フロアタイルのリフォームの費用の相場
材料費用+施工費用=
4,000円〜6,000円/㎡
フロアタイルのリフォームの費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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フロアタイル張りのリフォームの費用以外にも知っておきたい基礎知識
フロアタイル張りの施工をする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
フロアタイルとは?
フロアタイルとは、塩化ビニル樹脂の素材の床材で、さまざな、形状がありデザインも豊富です。見た目も本物に寄せて作った床材が特徴です。
メリット
フロアタイルのメリットは、耐久性、耐水性があり、お掃除も楽で、見た目もリアルな素材です。
万が一、破れたりしてもフロアタイルは、1枚1枚が孤立しているため、部分的に張り替えが可能で費用を抑える事ができます。
デメリット
フロアタイルのデメリットは、2mm程度の厚さで防音性がないので、2階など階下がある場合は、響いたり騒音がでるので、あまり適していないです。
フロアタイルの種類
フロアタイルを大きく分けて3種類のデザインがあります。
種類 | 特徴 |
---|---|
木目調 | 木目調は、フローリングの本物に似せたフロアタイルとなり、ヘリンボーン柄にしたりアレンジする事も可能です。 |
大理石調 | 大理石調は、本物の大理石の様に高級感がでるので客間や家族があつまるリビングなどに最適です。明るい色から暗い色まで種類も豊富です。 |
石目調 | 石目調は、サイズや形が様々あり、形状や並べ方で印象が大きく変わるのが特徴です。 |
「フローリング」「大理石」「タイル」など本物に似せたフロアタイルは、施工期間も短く費用も抑える事ができおすすめの床材となります。
【クッションフロアとフロアタイルの違い】
材質の「塩化ビニル素材」が一緒なので混同されがちですが、2点の大きな違いは、「形状」「費用」の2つとなります。
・クッションフロアは、1枚のシート状となり、床に敷いて張ります。
・フロアタイルは、1ピース状となり、床に並べて張ります。
このことから、作業の手間も異なり、クッションフロアに比べフロアタイルの方が平米単価2千前後高くなる傾向にあります。
また、見た目の高級感のあるフロアタイルに比べクッションフロアは質素な見た目になります。
水を使用する「水回り」の床では、フロアタイルの貼り合わせの部分から水が侵入する恐れがあり、下地の劣化を進行させてしまう可能性があるので繋目がないクッションフロアがおすすめです。
クッションフロアのリフォームの費用相場は?内訳やビフォーアフター施行事例もご紹介!フロアタイルの張り替え施工の日数
フロアタイルの「重ね張り工法」「張り替え工法」の施工期間は以下の通りとなります。
施工面積 | 重ね張り工法 | 張り替え工法 |
---|---|---|
4畳半(約8㎡) | 約1日 | 約1日 |
6畳(約10㎡) | 約1日 | 約1日 |
8畳(約15㎡) | 約1日 | 約1〜2日 |
10畳(約18㎡) | 約1〜2日 | 約1〜2日 |
12畳(約22㎡) | 約1〜2日 | 約1〜2日 |
15畳(約27㎡) | 約1〜2日 | 約2〜3日 |
20畳(約36㎡) | 約1〜2日 | 約2〜3日 |
フロアタイルを施工中は最低でも1日は、出入りができないので事前に必要な荷物は確保しておきましょう。
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フロアタイルのリフォームする費用と内訳
フロアタイルのリフォームの費用は、一般的に平米単価となり約4,000円〜6,000円が相場となります。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
フロアタイルの「張替え・重ね張り」 | 約4,000円〜6,000円/㎡ |
フロアタイルの「メンテナンス」 | 約500円〜1,000円/㎡ |
以下で各費用と共に内訳もをご紹介します。
フロアタイルの「張替え・重ね張り」の費用相場
フロアタイルの張替え・重ね張り費用には、フロアタイルの値段、施工費用、諸経費が含まれます。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
重ね張り工法 | 約4,000円〜5,000円/㎡ |
張り替え工法 | 約5,000円〜6,000円/㎡ |
※ソフト巾木も一緒に張り替える場合は、約600~1,000円/mが必要となります。
フロアタイルの「張り替え工法」に比べ「重ね張り工法」は、撤去費が削減できるので平米単価千円前後程、安くなる傾向にあります。
【重ね張り工法と張り替え工法の違い】
・「張り替え工法」は、既存の床材を撤去して新たにフロアタイルを新設します。
※どちらの工法にも言えることですが、フロアタイルを張る面の下地の損傷がある場合は、別途補修が必要となる場合があります。
凹凸など軽い補修などの場合は2万前後、カビなどの繁殖で根太の修繕の様な大掛かりな補修は、5万前後見ておくようにしましょう。
【「戸建て」のフロアタイルの費用相場】
戸建てのフロアタイルの費用は、4畳半〜20畳 の面積の場合、約32,000円〜216,000円が相場となります。
面積 | 重ね張り工法:約4,000円〜5,000円/㎡ | 張り替え工法:約5,000円〜6,000円/㎡ |
---|---|---|
4畳半(約8㎡) | 約32,000円〜40,000円 | 約40,000円〜48,000円 |
6畳(約10㎡) | 約40,000円〜50,000円 | 約50,000円〜60,000円 |
8畳(約15㎡) | 約60,000円〜75,000円 | 約75,000円〜90,000円 |
10畳(約18㎡) | 約72,000円〜90,000円 | 約90,000円〜108,000円 |
12畳(約22㎡) | 約88,000円〜110,000円 | 約110,000円〜132,000円 |
15畳(約27㎡) | 約108,000円〜135,000円 | 約135,000円〜162,000円 |
20畳(約36㎡) | 約144,000円〜180,000円 | 約180,000円〜216,000円 |
【「マンション」のフロアタイルの費用相場】
マンションのフロアタイルの費用は、1R〜4LDKの面積の場合、約100,000円〜660,000円が相場となります。
面積 | 重ね張り工法:約4,000円〜5,000円/㎡ | 張り替え工法:約5,000円〜6,000円/㎡ |
---|---|---|
1R・1K(25㎡〜30㎡) | 約100,000円〜150,000円 | 約125,000円〜180,000円 |
1DK(30㎡〜40㎡) | 約120,000円〜200,000円 | 約150,000円〜240,000円 |
1LDK(40㎡〜50㎡) | 約160,000円〜250,000円 | 約200,000円〜300,000円 |
2DK(50㎡〜55㎡) | 約200,000円〜275,000円 | 約250,000円〜330,000円 |
2LDK(55㎡〜70㎡) | 約220,000円〜350,000円 | 約275,000円〜420,000円 |
3DK(70㎡〜80㎡) | 約280,000円〜400,000円 | 約350,000円〜480,000円 |
3LDK(80㎡〜95㎡) | 約320,000円〜475,000円 | 約400,000円〜570,000円 |
4DK(95㎡〜100㎡) | 約380,000円〜500,000円 | 約475,000円〜600,000円 |
4LDK(100㎡〜110㎡) | 約400,000円〜550,000円 | 約500,000円〜660,000円 |
【マンションの床の構造別での注意点】
マンションの床の構造では、「二重床工法」もしくは「直床(じかゆか)工法」の2つがあり、直床の場合は、条件にあったフロアタイルを選ばなくていけません。
●二重床工法
二重床(浮き床)は、床材の下とコンクリートスラブ地の間に防音ゴムが付いた支持脚を立てた上に床下地を設置し、その上にフロアタイルを敷く工法となります。
床材とコンクリートスラブ地の間に空間(12~15cm程度)できる為、遮音性能が備わり、「遮音等級」を気にせず通常のフロアタイルから選ぶ事が可能です。
●直床(じかゆか)工法
鉄筋コンクリートの床スラブの上に直接敷く方法となります。この際に使用するフロアタイルは、直床工法専用品から遮音等級(LL-45もしくはLL-40)の規約にあった物を選び、裏面に遮音材が付いている物を使用します。
通常のフロアタイルに比べフワフワした踏み心地が特徴となります。
【遮音等級の表示】
・LL(軽い音に対する遮音性能):軽くて高い音
・LH(重い音に対する遮音性能):重くて鈍い音
マンションの遮音等級は、「L40」や「L45」といった数値で表現されます。この「L」はL等級の「LL」を指します。
数値が下がるに連れ防音性が高くなります。「LH」は建物全体で床には関係のない値です。
L40:上階での足音が聞こえないレベル
L45:上階での足音がかすかに聞こえるレベル
一般的にマンションでは、「L45」が指定されている事が多いです。
【場所別の費用相場】
場所別の費用相場と施工期間は以下の通りとなります。
場所 | 費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
リビング(15㎡) | 約60,000円〜75,000円 | 1日 |
トイレ(2㎡) | 約8,000円〜10,000円 | 1日 |
キッチン(7㎡) | 約28,000円〜35,000円 | 1日 |
洗面所(4㎡) | 約16,000円〜20,000円 | 1日 |
玄関(7㎡) | 約28,000円〜35,000円 | 1日 |
階段(8㎡) | 約32,000円〜40,000円 | 1日 |
【家具の移動がある場合の費用】
家には必ずテレビラック、収納棚、ソファー、机等の家具があります。自分たちで動かす事ができる場合はいいのですが、動かす事ができない場合は、前もって業者さんに依頼しておくことで動かしてもらう事が可能です。
その際に掛かる費用が、業者さんによってそれぞれですが、約20,000円〜30,000円となります。
重たい家具を素人が動かすと壁にぶつけて穴を空けてしまったりして、リフォーム費用が過さむこともあるので、できるだけ移動費用は節約せずに業者さんにお願いしましょう。
フロアタイルの「メンテナンス」の費用
フロアタイルのメンテナンスでは、半年に1回の樹脂ワックス掛けがあります。
【メンテナンスの必要性】
一度、塗っておけば汚れも付きにくく、付いたとしても容易に拭き取れます。
ただし、耐水性が弱く水や洗剤など零して長時間放置すると剥げる可能性があります。お風呂やトイレで使用する塩素系の場合は、瞬時に剥げます。
樹脂ワックスの費用相場は、500円〜1,000円/㎡(例:12畳=10,000円〜20,000円)となります。
●自分でメンテナンスをする場合
まずは、床の表面のゴミやチリを掃除機で丁寧に吸い上げ、モップで水拭きしっかりと行います。乾燥したらワックスの塗布をして完了となります。
ポイントは、ゴミを残さない事です。少しでも残っているとワックスに空気が入る事で気泡が発生し、ムラが目立ってしまいます。
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フロアタイルのリフォームの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
フロアタイルの床材のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
DIYでフロアタイルを張替える費用はどのくらい?
フロアタイルの張替えをDIYでできるならやりたい方も多いと思いますが、DIYをするにしても、まずは、ホームセンター等で道具を揃えないといけません。しかし、実際は道具やフロアタイルを購入した金額とプロのフロアタイルを張り替える金額との差はどのくらいあるのかも知りたいですよね。まずは、道具を揃える金額はいくらになるかを見ていきましょう。
DIYでフロアタイルを張替える為の材料の費用
フロアタイルを張り替える為の材料は「接着剤」が必要です。ネットで売られています。
接着剤 ルビロン・エコパワー 3kg
価格:約3,000円
フロアタイルの床材の費用
ホームセンター等で売っている床材の価格をご紹介します。 ※約30×30cmのフロアタイルのサイズとします。
面積 | DIYの費用相場 |
---|---|
4畳半(約8㎡) | 約6,800円〜7,200円 |
6畳(約10㎡) | 約8,500円〜9,000円 |
8畳(約15㎡) | 約12,750円〜13,500円 |
10畳(約18㎡) | 約15,300円〜16,200円 |
12畳(約22㎡) | 約18,700円〜19,800円 |
15畳(約27㎡) | 約22,950円〜24,300円 |
20畳(約36㎡) | 約30,600円〜32,400円 |
DIYの総額費用
4畳半〜20畳の床をDIYで張替えすると、接着剤の費用が約3,000円でフロアタイルの床材が約6,800円〜32,400円の間で購入ができます。
DIYとプロの費用を比較
参考費用を見ると範囲が広くなる程、差額が出てきます。狭い範囲の場合、22,200円の差額でした。広い範囲ですと144,600円の差額です。
DIYで張替えた場合の費用 | 約9,800円〜35,400円 |
プロが張替えた場合の費用 | 約32,000円〜180,000円 |
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フロアタイル張りの業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
内装業者(特化した専門業者) | 内装をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
フロアタイルのリフォームを激安・格安でするには?
フロアタイルのリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
フロアタイルのリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
フロアタイルのリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でフロアタイルのリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安くフロアタイルのリフォームをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、床リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
床の張替えリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:床の張替えリフォームする費用と価格の相場は?