1階か2階にキッチンの増設・増築の費用の相場
本体・材料費用+施工費用=
700,000円〜1,200,000円
1階か2階にキッチンの増設・増築の費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
キッチンの増設・増築のリフォームについて
キッチンを新設するリフォームをする前に失敗や後悔しない為にもまずは、知っておきたい基礎知識をご紹介します。
2階にキッチンがある間取りへ変更するメリット・デメリット
1階のキッチンのメリット・デメリットは普段使い慣れている方が多いのでイメージは湧くと思いますが、2階にキッチンを増設する方は少ないと思いますので良いこと、悪いことをご紹介します。
メリット
2階のキッチンのメリットは、日当たりも採光の取り入れも良く、昼間は照明を点けなくても過ごすことができるので省エネにも繋がります。
プライバシー面では、2階にキッチンがあることで隣接するカーテンを開放状態にしたリビングで過ごしていても外部の視線を感じません。また、キッチンと同じ階にあるバルコニーで食事をしながらゆったりと過ごすこともできます。
隣家が1階で生活している環境の中、こちらは2階で生活していると騒音も届きづらく軽減されるので子育て中の家族には、少しぐらいの騒ぎ声は気にならなくなり快適に過ごせます。
間取りが2階にキッチン、1階は居室となる場合は耐震構造が強化されます。また、2階にキッチンがあることで天井をぶち抜いて天井高を高くすることもでき、梁見せの吹き抜け天井とおしゃれな構造にもできます。
リビングとキッチンが2階にあることで快適な空間になるので家族が1点に集まりやすくコミュニケーションも増えます。
デメリット
2階のキッチンのデメリットは、1階に居室や寝室がある場合、2階からの騒音が気になります。生活時間がバラバラの家族には防音対策が必要となります。
子供や老夫婦がいるご家庭では、上り下りをする階段での転倒で怪我をする恐れがあり、また足腰が弱い場合は体力的にも辛く感じます。
2階に行くほど太陽の日差しが強くなるので1階に比べ温度が高く、夏場のエアコン電気代も上がります。
キッチンの増設の際のポイント
どのキッチンにも共通することですが、リフォーム後に「これも一緒にしとけば良かった」と後悔しない為の4つのポイントをご紹介します。
キッチンの高さ
システムキッチンの高さは、使い手の身長によって異なります。キッチンが低いと猫背になりやすく、高いと肩が上がって肩こりの原因にもなります。
実はシステムキッチン既製品には、80cm、85cm、90cmの高さのサイズがあり、自分に適したキッチンを選ぶことができます。
キッチンの高さを選ぶのにサイズを出す計算方法があります。
『身長÷2+5cm』で、自分に適した目安の数字がでます。
例)160cm÷2+5cm=85cm
※室内で底の高いスリッパ等を履く方はそれも踏まえて計算に入れてください。
後、体感したい場合は、メーカーのショールームにいけばできます。
通路幅の広さ
キッチンの通路に人が通る場合の最適なサイズがあります。
1人の場合は、90cm、2人は120cmが適していると言われています。
2人のサイズにしとけば間違いないですが、部屋のバランスもあるので、それも踏まえて考えるましょう。
コンセント
キッチンでは、家電製品が多いためコンセントは必須ですが、いざ、挿そうとすると、コンセント口が足りない、線が届かないといった事が多々あります。
見た目の悪い、危険な、タコ線、延長コードといった、リフォーム後のキッチンに使わないようにする為に最初のプランニング時にコンセント口数をいくつ設置するかイメージしときましょう。
ゴミ箱のスペース
キッチンをイメージする時は、家電製品や食器棚、収納棚の配置をイメージしがちですが、案外、大事なゴミ箱の位置のイメージを忘れがちとされます。
ゴミ箱ほど、見た目を気にしたいと思うのですが、食器棚の下にゴミ箱専用の収納スペースを設けるなど、最初のプランニング時に業者さんに伝えるのを忘れないようにしましょう。
床材の素材
床には水や油跳ねで汚れる可能性があるので、慎重に選ばないとお掃除が大変になります。水回り設備の付近での適した床材は、一般的にクッションフロアやフローリング材が主流となりますが、その他にフロアタイルや人工大理石があります。一方で適していない素材が無垢材やコルク材となり、汚れを気づかず放置してしまうと染みの原因にもなります。
それでも見栄え的に使用したい場合は、シートやマットなどを敷いて対策をすることをおすすめします。
キッチンの増設・増築のリフォームの補助金・助成金
キッチンリフォームの補助金・助成金では、長期優良住宅化リフォーム推進事業が挙げられます。
子育てのしやすい環境の為に三世代同居ができるようなキッチン等の増設に補助金を出してくれ、100万円~300万円の限度額でキッチンリフォームの費用の3分の1が補助対象となります。
キッチンの増設・増築の施工期間
キッチンのスペースがある場合(増設のみ)と、ない場合(増築+増設)とでは施工する期間が大きく異なります。
内容 | 施工期間 |
---|---|
キッチンの増設 | 約5日〜1週間 |
キッチンの増築+増設 | 約1週間〜2週間 |
キッチンの増設・増築のリフォームの費用と内訳
キッチンの増設・増築の費用では、「キッチンの増築の費用」「リフォームでキッチンの増設の費用」があります。
キッチンスペースの増築のみの費用(キッチン設備なし)
キッチンの増築の費用では、キッチン・台所のスペースを離れや庭などに増築しなければなりません。まずは、キッチンの部屋の増築分(1階・2階)の費用をご紹介します。
1階にキッチンスペースを増築する費用
1階に増築する費用は、3坪のキッチンスペースの場合とします。まずは、キッチン・台所の部屋を造作しなければなりません。1階に増築する場合は、基礎コンクリートから造作となります。
建物増築費用 | 約1,000,000円〜 |
コンクリート打設費用 | 約100,000円 |
合計 | 約1,100,000円〜 |
2階にキッチンスペースを増築する費用
1階と同様に2階も3坪とし、家周りに足場を設置し、2階の床の下地のための基礎コンクリートから造作となります。
足場設置費用 | 約150,000円 |
建物増築費用 | 約1,000,000円〜 |
コンクリート打設費用 | 約100,000円 |
合計 | 1,250,000円〜 |
キッチンの増設(新設)設置する費用
キッチンの増設(新設)する費用では、1階、2階で費用が異なりますので、まずは1階のキッチンの増設の費用をご紹介します。
1階にキッチンを増設するリフォーム費用の内訳
キッチンの増設は、本体だけの設置だけではなく、隣接する内装の工事もしなくてはなりまん。以下に、キッチンの増設の際にかかる本体価格、施工費用の内訳をご紹介します。
キッチンの本体価格の相場
キッチンの種類には「スタンダード」「ミドル」「ハイ」の3種類のグレードがあり、グレードにより本体価格が変わります。
型・グレード | 本体価格 |
---|---|
スタンダードグレード | 約500,000円〜700,000円 |
ミドルグレード | 約700,000円〜900,000円 |
ハイグレード | 約900,000円〜1,200,000円 |
・・・ | ・・・ |
ミニキッチン | 約200,000円〜300,000円 |
1階にキッチンの増設する施工費用の相場
次に、キッチンの増設・新設の際にかかる施工の費用をご紹介します。
施工内容 | 施工費用 |
---|---|
キッチン取り付け費用 | 約50,000円〜70,000円 |
電気工事 | 約20,000円〜30,000円 |
設備工事 | 約30,000円〜約50,000円 |
ガス工事 | 約30,000円 |
排気ダクト工事 | 約100,000円〜約150,000円 |
内装工事 | 約50,000円〜100,000円 |
廃材処分費 | 約30,000円〜約50,000円 |
諸経費 | 約5%〜10% |
1階にキッチンの増設の総額費用の相場
最後に、キッチンの増設・新設の際にかかる総額の費用をご紹介します。
キッチンの本体価格 | 約200,000円~1,200,000円 |
キッチンの施工費用 | 約300,000円~600,000円 |
合計 | 約500,000円~1,800,000円 |
上記の相場費用はあくまでも目安です。キッチンの本体価格のグレードで大きく費用が異なります。
工事期間の目安
参考期間:約1週間〜2週間
二階にキッチン増設のリフォーム費用の内訳
二階にキッチンを増設する場合、上記で述べた1階へ増設の費用とは、金額が異なりますので、以下にご紹介します。
キッチンの本体価格 | 約200,000円~1,200,000円 |
キッチンの施工費用 | 約500,000円~600,000円 |
合計 | 約700,000円~1,800,000円 |
1階と2階では、約20万程の差額がでます。それは、2階の場合、配管が1階に比べるとトイレの配管しか通っていません。キッチンを2階へ移動となると、1階にあるキッチンの配管を延長しなくてはいけません。その分の費用となります。
工事期間の目安:約10日間〜2週間
シンク台のみの増設の費用
シンク台のみの増設の費用では、1階の場合、本体価格・設置費用で約250,000円〜350,000円、2階は、約350,000円〜450,000円が相場となります。費用の大差は、シンク台の価格差となります。
【参考費用】シンク台のみの増設の費用:約250,000円〜450,000円
同居で2階にキッチンや二世帯でキッチンを2つに増設する費用
同居で2階にキッチンや二世帯でキッチンを増設する家でおじいさん、おばあさんの世話をみているご家庭はミニキッチンの使用率が高いです。
2階におじいさん、おばあさんが住み1階で料理をよばれる為、増設キッチンは軽く食器程度を洗えるのでいいみたいです。
若夫婦同士で住む二世帯の場合は、普通のキッチンサイズの使用率が高いです。
【参考費用】約700,000円〜900,000円
クローゼットスペースをキッチンにリフォームする増設の費用
1階や2階にキッチンを増設する箇所がない場合は、クローゼットや押入れを解体してキッチンにリフォームして増設することが可能です。
スペースが小さい場合でもひとつづつ設置が可能なセクショナルキッチンが利用できるので問題はないです。
まずは、クローゼットの解体処分費用が約20,000円かかります。そこにセクショナルキッチンの本体価格が約85,000円〜かかります。
施工費用は、1階の場合、約300,000円〜600,000円となります。2階の場合、約500,000円〜600,000円となります。
【参考費用】約405,000円〜
キッチンのコンセントを増設する費用
キッチンにコンセントを増設する費用ですが、キッチンのコンセントの活用内容によって施工費用が異なります。
キッチンのコンセントで使用する家電製品は冷蔵庫、レンシレンジ、ビルトイン食洗機、ポット等が挙げられます。
これらは電力の消費が激しいため分電盤から直接配線を引っ張ってこなくてはいけません。ですので費用は、約20,000円〜25,000円となります。
また、家電製品ほどの電力を使わないという場合は、約15,000円で増設可能です。
【参考費用】約15,000円〜25,000円
離れにキッチン・お風呂・トイレを増築する値段の事例
離れに6畳の部屋にキッチンとお風呂、トイレを設置した家を増築する場合の値段を事例をご紹介します。賃貸のマンションでいうと1Kのサイズとなります。まずは、木造住宅の家を建てる費用は2,300,000円〜2,500,000円となります。
そして、キッチンはミニキッチンを設置します。値段は約300,000円〜350,000円となります。
6畳ということもありスペースに限りがある為お風呂とトイレはセットのユニットバスタイプにします。値段は、約800,000円〜1,200,000円となります。
値段を総合しますと約3,400,000円〜4,050,000円となりました。
キッチンの増設の費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
商品のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
注意点として「電気系・ガス系」は、資格がないとできません。免許を取るか部分的に業者に頼みましょう。
キッチンの増設・増築の業者の選ぶコツは?
業者を選ぶコツは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
キッチンの増設・増築を激安・格安でするには?
キッチンの増設・増築を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
キッチンの増設・増築を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
キッチンの増設・増築を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でキッチンの増設・増築を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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キッチンのリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:キッチンのリフォームする費用と価格の相場は?