ビルトインガスコンロの交換費用はいくら？相場と内訳・メーカー別の違い、どこに頼むのかもご紹介

キッチンのガスコンロの交換の費用の相場

本体・材料費用＋施工費用＝
10,000円〜250,000円

キッチンのガスコンロの交換の費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

キッチンのビルトインガスコンロとは？特徴・種類・メリットと注意点

キッチンのリフォームや設備交換を検討する際、多くの家庭で検討されるのが「ビルトインガスコンロ」です。これは、システムキッチンに組み込まれる形で設置されるガスコンロで、見た目がすっきりしており、使い勝手も良いのが特徴です。

ガスで直接火を起こして調理するため、火力の調整がしやすく、料理の幅が広がる点が大きな魅力です。

ビルトインガスコンロの特徴とは？

ビルトインガスコンロは、キッチンカウンターに埋め込まれて設置されるスタイルで、コンロ本体と操作パネル、そして下部にグリルが一体となっているものが主流です。火を使って加熱するため、鍋やフライパンを問わず使用できる調理器具の幅が広く、直火を活かした調理が可能です。

また、IHコンロと比べて火の動きが目視できることもあり、火力の微調整がしやすいという点で料理好きの方にも選ばれています。

ビルトインガスコンロの種類

現在流通しているビルトインガスコンロは、主に以下のような種類に分けられます。

それぞれの家庭の調理スタイルやキッチンスペースに応じて、適切なモデルを選ぶことが大切です。

【ビルトインガスコンロメーカー比較表】

以下に、ビルトインガスコンロの主要3メーカー（リンナイ・ノーリツ・パロマ）の比較表をまとめました。価格帯・主な特徴・人気モデル・保証などを網羅しています。

項目	リンナイ（Rinnai）	ノーリツ（NORITZ）	パロマ（Paloma）
価格帯の目安	中〜高価格帯（6万〜20万円）	中価格帯（5万〜15万円）	中〜低価格帯（4万〜12万円）
デザイン性	高級感・スタイリッシュ	シンプルで清潔感あり	コンパクトでカジュアル
火力の特徴	トリプルワイド火力搭載モデルあり	炎の調整が繊細で安全装置も充実	高火力バーナー搭載で炒め物に強い
清掃性	ガラストップ天板が主流／凹凸少なく掃除しやすい	汚れが拭き取りやすいフラット設計	シンプル構造で掃除しやすい
グリル機能	無水両面焼き、ダッチオーブン対応モデルあり	オートグリル・温度調整機能が豊富	両面焼き・タイマー付きモデルあり
主な人気シリーズ	・デリシア（高機能） ・リッセ（中価格）	・ファミ（コスパ） ・プログレ（高機能）	・フェイシス（コスパ） ・ウィズナ（シンプル）
対応サイズ	60cm／75cm	60cm／75cm	60cm／75cm
保証内容	メーカー保証1年＋延長保証（有償）あり	メーカー保証1年＋延長保証（有償）あり	メーカー保証1年＋長期保証プランあり
特徴的な機能	スマホ連動アプリ・自動炊飯機能など先進機能搭載	音声ナビ・温度センサー付きで使いやすい	シンプル操作＆高火力に特化
おすすめユーザー	高機能＆デザイン性重視の方	コスパとバランス重視の方	初めての交換や価格重視の方

ビルトインガスコンロのメリット

ビルトインガスコンロの最大のメリットは、直火による強い加熱力にあります。中華料理のように強い火力が必要な料理や、肉や魚にしっかりと焼き目をつける料理などに非常に適しています。さらに、使用できる調理器具の自由度が高く、鉄製や土鍋、アルミ、銅など、ほぼすべての素材の鍋やフライパンが使用可能です。

また、火力が視覚的に確認できるため、調理中の温度管理がしやすいという点も魅力の一つです。IHと違い、停電の際にも調理ができるという安心感があるのも特徴です。災害時や停電時にガスが使える状態であれば、調理が可能なため、防災意識の高い家庭にも向いています。

さらに、ゴトク（五徳）と呼ばれる鍋を支える金属製の支柱があることで、鍋底が直接プレートに触れることがなく、天板が傷つきにくいという利点もあります。

ビルトインガスコンロのデメリットと注意点

一方で、ビルトインガスコンロにはいくつかのデメリットもあります。まず、火を使うため室温が上昇しやすい点が挙げられます。特に夏場に調理をする際には、室内が暑くなり、冷房との併用によって電気代がかさむ可能性があります。

また、掃除の手間がかかるのもデメリットの一つです。IHコンロのようにフラットで拭くだけというわけにはいかず、ゴトクやバーナー周りに汚れがたまりやすく、パーツの取り外しや細かな掃除が必要になります。

そして、最大の注意点はやはり「火災リスク」です。直接火を扱うため、衣服やふきんへの引火などには常に注意が必要です。特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、安全対策を徹底して使う必要があります。

IHクッキングヒーターとの違い

ビルトインガスコンロは、料理の幅を広げたい方や火力重視の方におすすめの調理設備です。強火調理や炙り、焦げ目を付ける料理ができる一方で、掃除の手間や火災リスクといった注意点もあります。家族構成やキッチンの使用頻度、安全性の優先度などを考慮しながら、IHコンロとの違いも比較して選ぶのが良いでしょう。

キッチンのビルトインガスコンロの交換費用と内訳

キッチンの設備リフォームで「そろそろ交換したい…」と感じやすいのが、ビルトインガスコンロです。使い慣れているものが古くなったり、火の付きが悪くなったり、掃除がしにくくなったりすることで、交換を考える方も多いのではないでしょうか。

ここでは、キッチンのビルトインガスコンロを交換する際にかかる費用や、その内訳をわかりやすくご紹介します。さらに、オーブン付きやレンジフードも交換する場合の目安、修理費用などもまとめています。

ビルトインガスコンロの本体価格はどれくらい？

ビルトインガスコンロの価格は、搭載されている機能やメーカーによって異なります。一般的に人気のある「リンナイ」「ノーリツ」「パロマ」などの国内メーカーを選んだ場合、本体価格は約5万円〜10万円程度が相場です。

たとえば、両面焼きグリルが付いていたり、自動で火加減を調整してくれる高機能モデルの場合は高額になる傾向があります。また、コンロに加えてオーブンが一体になっているタイプは、本体価格がさらに高くなりがちです。

工事費用の目安｜交換するだけ？それともIHから変更？

本体だけではなく、設置・取り付け工事にも費用が発生します。ガスコンロからガスコンロへの単純な交換の場合は、ガス配管や電気配線の工事が不要なため、費用は比較的安く抑えられます。目安として約20,000円〜30,000円前後が一般的です。

一方で、IHクッキングヒーターからガスコンロに変更する場合は、ガスの新設工事や電気配線の調整が必要になることが多く、費用は高くなります。この場合は、約80,000円〜150,000円前後が相場です。

本体を購入して接続のみお願いする場合の費用

すでに本体を自分で購入していて、取り付けだけを業者にお願いしたい…という場合は、「接続のみ」の作業になりますが、割引が効かないケースが多いため、意外と費用がかかります。

その場合の費用は、約30,000円〜40,000円程度が目安です。見積もり時には、接続のみか本体込みかを確認しておくと安心です。

修理で済む場合の費用目安

コンロ本体を丸ごと交換しなくても、一部の修理で済むケースもあります。たとえば、ガスホースやバーナー部品の交換などは、部分的な修理で対応できます。

ただし、複数の部品が劣化している場合は修理よりも交換の方が結果的にお得になるケースもあるので、見積もりを取って比較しましょう。

ビルトインコンロとレンジフードを一緒に交換する場合の費用は？

キッチン全体をリフレッシュしたいという場合は、ビルトインコンロと一緒にレンジフード（換気扇）も同時に交換するのがおすすめです。工事をまとめて行えるため、手間も省けます。

この場合の総額費用は、おおよそ180,000円〜530,000円程度が目安になります。コンロのグレードやレンジフードのサイズ・機能によって金額に差が出ます。

レンジフードのみ交換する場合の費用

レンジフード単体で交換する場合も、本体価格と取り付け工事費の両方がかかります。撤去作業・処分費用が別途かかることもあります。

キッチンの換気扇・レンジフードの交換・修理の費用と価格の相場は？

ビルトインガスコンロの交換費用は、「本体価格＋工事費」で約7万円〜13万円前後が目安となります。ただし、オプションを付けたり、レンジフードとまとめて交換する場合は、金額が大きく変わってくるため、事前に見積もりを取り、納得したうえで進めることが大切です。

「できるだけ費用を抑えたい」「信頼できる業者に頼みたい」とお考えの方は、無料の一括見積もりサービスを活用して、複数の業者から価格やプランを比較するのが安心です。

ビルトインガスコンロの費用を安く抑えるためのポイント

キッチンのビルトインガスコンロにかかる費用を少しでも安くしたい場合は、リフォーム全般に共通する以下の４つのポイントを意識すると良いでしょう。

商品だけを購入する

インターネット通販やホームセンターで、本体のみを安く購入し、施工だけを業者に依頼する方法です。ただし注意点として、

この2点には十分注意が必要です。依頼する前に、事前に確認を取っておくことが重要です。

自社施工の業者に直接依頼する

大手リフォーム会社に依頼した場合、実際の工事は下請けの業者が行うことがほとんどです。そこで、その下請け業者（＝自社施工の業者）に直接依頼することで、中間マージンを省けて費用が1割以上安くなるケースが多く見られます。

自分で施工する（DIY）

自分で施工できる場合、費用を半額程度に抑えることも可能です。ただし、

といったリスクがあるため、DIYに不慣れな方にはあまりおすすめできません。

特に、換気扇の後付け設置には電気工事が伴うため、電気工事士の資格が必要になります。資格がない場合はDIYできない点にも注意しましょう。

複数の見積りをとる

複数の業者から見積もりを取ることが重要です。最低でも3社以上に依頼して比較することで、自分に合った工事内容を選びやすくなり、より安く施工してもらえる可能性が高まります。

ビルトインガスコンロの業者の選ぶポイントは？どこに頼むと良い？

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

ビルトインガスコンロの交換を激安・格安でするには？

ビルトインガスコンロの交換を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

ビルトインガスコンロの交換を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

ビルトインガスコンロの交換を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でビルトインガスコンロの交換を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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参考：キッチンのリフォームする費用と価格の相場は？