トイレを広くする拡張リフォームの費用の相場
本体価格+施工費用=
215,000円〜730,000円
トイレを広くする拡張リフォームの費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
【関連記事】トイレのまるごと・全面リフォームの費用と価格の相場は?
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トイレを広くする拡張リフォームについて
トイレを広くするリフォームをする時に、失敗や後悔しない為にもあらかじめ知っておきたい基礎知識についてご紹介します。
トイレを広くすることでのメリット・デメリット
メリット
トイレを広くするメリットは、開放的でリラックスして用を足せたり、介護者がいるご家庭では動作がしやすいです。また、広いことで収納の設置を増やせたり、手洗い器の配置も好みの位置に設置することができます。
デメリット
トイレを広くするデメリットは、間取り変更の場合は、隣接する部屋のスペースが狭くなります。広いスペースに慣れるまで落ち着かない事もあります。
トイレを広くする方法は?
トイレを広くするには、「間取りを変更」「トイレ本体を変更」の2つがあります。
間取りを変更する
トイレに隣接する収納や納戸、洗面所などのスペースを確保して「拡張リフォーム」で間取り変更を行います。
また、隣接するスペースを狭くしたくない場合は、増築で面積を確保することも検討しましょう。
トイレ本体の変更
既存トイレ本体が、「タンクレストイレ」「フロートタイプ」でない場合は、変更することで貯水タンクがなくなる分、奥行き6cm〜10cm程面積が少し広がります。
マンションでもスペースがあればトイレを広くできる?
マンションのトイレを広くする工程の中に便器の位置を移動する場合は、配管の延長工事が必要となります。この配管でリフォームができるかが左右されるのですが、給排水管の条件さえあえばリフォームが可能となります。
マンションのトイレの給排水管には2つの「横枝管(よこえだかん)」「立て管」があります。
横枝管…専有部
立て管…共用部
立て管は共用部なので触ることができないので位置の変更はできません。その際、横枝管を立て管まで伸ばさなくてはいけないのですが、水流を一定に保つためには横枝管に勾配を取らないといけません。ただし、床下に十分なスペースがない場合は勾配をつけることができず詰まりや水漏れの原因となり移動ができなくなります。
勾配をつける為の対策として「床上げ」をして床内部に配管を通す事でトイレの移動が可能となります。ただし、床を上げることで天井高が低くなるので圧迫感を感じたり、段差ができることでバリアフリーではなくなります。
トイレを広くする補助金は?
トイレの広くする理由でバリアフリー化のトイレを設置する場合は、条件次第で補助金がでます。要介護、要支援の認定を受けている高齢者のために、トイレをバリアフリー化する場合は、高齢者住宅改修費用の助成制度を利用して、バリアフリーリフォームの助成を受けることが可能です。
支給額は支給限度額200,000円のうちの9割、つまり180,000円を上限として支給されます。
詳しいことは地域のケアマネージャーなどに相談すると良いでしょう。
トイレを広くする施工期間
トイレを広くする施工期間は、洋式トイレの本体からの交換ですと約1日、和式トイレですと約5日〜7日かかります。
間取り変更する場合は、面積で異なりますが約5日〜10日程見ておくと良いでしょう。
トイレの本体の交換する期間 | 約1日〜7日 |
間取り変更する期間 | 約5日〜10日 |
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トイレを広くする拡張リフォームの費用と内訳
トイレを広くするリフォームの費用は、約240,000円〜320,000円が相場となります。以下で各費用をご紹介します。
トイレを間取り変更して拡張する費用
トイレのスペースを拡張するベースの工事には「隣接するスペースを改築して拡張」「スペースを外部に増築して拡張」があります。
「隣接するスペースを改築して拡張するベースの費用」
トイレ周りに0.3〜0.6坪程の広くするスペースがある前提での費用とします。
壁の解体・壁の造作、壁紙クロス・床の張替え、廃材処分費などの費用がかかり、間取り変更する基本ベースの費用は、約240,000円〜320,000円が相場となります。
壁・床の解体〜下地造作費用 | 約150,000円〜200,000円 |
壁紙クロス張替え費用 | 約30,000円〜40,000円 |
床の張替え費用 | 約40,000円〜50,000円 |
廃材処分費用 | 約20,000円〜30,000円 |
「面積を増築して拡張するベースの費用」
トイレと庭の間に位置する箇所に0.3〜0.6坪程の増築する場合、約390,000円〜620,000円が相場となります。外壁の素材などで費用が異なります。
壁・床の解体〜増築造作費用 | 約300,000円〜500,000円 |
壁紙クロス張替え費用 | 約30,000円〜40,000円 |
床の張替え費用 | 約40,000円〜50,000円 |
廃材処分費用 | 約20,000円〜30,000円 |
間取り変更の際に一緒にする費用
上記の費用では、スペースを拡張するベースの費用となります。それ以外の付随する費用をご紹介します。
間取り変更の際に便器の位置を移動したい場合は、配管の延長工事などが必要となるため約50,000円〜60,000円が別途追加となります。
トイレの本体の交換の場合は、設置費込みで約130,000円〜300,000円となり本体のグレードで価格が異なります。
その他内訳を以下でご紹介します。
トイレの本体価格 | 約80,000円〜200,000円 |
トイレの設置費用 | 約50,000円〜100,000円 |
トイレの移動費用 | 約50,000円〜60,000円 |
コンセント増設費用 | 約30,000円〜50,000円 |
トイレの広くするリフォームの費用のうち、トイレの本体価格や設置費用はリフォーム会社によって相場が異なります。また、電気配線工事や給排水管工事を下請け業者に依頼する会社であれば、相場以上の料金になることがあります。
トイレの拡張リフォームを行う場合は、自社で一貫して工事を行い、かつトイレの施行経験が豊富なリフォーム会社を探すと良いでしょう。
ちなみに、トイレの拡張リフォームの工期は、壁の解体や新設など大掛かりな作業を伴うため、約5日〜は必要です。
タンクレストイレにしてスペースを広げる費用
「洋式トイレからタンクレストイレ」「和式トイレからタンクレストイレ」の2パターンの費用があります。
洋式トイレからタンクレストイレへ交換する費用
洋式トイレからタンクレストイレへ交換する費用では、まず既存のトイレを解体したら配管設置と電気接続をします。そして、タンクレストイレ本体を取り付け、本体価格と施工費用で約215,000円〜550,000円が相場となります。
施工内容 | 施工費用 |
---|---|
タンクレストイレの本体価格 | 約100,000円〜400,000円 |
既存トイレ解体処分費用 | 約20,000円〜30,000円 |
トイレ設置費用 | 約50,000円〜60,000円 |
配管費用 | 約30,000円〜40,000円 |
電気工事費用 | 約15,000円〜20,000円 |
… | … |
合計 | 約215,000円〜550,000円 |
和式トイレからタンクレストイレへ交換する費用
和式トイレからタンクレストイレへ交換する場合は、まず既存のトイレ解体と段差をなくす工事をしたら配管設置と電気接続をします。そして、壁と床の内装工事後、タンクレストイレ本体を取り付けます。既存の洋式トイレに比べると段差の解消工事と内装工事の費用が高くなり、本体価格も含め総額が約315,000円〜730,000円が相場となります。
施工内容 | 施工費用 |
---|---|
タンクレストイレの本体価格 | 約100,000円〜400,000円 |
既存トイレ解体処分費用 | 約60,000円〜80,000円 |
段差解消工事費用 | 約60,000円〜100,000円 |
トイレ設置費用 | 約50,000円〜60,000円 |
配管費用 | 約30,000円〜50,000円 |
電気工事費用 | 約15,000円〜40,000円 |
… | … |
合計 | 約315,000円〜730,000円 |
トイレを広くする費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「商品のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
商品のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
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トイレの拡張工事の業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の5点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
トイレを広くする拡張リフォームを激安・格安でするには?
トイレを広くするリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
トイレを広くするリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
トイレを広くするリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でトイレを広くするリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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参考:トイレのリフォームする費用と価格の相場は?