1階・2階のベランダの増築・拡張の後付けの費用相場は？注意点も紹介

1階・2階のベランダの増築・拡張の後付けの費用の相場

材料費用＋施工費用＝
300,000円〜1,000,000円

1階・2階のベランダの増築・拡張の後付けの費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

ベランダの増築・拡張の後付けの注意点

ベランダやバルコニーを後付けする際には、さまざまなポイントを考慮する必要があります。以下に、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

建ぺい率・容積率

ベランダやバルコニーを後付けする場合、建物の敷地に対する建築面積（建ぺい率）や、延床面積の合計（容積率）に注意が必要です。これらの基準は法律で定められており、建物がその地域の規制を超えてしまうと、違法建築扱いになる可能性があります。事前に、建ぺい率や容積率に余裕があるかどうかを確認し、必要であれば行政や建築士に相談することが重要です。

建築確認申請

ベランダやバルコニーを後付けする際には、建築確認申請が必要な場合があります。特に、規模が大きい工事や、構造に影響を与える場合には、建築基準法に基づいて申請を行う必要があります。申請を怠ると、違法建築となるリスクがあるため、工事を開始する前に、必ず確認申請が必要かどうかを確認し、必要な手続きを進めることが大切です。

素材

ベランダやバルコニーの素材選びは、デザインや耐久性に大きく影響を与えます。以下は、代表的な素材の特徴です。

目的

後付けする目的を明確にすることも重要です。例えば、物干しスペースとして利用したい、リビングの延長として外の空間を楽しみたい、収納スペースを増やしたいなど、目的によって設計や素材の選択が異なります。用途に応じて、適切な広さや位置、素材を選ぶことで、理想的なベランダ・バルコニーを作ることができます。

家で日差しを遮らないか

ベランダやバルコニーを設置する際には、近隣との関係にも注意を払う必要があります。特に、ベランダやバルコニーが近隣住宅の日当たりを遮る位置に設置される場合、トラブルになることがあります。設置場所や形状については、近隣への影響を考慮し、事前にコミュニケーションを取ることが望ましいです。また、設置する際には、日差しや風通しに配慮したデザインにすることも重要です。

素材を選ぶ際は、耐久性やメンテナンスの手間、デザインなどのバランスを考慮し、目的に合った素材を選択することが重要です。

ベランダの増築・拡張の後付けリフォームの費用と内訳

ベランダの増築や拡張リフォームの費用は、約300,000円〜1,000,000円が相場となります。

以下では、具体的な費用を「増築」「拡張」に分けてご紹介します。

ベランダを増築・新設の費用

ベランダの増築・後付けリフォームは、1階と2階で費用が異なり、さらに設置するベランダの型によっても変わります。

1階に増築

1階にベランダを設置する場合の費用は、約200,000円〜300,000円です。
もし屋根を設置する場合は、追加で100,000円〜がかかります。
ベランダの屋根の費用相場は？

※上記はリクシルの商品です。

2階に増築

2階にベランダを増築する場合、1階の増築と異なり、足場の設置が必要です。この足場設置費用として、約100,000円〜150,000円が別途必要となります。

以下に、2階にベランダを増築する際の主なベランダタイプとその費用をご紹介します。

柱なし後付けベランダ

2階に後付けでベランダを設置する場合、柱のない後付けタイプが一般的です。このタイプの費用は、掃き出し窓1つ分のサイズで約300,000円、掃き出し窓が2つ分のサイズで約600,000円となります。

建物と一体感のあるベランダ

建物と一体感のあるベランダは、柱なしの後付けベランダと比べると費用が高くなります。サイズによっても費用は異なりますが、約1,000,000円〜が目安です。

1階部分の平屋の屋根を利用して増築

屋根を解体してベランダを増築する場合は、2,500,000円〜となります。

ベランダの拡張リフォームの費用

後付けでベランダを拡張するリフォームも可能です。
例えば、幅180cm×奥行90cmのサイズ（床面積1.62㎡）を追加で広げる場合の費用は、約400,000円〜500,000円。
さらに広くする場合、幅360cm×奥行90cmのサイズ（床面積3.24㎡）で約500,000円〜が目安となります。

ベランダの増築や拡張は、住宅のスタイルや設置条件によって費用が大きく変わるため、事前にしっかりと見積もりを取り、最適なプランを選ぶことが重要です。

ベランダの増築・拡張の費用を安く抑えるポイント

費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

ベランダユニット本体のみを購入

ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。

自社施工業者

手広くしている会社に依頼すると「下請け業者（自社施工業者）」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

DIYをする

自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

ベランダの増築・拡張のリフォーム業者の選ぶポイントは？

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

特化した専門業者

業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。

実績が豊富

実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

アフターサービス

アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

瑕疵保険加入会社

瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

1階・2階のベランダの増築を激安・格安でするには？

1階・2階のベランダの増築を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

ベランダの増築を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

ベランダの増築を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でベランダの増築を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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一括見積もり無料サービスとは、ベランダ・バルコニーリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。

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参考：ベランダ・バルコニーをリフォームする費用と価格の相場は？