廊下の床を張替えリフォームする費用の相場

材料費用+施工費用=
2,600円〜18,000円/㎡
廊下の床を張替えリフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
廊下の床リフォームの施工方法と特徴

廊下の床をリフォームする際には、まず施工方法を理解することが重要です。施工方法によって仕上がりや工事期間、そして費用が大きく異なるため、自宅の状況や予算に合った方法を選ぶことが求められます。廊下の床の施工方法は大きく分けて「上張り(重ね張り)」と「張替え」の2種類があります。それぞれの特徴を知っておくことで、より納得のいくリフォーム計画が立てられるでしょう。
上張り(重ね張り)とは?
上張り、または重ね張りとは、既存の床材を剥がさず、その上から新しい床材を施工する方法です。古い床材を撤去する必要がないため、解体や廃材処分の費用がかからず、全体的にコストを抑えられるのが大きな魅力です。また、工事期間も短縮でき、生活への影響が少ないのもメリットです。
ただし、既存の床の上に新しい床を重ねるため、床の高さが数ミリから1センチ程度上がります。その結果、ドアの開閉や家具配置に影響が出る場合もあり、事前の調整が必要です。また、床下の下地や構造材の劣化が進んでいる場合には、この方法は適しません。
張替えとは?
張替えは、既存の床材を全て剥がし、新しい床材に取り替える方法です。下地まで確認できるため、腐食や傷みが見つかった場合は同時に補修できます。床全体の強度や耐久性をしっかり確保できるので、長期的に安心して使用できるのが特徴です。
ただし、解体・廃材処分・下地補修といった工程が増えるため、上張りに比べて費用は高くなり、工事期間も長くなる傾向があります。
廊下の床リフォームにかかる日数
施工日数は、床面積や工事規模によって異なります。一般的な目安は以下の通りです。
10〜20畳程度: 約5日〜7日
廊下は家の動線上、毎日何度も通る場所ですので、工事中の生活動線をどう確保するかも計画段階で考えておくとスムーズです。
廊下の床をリフォームする費用と内訳

廊下の床リフォームは、素材や施工方法によって費用や仕上がりが大きく異なります。施工を検討する前に、それぞれの素材の特徴や費用相場を理解しておくことが大切です。
一般的な住宅の廊下面積は、間取りや構造によって差がありますが、おおよそ2㎡〜5㎡程度が多いです。
標準的な廊下(3LDK〜4LDKの戸建て)…約3㎡〜4㎡(幅1m × 長さ3〜4m程度)
広めの廊下(高級住宅や回廊型)…5㎡以上
下記は、廊下の床を張替えまたは重ね張り(上張り)する際の平米単価と、面積ごとの概算費用です。
種類 | 2㎡ | 3㎡ | 4㎡ | 5㎡ |
---|---|---|---|---|
フローリング(張替え) | 18,000〜24,000円 | 27,000〜36,000円 | 36,000〜48,000円 | 45,000〜60,000円 |
フローリング(重ね張り) | 12,000〜16,000円 | 18,000〜24,000円 | 24,000〜32,000円 | 30,000〜40,000円 |
無垢材(張替え) | 18,000〜34,000円 | 27,000〜51,000円 | 36,000〜68,000円 | 45,000〜85,000円 |
無垢材(重ね張り) | 16,000〜32,000円 | 24,000〜48,000円 | 32,000〜64,000円 | 40,000〜80,000円 |
クッションフロア(張替え) | 5,200〜6,400円 | 7,800〜9,600円 | 10,400〜12,800円 | 13,000〜16,000円 |
クッションフロア(重ね張り) | 4,600〜5,600円 | 6,900〜8,400円 | 9,200〜11,200円 | 11,500〜14,000円 |
フロアタイル(張替え) | 8,000〜12,000円 | 12,000〜18,000円 | 16,000〜24,000円 | 20,000〜30,000円 |
フロアタイル(重ね張り) | 8,000〜12,000円 | 12,000〜18,000円 | 16,000〜24,000円 | 20,000〜30,000円 |
床タイル(張替え) | 22,000〜36,000円 | 33,000〜54,000円 | 44,000〜72,000円 | 55,000〜90,000円 |
床タイル(重ね張り) | 16,000〜28,000円 | 24,000〜42,000円 | 32,000〜56,000円 | 40,000〜70,000円 |
コルク床(張替え) | 24,000〜26,000円 | 36,000〜39,000円 | 48,000〜52,000円 | 60,000〜65,000円 |
コルク床(重ね張り) | 18,000〜20,000円 | 27,000〜30,000円 | 36,000〜40,000円 | 45,000〜50,000円 |
カーペット(敷き込み) | 5,600〜8,600円 | 8,400〜12,900円 | 11,200〜17,200円 | 14,000〜21,500円 |
フローリング
●張替え施工単価:9,000〜12,000円/㎡
●重ね張り施工単価:6,000〜8,000円/㎡
フローリングは耐久性に優れ、色柄のバリエーションが豊富なため、住宅の雰囲気に合わせやすい床材です。特に合板フローリングは反りや収縮が少なく、温度や湿度の変化にも比較的強いという利点があります。一方で、木質系の素材ゆえに表面が硬く、踏み心地はやや固め。物を落とすと傷や凹みがつきやすい点には注意が必要です。重ね張りの場合は工期が短く費用も抑えられますが、下地補修ができないため、劣化が進んでいる場合は張替えがおすすめです。
無垢材
●張替え施工単価:9,000〜17,000円/㎡
●重ね張り施工単価:8,000〜16,000円/㎡
無垢材は天然木をそのまま加工した贅沢な床材で、木の香りや温かみが感じられるのが魅力です。調湿効果があり、室内環境を快適に保つ作用もあります。素足で歩くと心地よく、自然素材ならではの経年変化も楽しめますが、乾燥や湿気により反りや隙間が生じやすく、定期的なメンテナンスが必要です。価格はやや高めですが、高級感や本物の質感を重視する方には根強い人気があります。
クッションフロア
●張替え施工単価:2,600〜3,200円/㎡
●重ね張り施工単価:2,300〜2,800円/㎡
塩ビ系の柔らかい素材で作られたクッションフロアは、弾力性に優れ、万が一転倒しても衝撃を和らげてくれます。耐水性も高く、廊下だけでなく洗面所やキッチンにも多く採用されています。お手入れが簡単で掃除機やモップ掛けも楽ですが、柔らかい分、家具の跡が残りやすいという弱点もあります。デザインは木目調やタイル調など幅広く、低コストで雰囲気を変えたい方におすすめです。
床をクッションフロアに張替えリフォームする費用と価格の相場は?
フロアタイル
●張替え施工単価:4,000〜6,000円/㎡
●重ね張り施工単価:4,000〜6,000円/㎡
硬質塩ビ素材でできたフロアタイルは、本物の木や石のようなリアルな質感を表現できるのが魅力です。耐水性も高く、汚れも落としやすいため、廊下だけでなく玄関や水まわりにも適しています。ただし、耐久性はやや低めで、重い物を引きずると傷がつきやすく、傷が目立った場合は部分的な交換が必要です。比較的安価で高級感を演出できるため、コストパフォーマンスの高い選択肢といえます。
床タイル
●張替え施工単価:11,000〜18,000円/㎡
●重ね張り施工単価:8,000〜14,000円/㎡
陶器や石材でできた床タイルは、耐久性と耐水性に優れた高級感のある床材です。廊下に採用すれば重厚感のある空間演出が可能ですが、表面が硬いため、転倒時のケガリスクや冬場の冷たさがデメリットとなります。重量があり施工も大掛かりになるため、費用はやや高めですが、耐用年数の長さとデザイン性で選ばれるケースが多いです。
コルク床
●張替え施工単価:12,000〜13,000円/㎡
●重ね張り施工単価:9,000〜10,000円/㎡
コルク床は滑りにくく、足腰にやさしい弾力性が魅力の自然素材です。保温性や防音性にも優れており、ペットや小さなお子様がいる家庭にも最適です。ただし、柔らかいため傷つきやすく、紫外線によって色が変わることがあります。見た目の温かみと安全性を両立できる床材として根強い人気があります。
カーペット(敷き込み)
●敷き込み施工単価:2,800〜4,300円/㎡
カーペットは廊下の防音性や保温性を高め、冬場でも暖かく歩けるのが大きなメリットです。ホコリを舞い上げにくく、足音も吸収してくれるためマンションなどにも向いています。ただし、水拭きができず、ダニや汚れが蓄積しやすい点は注意が必要です。デザインや素材の種類は豊富で、柔らかい踏み心地を好む方に選ばれています。
また、廊下は家の中でも通行頻度が高いため、耐久性や掃除のしやすさも重視しましょう。デザイン性を優先するなら無垢材やタイル、実用性とコストパフォーマンスを求めるならクッションフロアやフロアタイルがおすすめです。
リフォーム前には必ず現地調査を行い、面積や下地の状態、生活スタイルに合わせた最適な床材を選択することが、長く快適に使える廊下づくりにつながります。
廊下の床のリフォームの業者の選ぶポイントは?どこに頼むのが安い?

業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
リフォーム業者には、それぞれ得意な分野や専門領域があります。専門工事に特化している業者を選ぶことで、施工品質が高く、工事もスムーズに進みやすくなります。
一方で、専門外の業者に依頼してしまうと、「施工の質が悪い」「仕上がりに不満がある」といったトラブルにつながる可能性があります。また、大手リフォーム会社やホームセンターなどは、自社では施工せず下請け業者に発注するケースが多く、中間マージンが加算されて費用が割高になることもあります。
以下は、依頼先の種類ごとの特徴と中間マージンの目安をまとめた表です。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
メーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん ノーリツ・リンナイ・パロマ・TOTO・タカラスタンダード・リクシル・パナソニック・クリナップ |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
ホームセンター | 一部店舗では施工を受け付けているが、外注になることが多く質にばらつきあり | 約1割〜4割 | コーナン・カインズホーム・ロイヤルホームセンター・ビバホーム・コメリ |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
大工・内装業者(特化した専門業者) | 大工・内装をメインに工事をしているので安心で安価。 | 0%(直接依頼) | 地元の業者・個人業者など |
※比較的小規模なリフォームであれば、特化した専門業者に直接依頼するのが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
リフォームはどこに頼むのが正解!?2割以上『損』しないための業者選びの方法実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
廊下の床のリフォームを激安・格安でするには?

廊下の床のリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
廊下の床のリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
廊下の床のリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で廊下の床のリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安く廊下の床のリフォームをできる優良業者を探す!
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より安価で依頼するには?
より安価で依頼するには、複数の業者から見積もりを取り比較することに加え、補助金や助成金を活用します。
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例えば、14万円の価格だと相見積もりと助成金を組み合わせることで7万円以上の金額がお得になる例もあります。
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また、一括見積もりサイトを利用すれば、各業者へのお断りもメール1通で完了するため、手軽に申し込めます。
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独自の審査基準を通過した業者のみを紹介するため、安心して依頼が可能です。
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以下は口コミです。
2025/09
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特に助かったのは、助成金対応の業者を紹介してもらえたことです。見積もりの段階では2番目に安い業者でしたが、助成金を活用することで、最終的に一番安いコストで工事を行うことができました。
比較検討の際には、助成金の活用可能性も確認することがとても大切だと感じました。ぜひおすすめです。
2025/07
一括見積もりサイトの利用には最初抵抗がありましたが、実際に使ってみて本当に良かったと感じています。
特に便利だったのは、事前に調べていた3社の業者の口コミを一括見積もりサイトで確認できたこと、そして複数の見積もりを一度に手軽に取得できた点です。もし自分で1社ずつ見積もりを依頼していたら、その手間を考えるだけで気が遠くなります。
さらに、お断りの連絡もサイトが代行してくれたので、余計な気を遣う必要がありませんでした。
結果的に、気になっていた業者から見積もりを取ることができ、納得のいく仕上がりと価格、さらには業者さんの対応や人柄にも大変満足しています。
2025/05
無理な営業がないという口コミと、見積もりを依頼すると特典が貰えるとのことで、一度相談してみることにしました。
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相談はあまり長時間かからず、特典も受け取ることもできました。さらに、しつこい営業や電話もなく、家族全員が満足しています。
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信頼できる業者に依頼したい方
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ただし、
どれも条件がややこしく、補助金がもらえるのかどうか、判断するのが難しいです。

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ただし、助成金や補助金はいつでも申請できるわけではなく、年度ごとに予算が決められており、上限に達すると受付が終了します。
自分で申請することも可能ですが、工事着工前に自治体へ申請し、工事完了後には報告書を提出する必要があります。
さらに、専門用語の多い書類を作成しなければならず、ハードルが高いため、自力での申請は大変です。
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廊下のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:廊下リフォームにかかる費用と価格の相場は?