ベランダの塗り替えのリフォームの費用の相場
材料費用+施工費用=
30,000円〜
ベランダの塗り替えする費用の相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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ベランダの塗り替えのリフォームについて
ベランダの塗装を塗り替える前に、なぜベランダの塗り替えが大切なのかを理解することが重要です。
なぜベランダの塗り替えが大事?
ベランダは外部に露出しているため、傷や汚れが目立ちやすく、特に洗濯物を干す際などにその状態が気になることが多いです。しかし、傷や汚れを放置すると深刻な問題に発展することがあります。
ベランダには防水塗料が施されており、もし塗料が傷んでいたり、腐食やひび割れがある場合、その部分から水が浸透し、内部の木材や鉄骨の腐食が進行します。すぐに問題が表面化するわけではありませんが、長期間放置すると大規模な修繕が必要になることもあります。
ベランダの防水再塗装の目安として、環境や塗料の種類によって異なりますが、一般的に5年〜12年ごとに塗り替えを行うのが理想です。この期間を目安にメンテナンスを検討しましょう。
ベランダの塗り替えの施工箇所と劣化症状
ベランダの塗り替えでは、以下の3つの主要な箇所が施工対象となります。それぞれの箇所で発生しやすい劣化症状を把握し、適切なタイミングでリフォームを行うことが大切です。
【床の劣化症状】
●劣化症状(軽度): チョーキング、コケ、カビ、汚れの蓄積。
●劣化症状(重度): ひび割れ、剥がれ、凹凸の増加、汚れの蓄積。
床はベランダの中で最も使用頻度が高く、雨や紫外線の影響を受けやすい部分です。ひび割れや剥がれ、表面の凹凸が目立ってきたら、防水効果が低下しているサインです。
【外壁の劣化症状】
●劣化症状: 色あせ、ひび割れ、塗料の剥がれ。
ベランダの外壁部分は、風雨や太陽光にさらされるため、色あせやひび割れが見られるようになります。外壁が劣化すると、美観だけでなく防水性にも影響を与えます。
【手すりの劣化症状】
●劣化症状: 錆び、塗料の剥がれ、ぐらつきや歪み。
手すりは錆びや塗装の剥がれが発生しやすい部分です。特に金属製の手すりでは、錆が進行すると強度が低下し、危険な状態になることもあります。
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ベランダの塗り替えのリフォームの費用と内訳
ベランダの塗り替え費用は30,000円〜が相場となります。
項目名 | 費用相場 | 施工日数 |
---|---|---|
ベランダの床の塗装 | 30,000円〜 | 1日 |
ベランダの外壁の塗装 | 100,000円前後 | 1日 |
ベランダの手すりの塗装 | 15,000円〜 | 1日 |
以下では、具体的な費用の詳細を「床の防水工事」「外壁塗装」「手すりの塗装」に分けてご紹介します。
ベランダの床の塗り替えの防水工事の費用
ベランダの床の塗り替えでは、定期的にメンテナンスを行っている場合、トップコートのみの塗装で済むことが多いです。しかし、長期間メンテナンスを行わず放置していた場合、防水層の下地から工事を行う必要があります。
以下では、症状が軽度の場合と重度の場合での費用をそれぞれご紹介します。
トップコートの塗り替えの費用(症状が軽度の場合)
ベランダのトップコート防水工事には、耐久性やメンテナンスの頻度が異なる2つの方法があります。ベランダの状態や予算に応じて最適な工法を選びましょう。
●FRP防水塗装
FRP防水塗装は、繊維強化プラスチック(FRP)を使用した塗料で防水効果を発揮します。
メリット
FRP防水は、耐水性・成型性・耐食性・耐熱性に優れており、耐衝撃性や耐久性、さらには耐摩耗性も高いため、強度が求められる場所に適しています。
デメリット
劣化が速く、特に速乾性のため下地との食いつきが悪くなることがあり、下地が動くとひび割れが発生する可能性があります。
耐久年数
FRP防水塗装の寿命は約10〜12年。比較的長持ちしますが、定期的なメンテナンスが必要です。
費用相場
FRP防水塗装は、平米単価で計算され、相場は約4,000円〜7,000円/㎡です。工事業者によって多少の費用差が出ます。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 4,000円〜7,000円 = 約40,000円〜70,000円
●ウレタン防水塗装
ウレタン防水塗装は、ウレタン樹脂を使用した塗料で、防水膜を形成します。液体状のため、どんな形状にも対応可能です。
メリット
低コストで施工でき、どんな形状にも対応しやすいのが特徴です。複雑な形状のベランダにも適しています。
デメリット
乾燥に時間がかかり、塗装後は約1日以上足を踏み入れることができません。乾燥時間を考慮する必要があります。
耐久年数
ウレタン防水の寿命は約5〜10年。5年程度を目安にメンテナンスを行えば、長持ちさせることができます。
費用相場
ウレタン防水塗装も、平米単価で計算され、費用は約3,000円〜6,000円/㎡です。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 3,000円〜6,000円 = 約30,000円〜60,000円
トップコートの防水工事には、FRP防水塗装とウレタン防水塗装の2種類があります。FRPは耐久性が高く、10年以上持ちますが、施工費がやや高めです。ウレタンは低コストで施工でき、複雑な形状にも対応可能ですが、耐久年数が短めで、定期的なメンテナンスが必要です。
防水層の工事の費用(症状が重症の場合)
防水層の工事が必要な場合、主に2つの方法が選択されます。それぞれの防水方法について、メリットやデメリット、耐久年数、費用相場を見ていきましょう。
●塩化ビニールシート
塩化ビニールシート防水は、塩化ビニール製のシートを使用して防水効果を得る方法です。
メリット
紫外線に強く、耐摩耗性が高いため、屋外の使用に適しています。特に、太陽の直射を受けるベランダでも、変色せずに長持ちします。また、鳥の糞などによるダメージにも強く、耐久性が高いです。
デメリット
劣化が始まると急速にシートの表面が崩れ始めるため、早めにメンテナンスや交換が必要です。
耐久年数
塩化ビニールシートの寿命は約10〜15年。適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことが可能です。
費用相場
塩化ビニールシートの張替えは、平米単価で約4,000円〜7,000円/㎡が相場です。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 4,000円〜7,000円 = 約40,000円〜70,000円
●防水ゴムシート
防水ゴムシート防水は、伸縮性に優れたゴムシートを使用する防水方法です。
メリット
ゴムの持つ伸縮性により、劣化が進んでもひび割れが発生しにくく、温度変化に強いのが特徴です。高温でも変形せず、耐久性があります。
デメリット
紫外線に弱いため、シートの表面には定期的にトップコートを施工しなければなりません。トップコートのメンテナンスには追加費用がかかります。
耐久年数
ゴムシート防水の寿命は約10〜15年。定期的なメンテナンスを施すことで、耐久性を保つことが可能です。
費用相場
防水ゴムシートの張替え費用は、約3,000円〜6,000円/㎡です。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 3,000円〜6,000円 = 約30,000円〜60,000円
防水層の工事では、塩化ビニールシートと防水ゴムシートの2つの選択肢があります。それぞれに異なるメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかはベランダの状況や予算に応じて決めることが重要です。定期的なメンテナンスを行うことで、いずれの方法でも長期間にわたり防水効果を保つことができます。
ベランダの外壁塗装の費用
外壁塗装にはさまざまな塗料があり、それぞれ用途や耐用年数が異なります。以下に主な塗料とその特徴を示します。
塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数 |
---|---|---|
アクリル | アクリル樹脂でできた塗料で安価で購入でき、カラーバリエーションが豊富なことでDIYでも人気が高い塗料です。 | 3〜8年 |
ウレタン | ウレタン樹脂でできた塗料で密着性や弾性に優れています。 | 5〜10年 |
シリコン | アクリルシリコン樹脂でできた塗料で値段の割に性能がよく現在では一番使用されている塗料です。 | 7〜15年 |
フッ素 | フッ素樹脂でできた塗料で値段が非常に高いためあまり普及されていない塗料です。 | 12〜20年 |
無機塗料 | 無機塗料は、無機物を配合された塗料で100%無機物では塗料として使えないのでセラミック等の有機物を混ぜ合わせた塗料です。 | 15〜25年 |
ラジカル | 塗膜の劣化を進行の影響を受けにくく、シリコン塗料よりも耐候性があり安価で、チョーキングも起きにくい塗料です。 | 8〜16年 |
断熱・遮熱 | 熱伝導を抑える遮熱性能があり、室内温度を適温に保つ遮熱効果や断熱効果にも優れている塗料です。 | 10〜20年 |
光触媒 | 太陽や蛍光灯などの光が当たると表面上で酸化力が生まれて細菌などの有害物質を除去することができる塗料です。 | 15〜20年 |
ベランダのみの塗装を行う場合、100,000円以上かかることが多く、割高になることがあります。これは、施工範囲がベランダの塗装だけに限られてしまうためです。一方で、外壁塗装と合わせて行うことで、費用を抑えることが可能です。
外壁塗装では、通常の施工範囲に柱、軒天井、庇、手すりなども含まれます。外壁塗装は平米単価で計算されるため、ベランダの壁面積が一般的に5㎡〜であれば、8,000円前後の費用で済むことになります。
ベランダの手すりの塗装の費用
手すりの塗装は、メートル単位で費用が算出されます。相場は1mあたり1,000円〜1,200円です。また、サビ止めや腐食防止の補修塗装を行う場合、追加で500円〜900円/mの費用がかかります。工事業者によって費用に差が出ることもあります。
ベランダの手すりの塗装費用は、塗装の種類やサビ止めの補修の有無によって異なりますが、1mあたり1,500円〜2,100円が目安です。塗装の状態に応じて、適切なメンテナンスを行いましょう。
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ベランダの塗り替えのリフォームの費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「施工を一緒にする」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
外壁や屋根塗装の施工をする時に一緒にする
ベランダだけを施工するのはコスパが悪いです。特に足場設置に高額費用がかかり、全ての施工を1回で済ませる方がコストも抑える事ができます。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
DIY・自分でベランダの防水塗装の塗り替えをする費用はどのくらい?
ベランダの防水補修をDIYで行いたいと考える方も多いと思います。しかし、DIYに挑戦するには、まずホームセンターなどで必要な道具や材料を揃えることが重要です。一方で、プロに依頼した場合の防水塗装の費用と、DIYで必要な材料や道具の購入費用にはどれくらいの差があるのか気になるところです。
ここでは、ベランダの面積を10㎡、使用する塗料はウレタン防水塗料を例に、まずは材料を揃えるための費用を確認していきましょう。その後、プロに依頼した場合と比較しやすいように、費用の違いを見ていきます。
DIYでベランダの防水の塗り替えをする為の材料の費用
ベランダの防水の塗り替えをする材料は2点です。
商品名:アトムハウスペイント 水性防水塗料
価格:約16,000円
商品名:ローラーセット
価格:約800円
DIYの総額費用
ベランダの防水塗装をすると、材料の費用が約16,800円で購入ができます。
DIYとプロの費用を比較
施工業者の料金が高くなるにつれて、費用の差額も大きくなります。安い業者の場合、差額は13,200円でしたが、高い業者では43,200円もの差が出ました。業者を選ぶ際には、費用だけでなく、施工品質や信頼性も考慮することが重要です。
DIYでベランダの防水の塗り替えをする場合の費用 | 約16,800円 |
プロがベランダの防水の塗り替えをする場合の費用 | 約30,000円〜60,000円 |
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ベランダの塗り替えのリフォーム業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
塗装業者(特化した専門業者) | 塗装をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
ベランダの塗り替えのリフォームを激安・格安でするには?
ベランダの塗り替えのリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
ベランダの塗り替えを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
ベランダの塗り替えを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でベランダの塗り替えを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
一括見積もり無料サービスで安くベランダの塗り替えをできる優良業者を探す!
一括見積もり無料サービスとは、ベランダ・バルコニーリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
ベランダ・バルコニーのリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:ベランダ・バルコニーをリフォームする費用と価格の相場は?