天窓(トップライト)のリフォーム(後付け・交換・撤去)の費用は？「ガラス」「ロールスクリーン」の相場もご紹介

屋根の天窓(トップライト)のリフォーム費用の相場

材料費用＋施工費用＝
190,000円〜420,000円

屋根の天窓(トップライト)のリフォーム費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

屋根の天窓（トップライト）のリフォームについて

屋根の天窓（トップライト）とは、屋根の勾配部分に設置する窓のことを指します。通常の壁面の窓とは異なり、屋根から直接自然光を取り入れることができるため、室内を明るく開放的に演出できるのが特徴です。新築や注文住宅の際に取り付けるケースが多いですが、近年ではリフォームで後付けする事例も増えています。採光や通風の効果が高く、狭小住宅や日当たりの悪い立地において特に人気の高いリフォームの一つです。

天窓のメリット

天窓の最大の魅力は「採光」です。屋根の上から取り込む自然光は、壁の窓に比べて3倍もの明るさが得られるといわれています。これにより、昼間は照明をつけなくても十分な明るさを確保でき、省エネ効果や光熱費削減につながります。
また、可動式の天窓であれば開閉が可能で、自然な風の流れを取り込み、室内の換気や湿気対策にも効果を発揮します。特に夏場は上昇した熱気を効率よく排出できるため、室内環境を快適に保ちやすくなります。さらに、上部に設置されているため、防犯面でも安心です。外出中に窓を開けて換気していても、外部から侵入されるリスクは非常に低いといえます。

天窓のデメリット

一方で、天窓には注意すべき点もあります。まず、屋根に開口部を設けるため「雨漏りのリスク」が増える点です。施工精度やメンテナンス状況によっては、経年劣化とともに雨水が侵入する可能性があります。また、ガラス面が多いため「断熱性能が低下しやすい」こともデメリットです。夏は直射日光で室温が上昇し、冬は熱が逃げやすいため、冷暖房費が高くなる場合もあります。

さらに、高所に設置されているため掃除が容易ではなく、外側の清掃には業者依頼が必要です。ロールスクリーンやブラインドを取り付けていない場合は、夏場の強烈な日差しで眩しすぎたり、紫外線による家具の劣化も懸念されます。加えて、雨の日には屋根にあたる雨音が室内に響きやすいという点もデメリットの一つです。

天窓の種類と特徴

天窓にはいくつかの種類があり、目的や使い勝手に応じて選ぶことができます。以下の表に整理しました。

天窓リフォームと補助金制度

天窓リフォームは「省エネ性能向上リフォーム」の一環として補助金対象になる場合があります。特に断熱性能を高めるガラスやサッシへの交換、省エネ建材を用いたリフォームと合わせて行うことで、国や自治体の補助金・助成金制度を利用できる可能性があります。
例えば、国の「住宅省エネ」や自治体のリフォーム補助事業では、断熱性の高い天窓リフォームに対して数万円〜数十万円の補助が受けられるケースもあります。実際に活用できる制度は地域や時期によって異なるため、リフォームを検討する際には事前に自治体や施工会社へ確認することが重要です。

天窓（トップライト）のリフォーム費用と内訳

天窓（トップライト）のリフォームは、採光や通風を改善する魅力的なリフォームですが、工事の内容によって費用も施工期間も異なります。ここでは、「天窓を後付けする」「交換する」「ガラスだけ交換する」「撤去して塞ぐ」「ロールスクリーンを設置する」といったケースごとに、費用と施工期間を詳しくご紹介します。

天窓の本体価格

天窓は工事費とは別に、本体そのものの価格が必要です。サイズは 内寸法W317×H352〜W1292×H802 が一般的です。

天窓を後付け設置する費用と期間

●費用相場：約210,000円〜290,000円
▶施工期間：2〜3日程度（屋根形状や天候によって変動）

既存住宅に新しく天窓を追加する工事です。屋根を切り開くため工程が多く、足場設置から防水処理までを伴います。

天窓を交換する費用と期間

●費用相場：約160,000円〜230,000円
▶施工期間：1〜2日程度

劣化や雨漏りのリスクが出てきた場合に行う工事です。後付けほど大掛かりではありませんが、やはり足場と防水処理は必須です。

天窓のガラス交換費用と期間

●費用相場：約120,000円〜190,000円
▶施工期間：1日〜2日

ガラスの割れ・ヒビ・結露が目立つ場合に、ガラスのみを交換します。本体を残してガラスだけ交換するので比較的短期間で済みます。

天窓を撤去・塞ぐ費用と期間

●費用相場：約50,000円〜60,000円
▶施工期間：半日〜1日

「日差しが強すぎる」「雨漏りが不安」といった理由で撤去・塞ぐケースもあります。天窓部分にガルバリウム鋼板をかぶせ、防水シーリングで仕上げます。

天窓を塞ぐリフォームの費用相場は？簡易的に塞いで撤去する相場やDIYについてもご紹介

天窓用ロールスクリーンの費用と期間

●費用相場：約8,000円〜10,000円／本
▶施工期間：30分〜1時間程度（DIY可能な場合も多い）

天窓からの強い日差しや紫外線対策として設置されるのがロールスクリーンです。遮光・遮熱効果が期待できます。

天窓リフォームの注意点

1. 雨漏り対策を徹底する

天窓リフォームで最も注意すべき点は雨漏りです。屋根に穴を開ける以上、施工の仕上げが不十分だと防水シートやコーキング部分から雨水が侵入するリスクがあります。
特に築年数が経過した屋根では、既存の防水層も劣化しているため、天窓リフォームと同時に屋根全体の点検・補修を依頼するのが安心です。

2. 断熱性能を意識する

天窓は採光に優れる一方で、熱の出入り口にもなりやすい場所です。夏は直射日光で室温が上がり、冬は暖房熱が逃げやすいというデメリットがあります。
そのため、 Low-E複層ガラス や 遮熱コーティング を施した製品を選ぶと、省エネ効果と快適性が大幅に向上します。さらに、ロールスクリーンやブラインドを併用することで、眩しさや紫外線対策にもつながります。

3. 信頼できる業者選び

天窓工事は「屋根工事＋窓工事＋防水工事」が複合する専門性の高いリフォームです。経験不足の業者に依頼すると、後々雨漏りや断熱不足で余計な補修費用がかかる可能性があります。
選ぶ際は以下を確認すると安心です。

天窓リフォームを激安・格安でするには？

天窓リフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。

天窓リフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

相見積もりとは？

相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

天窓リフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で天窓リフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

一括見積もり無料サービスで安く天窓リフォームをできる優良業者を探す！

一括見積もり無料サービスとは、屋根リフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。

『全てがわかる！』
屋根のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考：屋根のリフォーム工事の費用と価格の相場は？