トイレのドア・扉のリフォームの費用の相場
本体価格+施工費用=
10,000円〜500,000円/枚・箇
トイレのドア・扉の費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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トイレのドア・扉のリフォームの費用以外にも知っておきたい基礎知識
トイレのドア・扉のリフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
トイレの扉の種類
ドアには、大きく分けて3タイプあり形状や性能が様々異なります。
【開き戸タイプ】
●メリット
引き戸や折れ戸と比べ気密性が高く、防音性にも優れているので、最もトイレの扉に適したドアとなります。
●デメリット
開閉時に扉付近に物を置いておくと、開かなくなる場合があります。
【引き戸タイプ】
●メリット
引き戸は横スライドタイプなので開閉の際に接触事故の危険性が軽減されます。
また、開き戸のように前後の開閉移動が無いためスペースを取らず、壁際に戸も収納されるのでバリアフリーに適しています。
●デメリット
ただし、他の戸に比べ気密性や遮断性が低く、音漏れが気になる場合ばおすすめできません。
【折れ戸タイプ】
●メリット
扉を折りたたんで開くため為、狭小面積の廊下に隣接したトイレやお風呂、クローゼットなどでよく使用されています。
●デメリット
開口部分で扉が収納されるので、他の扉に比べ出入りするスペースが狭くなります。
また、意外と見落としてしまいがちですが、トイレの開き戸には「内開き」と「外開き」があります。
内開きは便器内に開き、外開きは廊下に向かって開きます。
それぞれメリットとデメリットがあるので、リフォームする際には以下の点を考慮してから扉を選ぶと良いでしょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
内開き | 仮に廊下側に人がいても、ドアとぶつかるという危険がないです。 | トイレの中で人が倒れた時などに、ドアが邪魔して救助しにくい点です。 |
外開き | 室内が広く使える事やスリッパ使用の場合は、ドアの邪魔になりにくいことです。 | ドアを開ける際に、廊下側の人とぶつかる危険性があります。 |
マンションのトイレのドアのリフォームについて
マンションには、「共有部」「専有部」があり、ドアは専有部にあたるのでリフォームが可能です。
ただし、管理規約を確認し管理組合にリフォームをする事を申し出て、事前に「許可」を取らなくてはいけませんので忘れないようにしましょう。
また、賃貸や団地の場合は、基本的に管理会社がリフォームしますので連絡してみましょう。
トイレのドアの補助金について
トイレのドアのリフォームの際の補助金はありません。ただし、「バリアフリーに伴い引き戸にする」場合などに介護保険やリフォーム減税制度を活用した補助金はあります。
【介護保険】
介護保険を適用するには、バリアフリーの工事を必要とする場合、介護保険制度が活用できます。ただし、ケアマネージャーなどが必要と判断した場合、以下対象に当てはる場合のみとなります。
●対象条件
補助金の受給ができるのは、要支援1~2、要介護1~5のいずれかに認定されている介護保険の被保険者です。補助金の対象となる住宅は「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅です。
●支給額
補助金の支給は、被保険者1人につき改修費用20万円までと決められています。そのうち1割は自己負担です。つまり、20万円のリフォーム工事の場合、2万円を自己負担し、18万円が支給されるということです。工事費用が20万円を超えた場合は、1割の2万円+超えた金額を負担することになります。原則として補助金の給付は被保険者一人につき1回ですが、20万円を数回に分けて利用することができます。例えば、1回のリフォームで10万円しか使わなかった場合、次にまた10万円で他の工事を行えるということです。
【リフォーム減税制度】
リフォームした翌年に確定申告をすれば控除を受けることができる制度で、「自己資金」「リフォームローン」のどちらでも受けることができます。確定申告完了1ヶ月程で還付金が口座に入金されます。ただし、減税される条件は2点で異なります。
●自己資金
自己資金で浴室を新設した場合は、「施工した年のみ所得税減税」で約20万〜25万が控除されます。
●リフォームローン
リフォームローンでは、「ローン期間が5年以上で10年間まで所得税減税」で最大14万(翌年から年末のローン残高の0.7%控除)控除されます。
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トイレのドア・扉のリフォームの費用と内訳
トイレのドアのリフォームの費用は、一箇所・一枚あたり約10,000円〜500,000円が相場となります。
リフォーム内容 | 施工費込みの費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
ドアの扉のみの交換 | 約40,000円~220,000円 | 約1日 |
ドア+枠の交換 | 約60,000円~270,000円 | 約2〜3日 |
ドアの形状を変更する | 約200,000円~500,000円 | 約3〜5日 |
ドアの修理 | 約10,000円〜50,000円 | 約1〜2日 |
以下からリフォーム内容の費用相場の解説をしますが、その前に「本体価格のみの相場」をご紹介します。
【ドアの本体のみの価格相場】
ドアの本体価格は、約20,000円〜100,000円となり、形状、素材、サイズに違いがあり、ガラスの性能によっても本体価格が異なります。
それでは、以下で各リフォーム費用と共に内訳をご紹介します。
トイレのドアの扉のみの交換の費用相場
ドア枠からドアのみを取り外し交換する場合は、約20,000円〜40,000円が相場となります。
この方法ですと費用も抑えることができるのでドアの機能面を変更したい場合などにおすすめです。
トイレのドア+枠の交換の費用相場
トイレのドアを全体交換する場合は2つの工事方法があります。
・カバー工法
「はつり工法」は、既存のドア、枠を撤去して新設設置します。
一方で「カバー工法」は、既存のドアのみ撤去で、枠部分は新しいカバーを被す施工をします。内装補修や撤去しない分、工期も短く費用も抑える事ができます。
ただし、枠が二重になるのでドアの間口が若干狭くなります。
また、ドア枠の下地の劣化が激しい場合は、「はつり工法」となります。
費用相場は、はつり工法の場合、約40,000円〜90,000円となり、カバー工法は約20,000円〜30,000円となります。
はつり工法の費用では、壁下地、壁紙クロスの補修も含まれ、部分的補修か全体的にするかで費用が異なります。
トイレのドアの形状を変更する費用相場
例えば、「引き戸→折れ戸」「折れ戸→開き戸」「開き戸→引き戸」と変更する場合は、約180,000円〜320,000円が相場となります。
特にバリアフリー化にする際の人気なリフォームとなり、費用も高額なので補助金も踏まえて検討するようにしましょう。
●内開きを外開きに変更する場合
開く面積が狭いせいで開閉しづらい場合にする工事です。
枠から戸を外し、戸当りを付け替え逆向きにするには、約20,000円〜30,000円が相場となります。
逆の「外開きを内開きにする」場合も同様の費用相場となります。
トイレのドアの修理の費用相場
トイレのドアの修理は、ドアの調子や状態によって修理内容を選ぶ必要があります。
●トイレの「ドアノブの修理」の交換の費用
トイレのドアノブの修理の交換の費用には、一箇あたりの単価となり約15,000円〜30,000円となります。ドアノブのメーカーや業者の出張費用で大きく費用が異なります。
●トイレのドアの「蝶番の交換」の費用相場
蝶番は、扉1枚につき2箇所ありますが1箇所あたりの費用となり、材料費と施工費込みで約10,000円〜30,000円、素材によって費用が大きく異なります。
また、修理の交換数が多くなるほど割引もされます。
●トイレのドアのガラスの交換の費用相場
ガラスのみを取り外し交換する場合は、ガラス本体と取り付け費込みで約10,000円〜40,000円が相場となります。
ガラスの素材やサイズで費用が異なりますます。
●トイレのドアの「穴の修理」の費用相場(ダイノックシート)
ドアの面材をパテで穴埋めをしてその上からダイノックシート(印刷化粧フィルム)を張って修理する費用となります。
一枚あたりの単価となり材料費用と施工費用込みで約30,000円〜50,000円となります。
●トイレのドアの塗装の費用相場
室内ドアの塗装は、一枚あたりの費用となり約8,000円〜20,000円となります。
この費用の大差は室内ドアの劣化状況によって補修を行ってからする場合は高くなる傾向にあります。
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トイレのドアのリフォームの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの5つ「塗装をする」「カバー工法でする」「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
塗装をする
トイレのドアのリフォームの中で最も費用を安く抑える方法が塗装です。金額としては20,000円前後です。ただし塗料の中にもいくつかの種類があり、防水効果などがある塗料にすると金額は高くなります。
キズや一部の劣化などを隠したいというだけであれば20,000円以下に収めることも可能です。扉だけではなく枠にも色を塗ることによって、扉とのコントラストを取ることもできます。
色合いも2種類の塗料を混ぜて作ることができるので、好みの色を塗布することができる事もこの工程のメリットと言えるでしょう。ただし、扉の材質によっては塗布する際にムラになってしまう可能性もあるため注意が必要です。
カバー工法でする
カバー工法とは、既存枠の上からカバーのように被せる施工方法となります。費用も安く工期も短くおすすめです。ただし、既存枠に段差がある場合は、バリアフリー化には、不向きとなり段差解消に費用が別途必要となり注意が必要です。
トイレのドアのみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
トイレのドアの交換をDIYの自分ですることは可能?
トイレの同サイズで電気工事の必要のないドアなら可能となります。商品もネットショッピングやホームセンターで実際に売っています。
ただし「大きく」や「小さく」するサイズ変更等となると大工の知識がいるため難しいかもしれません。
器用な方ならYOUTUBEやDIYブログを参考にしながらできると思います。
自分ですることで業者の費用の2万〜3万節約することができて良いのですが、気をつける点として、ドアを上げてはめ込む際に斜めに上げてしまうと壁紙に激突して破く恐れがあります。
そこだけを注意して行えば問題ないでしょう。
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トイレのドアの業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
建具業者(特化した専門業者) | 建具やドアをメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
トイレのドア・扉を激安・格安でするには?
トイレのドア・扉を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
トイレのドア・扉を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
トイレのドア・扉を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でトイレのドア・扉を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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参考:トイレのリフォームする費用と価格の相場は?