50坪の全面フルリフォームの費用相場は?補助金を活用したシミュレーションもご紹介

50坪規模の全面リフォームは、スケルトン・補強工事に加えて内装一新/水まわり複数箇所更新/断熱・省エネ改修/間取り変更/外装・屋根をまとめて行うのが一般的。総額は1,500万〜2,500万円(内容次第で前後)で、工期は約4〜6カ月が目安です。窓断熱や高効率給湯器は補助金対象になりやすく、実質負担を数百万円軽減できる可能性も。正確な金額は現地調査のうえ複数社で相見積もりを取りましょう。

  • 最終更新日:2025年9月8日
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      目次

      50坪の全面フルリフォーム費用の相場

      コンシェルジュ

      本体価格+施工費用=
      15,000,000円〜25,000,000円

      50坪の全面フルリフォーム費用の相場ですが、50坪の全面リフォームには「スケルトン費用」「補強工事費用」「内装工事」「外装工事」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      50坪全面フルリフォームでよく行われる内容と費用・期間の目安

      50坪のリフォーム

      50坪規模の住宅は延床面積も大きく、部屋数や水まわりの数も多いため、リフォーム工事も広範囲かつ大規模になる傾向があります。一般的には、内装や水まわりの刷新に加え、断熱・省エネ改修や間取り変更、外装・屋根工事までを組み合わせて行うケースが多く見られます。これらの工事を同時に実施することで、新築同様の快適さや機能性を取り戻せるだけでなく、光熱費の削減や資産価値の向上にもつながります。ここでは、代表的なリフォーム内容ごとに費用の目安や工期を詳しく見ていきましょう。

      工事項目主な内容費用相場工期目安特徴
      内装全面改修壁紙・フローリング張替え、建具交換約300万〜500万円1.5〜2ヶ月新築同様の雰囲気にリフレッシュ。部屋ごとにデザインを変える楽しみ方も可能。
      水まわり一新キッチン、浴室、トイレ2ヶ所、洗面2台約400万〜700万円3〜4週間複数水まわりを同時に更新し、快適性と利便性が大幅向上。
      断熱・省エネサッシ交換、断熱材追加、太陽光・給湯器約200万〜400万円2〜3週間光熱費削減につながり、補助金利用も狙いやすい。
      間取り変更和室→洋室、壁撤去でLDK拡張、部屋追加約250万〜500万円1〜2ヶ月大空間化や新たな部屋の増設など、生活に合わせて柔軟に改変可能。
      外装・屋根外壁塗装・張替え、屋根葺き替え、外構改修約300万〜600万円1〜1.5ヶ月外観刷新と同時に耐久性を高め、資産価値も改善。

      内装の全面改修

      50坪の住宅では、部屋数や床面積が大きいため、内装のリフォームだけでも規模が大きくなります。全室の壁紙や天井クロスを新しく張り替えると、家全体が明るく清潔な印象に生まれ変わります。LDKや各居室のフローリングを新しい素材に張り替えることで、デザイン性や快適性も向上し、無垢材や防音性の高い床材など、素材選びによって住み心地は大きく変わります。さらに建具や収納扉を交換すれば、老朽化対策だけでなくデザインの統一感を出すことが可能です。大規模な住宅では「子ども部屋は明るい雰囲気」「寝室は落ち着いた色合い」と部屋ごとに雰囲気を変える楽しみ方もできます。

      内装工事の内容費用目安
      壁紙・クロス張替え(全室)約120万〜200万円
      フローリング張替え(LDK+各居室)約150万〜250万円
      建具・収納扉の交換約30万〜50万円
      合計約300万〜500万円

      水まわりの一新

      50坪規模の住宅では、水まわりが1セットとは限らず、浴室や洗面、トイレが2ヶ所ずつ備わっているケースも多いです。そのため、まとめて一新するリフォームが効率的です。システムキッチンは対面式やアイランド型を導入することで、家事動線の改善や家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。浴室は1620〜1624サイズの広めのユニットバスを採用することで、ゆとりあるバスタイムを実現。洗面は2台設置すれば、朝の混雑を避けられ、家族の生活リズムにゆとりが生まれます。トイレも2ヶ所まとめてリフォームすることで、快適性と衛生面が大きく改善されます。

      水まわり工事の内容費用目安
      システムキッチン交換(アイランド・L型など)約150万〜250万円
      ユニットバス交換(1620〜1624サイズ)約150万〜250万円
      トイレ2ヶ所+内装工事約50万〜100万円
      洗面化粧台2台設置約50万〜100万円
      合計約400万〜700万円

      断熱・省エネリフォーム

      50坪の大きな住宅では冷暖房効率が課題になりやすく、省エネ性能を高めるリフォームの需要が高まります。断熱サッシや二重窓への交換は、冬の寒さや夏の暑さを軽減し、光熱費削減にもつながります。床・壁・天井への断熱材の追加は、築年数が経過した家に特に効果的です。また、太陽光発電や高効率給湯器(エコジョーズ・エコキュート)の導入により、エネルギーを賢く使う家にアップグレードできます。これらの改修は国や自治体の補助金制度を活用できるケースも多く、費用の軽減が期待できます。

      断熱・省エネ工事の内容費用目安
      断熱サッシ・二重窓交換(10ヶ所以上)約80万〜150万円
      床・壁・天井への断熱材追加約70万〜150万円
      太陽光発電システム設置約50万〜100万円
      高効率給湯器(エコジョーズ・エコキュート)約30万〜50万円
      合計約200万〜400万円

      間取り変更(リノベーション寄り)

      50坪の広さがあると、間取り変更によるリフォームの自由度が高くなります。例えば部屋数を減らしてLDKを25畳以上に広げれば、開放感のある大空間が実現します。逆に子ども部屋や書斎、趣味の部屋を新設して、暮らしのスタイルに合わせた使い分けも可能です。和室を洋室にリフォームすることで、現代的な生活に合った空間に変えたり、ロフトや収納を増設して利便性を高める方法もあります。ライフステージに合わせて柔軟に対応できるのが、この規模ならではの魅力です。

      間取り変更工事の内容費用目安
      和室→洋室への変更約50万〜80万円
      壁撤去によるLDK拡張(25畳以上)約100万〜200万円
      子ども部屋・書斎・趣味室の新設約50万〜150万円
      ロフト・収納増設約50万〜100万円
      合計約250万〜500万円

      外装・屋根リフォーム

      50坪規模の住宅は外壁や屋根の面積も広く、外装リフォームの工事規模も大きくなります。外壁の塗装やサイディングの張替えで外観を刷新すると、家の印象が大きく変わり、防水性や耐久性も向上します。屋根については、葺き替えやカバー工法によって耐久性を延ばし、雨漏りのリスクを低減できます。さらに外構を同時に整えることで、駐車場やアプローチを美しく一新でき、家全体の資産価値向上にもつながります。

      外装・屋根工事の内容費用目安
      外壁塗装またはサイディング張替え約150万〜300万円
      屋根カバー工法または葺き替え約100万〜200万円
      外構リニューアル(駐車場・アプローチ)約50万〜100万円
      合計約300万〜600万円

      栗林暁監修者のコメント
      50坪の全面リフォームは、内装・水まわり・断熱改修・間取り変更・外装工事を組み合わせることで、新築同様の快適性と耐久性を手に入れられます。費用は工事内容によって大きく変わりますが、トータルでは1,500万〜2,500万円前後、工期は4〜6ヶ月程度が目安です。特に断熱や省エネ改修は補助金を狙いやすく、実質負担を抑えられるのも大きな魅力です。
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      50坪全面リフォームで活用できる補助金

      50坪の住宅を全面リフォームする際は、規模が大きい分、補助金の対象になる工事項目も多くなります。断熱改修や省エネ設備の導入、耐震補強や長寿命化工事などが該当しやすく、補助金を組み合わせることで実質負担を大幅に減らせるのが大きな魅力です。

      補助制度特に狙いやすい内容補助額目安
      住宅省エネ2025キャンペーン断熱窓、給湯器、省エネ設備最大200万円以上
      断熱リフォーム支援高性能断熱材や窓、玄関ドアの改修最大120万円
      次世代省エネ建材実証支援高性能断熱材・外張断熱など最大400万円
      長期優良住宅化リフォーム推進事業耐震・性能向上目的のリフォーム数十万〜100万円
      自治体独自補助耐震、バリアフリー、省エネ設備など10万〜300万円

      住宅省エネ2025キャンペーン

      国が主導する省エネリフォーム支援制度で、複数の事業を同時に活用できるのが特徴です。

      子育てグリーン住宅支援事業:断熱窓や断熱材、省エネ設備で40〜60万円程度
      先進的窓リノベ事業:窓や玄関ドアの断熱改修で最大200万円程度
      給湯省エネ事業:高効率給湯器(エコジョーズ・エコキュート・エネファーム)導入で6万〜20万円程度

      50坪規模の住宅では窓や水まわりが多いため、補助額が高額になりやすいのが特徴です。

      断熱リフォーム支援(環境省系制度)

      既存住宅の断熱改修を対象とする制度で、窓・玄関ドア・断熱材の工事に対し、工事費の1/3以内、最大120万円程度の補助が受けられます。施工範囲が広い50坪住宅では適用しやすい制度です。

      次世代省エネ建材の実証支援事業

      高性能な断熱材や工法を用いた断熱改修を対象とした制度です。

      外張り断熱:最大300〜400万円
      内張り断熱:最大200万円
      窓断熱:最大150万円

      補助率は工事費の2分の1以内で、50坪クラスの本格リフォームに適しています。

      長期優良住宅化リフォーム推進事業

      耐震性や省エネ性、バリアフリー性の向上を伴う性能改善リフォームが対象です。条件を満たせば、数十万円〜100万円規模の補助を受けられます。築年数の経った住宅を全面改修する場合に特に有効です。

      自治体独自の補助制度

      各自治体では、耐震診断や耐震改修、断熱工事、省エネ設備やバリアフリー改修を対象とした補助制度を設けています。金額は10万〜300万円程度と幅広く、国の制度と併用できる場合もあります。

      栗林暁監修者のコメント
      50坪の全面リフォームでは、省エネ・断熱・耐震関連の補助金が特に狙いやすく、合計で数百万円規模の支援を受けられる可能性があります。国の制度と自治体独自の制度を組み合わせれば、実質的な負担を大きく軽減できるため、工事前に施工会社と一緒に補助金情報を確認し、申請の準備を早めに進めることが重要です。
      リノベ・増改築はどこに頼めばいいの?
      \ 5分に1人申込み!依頼は3分で完了! /

      50坪全面リフォームのシミュレーション

      50坪規模の住宅は部屋数や水まわりが多く、リフォーム工事も大規模になりやすいのが特徴です。その分、内装や水まわりだけでなく、断熱・省エネ改修や間取り変更、さらに外装や屋根までを一体的に行うケースが多く見られます。費用はグレードや工事範囲によって幅がありますが、補助金をうまく活用すれば実質的な負担を大きく減らすことも可能です。ここでは、代表的な工事項目ごとの費用目安と、補助金を組み合わせたシミュレーションを紹介します。

      内装全面改修:壁紙・フローリング・建具交換
      水まわり一新:キッチン・浴室・トイレ2ヶ所・洗面2台
      断熱・省エネ改修:窓交換、断熱材追加、高効率給湯器、太陽光発電
      間取り変更:和室→洋室、LDK拡張、収納増設
      外装・屋根改修:外壁塗装、屋根カバー工法、外構リニューアル

      ▶費用・期間シミュレーション

      工事項目想定内容費用相場
      内装全面改修壁紙・クロス張替え、フローリング張替え、建具交換約300万〜500万円
      水まわり一新キッチン、浴室、トイレ2ヶ所、洗面2台約400万〜700万円
      断熱・省エネ断熱サッシ、断熱材、太陽光発電、高効率給湯器約200万〜400万円
      間取り変更LDK拡張、和室→洋室、収納・ロフト増設約250万〜500万円
      外装・屋根改修外壁塗装・サイディング張替え、屋根改修、外構約300万〜600万円
      合計(補助金前)約1,450万〜2,700万円

      ▶補助金活用シミュレーション

      補助金制度主な対象工事想定補助額
      住宅省エネ2025キャンペーン窓断熱、玄関ドア、給湯器最大200万円
      断熱リフォーム支援窓・断熱材改修最大120万円
      次世代省エネ建材支援外張り・内張り断熱工事最大200〜400万円
      長期優良住宅化リフォーム耐震・省エネ・バリアフリー改修50〜100万円
      自治体補助制度耐震、断熱、省エネ、外構等50〜200万円

      補助金を組み合わせれば、合計で200万〜500万円程 の支援が狙えます。

      【実質負担額のイメージ】

      ケース費用総額補助金適用後
      最小規模リフォーム約1,450万円約1,200〜1,250万円
      標準的リフォーム約2,000万円約1,600〜1,750万円
      高グレードフル改修約2,700万円約2,200〜2,400万円
      打合せ・設計・確認申請:1.5〜2ヶ月
      解体工事:3〜4週間
      本工事(内装・水まわり・断熱・外装):4〜6ヶ月

      全体所要:約6〜8ヶ月

      栗林暁監修者のコメント
      50坪の全面リフォームは、内容によって 1,450万〜2,700万円程度 が目安となり、補助金を活用すれば 数百万円のコスト削減 が可能です。特に断熱や省エネ改修は対象になりやすく、国と自治体の制度をうまく組み合わせることで実質負担を抑えられます。

      50坪の全面リフォームを激安・格安でするには?

      激安・格安

      50坪の全面リフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      50坪の全面リフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

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      参考:
      リフォームの費用と価格の相場は?






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