トイレの便座の交換・修理の費用相場は?種類や自分で交換する際の注意点、どこに頼むか、ホームセンターは安いのかもご紹介

トイレの便座を交換・修理したいと考えたとき、気になるのが「どのくらい費用がかかるのか」「どのタイプを選ぶべきか」ではないでしょうか。便座のリフォームは、シンプルな普通便座から温水洗浄便座(ウォシュレット)への高機能化まで幅広く、その分価格や施工内容も異なります。この記事では、便座の種類別の相場や工事費用の内訳、費用を抑えるコツ、さらには業者選びのポイントまで網羅的に解説。快適で衛生的なトイレ空間を実現するための基礎知識として、ぜひご活用ください。

  • 最終更新日:2025年8月5日
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      目次

      トイレの便座のリフォームの費用(工事費込み)の相場

      コンシェルジュ

      本体価格+施工費用=
      50,000円〜280,000円

      トイレの便座を交換・修理する費用(工事費込み)の相場は、「本体価格」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社や各業者に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      トイレの便座の種類と特徴|交換・修理前に知っておきたいポイント

      便座

      トイレの便座は、日々の快適さを左右する非常に重要な設備のひとつです。近年では多機能化が進み、単なる“座るため”の便座だけでなく、暖房機能や温水洗浄機能を備えた高性能な便座が数多く登場しています。便座の選び方ひとつで、冬場の寒さ対策や衛生面の改善、さらには節電効果にもつながることがあります。

      ここでは、トイレの便座の代表的な種類とそれぞれの機能・特徴について、詳しくご紹介します。交換やリフォームを検討している方は、まずご自宅のニーズに合った便座を選ぶための基礎知識としてご覧ください。

      トイレ便座の主な種類と特徴

      トイレの便座は、大きく分けて以下の3タイプに分類されます。

      種類主な機能メリットデメリット
      便座
      普通便座
      なし(座るだけ)安価でシンプル、壊れにくい冬は非常に冷たい
      暖房便座
      暖房便座
      座面ヒーター機能冬場でも快適、取付が簡単洗浄機能はなし、電源が必要
      ウォシュレット
      温水洗浄便座
      ヒーター機能+洗浄・脱臭・乾燥等衛生的で快適、多機能で選択肢が豊富高価格帯が多い、設置に電源・給水が必要

      普通便座(スタンダード便座)

      もっとも基本的なタイプで、加熱機能や洗浄機能が一切ついていない便座です。素材は樹脂製が一般的で、軽量で掃除しやすいというメリットがありますが、特に冬場は座ったときに冷たさを感じるのが欠点です。コストを抑えたい方や、賃貸住宅で設備更新の制限があるケースなどでよく選ばれます。

      暖房便座(ヒーター機能付き便座)

      普通便座にヒーター機能が加わったタイプで、座面が温かくなるため、寒い季節でも快適に使用できます。操作は本体横のダイヤルやボタンで簡単に調整可能なものが多く、温水洗浄機能は不要だけど冬の冷えは避けたいという方におすすめです。ただし、トイレ空間自体が寒い場合は、別途暖房器具(セラミックファンヒーターなど)を併用するとより効果的です。

      温水洗浄便座(いわゆるウォシュレット)

      ヒーター機能に加え、おしり洗浄・ビデ洗浄機能などを備えた多機能型の便座です。最近では、脱臭機能、自動で便器を洗浄する機能、さらには便座の自動開閉や自動センサーによる節電モードなどを搭載した高機能モデルも登場しています。また、除菌・消臭効果のある液体を便器内に貯める機能がついたタイプもあり、衛生面でも非常に優れています。

      使用者のニーズに合わせて選ぶ
      高齢者や小さなお子様がいるご家庭では、温水洗浄便座のような多機能モデルが重宝されます。逆に、シンプルさを求める方には普通便座や暖房便座が向いています。

      設置環境の確認
      温水洗浄便座を設置するには、電源や給水設備が必要です。リフォームなしでの取り付けが可能か、事前にチェックしておきましょう。

      節電性能も要チェック
      近年の高性能モデルでは、「自動節電機能」や「使用者センサー搭載」によって、無駄な電力消費を抑えられる製品も増えています。長期的なコストを考慮して選ぶことも大切です。

      トイレ便座メーカー比較表

      以下は、代表的なトイレ便座メーカーの比較表です。各社の特徴や得意分野、価格帯、代表的な製品などを比較できます。

      メーカー名特徴・強み主な機能価格帯(本体)代表的な製品例備考
      TOTO国内最大手。高機能・高品質で耐久性に優れる。温水洗浄・脱臭・自動開閉約30,000円〜150,000円ウォシュレット S・アプリコット節水技術・セフィオンテクトが人気
      LIXIL(INAX)省エネ性とコンパクト設計。デザイン重視の製品も多い。温水洗浄・自動除菌・節電約25,000円〜120,000円パッソ・シャワートイレ KAシリーズキレイ便座・鉢内除菌が特長
      パナソニック電機メーカーならではの洗浄技術と節電機能が豊富。便座暖房・瞬間湯沸かし・除菌約35,000円〜130,000円ビューティ・トワレ独自のスゴピカ素材、ナノイー搭載
      東芝シンプルでコスパの良いモデルが多い温水洗浄・脱臭・温風乾燥約20,000円〜70,000円クリーンウォッシュ洗浄ノズルの2段階調整が特徴
      アイリスオーヤマ低価格帯モデルが豊富で、DIY派に人気温水洗浄・暖房便座・節電約15,000円〜40,000円瞬間式温水洗浄便座工事不要タイプも多く販売中
      ジャニス工業住宅設備専門の老舗メーカー。便器と一体化の製品が多い温水洗浄・自動洗浄約40,000円〜80,000円プロガード小規模住宅向けの製品が得意
      高機能・高品質を求めるなら → TOTO・LIXIL
      コスパ重視でシンプルにしたいなら → 東芝・アイリスオーヤマ
      ・節電性や清潔機能を重視するなら → パナソニック・LIXIL
      ・スペースが限られた住宅なら → ジャニス工業(小型製品に強い)

      ▶おすすめの選び方
      ・節水・抗菌・自動洗浄などの高機能モデルが欲しい場合は、TOTOやLIXILの上位グレードを検討
      ・賃貸や予算を抑えたい方は、アイリスオーヤマの温水便座で必要最低限の機能を確保
      ・スタイリッシュなデザインや薄型を重視するなら、パナソニックのトワレシリーズがおすすめです。

      栗林暁監修者のコメント
      トイレの便座は、「ただの座る道具」ではなく、清潔・快適・省エネを実現する重要なパーツです。特に寒冷地や長く使う住宅では、日々の快適性に直結するため、少しでもグレードアップする価値は十分にあります。

      普通便座、暖房便座、温水洗浄便座のそれぞれの特徴を理解し、ご家庭の使い方や設置条件に合った便座を選ぶことで、より快適で衛生的なトイレ空間を実現できます。
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      トイレの便座のリフォームの費用と内訳

      トイレ、業者

      トイレの便座は、日常的に使う設備のひとつであり、使い心地や機能性に直結する重要なパーツです。便座の種類やグレードによって交換や修理の費用は大きく異なり、また電源や止水栓の有無によっても施工内容が変わってきます。

      ここでは、便座の交換や修理のケースごとに、費用の内訳や施工ポイントを詳しく解説します。トイレの快適性をアップさせたい方や、古くなった便座をリフォームしたい方にとって、判断材料になる情報をご紹介します。

      トイレ便座のリフォーム費用の相場(全体平均)

      便座の交換・修理にかかる全体の費用相場は、約50,000円〜280,000円です。

      この価格帯は、以下の内容を含んだ平均的なリフォーム費用となります。

      ●便座の種類(普通便座/ヒーター付き/温水洗浄付きなど)
      ・本体価格
      ・交換工事費用(既存便座の撤去含む)
      ・電源工事や止水栓の追加工事費(必要に応じて)

      また、便座のメーカーによっても費用に差があります。TOTOやLIXIL、INAXといった有名メーカーの製品は高機能・高品質な分価格がやや高め。一方で、ホームセンターや家電量販店で販売されているオリジナルブランド(コーナン、ヤマダ電機、ケーズデンキなど)は、低価格でコスパ重視のモデルが多く、便座に強いこだわりがなければ選択肢として非常におすすめです。

      ケース別:便座交換費用と内訳(工事費込み)

      ●普通便座 → 簡易便座への交換

      項目費用相場
      本体価格約30,000円〜200,000円
      交換・取付費用約8,000円〜20,000円
      合計目安約38,000円〜170,000円

      一般的な樹脂製のシンプルな便座への交換です。暖房機能や洗浄機能がないため、施工も比較的簡易で、費用を抑えたい方に適しています。

      ●普通便座 → ヒーター付き便座への交換

      項目費用相場
      本体価格約30,000円〜200,000円
      交換・取付費用約8,000円〜20,000円
      コンセント増設費用(必要な場合)約15,000円〜20,000円
      合計目安約53,000円〜240,000円

      暖房便座へ交換する場合、座面が温かくなる機能を持つ便座が対象となります。電源が必要になるため、コンセントがトイレ内にない場合は別途工事が必要です。

      ●普通便座 → 温水洗浄便座(ウォシュレット)への交換

      項目費用相場
      本体価格約30,000円〜200,000円
      交換・取付費用約15,000円〜30,000円
      コンセント増設費用(必要な場合)約15,000円〜20,000円
      合計目安約60,000円〜250,000円

      温水洗浄便座は、ヒーターに加えて「おしり洗浄」「ビデ機能」「脱臭」「乾燥」などの複数の機能が備わった高機能モデルです。家庭内の快適性や衛生性を高めたい方におすすめの交換内容です。

      トイレのウォシュレットの費用と価格の相場は?

      ●便座の蓋のみ交換する場合

      便座自体には問題がない場合、蓋だけの交換も可能です。

      項目費用相場
      蓋の部品代約3,000円〜5,000円
      取付作業費用約5,000円〜8,000円
      合計約8,000円〜13,000円

      部品のみの交換なのでコストを抑えたい方には最適です。

      トイレ便座の修理費用と内容別相場

      トイレの便座には、使い続けているうちに不具合が発生するケースもあります。以下は、修理内容ごとの費用の目安です。

      修理内容主な原因修理費用相場
      便座が冷たいヒーターの故障約15,000円〜50,000円
      便座が動かない基盤・人感センサーの不具合約15,000円〜30,000円
      水漏れがするバルブユニット・給水管の劣化約15,000円〜25,000円
      水が出ないノズルの詰まりやセンサーの故障約15,000円〜30,000円
      温水が出ない温水タンクやサーモスタットの故障約20,000円〜30,000円
      ノズルが出ない・戻らないノズルユニットの故障約15,000円〜30,000円
      ノズルから水が止まらないメインバルブの故障約15,000円〜20,000円
      リモコンが反応しないリモコン・受信部の不具合約15,000円〜25,000円

      ※メーカー(TOTO、LIXIL、パナソニックなど)によって修理費用に差があります。出張費込みかどうかも事前に確認しましょう。

      トイレのウォシュレットの修理する費用と価格の相場は?

      栗林暁監修者のコメント
      トイレ便座のリフォーム費用は、単純な便座の交換から高機能温水洗浄便座へのグレードアップ、あるいは部分的な修理まで、ニーズに応じて幅広く存在します。便座の選び方や施工内容によって費用に大きな差が出るため、現状の設備とご希望の機能をしっかり見極めたうえで、最適なリフォーム計画を立てることが大切です。

      快適性と衛生面の両立を図るトイレリフォームで、毎日の生活をより快適に整えていきましょう。
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      トイレの便座のリフォームの費用を安く抑えるためのコツ

      便座のリフォームを検討する際、気になるのはやはり「費用」。高機能な製品が多くなっている一方で、できるだけコストを抑えて導入したいという方も多いはずです。そんなときに意識したいのが、費用を節約するためのリフォーム全般に共通する節約ポイントです。

      ここでは、より安価に抑えるための4つの方法について解説します。

      商品だけを自分で購入し、施工だけ業者に依頼する

      まず費用を大きく左右するのが、ウォシュレット本体の価格です。インターネット通販やホームセンターでは、同じモデルの製品が店頭よりも数割安く販売されていることが多く、こうした場所で商品だけを購入しておくことで、本体代を大きく節約することができます。

      ただし注意点として、本体を持ち込んだ場合、

      持ち込み施工を受け付けない業者がある
      取り付けはしてもアフターサービスの対象外となる場合がある

      といったリスクもあります。事前に業者に確認し、「持ち込み対応可」「保証内容」などをしっかり確認してから依頼しましょう。

      自社施工の業者に直接依頼する

      大手のリフォーム会社や住宅設備チェーンなどに依頼した場合、実際の施工は下請けの工事業者に発注されるのが一般的です。この場合、中間マージン(紹介料・手配料)が加算されるため、見積もり額が高くなりやすい傾向があります。

      そのため、できるだけコストを抑えたい場合は、施工を自社で行っている専門業者に直接依頼することをおすすめします。紹介料がかからないぶん、同じ内容でも1〜2割安く済むケースも少なくありません。施工事例や口コミを確認して、信頼できる業者を選びましょう。

      自分で取り付ける(DIY)

      取り付けにある程度の知識と経験がある方であれば、ウォシュレットを自分で交換・設置する(DIY)という選択肢もあります。この場合、取り付け工賃が発生しないため、総費用を半分程度まで抑えることも可能です。

      ただし、DIYには以下のようなリスクも伴います。

      ・慣れていないと作業に時間と手間がかかる
      取り付けミスによる水漏れや故障のリスク
      ・完全に自己責任となるため、保証が効かない

      また、電源の増設やコンセントの設置など電気工事を伴う作業は、電気工事士などの資格がなければ法律上できない点にも注意が必要です。DIYに自信がある方は挑戦しても良いですが、少しでも不安がある場合は無理をせず、プロに任せるのが安心です。

      複数の業者から見積もりを取る

      最も確実で効果的に費用を抑える方法が、「複数の業者から見積もりを取って比較すること」です。1社だけに依頼してしまうと、その見積もりが適正かどうか判断できませんが、最低でも3社以上に相見積もりを依頼すれば、費用・対応内容・保証の違いが明確になり、相場感がつかめます

      また、同じ施工内容でも、業者によって数千円〜数万円の差が出ることもあります。オンラインで一括見積もりを取れるサービスを活用すれば、手間をかけずに複数社から見積もりを得ることができ、より賢く業者選びができます。

      トイレの便座を自分で交換する際の注意点|失敗しないための確認事項と準備ポイント

      DIY

      トイレの便座が古くなったり、機能的に物足りなくなった際に、費用を抑えるために「自分で便座だけ交換してみよう」と考える方は少なくありません。近年では、取り付け説明書付きの便座も増えており、DIYに挑戦しやすい環境が整ってきました。

      しかし、便座の交換は見た目以上に“見落としがちなポイント”がいくつかあります。特に電源の有無や色の一致など、事前確認を怠ると「取り付けができない」「見た目がちぐはぐになる」といった失敗につながることも。ここでは、トイレの便座のみを自分で交換する際に押さえておくべき注意点を、わかりやすく解説します。

      1. 室内に電源コンセントはあるか?アース付きかどうかも重要

      便座の種類によっては電源が必要になるため、トイレ内に電気コンセントがあるかどうかの確認は必須です。特に以下のような便座を取り付けたい場合は、電源がないと使用できません。

      ・暖房便座(ヒーター付き)
      ・温水洗浄便座(ウォシュレットタイプ)
      ・自動開閉・脱臭機能付き便座

      また、アース端子の有無も重要です。トイレは水まわりであるため、感電を防止するためにアース付きコンセントが推奨されています。購入前に、設置予定の場所にアース端子があるかを確認しておきましょう。

      加えて、消費電力の確認も忘れずに行うべきポイントです。ブレーカーの容量が足りない場合、トイレ使用中に他の家電と同時使用するとブレーカーが落ちてしまう可能性があります。取扱説明書やメーカーサイトで「消費電力(W数)」を確認し、既存の配電環境と照らし合わせておきましょう。

      2. 色の確認|便座と便器の色を合わせるポイント

      トイレの便器やタンクの色は一見「白」と思いがちですが、メーカーごとに微妙な色の違いがあり、完全に同じ白ではないことがほとんどです。便座だけ交換すると「新しい便座の白だけが浮いてしまう」という失敗例もよく見られます。

      そのため、便座を購入する前に、便器本体やタンク背面に貼られている「色番号のシール」を確認することが重要です。

      例えば、

      ・【#NW1】=ピュアホワイト(TOTO)
      ・【#BN8】=オフホワイト(LIXIL)
      ・【#SC1】=パステルアイボリー(INAX)

      このように、型番や色番号(#◯◯◯)が記載されたシールが貼られているので、購入時に同じ色番号の便座を選ぶことで違和感なく仕上がります。

      3. 取り付けネジの位置とサイズが合うか確認

      ほとんどの国内メーカーの便座はJIS規格に準拠しており、ネジ穴のピッチ(左右間隔)は同じ仕様になっていますが、一部の古いトイレや海外製便器では合わない場合もあります。

      購入前に、次の寸法を確認しておくと安心です。

      ・便座の取り付け穴の左右間隔(通常14cm)
      ・便座の前後の長さ(タンクから便座先端まで)
      ・便座の開口部の大きさ

      心配な場合は、取り付け可能かを記載した「適合表」をメーカー公式サイトで確認するか、購入時に店員に相談するのもおすすめです。

      4. 固定金具や工具の準備はOKか?

      DIYで便座を交換する場合、以下の工具と部品が必要になることが多いです。

      ・プラスドライバーまたはモンキーレンチ
      ・新しい固定用ナット・ワッシャー
      ・ゴムパッキン(必要に応じて)
      ・軍手や雑巾(取り外し時に水が垂れる場合あり)

      最近の便座には「ワンタッチ式の取り付け金具」が付属していることもありますが、古いタイプはモンキーレンチで固定する必要があるため、あらかじめ施工マニュアルを確認して必要な工具を揃えておくことがポイントです。

      5. 無理せず、プロに頼る判断も必要

      便座の取り替え自体は、比較的シンプルな作業ではありますが、電気工事や止水栓の接続、下地の強度確認などが絡む場合は無理をせず、専門業者に依頼した方が安全です。特に以下のケースは、業者依頼を検討しましょう。

      ▶トイレ内にコンセントがない
      ▶止水栓の形状が特殊で不明
      ▶古いトイレでネジが固着して外れない
      ▶水漏れの心配がある

      最近では施工費用込みで1〜2万円程度で対応してくれる便座交換サービスも多く存在しており、安心して任せられます。

      栗林暁監修者のコメント
      トイレの便座のみを自分で交換するのは、費用を抑えつつ快適性を向上させる有効な方法です。ただし、電源の有無や色番号の確認、寸法のチェック、必要な工具の準備など、事前にしっかりと確認しておくべきポイントが多くあります。

      少しでも不安がある場合は、無理をせずプロに任せるのが安心です。安全性と見た目の美しさを両立させるためにも、丁寧に準備して交換作業に取り組みましょう。
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      トイレの便座の交換業者はどこに頼むべき?選ぶ際の4つのポイント

      業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

      特化した専門業者を選ぶ

      リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。

      一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。

      以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。

       特徴中間マージン発生率
      メーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
      ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ
      家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
      ホームセンター一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり約1割〜4割コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ
      建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
      工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
      リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
      設備業者(特化した専門業者設備をメインに工事をしているので安心で安価。0%(直接依頼)地元の業者・個人業者など

      比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です

      リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法

      実績が豊富な業者を選ぶ

      業者選びで失敗しないためには、その業者がどれだけの施工実績を持っているかも大きな判断材料になります。公式サイトで施工事例が写真付きで掲載されているか、最新情報が定期的に更新されているかを確認しましょう。

      実績のある会社は、現場でのトラブルにも慣れており、設置場所に応じた柔軟な対応が可能です。逆に、実績が少なく情報発信も乏しい業者は、品質やアフターケアの面で不安が残ることもあります。

      アフターサービスがしっかりしているか

      リフォーム後に不具合が出る可能性もゼロではありません。そのため、アフターサービスがしっかりしているかどうかも非常に重要なポイントです。

      信頼できる業者であれば、施工後に発生したトラブルにも迅速に対応してくれるほか、施工ミスがあった場合も無償で修正してくれるケースがほとんどです。一方で、アフターサービスが不十分な業者に依頼してしまうと、施工後の修理費を自己負担で請求されたり、連絡が取れなくなったりすることもあります。

      契約前に、「施工後○年以内の不具合は無償対応」「点検サービスの有無」などを確認しておくと安心です。

      瑕疵(かし)保険に加入しているか

      「瑕疵保険」とは、リフォーム工事の際に施工不良などの欠陥(瑕疵)が発覚した場合、その修理費用をカバーしてくれる保険制度です。この保険に加入している業者に依頼することで、万が一のトラブルにも備えることができます。

      瑕疵保険の加入は任意ですが、保険に対応している業者は、それだけ信頼性や責任感を持って施工している証拠でもあります。

      ホームセンターの便座交換は安い?

      トイレの便座交換を検討する際、「ホームセンターなら手頃な価格で交換できそう」と思う方も多いでしょう。確かにホームセンターは、製品の実物を見て選べるうえ、施工もまとめて依頼できる手軽さが魅力です。

      しかし、実際の費用が本当にお得かどうかは、他の業者と比較してみなければ分かりません。

      今回は、カインズホーム・コメリ・コーナン・ロイヤルホームセンター・ビバホームという主要ホームセンター5社の便座交換サービスについて、費用相場や特徴を比較しながら、後悔しないための依頼方法もご紹介します。

      ホームセンター参考費用(税込)主な商品タイプ特徴
      カインズホーム約13,800円(交換費別)温水洗浄便座(簡易型)オリジナル商品中心、持ち帰り+施工対応あり
      コメリ約14,800円(交換費別)温水洗浄便座(スタンダード)自社・TOTO製など選択可、ローン・配送あり
      コーナン約15,800円(交換費別)脱臭・暖房便座など多機能即日設置可能な店舗もあり、支払い方法が豊富
      ロイヤルホームセンター要見積もりTOTO・パナソニック中心メーカー標準価格、施工依頼は割高傾向
      ビバホーム要見積もりリクシル製中心施工込み価格は非公開、メーカー価格帯

      カインズリフォーム|コスパ重視ならおすすめ

      カインズでは、1万円台から購入可能なオリジナル温水洗浄便座があり、持ち帰って自分で取り付けることも可能。もちろん、交換施工サービスも依頼できます。取り付け費は約8,000円前後が目安で、製品と合わせて総額2万円前後での交換が可能なケースも。

      参考費用:製品13,800円〜+施工費約8,000円
      対応エリア:全国(離島・一部地域除く)
      問い合わせ:0120-88-5279(本部:埼玉県本庄市)

      コメリリフォーム|選べる製品と柔軟な支払いが魅力

      コメリではTOTOや自社製の温水洗浄便座を中心に展開。製品価格は14,800円〜、取り付け費用は別途見積もりとなります。ローンや分割払いにも対応しているため、急な交換が必要になった場合でも安心です。

      参考費用:製品14,800円〜+交換費(要見積もり)
      対応エリア:全国(沖縄・一部地域を除く)
      問い合わせ:0120-188-560(本社:新潟県新潟市)

      コーナンリフォーム|即日設置も可能で利便性◎

      コーナンでは、温水洗浄・脱臭・暖房便座など多機能型の便座が揃っており、施工サービスとセットでの案内が中心です。店舗によっては、在庫品に限り当日中の設置も可能です。

      参考費用:製品15,800円〜+施工費(約9,000円前後)
      対応エリア:全国(地域により対応異なる)
      問い合わせ:0120-001-126(本社:大阪市淀川区)

      ロイヤルホームセンター|高品質だがコスト高の傾向

      ロイヤルホームセンターではTOTOやパナソニックの標準モデルを中心に取り扱っていますが、製品価格・工事費ともにハウスメーカー仕様に近いため、相場よりも割高となることが多いです。見積もりは時間がかかる場合もあります。

      参考費用:非公開(要見積もり)
      対応エリア:関東・関西・中部中心に一部地域
      備考:価格帯はメーカー基準に近い

      ビバホーム|メーカー価格が中心で割安感は低め

      ビバホームでは、主にリクシル製の便座を中心に展開しており、価格はメーカー水準に準拠。製品価格・施工費ともに公式サイトでは非公開で、基本的には現地調査後の見積もりとなります。

      参考費用:非公開(要見積もり)
      対応エリア:全国(店舗により異なる)
      備考:価格公開なし、リクシル中心の構成

      結論|ホームセンターは便利だが、相見積もりは必須

      ホームセンターの便座交換サービスは、店舗での相談がしやすく、価格もわかりやすいというメリットがあります。しかし、「ホームセンターだから安い」とは限らず、製品と工事費を合わせると専門業者と同等、または割高になる場合もあります。

      特にロイヤルホームセンターやビバホームのような大手系では、製品が定価に近い価格で提供される傾向があり、価格重視の方は注意が必要です。

      便座の交換は製品のグレードや設置条件によって費用が変わるため、ホームセンター1社だけで決めず、他の専門業者やリフォームサイトも含めて相見積もりを取ることが大切です。
      同じ内容でも5,000円〜1万円以上の差が出ることもあるため、価格・製品の性能・保証内容などをしっかり比較して、納得のいく選択をしましょう。

      トイレリフォームどこに頼めばいいの?
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      トイレの便座交換を激安・格安でするには?

      激安・格安

      トイレの便座交換を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      トイレの便座交換を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      トイレの便座交換を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でトイレの便座交換を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      一括見積もり無料サービスとは、トイレリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。


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      トイレのリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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      参考:
      トイレのリフォームする費用と価格の相場は?






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    リフォーム・新築・注文住宅・土地活用・不動産売却等は失敗したくない、後悔したくない為にも会社の選定は必ず慎重にしましょう。大事なことが複数社の見積もりを依頼して比較することです。

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