玄関のタイルをリフォームする費用の相場
材料費用+施工費用=
13,000円〜30,000円/㎡
玄関のタイルをリフォームする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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玄関タイルのリフォームについて
玄関タイルのリフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
玄関タイルの選び方と種類
玄関タイルは、「玄関外(玄関ポーチ)」「玄関内」の2パターンを選ばないといけません。
タイルには、大きく分けて3種類の「磁器質」「せっ器質」「陶器質」があり、機能面では吸水率や耐久性が異なります。この中で最も人気なのが磁器質タイルとなります。
磁器質 | せっ器質 | 陶器質 | |
---|---|---|---|
特徴 | ・耐水性が最も強い ・丈夫で汚れにくい ・叩くと金属のような音 | ・磁器質タイルより透明性がない ・磁器質タイルより吸水性がある | ・表面に小さい穴がたくさんあるので吸水性が高い ・叩くと濁ったような音 |
吸水率 | 1%以下 | 5%以下 | 22%以下 |
屋内 | ○ | ○ | ○ |
屋外 | ○ | ○ | ✕ |
玄関外と玄関内で、機能面を選択し間違えると、滑って転んだりと怪我をする危険性が伴います。
玄関内なら「屋内床用」、玄関外なら「屋外床用」と表示されています。
【玄関タイルの選び方のポイント】
●玄関外のタイル
玄関ポーチのタイルは、雨水にさらされる場所なので、滑りにくいタイルを使用しなくてはなりません。
また、雨水と共に花粉や黄砂がタイルに付着するので「明るい色」のタイルを選ぶ事で目立ちません。汚れを掃除する際に「凸凹した」なデザインに比べ「フラット」なタイルですと掃除がし易いです。
●玄関内のタイル
玄関内のタイルは、玄関外のタイルに比べ意識するポイントはなく、外で濡れた足を玄関内へ運ぶ際に玄関ドア前にマット等を敷いて置くと良いでしょう。
また、玄関内は機能面よりも内装とのバランスを重視して、壁紙や設備の色に合わせて統一させるようにしましょう。
【玄関タイルの注意点】
玄関タイルの目地が劣化し土台のコンクリートが雨に濡れ、カルシウム成分がにじみ出て「白華現象」が起きると、ゴシゴシ拭いても取れません。対策としては、タイルのサイズを大きくして(300角以上のサイズを使用)目地も減らす事ができます。
因みにタイルは、100・150・200・300㎜角とあり、最大600mm角(60cm×60cm)のものもあります。
上記の様にポイントを抑えて、それぞれにあったタイルを選びましょう。
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玄関タイルのリフォームの費用と内訳
玄関タイルのリフォームの費用は、約13,000円〜30,000円/㎡が相場となります。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
タイルの張り替え工法 | 約15,000円〜30,000円/㎡ |
タイルの重ね張り工法 | 約13,000円〜25,000円/㎡ |
タイルの補修・修理 | 約5,000円〜15,000円 |
【重ね張り工法と張り替え工法の違い】
・「重ね張り工法」は、既存の床材を撤去せずにその上から被す様にタイルを貼り付けます。
・「張り替え工法」は、既存の床材を撤去して新たにタイルを新設します。
※どちらの工法にも言えることですが、タイルを張る面の下地の損傷がある場合は、別途補修が必要となる場合があります。
以下で各費用と共に内訳もご紹介します。
玄関タイルの「張り替え工法」の費用
玄関タイルの「張替え工法」は、既存のタイルの撤去から始まり、下地処理を施し、新しいタイルを張っていきます。タイル価格は平米単価が一般的で約5,000円〜15,000円とデザインによって価格が異なります。また施工費用も平米単価となり、約10,000円〜15,000円が相場となります。
面積 | 費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
1畳(約2㎡) | 約30,000円〜60,000円 | 約1日〜2日 |
3畳(約5.5㎡) | 約82,500円〜165,000円 | 約2日〜3日 |
5畳(約9㎡) | 約135,000円〜270,000円 | 約3日〜4日 |
玄関タイルの「重ね張り工法」の費用
玄関タイルの「重ね張り工法」は、既存の床材の上から新設します。タイル価格は約5,000円〜15,000円/㎡とデザインによって価格が異なり、施工費用は約8,000円〜10,000円/㎡が相場となります。また、床の下地が悪い場合は、補修費用に別途必要となる場合もあります。
面積 | 費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
1畳(約2㎡) | 約26,000円〜50,000円 | 約1日 |
3畳(約5.5㎡) | 約71,500円〜137,500円 | 約1日〜2日 |
5畳(約9㎡) | 約117,000円〜225,000円 | 約1日〜2日 |
また、「重ね張り」は、タイル1枚分の段差ができるのでバリアフリーなどには適していない事は、念頭に置いておきましょう。
玄関のタイルの「補修・修理」の費用
玄関のタイルの補修・修理の費用では、1枚だけヒビが入って交換する場合は、タイルのサイズで異なりますが約5,000円〜15,000円となります。また、モルタルの目地が劣化して割れて欠けている場合は、補修費用に約5,000円〜8,000円となります。
修理内容 | 費用相場 | 施工期間 |
---|---|---|
ヒビが入ったタイルを1枚だけ交換する | 約5,000円〜15,000円 | 約1日 |
モルタルの目地が割れて欠けているのを補修 | 約5,000円〜8,000円 | 約1日 |
玄関タイルのリフォームの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
玄関タイルの床材のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
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DIYで玄関タイルを張る費用相場は?
DIYでする場合は、材料費のみとなるのでプロの施工費用分は、削減することができます。自分でする場合の材料費は、1畳程ですと約1万前後で可能となります。
タイルの重ね張りは、DIYでも容易にできるリフォームでもあるのですが、「張り替え」は、タイルの撤去、下地の補修を伴い、その際の技術難易度が高くおすすめできません。
もし、タイルを張り替える場合、既存タイルの処分について各地域の自治体に事前確認して出すようにしましょう。
玄関タイル張りの業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
タイル業者(特化した専門業者) | タイルをメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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玄関のタイルリフォームを激安・格安でするには?
玄関のタイルリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
玄関のタイルリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
玄関のタイルリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で玄関のタイルリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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参考:玄関リフォームの費用と価格の相場は?