高気密高断熱住宅のC値とは?
C値とは、住宅の隙間の気密性の面積を床1㎡あたり相当隙間面積で表します。
通常の住宅では、9~10c㎡程度、省エネ住宅では、5c㎡以下とされています。
また、隙間面積は特化されたメーカーによって異なります。
以下がC値の計算式です。
【C値の計算式】総相当隙間面積÷延床面積=相当隙間面積
相当隙間面積の値が小さいほど、空気の出入りが少なく気密性が高くなります。
高気密・高断熱とは?
高気密とは?
高気密とは、気密性が高いと言う事ですが、高くなるほど隙間がなくなるので、
室内外への空気の出入りが少なくなります。
断熱性とは?
断熱性とは、室内外への「温度」の出入りする量のことで断熱性能が高いほど、出入りが少なくなります。
断熱性能の値はUA値
断熱性能のUA値の単位は、W/m2Kとなり、外皮平均熱貫流率と言います。目安の数値が0.6〜0.8となります。以下がUA値の計算式です。
【C値の計算式】総熱損失量 (W/K) ÷ 外皮面積の合計 (㎡)=外皮平均熱貫流率
外皮平均熱貫流率の値が小さいほど、温度の出入りが少なく断熱性が高くなります。
高気密の家は空気の入れ替えが行われないので息苦しい?
高気密の家は空気の入れ替えが行われないので息がしにくくなると思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際は、高気密高断熱住宅は、「24時間換気システム」建築基準法で義務付けされており、息苦しさは全く感じません。
「24時間換気システム」建築基準法で義務付けされている
建築基準法で義務付けされている「24時間換気システム」とは、シックハウス症候群の対策として設けられた制度となります。
部屋の空気を0.5回/時と義務付け部屋の半分の空気を入れ替えなければなりません。
シックハウス症候群
シックハウス症候群とは、住宅の建材から化学物質のトルエンやホルムアルデヒドが発生し、頭痛やめまい、吐き気がする症状があらわれます。
高気密住宅は換気システムが義務付けされている!C値のメリットや重要性
高気密のC値が低いほど良いとされる理由を幾つかご紹介します。
省エネ住宅になる
高気密になるほど空気の出入りが遮断されるのでエアコンの電熱量を減らすことができます。
湿度が減る
高気密の住宅は、湿度が少なくカビやダニの繁殖を抑えることができます。
また、湿度を抑えることで結露も抑えることができます。
湿度が減ることで住宅の劣化も抑えることが可能です。
空気が常に綺麗
先程、上記でご説明しました、「24時間換気システム」があることで常に綺麗な空気で循環してくれるので室内空気の安全性を保つことができます。
高気密高断熱住宅の見積もりを予算オーバーしないように格安にするには?
高気密高断熱住宅の見積もりで予算オーバーしないように格安にするには、相見積もりを取り、ハウスメーカーや工務店の見積もりを比較することです。
高気密高断熱住宅を依頼できる会社は、ハウスメーカー・工務店・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
高気密高断熱住宅を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で高気密高断熱住宅を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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