ベランダ・バルコニーの防水工事の費用の相場

材料費用+施工費用=
9,000円〜70,000円
ベランダ・バルコニーの防水の費用の相場ですが、防水工事には「ベランダの防水塗装の費用」「ベランダの防水シートの費用」「ベランダの防水の補修の費用(サビ止め・腐食止めの補修)」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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ベランダ・バルコニーの防水工事について

ベランダやバルコニーは、建物の中でも特に雨風や直射日光にさらされやすい場所です。洗濯物を干すときに目に入る床の傷や汚れを「まだ大丈夫」と放置してしまうと、時間の経過とともに劣化が進み、防水性能が大きく低下します。床や立ち上がり部分に施されている防水層が傷んでしまうと、その隙間から雨水が浸入し、内部の木材や鉄骨を腐食させる原因となるのです。
すぐに深刻な雨漏りにつながるわけではありませんが、長年放置するとベランダ全体や家の構造部分にまで被害が広がる恐れがあります。一般的にベランダの防水寿命は 5〜12年程度 といわれており、この期間を目安に塗り替えや補修を行うことが大切です。
防水工事が必要となる主な箇所
防水工事の対象となるのは大きく分けて 「手すり(柵)」 と 「床面」 の2つです。
金属製の手すりは雨や湿気により錆びやすく、放置すると腐食してしまいます。錆止めや防腐塗料を施すことで寿命を延ばせますが、理想的には 5年ごとに塗り替え補修を行うのが安心です。
床面
ベランダ床は防水工事の中でも最も重要な部分です。ここが傷むと雨水が直接建物内部に浸入しやすくなり、下階への漏水被害につながります。床の防水方法には「塗膜防水(FRP・ウレタン)」と「シート防水」の2つがあり、それぞれ特徴や耐用年数に違いがあります。
防水工事の種類と特徴
| 工法 | 主な材料 | 特徴 | 耐用年数 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|---|
| FRP防水 | 繊維強化プラスチック | 硬化すると非常に強度が高く、耐摩耗性に優れる | 約10〜12年 | ・軽量で頑丈 ・乾きが早く工期が短い(1日程度) ・翌日から歩行可能 | ・硬いのでひび割れが生じやすい ・広い面積の施工には不向き |
| ウレタン防水 | ウレタン樹脂 | 柔軟性があり下地の動きに追従可能 | 約10〜12年 | ・継ぎ目がなく複雑な形状に対応 ・弾性があり歩行感が柔らかい | ・乾燥に時間がかかり施工後2日程度歩行不可 ・仕上がりに職人の技量差が出やすい |
| 防水シート | 合成ゴム・塩ビシート | シートを床に貼って防水層を作る | 約13〜15年 | ・耐久性が高い ・施工が早く、その日から使用可能 ・均一な仕上がり | ・複雑な形状のベランダには不向き ・端部処理が弱点になりやすい |
※防水シートにウレタン塗装を重ねると、さらに 3〜5年寿命を延ばす ことが可能です。
防水工事の施工手順
防水工事は単に塗装やシートを貼るだけではなく、下地処理がとても重要です。まず高圧洗浄でゴミや汚れを落とし、グラインダーで表面を平滑に整えます。その後、アセトン拭きで油分や細かい汚れを取り除き、下地プライマーを塗布してから防水材を施工します。最後にトップコートで仕上げ、防水層を保護することで耐久性を高めます。
この一連の作業を丁寧に行うかどうかで、防水の持続性は大きく変わります。
工事期間と乾燥時間
工法ごとの工事日数と使用可能になるまでの時間は次の通りです。
ウレタン防水:施工自体は1日で可能だが、完全に乾くまでに時間がかかり、2日程度は歩行できない。
シート防水:施工は1日で完了。その日から歩行可能。
短期間で済むFRPやシート防水は工事中の生活への影響が少なく人気があります。一方、ウレタン防水は工期こそ短いものの乾燥時間がネックになるため、施工後しばらくベランダを使用できない点に注意が必要です。
FRP防水:短工期で強度が高いが、ひび割れに弱い
ウレタン防水:柔軟性があり複雑な形状に適しているが、乾燥に時間がかかる
シート防水:耐久性が高く施工も早いが、形状制限がある
このように、それぞれの特徴を理解し、ベランダの形状や利用環境、そして予算に合わせて最適な工法を選ぶことが重要です。放置してしまうと雨漏りや構造材の腐食につながり、修繕費用が高額になってしまうため、10年前後を目安に専門業者へ点検を依頼するのがおすすめです。
ベランダ・バルコニーの防水工事のリフォーム費用と内訳

ベランダやバルコニーは雨風や紫外線の影響を直接受けやすく、床や手すり部分から劣化が進むケースが多い場所です。そのため、防水工事は定期的なメンテナンスとして欠かせません。工事費用は大きく分けて 「防水塗装の費用」「防水シートの費用」「補修工事の費用」 に分類されます。さらに、ベランダに室外機や荷物がある場合には別途費用がかかる点も押さえておきましょう。
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| ベランダの防水塗装の費用 | 約9,000〜70,000円 |
| 防水シート(塩ビシート)の張替えの費用 | 約9,000〜50,000円 |
| ベランダの補修工事の費用 | 約1,500〜9,000円 |
ベランダの防水塗装の費用
防水塗装には大きく分けて FRP防水・ウレタン防水・シート防水 の3種類があります。それぞれに特徴と費用相場が異なります。
FRP防水塗装
●相場費用:4,000〜7,000円/㎡
FRP(繊維強化プラスチック)を用いた防水は、軽量で高強度、耐摩耗性にも優れているのが特徴です。施工後は翌日から歩行可能になるため、工期が短く済む点も人気の理由です。
ウレタン防水塗装
●相場費用:3,000〜6,000円/㎡
ウレタン樹脂を使った柔軟な防水塗装で、複雑な形状のベランダにも対応できます。仕上がりは継ぎ目がなく美しく、歩行感も柔らかいのがメリットです。
防水シート(塩ビシート)の張替えの費用
●相場費用:3,000〜5,000円/㎡
防水シートは合成ゴムや塩ビ素材のシートを床に貼り付けて施工する方法です。耐久性が高く、施工後すぐに使用できるのが強みです。シートを撤去して下地処理を行った後に新しいものを張り替えます。
ベランダの補修工事の費用
●サビ止め・腐食止め補修費用:500〜900円/㎡
防水工事では床だけでなく、手すりや柵といった金属部分の補修も重要です。雨や湿気により錆や腐食が進行すると、強度が落ちて安全性に関わるため定期的な塗装が必要です。

●追加費用:5,000〜10,000円程度
ベランダにエアコンの室外機や荷物がある場合、それらを一時的に移動する作業費が別途必要となります。特に室外機は重量があるため、専門的な取り外しと再設置が伴います。
一般的なベランダ床面積ごとの費用シミュレーション
一般的なベランダの広さは 1坪(約3.3㎡)〜3坪(約9.9㎡) 程度です。ここでは、床面積を基準にした場合の防水工事費用を試算してみましょう。
| ベランダ規模 | 床面積(㎡) | FRP防水(4,000〜7,000円/㎡) | ウレタン防水(3,000〜6,000円/㎡) | シート防水(3,000〜5,000円/㎡) |
|---|---|---|---|---|
| 1坪(約3.3㎡) | 約3〜4㎡ | 約12,000〜28,000円 | 約9,000〜24,000円 | 約9,000〜20,000円 |
| 2坪(約6.6㎡) | 約6〜7㎡ | 約24,000〜49,000円 | 約18,000〜42,000円 | 約18,000〜35,000円 |
| 3坪(約9.9㎡) | 約9〜10㎡ | 約36,000〜70,000円 | 約27,000〜60,000円 | 約27,000〜50,000円 |
※上記は床面の防水工事のみの目安であり、実際には「手すり補修」や「室外機移動費」などが加わることがあります。
※工事業者や地域によって費用は変動します。
長期間ベランダを安心して使い続けるためには、環境や使用状況に合った防水方法を選び、10年前後を目安に定期メンテナンスを行うことが重要です。
ベランダ・バルコニーの防水塗装をDIYした場合の費用は?

ベランダやバルコニーの防水塗装は、業者に依頼すると数万円単位の費用がかかります。そのため「自分でDIYできればコストを大幅に抑えられるのでは?」と考える方も少なくありません。しかし、DIYで施工する場合でも道具や塗料を一から揃える必要があり、実際にはどのくらいの差が出るのか気になるところです。ここでは、10㎡のベランダをウレタン塗料で防水塗装する場合 を例に、DIYとプロ施工の費用を比較してみましょう。
DIYで必要な材料と費用
ベランダの防水塗装をDIYで行う際に最低限必要となるのは「防水用塗料」と「塗装用ローラー」の2つです。その他にマスキングテープや養生シートなども必要ですが、ここでは代表的な材料費で計算します。

商品名:アトムハウスペイント 水性防水塗料
価格:約16,000円

商品名:ローラーセット
価格:約800円
合計すると、DIYでかかる材料費は約16,800円 となります。ホームセンターやネット通販で簡単に入手できるため、材料を揃えること自体は難しくありません。
材料だけで計算すると、業者に依頼する場合と比べて大幅に安く抑えることができます。ただし、DIYでは下地処理や塗りムラを防ぐための技術が必要で、施工不良があると防水効果が十分に発揮されず、短期間で再施工が必要になるリスクもあります。
プロ施工の費用との比較
一方、プロの業者に依頼してベランダ10㎡をウレタン防水塗装した場合、相場は 30,000円〜60,000円 ほどです。安い業者と比較すると差額は 約13,200円 にとどまりますが、高い業者の場合は 43,200円 もの差が出ることになります。
| 施工方法 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| DIY | 約16,800円 | 材料費のみで安価。ただし仕上がりや耐久性は自己責任。 |
| プロ施工(安い業者) | 約30,000円 | 下地処理〜仕上げまでプロが対応。差額は約13,200円。 |
| プロ施工(高い業者) | 約60,000円 | 高品質な仕上げと保証付き。DIYとの差額は約43,200円。 |
一方で、業者に依頼すれば 30,000円〜60,000円 の費用はかかるものの、下地処理から仕上げまで専門的に行い、施工後の保証を受けられる場合もあります。短期的な費用を抑えたいならDIYも選択肢ですが、長期的に安心して使いたい場合はプロ施工がおすすめです。
ベランダ・バルコニーの防水工事のリフォームを激安・格安でするには?

ベランダの防水工事のリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
ベランダの防水リフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
ベランダの防水リフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でベランダの防水リフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安くベランダの防水リフォームをできる優良業者を探す!
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『全てがわかる!』
ベランダ・バルコニーのリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:ベランダ・バルコニーをリフォームする費用と価格の相場は?








ハウミル提供
