・「〇〇市 バリアフリー改修 補助金」などで検索
・市区町村の建築課・福祉課に直接問い合わせ
▶省エネリフォーム補助金との併用例
階段を新設・増設する際に断熱材や省エネサッシを同時施工する場合、省エネリフォーム補助金(例:こどもエコすまい支援事業)が活用できることもあります。
階段工事単体は対象外ですが、他の省エネ工事と合わせることで補助対象となります。
特に「介護保険の住宅改修費」と「自治体のバリアフリー助成金」は申請件数が多く、現実的に利用しやすい制度です。工事を計画する際は、事前に施工業者と補助金申請の可否やスケジュールを確認しておくことが重要です。
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内階段・外階段を増設・新設するリフォームの費用と内訳

階段の増設・新設リフォームは、室内と屋外では構造や施工内容が大きく異なり、それに伴い費用も変動します。ここでは、内階段と外階段それぞれの費用相場や内訳を詳しくご紹介します。
内階段を増設・新設する場合の費用
●内階段を増設・新設するリフォーム費用:約600,000円〜700,000円
内階段の増設・新設では、家の内部構造に合わせて階段を組み込むため、既存階段の撤去や新しい階段の取り付けだけでなく、周囲の壁・床の造作や仕上げ工事が必要です。一般的には14段程度の階段を想定します。
・新規階段の製作・取り付け
・階段周辺の壁・床の造作(下地調整、補強)
・壁紙クロス張り替え
・諸経費(養生費・運搬費など)
●手すり設置の追加費用:約80,000円〜220,000円
階段に手すりを設置する場合は別途費用となり、手すりの素材やデザインによって価格が変わります。シンプルな木製や樹脂製のものから、デザイン性の高いアイアンやステンレス製まで幅広く選択可能です。
外階段を新設・増築する場合の費用
●外階段新設・増築費用:約1,000,000円〜1,500,000円
外階段は屋外に設置されるため、耐久性や安全性を確保するための構造設計が必要です。また、階段だけでなく、新たな出入口(玄関)を設置する工事を伴うケースが多くなります。
・出入口(玄関)の新設工事
・防水・防錆加工
・周囲の外装仕上げ工事
●外階段の屋根設置費用:約500,000円〜1,000,000円
外階段は雨や雪の影響を受けやすいため、屋根を設置して安全性と耐久性を高めるケースがあります。屋根の材質や形状によって費用は変わります。
●目隠しパネル設置費用:約100,000円〜200,000円
さらに、外階段に目隠し用の壁パネルを追加する場合は別途費用がかかります。
●古い外階段撤去費用:約150,000円〜200,000円
既存の外階段を撤去して新設する場合、解体作業や廃材処分費が必要です。
外階段は内階段に比べて耐久性や防水性の確保が重要なため、全体的に費用が高くなります。工事を検討する際は、素材・デザイン・安全性のバランスを考えた計画が重要です。
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階段の増設のリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工・外構業者(特化した専門業者) | 大工・外構をメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
階段を新設・増設するリフォームを激安・格安でするには?

階段を増設するリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
階段を増設するリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
階段を増設するリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で階段を増設するリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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参考:階段リフォームの費用と価格の相場は?