天窓を撤去して「塞ぐ」リフォームの費用相場は?簡易的に塞いで撤去する相場やDIYについてもご紹介

雨漏りリスクや断熱低下が気になる天窓は、約5万〜25万円で「専用カバー」「ガルバリウム鋼板での覆い」「天窓撤去+屋根材での塞ぎ」などの方法で対処できます。短期的に安く抑えるならカバー・鋼板、見た目の自然さと長期安心を重視するなら撤去+屋根材仕上げが◎。足場や防水処理の要否で費用が変わるため、現地調査付きの見積りで最適工法を選びましょう。

  • 最終更新日:2025年9月5日
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      目次

      天窓(トップライト)を塞ぐリフォーム費用の相場

      コンシェルジュ

      材料費用+施工費用=
      50,000円〜250,000円

      天窓を塞ぐリフォーム費用と相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      天窓を塞ぐ・撤去するリフォームについて

      天窓を塞いで撤去

      天窓(トップライト)は、室内に自然光を取り入れる魅力的な設備ですが、経年劣化やライフスタイルの変化によって「不要」と判断されることもあります。特に雨漏りリスクや断熱性能の低下が懸念される場合、天窓を撤去して屋根を塞ぐ工事が検討されます。撤去後は屋根材で覆い、防水処理を行うことで、通常の屋根としての機能を回復させることができます。

      天窓を塞ぐ主な理由

      天窓を塞ぐリフォームが選ばれる理由には、いくつかの代表的な背景があります。

      まず最も多いのは 雨漏りの不安 です。天窓は屋根に穴を開けて取り付けられているため、年数が経つと防水シートやコーキング部分が劣化し、そこから雨水が侵入する可能性があります。特に台風や豪雨の多い地域では、このリスクが大きな心配事となります。

      次に挙げられるのは 断熱性能の低下 です。天窓は採光に優れる反面、夏は直射日光によって室温が上がり、冬は暖房の熱が逃げやすい構造でもあります。そのため「冷暖房費が高くなった」と感じ、撤去を選ぶケースも少なくありません。

      さらに、生活スタイルの変化により「以前は明るさが必要だったが、今はまぶしさや紫外線が気になる」といった理由や、「外観デザインをシンプルにしたい」といった美観上の理由で塞ぐこともあります。

      天窓を塞ぐ方法

      天窓を塞ぐ方法はいくつかありますが、一般的には以下の流れで行われます。

      まず、既存の天窓を撤去した後、その開口部分に ガルバリウム鋼板 や既存屋根材に合わせた瓦・スレートなどを使用して塞ぎます。その際、防水シートを新しく施工し直し、周囲にはシーリング処理を施して雨水の侵入を防ぎます。

      簡易的に塞ぐ方法として、天窓を残したまま 専用カバーで覆う 工事もありますが、将来的に屋根全体を葺き替える際には再度処理が必要になることもあるため、長期的には屋根材でしっかり塞ぐ方法が推奨されます。

      天窓の雨漏りの原因

      天窓の撤去・塞ぎ工事が行われる理由の多くは、雨漏りトラブルにあります。代表的な原因には以下が挙げられます。

      シーリング材の劣化:設置時に使われたコーキング材が劣化し、隙間から雨水が浸入する。
      防水シートの老朽化:屋根と天窓の間に敷かれた防水シートが破れたり縮んだりして、雨水を防げなくなる。
      施工不良:取り付け時の工事精度が悪く、わずかな隙間から雨水が侵入するケース。
      積雪や落ち葉の堆積:天窓周辺に水が滞留しやすくなり、劣化が加速する。

      このような原因から、築年数が経過した住宅では「雨漏りの修理を兼ねて天窓を撤去する」という判断がなされることも多いのです。

      天窓を塞ぐメリットとデメリット

      ●メリット
      天窓を塞ぐことで、雨漏りリスクが大幅に軽減されます。また、断熱性能が改善されるため、冷暖房費の削減につながる点も大きなメリットです。さらに、眩しさや紫外線の心配もなくなり、家具やフローリングの劣化防止にも効果があります。

      ●デメリット
      一方で、天窓を撤去すると室内の明るさが失われます。これまで自然光で過ごせていた部屋が暗く感じられ、日中でも照明が必要になる可能性があります。また、施工には数万円〜十数万円の費用がかかるため、簡単に取り外せるわけではない点もデメリットといえるでしょう。

      天窓を塞ぐ方法と特徴の比較表

      方法特徴メリットデメリット費用目安
      ガルバリウム鋼板で塞ぐ金属板を天窓にかぶせ、防水処理を施す方法・費用が比較的安い
      ・短期間で施工可能
      ・屋根材との色や質感の違いが出やすい約50,000円〜60,000円
      屋根材で塞ぐ(瓦・スレート等)既存の屋根材に合わせて塞ぐ方法・外観が自然で違和感がない
      ・長期的に安心
      ・工期・費用がやや高め約130,000円〜250,000円
      専用カバーで覆う天窓を残したまま上から覆う簡易工法・工事が簡単で安価・根本的な解決にならない場合もある約30,000円〜50,000円

      栗林暁監修者のコメント
      天窓を塞ぐ・撤去するリフォームは、雨漏り防止や断熱性向上といった実用的なメリットが大きい一方で、採光が減って部屋が暗くなるというデメリットもあります。塞ぐ方法にも種類があり、コストを抑えた簡易的な方法から、外観を重視した屋根材による仕上げまでさまざまです。

      住まいの状況や将来的なメンテナンス計画に合わせて、どの方法が最適かを業者と相談しながら決めることが大切です。
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      天窓を塞ぐリフォーム費用と内訳

      女性

      天窓(トップライト)は、採光やデザイン性に優れる一方で、経年劣化による雨漏りや断熱性能の低下といったデメリットもあります。そのため「天窓を撤去して塞ぎたい」というリフォーム需要が増えています。塞ぐ方法にはいくつか種類があり、それぞれの工法によって費用や仕上がりが異なります。ここでは代表的な3つの方法について詳しく解説します。

      方法費用相場施工期間
      ガルバリウム鋼板で塞ぐ約50,000円〜60,000円半日〜1日
      屋根材で塞ぐ(瓦・スレート)約130,000円〜250,000円1〜2日
      専用カバーで覆う約30,000円〜50,000円半日

      ガルバリウム鋼板で塞ぐ費用相場

      ●費用相場:約50,000円〜60,000円
      ▶施工期間:半日〜1日程度

      最も手軽な方法が、天窓の上に ガルバリウム鋼板で型取りした箱板を被せて塞ぐ工法 です。撤去せずに窓を残したまま金属板で覆うため、工期が短く、費用も抑えられるのが大きな特徴です。

      施工の際には、ガルバリウム鋼板を天窓のサイズに合わせて加工し、雨漏りを防ぐために周囲をシーリング材で丁寧に処理します。この方法は簡易的ではありますが、防水性能をしっかり確保できるため、短期間で雨漏りを防止したい場合に適しています。

      天窓を撤去して屋根材で塞ぐ費用相場(瓦・スレートなど)

      ●費用相場:約130,000円〜250,000円
      ▶施工期間:1〜2日程度

      より本格的に天窓を取り除きたい場合は、天窓を撤去して屋根材で塞ぐ工法 を選びます。まず足場を設置し、既存の天窓を取り外します。その後、開口部の枠を補修し、既存の屋根材に合わせて瓦やスレートで仕上げていきます。

      この方法のメリットは、屋根全体の仕上がりが自然で違和感がない点です。外観を重視する場合や、長期的に安心して住みたい場合におすすめの工法といえます。ただし、使用する屋根材や施工範囲によって費用が変動するため、コストはガルバリウム鋼板より高めになります。

      専用カバーで覆う費用相場

      ●費用相場:約30,000円〜50,000円
      ▶施工期間:半日程度

      もう一つの方法として、専用カバーを使って天窓を外側から覆う工法 があります。これは完全に撤去せず、天窓本体を残したままカバーで塞ぐため、施工が簡単で費用も比較的安価です。

      ただし、見た目は一時的に塞がれている印象が残ることがあり、屋根全体のデザイン性を重視する方には不向きな場合もあります。また、長期的な耐久性という点では「撤去して屋根材で塞ぐ」工法の方が優れています。短期的なコストを抑えたい場合や、応急的な対応として選ばれることが多い方法です。

      栗林暁監修者のコメント
      天窓を塞ぐリフォームには、「ガルバリウム鋼板で塞ぐ」「屋根材で塞ぐ」「専用カバーで覆う」といった3つの方法があります。

      ・短期間・低コストを優先するなら カバーやガルバリウム鋼板
      ・外観や長期的な安心感を重視するなら 屋根材で塞ぐ工法

      といった選び方が適しています。住まいの状況や予算、今後のライフプランに合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
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      天窓をDIYで塞ぐことはできる?

      DIYで塞ぐことは可能か?

      結論からいうと、天窓をDIYで塞ぐことは 不可能ではありませんが、現実的には非常に難しい作業 です。天窓を塞ぐ工事は単に窓を覆えば良いものではなく、屋根の構造や防水処理に直結する重要な工事です。誤った方法で塞いでしまうと、雨漏りや断熱性能の低下、さらには屋根全体の劣化を招く可能性があります。

      DIYで考えられる方法

      DIYで挑戦する場合、最も簡易的なのは 専用カバーや金属板を被せる方法 です。ホームセンターやネット通販では簡易的な防水カバーやシートが販売されており、それらを天窓の外側に設置すれば、一時的に直射日光や雨水を防ぐことはできます。

      しかし、こうした簡易DIYは 応急処置の域を出ない ため、長期的に安心できるものではありません。特に豪雨や台風時には隙間から水が侵入しやすく、最悪の場合は屋根下地や室内にまで雨漏りの被害が広がります。

      天窓をDIYで塞ぐ際に考慮すべきリスクは以下の通りです。

      防水処理の難しさ
      屋根の勾配や形状に合わせて、防水シート・シーリングを正確に施工するのはプロでも高度な技術を要します。

      高所作業の危険性
      屋根の上での作業は転落のリスクが高く、DIYでは非常に危険です。特に足場なしでの作業は絶対に避けるべきです。

      保証がない
      自分で塞いだ場合は施工保証が一切ありません。万が一雨漏りが発生しても補償は受けられず、修理費用がかえって高額になる可能性があります。

      プロに依頼する場合との違い

      専門業者に依頼すれば、天窓撤去後の 屋根下地補修・防水シート施工・屋根材の取り付け まで一貫して行ってくれるため、長期的に安心できる仕上がりが期待できます。また、雨漏り保証を付けてくれる会社も多く、将来的な不安を減らせます。

      【DIYと業者依頼の比較表】

      項目DIYで塞ぐ業者に依頼する
      費用数千円〜数万円(材料費のみ)約50,000円〜250,000円
      難易度高い(防水処理が困難)プロが正確に施工
      安全性低い(転落リスク大)足場設置で安全確保
      耐久性低い(数か月〜数年)高い(10年以上安心)
      保証なしあり(雨漏り保証付きが多い)
      向いているケース応急処置のみ本格的な撤去・塞ぎ工事

      栗林暁監修者のコメント
      天窓をDIYで塞ぐことは、材料を用意すれば不可能ではありませんが、あくまで 一時的な応急処置に限られる のが現実です。屋根という建物の重要部分に関わる工事であるため、雨漏りリスクや安全面を考えると、基本的には 専門業者に依頼するのが最も安心で確実な方法 です。

      天窓をDIYで塞ぐ際に使える材料

      DIYで天窓を塞ぐ場合、プロ施工ほどの耐久性はありませんが、応急処置や一時的な対策として使える材料はいくつかあります。ここでは、代表的な資材とその特徴を紹介します。

      材料特徴メリットデメリット価格帯
      防水シート屋根用シートを貼る安価・応急処置向き耐久性が低い約3,000円〜10,000円
      ポリカ板軽量プラスチック板加工しやすい・採光あり紫外線で劣化約2,000円〜5,000円
      専用カバー天窓に被せる製品施工が簡単・即効性あり見た目に違和感約10,000円〜30,000円
      コンパネ・ベニヤ木材で塞ぐ強度が高く安価防水処理必須約2,000円〜5,000円

      防水シート

      最も基本的な材料が 防水シート です。屋根用の透湿防水シートを天窓周囲に貼り付けることで、簡易的に雨水の侵入を防ぐことができます。DIYでも比較的扱いやすい資材ですが、シートだけでは強度不足のため、必ず上から板材やカバーで押さえる必要があります。

      価格帯:1ロール(20m〜30m)で約3,000円〜10,000円
      特徴:安価・応急処置に有効
      デメリット:耐久性は低く、長期的には不向き

      ポリカーボネート板(ポリカ板)

      軽量で丈夫なプラスチック素材の ポリカーボネート板 は、日曜大工でよく使われる材料です。天窓のサイズに合わせて切断し、シリコンシーリングで固定すれば、一時的に塞ぐことが可能です。

      価格帯:1枚あたり約2,000円〜5,000円(サイズによる)
      特徴:軽量で扱いやすく、透光性がある
      デメリット:紫外線劣化で数年で割れる可能性あり

      専用カバー(天窓キャップ)

      メーカーやサードパーティから販売されている 天窓用の専用カバー を取り付ける方法もあります。既存の天窓の外側に被せるだけで施工できるため、DIY初心者でも比較的簡単に扱えます。

      価格帯:約10,000円〜30,000円
      特徴:設置が容易、即効性がある
      デメリット:見た目に違和感が残る、長期的には不向き

      ベニヤ板・コンパネ(構造用合板)

      天窓を完全に塞ぎたい場合には、コンパネ(構造用合板) を使用して開口部を覆う方法もあります。厚さ12mm程度の合板を天窓サイズに合わせてカットし、防水シートを重ねて施工します。屋根材をそのまま使えない場合の応急的な塞ぎ方として有効です。

      価格帯:1枚あたり約2,000円〜5,000円
      特徴:強度があり比較的安価
      デメリット:木材なので吸水しやすく、必ず防水処理が必要

      栗林暁監修者のコメント
      天窓をDIYで塞ぐ場合は、防水シートやポリカ板、専用カバー、コンパネなどの材料を組み合わせて対応できます。ただし、どれも 応急処置レベルの対策 に留まり、長期的な防水性や断熱性は期待できません。

      本格的に安心できる状態にしたいのであれば、やはり業者に依頼し、屋根材で塞ぐ施工をしてもらうのがベストです。DIYは「とりあえず雨漏りを防ぎたい」といった短期的な対策として位置づけるのが良いでしょう。

      天窓の塞ぐリフォームを激安・格安でするには?

      激安・格安

      天窓の塞ぐリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      天窓の塞ぐリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      天窓の塞ぐリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で天窓の塞ぐリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      参考:
      屋根のリフォーム工事の費用と価格の相場は?






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