90坪の全面フルリフォーム費用の相場

材料費用+施工費用=
45,000,000円〜80,000,000円
90坪の全面フルリフォーム費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
90坪全面リフォームでよく行われる内容+費用相場・期間

延床面積が90坪(約300㎡)クラスの住宅は、二世帯での同居や趣味空間の確保など多機能な暮らし方が可能な反面、築年数が経過した場合には劣化範囲も大規模になりやすいのが特徴です。そのため、部分的な改修では限界があり、全面的に刷新する「フルリフォーム」が検討されるケースが多く見られます。内装の更新だけでなく、水まわりの複数セット更新、耐震・断熱といった住宅性能の底上げ、外装や屋根の改修、省エネ設備の導入、さらには間取り変更や増改築まで、多角的な工事が組み合わされるのが一般的です。ここでは、代表的な工事項目ごとに特徴と費用相場をご紹介します。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 内装全面改修(クロス・床・建具・照明など) | 約900万〜1,500万円 | 約3〜4ヶ月 | 部屋数が多く大規模/統一感ある内装へ刷新 |
| 水まわりの一新(キッチン・浴室・トイレ・洗面) | 約1,200万〜2,000万円 | 約2〜3ヶ月 | 二世帯対応で複数設置可/大規模更新 |
| 耐震補強+断熱改修 | 約1,500万〜2,500万円 | 約3〜5ヶ月 | 基礎・柱梁補強+断熱材刷新/住宅性能UP |
| 外装リフォーム(屋根・外壁・バルコニー) | 約600万〜1,000万円 | 約2〜3ヶ月 | 外観刷新+耐久性UP/屋根軽量化も可能 |
| 設備更新+省エネ化(給湯器・太陽光・空調など) | 約500万〜1,000万円 | 約1〜2ヶ月 | 光熱費削減/快適性を向上 |
| 間取り変更・増改築(LDK拡張・二世帯化・趣味部屋など) | 約1,000万〜2,000万円 | 約3〜6ヶ月 | 大空間化や世帯分離/趣味・ワークスペース追加 |
| 合計 | 約4,500万〜8,000万円 | 約6〜12ヶ月(全体) | 工事項目を組み合わせた場合の総額目安 |
内装全面改修
90坪の住宅では、10〜15室以上の部屋数を抱えることも多く、全室クロスの張替えやフローリングの交換といった内装工事だけでも大規模になります。クロスは防臭・防カビ機能付きや調湿効果のある高機能タイプを選ぶと費用は上がりますが、快適性も増します。床材は無垢材や遮音性能付きフローリングなど多様で、仕上がりの印象を大きく左右します。建具やドア、収納扉を統一することで高級感が出るほか、スイッチや照明器具の刷新も合わせて行うことでインテリア全体の統一感が増します。廊下や階段部分はバリアフリー化を意識して、段差解消や手すりの設置もよく採用されます。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 全室クロス張替え(壁・天井含む) | 約250万〜450万円 | 2〜3週間 | 部屋数が多く規模が大きい/機能性クロスで防臭・防カビも選択可 |
| 床材交換(フローリング・畳など) | 約300万〜600万円 | 3〜4週間 | 無垢材・防音仕様などで差/部屋ごとに素材を変える例も多い |
| 建具・ドア・収納扉交換 | 約150万〜300万円 | 2〜3週間 | デザイン統一で高級感を演出/バリアフリー対応も可 |
| 照明・スイッチ・コンセント更新 | 約100万〜150万円 | 1〜2週間 | 築年数が古い家では電気系統の更新が同時に必要になることも |
水まわりの一新
90坪規模の住宅では、二世帯対応でキッチンや浴室が2つずつ備わるケースも珍しくありません。そのため、水まわりリフォームの規模も必然的に大きくなります。キッチンはアイランド型やパントリーを組み込んだ大型タイプが人気で、家事効率を大幅に改善できます。浴室は1620〜1624サイズの広々ユニットバスを2セット導入する例も多く、快適性と利便性を兼ね備えます。トイレは3〜4ヶ所を同時に交換するケースが一般的で、壁紙や床材も合わせて刷新します。洗面脱衣所はダブルボウルや大型収納を備える仕様が選ばれ、大家族でも快適に利用できるようになります。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| システムキッチン交換(2ヶ所可) | 約400万〜900万円 | 2〜3週間/1ヶ所 | アイランド・パントリー併設可/二世帯対応で複数設置も |
| 浴室リフォーム(2セット可) | 約300万〜700万円/1ヶ所 | 2〜3週間 | 1620〜1624サイズ/浴室乾燥機・断熱浴槽導入可 |
| トイレ更新(3〜4ヶ所) | 約200万〜400万円 | 2〜3週間 | 壁紙・床リフォーム込み/節水+最新機能へ更新 |
| 洗面脱衣所リフォーム | 約200万〜400万円 | 2〜3週間 | ダブルシンク・収納大容量/家事効率が向上 |
耐震補強+断熱改修
築30年以上の大規模住宅は旧耐震基準で建てられているケースが多いため、耐震補強が欠かせません。基礎補強や梁・柱の補強に加え、屋根材を軽量化することで耐震性能を大幅に改善できます。さらに、外壁内に断熱材を追加し、窓をペアガラスや樹脂サッシに交換することで、断熱性能も現代水準にアップ。光熱費削減と快適性の両立が可能です。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 耐震補強(構造材・基礎) | 約400万〜800万円 | 2〜3ヶ月 | 旧耐震住宅を評点1.0以上に改善/安心感向上 |
| 屋根材軽量化(瓦→ガルバリウムなど) | 約300万〜500万円 | 1〜2ヶ月 | 耐震性UP+メンテナンス性改善 |
| 断熱改修(壁・天井・床下) | 約400万〜800万円 | 1〜2ヶ月 | 高性能断熱材に更新/光熱費削減 |
| 窓の高断熱化(ペア・樹脂サッシ) | 約300万〜400万円 | 1〜2ヶ月 | 快適性+結露防止/防音効果もあり |
外装リフォーム(屋根・外壁)
外壁や屋根の劣化は美観だけでなく建物の耐久性にも直結します。90坪クラスの住宅では外壁面積が350㎡以上に達する場合もあり、外装リフォームは数百万円規模の工事になります。外壁は塗装やサイディング張替えで耐久性とデザインを刷新し、屋根は葺き替えやカバー工法でメンテナンス性を改善。バルコニーや玄関ポーチの防水工事も併せて行うと効果的です。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 外壁サイディング張替え・塗装 | 約400万〜700万円 | 1〜2ヶ月 | 外観刷新+耐久性UP |
| 屋根葺き替え(軽量材へ変更) | 約300万〜500万円 | 1〜2ヶ月 | 耐震性能改善/軽量屋根材で安心 |
| バルコニー・ポーチ改修 | 約100万〜200万円 | 2〜3週間 | 防水性改善+デザイン性向上 |
設備更新+省エネ化
大規模リフォームのタイミングで省エネ設備の導入を進める家庭も多いです。最新の給湯器(エコキュートやハイブリッド給湯器)、太陽光発電や蓄電池、床暖房や全館空調を組み込むことで、省エネ性と快適性を両立できます。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 給湯器更新(エコキュート等) | 約150万〜250万円 | 1週間〜 | 省エネ効果+光熱費削減 |
| 太陽光+蓄電池導入 | 約200万〜500万円 | 2〜4週間 | 自家消費・停電対策に有効 |
| 床暖房・全館空調導入 | 約150万〜300万円 | 2〜4週間 | 快適性向上/冷暖房効率UP |
間取り変更・増改築
90坪クラスの大規模住宅では、単なる修繕ではなく間取りを大胆に変更するケースも増えています。LDKを大空間にリニューアルしたり、吹き抜けを設けて開放感を出したり、子世帯スペースを増築して二世帯対応にすることも可能です。また、趣味部屋やホームシアター、ワークスペースなどの追加も現実的に行えます。
| 工事項目 | 費用相場 | 工期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LDK拡張・吹き抜け化 | 約400万〜800万円 | 2〜3ヶ月 | 家族が集まる大空間を確保 |
| 二世帯化リフォーム | 約300万〜700万円 | 2〜3ヶ月 | 玄関分離・水回り追加対応 |
| 趣味部屋・ワークスペース追加 | 約300万〜500万円 | 2〜3ヶ月 | ホームシアター・アトリエ・書斎など多様 |
90坪全面リフォーム vs 建て替え 費用・工期比較
90坪規模の住宅は二世帯同居や大人数の暮らしにも対応できる広さを持っていますが、築年数が経つにつれて「全面リフォームで再生するか」「建て替えで新築同様に一新するか」という選択が必要になります。
全面リフォームでは既存の構造を活かすことでコストを抑えつつ、耐震補強や断熱改修で性能を大幅に改善できます。一方、建て替えでは最新の耐震基準や省エネ基準を満たし、間取りを自由に設計できるメリットがありますが、その分費用は高額になりやすいのが特徴です。
また、どちらの方法を選んでも、国や自治体の補助金・助成金を組み合わせることで数百万円単位のコスト削減が期待できます。特に断熱改修・高性能窓・省エネ設備などは補助対象になるケースが多く、早めに情報収集することで資金計画を有利に進められます。
ここでは、90坪住宅の「全面フルリフォーム」と「建て替え」を費用・工期・特徴の面から比較し、検討の参考になるよう整理しました。
| 項目 | 90坪全面フルリフォーム | 90坪建て替え |
|---|---|---|
| 想定面積 | 約90坪(約300㎡) | 約90坪(約300㎡) |
| 本体工事費の目安 | 約4,000万〜6,500万円 | 約5,500万〜8,500万円 |
| 付帯費の目安(設計・解体・仮住まい・引越し等) | 約900万〜1,500万円 | 約1,200万〜2,500万円 |
| 概算総額 | 約4,900万〜8,000万円 | 約6,700万〜11,000万円 |
| 工期(全体) | 約6〜12ヶ月 | 約8〜14ヶ月 |
| 特徴 | 既存の構造を活かすため建て替えより費用を抑えやすい。耐震補強・断熱改修で性能向上も可能。ただし古い構造を残す分、設計自由度には制約あり。 | 新築同様に間取りや仕様を一から設計でき、最新の耐震基準・断熱性能を満たせる。完全自由設計が可能だが、解体費や仮住まい費用も含めコストは大きくなりやすい。 |
コストを抑えつつ既存の骨組みを活かすならリフォーム
完全自由設計で最新性能を求めるなら建て替え
このように、家族のライフスタイルや築年数、今後の住まい方を基準に選ぶのがポイントです。
90坪の全面フルリフォームを激安・格安でするには?

90坪の全面フルリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
90坪の全面フルリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
90坪の全面フルリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で90坪の全面フルリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く90坪の全面フルリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
より安価で依頼するには?
より安価で依頼するには、複数の業者から見積もりを取り比較することに加え、補助金や助成金を活用します。
一括見積もりサイトを利用すれば、Web上で情報を入力するだけで、無料で「助成金の確認」や「複数の業者の見積もり依頼」が可能です。自力で納得のいく業者を探すには時間と労力がかかるため、効率よく優良な業者を見つけるには、一括見積もりサイトの活用がおすすめです。

例えば、14万円の価格だと相見積もりと助成金を組み合わせることで7万円以上の金額がお得になる例もあります。
一括見積もりサイトでは、気になる専門業者を指定して依頼できるほか、クレジットカード決済に対応した業者も多数在籍しているのでポイ活もできる。さらに、助成金の確認だけでなく助成金対応の業者を見つけることも可能です。
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主な特徴は以下の3点です。

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(審査基準=年間実績・年間売上金額・保険加入状況)

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これまでに2割以上の補助金支給実績がある業者を中心に紹介するため、効率よく制度を活用できます。
以下は口コミです。
2025/10
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特に助かったのは、助成金対応の業者を紹介してもらえたことです。見積もりの段階では2番目に安い業者でしたが、助成金を活用することで、最終的に一番安いコストで工事を行うことができました。
比較検討の際には、助成金の活用可能性も確認することがとても大切だと感じました。ぜひおすすめです。
2025/08
一括見積もりサイトの利用には最初抵抗がありましたが、実際に使ってみて本当に良かったと感じています。
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さらに、お断りの連絡もサイトが代行してくれたので、余計な気を遣う必要がありませんでした。
結果的に、気になっていた業者から見積もりを取ることができ、納得のいく仕上がりと価格、さらには業者さんの対応や人柄にも大変満足しています。
2025/06
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参考:リフォームの費用と価格の相場は?








