ウォークインクローゼットのリフォームの費用の内訳と価格の相場と平均目安は？ビフォーアフター施工事例もご紹介！

ウォークインクローゼットのリフォームの費用の相場

材料費用＋施工費用＝
30,000円〜1,100,000円

ウォークインクローゼットにリフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

ウォークインクローゼットのリフォームの造作設置について

ウォークインクローゼットのリフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。

ウォークインクローゼットとは？

ウォークインクローゼットとは、クローゼットと違い奥行きがあるため内部に入って洋服やカバン、靴などを収納できる1つの部屋のスペースとなります。

メリット

ウォークインクローゼットのメリットは、衣類の収納だけではなく鞄、靴、帽子などまとめた収納管理ができるため出かける際の準備がしやすいです。また、壁面タイプと違いスペースがあるので普段使わない家電製品などの収納場所として利用できます。

デメリット

ウォークインクローゼットのデメリットは、収納スペースが広いためデッドスペースができ、何でもかんでも詰め込んで使いにくくなる可能性があるので、整理整頓が必須となります。

ウォークインクローゼットの種類

ウォークインクローゼットには、どのようなものを収納したいかでタイプが分かれます。

収納棚タイプ

収納棚タイプは、壁全体を収納棚にしたタイプのウォークインクローゼットとなり、洋服よりも靴や鞄などの収納に適しています。

間取りは圧迫感があり通路スペースが狭くなるのが特徴です。

ハンガータイプ

ハンガーパイプをメインに設置されたウォークインクローゼットとなり、スーツやシャツなどの洋服を掛けて収納するのが一般的です。また、収納下はデットスペースとなり、鞄や普段使用していない家電機器などの収納も可能です。

ユニット収納棚タイプ

自分で市販のユニット収納を組み合わせて設置するタイプとなり、レイアウトも自由自在です。

ウォークインクローゼットのレイアウトと間取りの目安

ウォークインクローゼットの適した設置箇所

ウォークインクローゼットの設置の際の注意点とポイント

ウォークインクローゼットを設置してから使い勝手が悪いなど、後悔しない為にもポイントを抑えておきましょう。

生活導線

上記でも申し上げた様に生活動線を意識した設置場所をしっかりと抑えることで使い勝手の良いウォークインクローゼットとなります。

また、家族で共有する場合は、出入りの頻度が多くなるのを想定して、「扉なしや引き戸」にしておけば、開き戸などの開閉時の接触事故などを防ぐ事ができます。

通路幅

ウォークインクローゼット内の通路幅は「60cm以上」が最適とされており、男性の肩幅が46cm、女性が40cmとなり、室内で身支度などをする場合は、「80cm以上」あると良いでしょう。

湿気対策

窓がなく閉鎖的な場合は、湿気が籠もりやすく結露やカビの繁殖の原因となり、洋服や荷物などに悪影響を与えてしまいます。対策として、「換気扇を設置」「窓を設置」「内壁の断熱工事」「調湿機能付きの壁紙を張る」などオプションの工事も併せて検討するようにしましょう。

マンションでウォークインクローゼットの増設はできる？

マンションのウォークインクローゼットのリフォームだけでなくその他の工事をする際は、管理規約を確認し管理組合にリフォームをすることを申し出て許可を取らなくてはいけません。それに専有部と共用部があり「できないリフォーム」もあります。クローゼットは専有部となるので可能です。

賃貸・団地の場合は？

賃貸や団地のリフォームは勝手にしてはいけません。管理会社に連絡をとって「大家さんの許可」を頂けるか確認してもらいましょう。

ウォークインクローゼットの工事方法

ウォークインクローゼットへリフォームするには、方法が3つあります。

ウォークインクローゼットを設ける面積がない、足りない等の場合は、費用が嵩む傾向にあります。

改築リフォーム

改築リフォームは、既存部屋の「改築のみ」をする工事でハンガーポールや棚を設置するだけも簡易ウォークインクローゼットが完成するので費用も抑える事ができます。

拡張リフォーム

拡張リフォームは、居室の一部を利用して造作する工事となり、壁の造作や内装工事も伴い費用は、「改築のみ」に比べ高くなる傾向にあります。

増築リフォーム

増築リフォームは、ウォークインクローゼットを設ける場所がない場合などにする工事となります。3つの中でも一番費用が高くなります。

施工期間

ウォークタイプのクローゼットのリフォーム改装の期間は、解体から新設工事、内装工事など含めますと約5日〜２週間となります。この期間の大差は、可動棚や換気扇などのオプションを設置することで異なります。

また、拡張工事や増築工事を要する場合は、約1週間〜2週間別途で必要となります。

ウォークインクローゼットにリフォームする費用と内訳

ウォークインクローゼットにリフォームする費用は、約30,000円〜1,100,000円が相場となります。

ウォークインクローゼットの後付けでは、一般的に施工面積がある場合、「改築リフォームのみ」となり、狭い部屋で施工面積がない場合は、「拡張工事もしくは増築工事」となります。

以下で各費用をご紹介します。

簡易ウォークインクローゼットの費用（改装のみ）

ウォークインクローゼットは、基本的に「収納棚」や「ハンガーパイプ」がメインとなり洋室などへ設置することでウォークインクローゼットが完成します。あくまで機能性のみの仕様となります。

洋室一間をウォークインクローゼットにリフォームする場合は、棚やハンガーパイプのみとなりますので約30,000円〜150,000円が相場となります。内装工事の床や壁などは含まれておりません。

以下から各パーツの費用をご紹介します。

姿見の鏡を設置する場合の費用

また、更衣室にするなどファッションチェックする場合は、姿見の鏡も必要となりますので約20,000円〜30,000円が相場となります。

可動棚の費用

可動棚の費用では、一段の棚ですと約10,000円〜30,000円が相場となります。

ハンガーパイプの費用

ハンガーパイプの費用では、本体価格に約3,000円となり、取り付けの費用に約8,000円〜15,000円が相場となります。

ウォークインクローゼットに換気扇を設置する費用

換気扇を設置することのメリットは、湿気やカビを防ぐことができるので、白カビから鞄や洋服に守ります。また、クローゼット臭も換気できるので籠りがちの臭いも抑えてくれます。

一方、デメリットは、換気扇で室外へ空気を出す際に室外の気温の影響（夏場は熱い空気、冬場は冷たい空気）を受けます。

ウォークインクローゼットの換気扇の取り付けする費用には、まずは壁に穴を開け、次に天井に開口部の穴を開け分電盤から電気を引っ張ってきます。電気配線と換気扇を接続すれば完了となります。取り付け費用に約30,000円〜40,000円となり、本体価格が約7,000円〜20,000円となります。

ウォークインクローゼットの内装工事の費用

内装工事は、壁紙と床となりますが、1畳あたり約20,000円〜40,000円が相場となります。

費用の大差は、床の素材によって内装屋さんが一式で2つの作業ができるかで変わります。

床の素材とは、壁紙業者ができる工事は、壁紙と床（クッションフロア、フロアタイルに限る）の場合一緒に施工をしてくれます。

素材がフローリングの場合は、大工さんの別業者を呼ぶのが一般的で費用が高くなります。

ウォークインクローゼットのダウンライトの費用

ダウンライトを取り付ける場合、天井にダウンライトを設置するための開口部が必要となりますので、穴を開ける費用に約2,000円〜3,000円/個となります。次にダウンライトに配線接続をするのに約2,000円〜3,000円/個となります。

※マンションで下地がコンクリート等の場合は、配線が通せないので後付けが不可能となります。どうしても取り付けたい場合はに壁を二重構造にして配線を通すスペースを確保すれば取り付けることは可能です。その場合の費用は約800,000円以上はみときましょう。

また、ダウンライト単体のみ1個を設置依頼する場合は、別途15,000円〜25,000円の出張費が追加されるのが一般的となります。

4畳の洋室をウォークインクローゼットにする費用の事例

4畳の洋室を床、壁紙、ダウンライト、棚、ハンガーパイプを設置したリフォーム事例となりますが約150,000円〜200,000円が相場となります。

1部屋を2部屋にして洋室とウォークインクローゼットを造作する費用（10畳の1部屋を8畳・2畳づつ2部屋へ分割）

リフォームの流れとして、中間に間仕切り壁の設置→ドアを2つ設置→洋室とウォークインクローゼットの内装工事となり約350,000円〜650,000円が相場となります。この大差はウォークインクローゼットの棚や照明などの数によるものです。

和室4畳と押入れをウォークインクローゼットへ後付け増設リフォームする費用の事例

和室の一角（4畳分）と押入れをウォークインクローゼットへ変更するリフォームにかかる費用には約750,000円〜1,000,000円が相場となります。この費用には壁や床、棚、照明の費用が含まれます。

和室6畳と押入れをウォークインクローゼットへ後付け増設リフォームする費用の事例

和室の一角（6畳分）と押入れをウォークインクローゼットへ変更するリフォームにかかる費用には約900,000円〜1,200,000円が相場となります。この費用には壁や床、棚、照明の費用が含まれます。

ウォークインクローゼットへリノベーションする費用と価格の相場は？

ウォークインクローゼットを撤去する費用

ウォークインクローゼットを撤去する費用とは、6畳ほどのウォークインクローゼットの棚などを撤去して普通の部屋にする費用とします。まずは、壁や棚を解体・撤去する費用が約40,000円〜50,000円が相場となります。 また、解体後の壁や床の補修工事をする場合は、約60,000円〜100,000円をみておきましょう。

ウォークインクローゼットの費用を安く抑えるポイント

費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの4つ「既存スペースの活用や省スペースにする」「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

既存スペースの活用や省スペースにする

拡張工事や増築工事をすると何十万も費用が高くなるので、納戸や押入れなどを活用し、極力省スペースを心掛けるようにしましょう。

商品のみを購入

ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。

自社施工業者

手広くしている会社に依頼すると「下請け業者（自社施工業者）」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

DIYをする

自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

注意点として、「コンセント」は電気工事士の資格が必要となるなる為できません。免許を取るか、部分的に業者に依頼しましょう。

DIYでウォークインクローゼットに棚を設置する方法と費用

DIYでウォークインクローゼットに棚を設置する方法と費用①

DIYでウォークインクローゼットのデッドスペースに収納棚を設置するには、まず、必要なのが「下地探し」「ロイヤルチャンネルサポート」「ブラケット」「化粧棚板」「ドライバー」「鉛筆」が必要となります。

収納棚の造作方法

収納棚の造作方法ですが、設置したい壁に鉛筆でロイヤルチャンネルサポートを設置する箇所をマーカーして下さい。それから、ネジを打ち込む箇所に下地を探しロイヤルチャンネルサポートを沿わしてネジを打ち込みます。設置後、ブラケットを取り付け化粧棚板を乗せれば完成です。

収納棚の造作の費用（横幅60cmの壁棚）

DIYでウォークインクローゼット内のパイプハンガーの造作方法と費用は？②

DIYでウォークインクローゼット内を自分の使い勝手の良い収納にできたら良いですよね。ウォークインクローゼットは収納に便利なイメージはありますが、使い方によってはデッドスペースがでたりして、あまり収納が出来なかったりもします。そういう時に自分でウォークインクローゼット内に収納を作ってあげれば、収納を100％使えることになります。

ウォークインクローゼット内に収納を作る

商品名：ハンガーパイプ

価格：約3,000円

商品名：吊り下げ収納

価格：約2,000円

ウォークインクローゼット内に必須なのがハンガーパイプです。長さ85cmタイプを設置することで、洋服を40着は吊ることができます。また、吊り下げ収納をハンガーパイプに吊り下げることで様々なアイテムも収納することができます。今回、ご紹介した商品は、比較的高めですが100円均一ショップでいろいろな収納ボックスが売られているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ウォークインクローゼットのビフォーアフター施工事例【画像・費用】

ウォークインクローゼットのビフォーアフター施工事例【画像・費用】を一部以下でご紹介します。

洋室の一角をｳｫｰｸｲﾝｸﾛｰｾﾞｯﾄへ変更したリフォーム施工事例

550,000

ｳｫｰｸｲﾝｸﾛｰｾﾞｯﾄ

ｳｫｰｸｲﾝｸﾛｰｾﾞｯﾄの内装全面ﾘﾌｫｰﾑとｳｫｰｸｽﾙｰへ変更したリフォーム施工事例

600,000

ｳｫｰｸｽﾙｰｸﾛｰｾﾞｯﾄ

ｷｯﾁﾝｽﾍﾟｰｽをｳｫｰｸｲﾝｸﾛｰｾﾞｯﾄへ間取り変更したリフォーム施工事例

500,000

ｳｫｰｸｲﾝｸﾛｰｾﾞｯﾄ

壁リフォームのビフォーアフター施工事例【画像・費用】

ウォークインクローゼットのリフォーム業者の選ぶポイントは？

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

ウォークインクローゼットを激安・格安でするには？

ウォークインクローゼットを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

ウォークインクローゼットを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

ウォークインクローゼットを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でウォークインクローゼットを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

一括見積もり無料サービスで安くウォークインクローゼットをできる優良業者を探す！

一括見積もり無料サービスとは、収納リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。

『全てがわかる！』
クローゼットの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考：クローゼットの費用と価格の相場は？