屋上を部屋に増築リフォームする費用の相場

材料費用+施工費用=
1,000,000円〜6,000,000円以上
屋上を部屋に増築リフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
屋上に部屋を増築できる?条件・費用・注意点

屋上を見上げながら「ここに部屋があったら便利だな」と思ったことはありませんか?
洗濯物を干すだけのスペースだった屋上を、子ども部屋や書斎、趣味の部屋として活用できたら暮らしがもっと快適になりますよね。
しかし、屋上の増築は「やりたい!」と思ってすぐにできるものではなく、法律上の制限や建物の強度チェック、そして高額な費用 など、いくつかの条件をクリアしなければなりません。ここでは、屋上に部屋を作る際に知っておきたい基礎知識をわかりやすく解説します。
法律面でクリアすべき条件
屋上に部屋を増築する場合、建築基準法のルールが必ず関わってきます。
例えば「建ぺい率・容積率」に余裕がないと、床面積を増やすことはできません。すでに上限いっぱいまで建てている住宅では、残念ながら屋上増築は不可能です。
また、10㎡以上の増築には建築確認申請が必要です。設計図や構造計算を提出し、自治体から許可を得なければ工事を進められません。さらに、地域によっては「高さ制限」や「斜線制限」が設けられている場合もあり、建物の高さが規制されることもあります。
構造面で注意したいポイント
法律をクリアできたとしても、次に問題になるのが建物の構造強度です。
屋上に部屋を作るということは、既存の建物に大きな荷重を加えることになります。特に木造住宅では、柱や梁の補強工事を同時に行う必要が出るケースが多いです。また、2階建てに部屋を増築すると「実質的に3階建て扱い」となるため、耐震性能の確認や補強が求められる場合もあります。
費用の目安
屋上に部屋を増築する費用は、建物の状態や補強の必要性によって大きく変動します。
工事内容 | 費用の目安 | 特徴 |
---|---|---|
屋上増築(構造補強+新設) | 1坪あたり約50〜80万円 | 6畳(約3坪)なら150万〜250万円程度 |
大規模な補強工事を伴う場合 | 300万〜500万円以上 | 基礎の補強や耐震補強が必要なケース |
屋上の状態が良ければ比較的安く済みますが、劣化が進んでいたり耐震基準を満たすために大掛かりな工事が必要になると、一気に500万円を超えるケースも珍しくありません。
【屋上増築の広さ別費用目安(補強工事あり・なし比較)】
広さ | 坪数 | 通常の費用相場 | 大規模な補強工事を伴う場合 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
4畳半(約7㎡) | 約2坪 | 約100万〜160万円 | 約300万〜400万円 | 書斎や収納部屋向き。補強が必要になると費用が一気に高額化。 |
6畳(約10㎡) | 約3坪 | 約150万〜250万円 | 約350万〜450万円 | 最も人気サイズ。子ども部屋や趣味部屋に適し、使い勝手が良い。 |
8畳(約13㎡) | 約4坪 | 約200万〜320万円 | 約380万〜480万円 | 寝室やワークスペースとしても活用可能。補強次第でコスト増大。 |
10畳(約17㎡) | 約5坪 | 約250万〜400万円 | 約400万〜500万円 | 家族共有のセカンドリビングに最適。構造補強の内容により大幅に変動。 |
12畳(約20㎡) | 約6坪 | 約300万〜480万円 | 約420万〜520万円 | 複合的な用途に使える広さ。採光や通風の設計が重要。 |
15畳(約25㎡) | 約8坪 | 約400万〜640万円 | 約450万〜550万円 | 大型空間として活用可能。間仕切りで2部屋利用も可能だが費用は高額。 |
20畳(約33㎡) | 約10坪 | 約500万〜800万円 | 約500万〜600万円以上 | 大規模リフォーム規模。基礎補強や耐震改修が必要なケースが多く、費用は跳ね上がる。 |
大規模補強工事あり:基礎補強や耐震補強が加わると100万〜200万円以上の追加費用が発生し、最終的には 300万〜500万円超 になるケースが多い。
小規模(4畳半〜6畳)は通常なら比較的安価だが、補強工事が入ると一気に数倍に跳ね上がる点が注意ポイント。
屋上に部屋を増築するメリットとデメリット
屋上を部屋にリフォームすることは、限られた土地を有効活用できる大きな魅力があります。特に都市部など敷地の広さに制限がある住宅では、屋上を「空きスペース」から「居住空間」へ変えることで、暮らしの幅がぐんと広がります。
メリット
これまで洗濯物を干すだけ、またはほとんど使われていなかった屋上を、新しい居住空間に生まれ変わらせることができます。
●子ども部屋・書斎・趣味部屋に最適
6畳程度の増築であれば子ども部屋、8畳以上であれば書斎や趣味の作業スペースなど、ライフスタイルに合わせた多用途な活用が可能です。
●将来的な資産価値アップ
居住面積が増えることで「延べ床面積」が拡大し、住宅の評価額や売却時の資産価値が上がる可能性があります。都市部では特に有利です。
デメリット
通常工事でも数百万円、耐震補強や基礎工事を伴えば500万円以上に達するケースもあり、コスト面の負担は大きいです。
●法的手続きや工期の長期化
10㎡以上の増築では建築確認申請が必須で、設計図や構造計算を提出しなければならず、審査や手続きに時間がかかります。
●雨漏りリスクと防水対策
屋上を部屋にすることで「屋根」がなくなるため、従来以上に雨漏りリスクが高まります。そのため、防水工事やシーリング処理など入念な雨仕舞いが欠かせません。
屋上に部屋を作る際の流れ
実際に屋上に部屋を作る場合、次のようなステップを踏んで進めていきます。
1. 専門家への相談
まずは建築士やリフォーム会社に相談し、建物の構造が屋上増築に耐えられるかどうかを確認します。建築基準法や地域の高さ制限に適合するかのチェックも重要です。
2. 耐震診断・耐荷重チェック
既存の基礎・柱・梁が新しい荷重に耐えられるか、耐震性能を満たしているかを調べます。木造住宅では補強工事が必要になることが多いです。
3. 設計プランの作成
間取り・採光・通風・断熱性能などを考慮し、どの程度の広さや機能を持つ部屋にするかを設計。建築士が詳細なプランを作成します。
4. 建築確認申請
10㎡以上の増築は必ず自治体に建築確認申請を提出し、許可を得なければなりません。設計図・構造計算書などの提出が必要です。
5. 施工(工事開始)
実際の工事は以下の流れで進みます。
柱や梁の追加・耐震補強
増築部分の建設
内装工事・設備工事(断熱材・窓・電気・水道など)
このように屋上を部屋にリフォームするには多くの工程があり、時間も費用もかかりますが、その分得られる快適性や利便性は非常に大きなものです。
「使っていない屋上を有効活用したい」「家族の部屋を増やしたい」と考えている方は、まずは建築士やリフォーム会社に相談し、現地調査と見積もりを取ることから始めましょう。
屋上を部屋にする増築リフォームを激安・格安でするには?

屋上を部屋にするリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
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相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
屋上を部屋にするリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で屋上を部屋にするリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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より安価で依頼するには、複数の業者から見積もりを取り比較することに加え、補助金や助成金を活用します。
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一括見積もりサイトでは、気になる専門業者を指定して依頼できるほか、クレジットカード決済に対応した業者も多数在籍しているのでポイ活もできる。さらに、助成金の確認だけでなく助成金対応の業者を見つけることも可能です。
また、一括見積もりサイトを利用すれば、各業者へのお断りもメール1通で完了するため、手軽に申し込めます。
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(審査基準=年間実績・年間売上金額・保険加入状況)

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以下は口コミです。
2025/09
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2025/07
一括見積もりサイトの利用には最初抵抗がありましたが、実際に使ってみて本当に良かったと感じています。
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2025/05
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ただし、
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ただし、助成金や補助金はいつでも申請できるわけではなく、年度ごとに予算が決められており、上限に達すると受付が終了します。
自分で申請することも可能ですが、工事着工前に自治体へ申請し、工事完了後には報告書を提出する必要があります。
さらに、専門用語の多い書類を作成しなければならず、ハードルが高いため、自力での申請は大変です。
また、助成金の申請に対応している業者を探すのも一苦労です。
一括見積もりサイトを利用すれば、無料で助成金の申請手続きをサポートしてもらえたり、不明点についても無料相談が可能です。
まずは一度、自分が補助金の対象になるのかチェックしてみてはいかがでしょうか?
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