ベランダ・バルコニーの雨漏り修理の費用の相場
材料費用+施工費用=
30,000円〜70,000円
ベランダ・バルコニーの雨漏り修理の費用の相場ですが、ベランダの雨漏りの修理には「塩化ビニールシートの費用」「防水ゴムシートの費用」「FRP防水塗装の費用」「ウレタン防水塗装の費用」の4つの費用があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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ベランダ・バルコニーの雨漏りの修理について
ベランダの雨漏り修理を行う前に、まずはその原因や施工方法を理解しておくことが大切です。ベランダの防水層や排水溝の状態などを確認し、適切な修理方法を選択しましょう。
ベランダ・バルコニーの雨漏りの原因
ベランダからの雨漏りは、さまざまな原因によって発生することがあります。以下に、ベランダで雨漏りが起こる主な原因を挙げて説明します。
防水層の劣化
ベランダには防水層が設けられており、通常は防水シートや防水塗料で保護されています。しかし、経年劣化や紫外線の影響でこの防水層が劣化すると、雨水が浸入し、雨漏りが発生します。特に防水シートや塗料が剥がれたり、ひび割れが起こった場合は、早急な対処が必要です。
排水溝の詰まり
ベランダには雨水を流すための排水溝が設置されていますが、ゴミや落ち葉が詰まることで排水が滞り、水が溜まってしまいます。この水が防水層や隙間から浸入することで、雨漏りの原因になります。定期的な排水溝の清掃が重要です。
接合部分やシーリングの劣化
ベランダと外壁、サッシとの接合部分にはシーリング材が使用されていますが、これが劣化すると、隙間から雨水が浸入する可能性があります。シーリング材がひび割れたり剥がれたりしている場合は、補修が必要です。
タイルや床材の浮き・ひび割れ
ベランダのタイルや床材が浮いたり、ひび割れが生じると、その隙間から雨水が侵入し、防水層まで水が達してしまうことがあります。床材の状態を定期的に確認し、浮きやひび割れが見つかった場合は補修を行いましょう。
手すりや柵の取り付け部分からの浸水
ベランダの手すりや柵の取り付け部分は、外壁に固定されていますが、この部分に隙間が生じると、そこから雨水が浸入することがあります。取り付け部分のシーリングや防水処理が不十分だと、雨漏りの原因になるため、ここも点検が必要です。
建物の構造的問題
建物自体の構造が原因で、ベランダから雨漏りが発生することもあります。例えば、ベランダの勾配が適切でない場合、雨水がスムーズに排水されず、溜まった水が雨漏りを引き起こすことがあります。また、ベランダの構造部分に隙間や弱点があると、そこから雨水が浸入する可能性があります。
ベランダ防水シートの破損
ベランダの防水シートが何らかの理由で破損している場合も、雨水が浸透し、雨漏りにつながります。防水シートはベランダの基礎部分に敷かれているため、タイルや床材の下に隠れていますが、シートの破れや損傷が原因で、長期間放置していると雨漏りが深刻化します。
建物の揺れや振動による亀裂
地震や建物の振動などによって、ベランダの構造やシーリングに亀裂が生じることがあります。この亀裂が原因で、雨水が侵入しやすくなり、結果として雨漏りを引き起こすことがあります。
雨漏り調査の費用
雨漏りの修理をする際には、まず専門業者に現場調査を依頼し、原因を特定してもらうことが重要です。調査費用は、無料で行う業者もあれば、0円〜30,000円程度かかることもありますので、事前に確認しておきましょう。
ベランダの防水工事の種類と費用相場
ベランダの防水工事にはさまざまな方法があり、それぞれ耐久性やメンテナンス頻度が異なります。修理やリフォームの際には、予算やベランダの状態に応じて最適な方法を選びましょう。以下は、主な防水工事の種類とその特徴です。
FRP防水塗装
FRP防水塗装は、繊維強化プラスチック(FRP)を使用した塗料で防水効果を発揮します。
メリット
FRP防水は、耐水性・成型性・耐食性・耐熱性に優れており、耐衝撃性や耐久性、さらには耐摩耗性も高いため、強度が求められる場所に適しています。
デメリット
劣化が速く、特に速乾性のため下地との食いつきが悪くなることがあり、下地が動くとひび割れが発生する可能性があります。
耐久年数
FRP防水塗装の寿命は約10〜12年。比較的長持ちしますが、定期的なメンテナンスが必要です。
費用相場
FRP防水塗装は、平米単価で計算され、相場は約4,000円〜7,000円/㎡です。工事業者によって多少の費用差が出ます。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 4,000円〜7,000円 = 約40,000円〜70,000円
ウレタン防水塗装
ウレタン防水塗装は、ウレタン樹脂を使用した塗料で、防水膜を形成します。液体状のため、どんな形状にも対応可能です。
メリット
低コストで施工でき、どんな形状にも対応しやすいのが特徴です。複雑な形状のベランダにも適しています。
デメリット
乾燥に時間がかかり、塗装後は約1日以上足を踏み入れることができません。乾燥時間を考慮する必要があります。
耐久年数
ウレタン防水の寿命は約5〜10年。5年程度を目安にメンテナンスを行えば、長持ちさせることができます。
費用相場
ウレタン防水塗装も、平米単価で計算され、費用は約3,000円〜6,000円/㎡です。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 3,000円〜6,000円 = 約30,000円〜60,000円
塩化ビニールシート
塩化ビニールシート防水は、塩化ビニール製のシートを使用して防水効果を得る方法です。
メリット
紫外線に強く、耐摩耗性が高いため、屋外の使用に適しています。特に、太陽の直射を受けるベランダでも、変色せずに長持ちします。また、鳥の糞などによるダメージにも強く、耐久性が高いです。
デメリット
劣化が始まると急速にシートの表面が崩れ始めるため、早めにメンテナンスや交換が必要です。
耐久年数
塩化ビニールシートの寿命は約10〜15年。適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことが可能です。
費用相場
塩化ビニールシートの張替えは、平米単価で約4,000円〜7,000円/㎡が相場です。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 4,000円〜7,000円 = 約40,000円〜70,000円
防水ゴムシート
防水ゴムシート防水は、伸縮性に優れたゴムシートを使用する防水方法です。
メリット
ゴムの持つ伸縮性により、劣化が進んでもひび割れが発生しにくく、温度変化に強いのが特徴です。高温でも変形せず、耐久性があります。
デメリット
紫外線に弱いため、シートの表面には定期的にトップコートを施工しなければなりません。トップコートのメンテナンスには追加費用がかかります。
耐久年数
ゴムシート防水の寿命は約10〜15年。定期的なメンテナンスを施すことで、耐久性を保つことが可能です。
費用相場
防水ゴムシートの張替え費用は、約3,000円〜6,000円/㎡です。
例)ベランダの広さが10㎡の場合
10㎡ × 3,000円〜6,000円 = 約30,000円〜60,000円
FRP防水塗装
施工日数は1日程度で、翌日には完全に乾燥し、使用が可能です。工事のスピードが早く、短期間で完了するのが特徴です。
ウレタン防水塗装
ウレタン防水は乾燥に時間がかかるため、施工自体は1日で終わりますが、完全に踏めるようになるまでには2日間ほどかかります。
塩化ビニールシート・防水ゴムシート
どちらのシート工事も1日で完了し、すぐにベランダを使用することができます。
その他の修理の費用
ベランダの手すりからの雨漏り修理費用
手すりの付け根がひび割れている場合、コーキング剤を使って補修します。この場合の費用は約3,000円〜5,000円です。
ベランダの腐食修理費用
ベランダが腐食している場合、修理費用は腐食部分の材質や範囲によって異なります。
下地の木部が腐食している場合
部分的に木材で補強する修理が一般的で、費用は約100,000円〜300,000円です。
鉄骨ベランダが腐食している場合
全体的に腐食している場合は撤去して新設することが多く、費用は約350,000円〜600,000円が相場です。
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ベランダ・バルコニーの雨漏り修理に火災保険を利用する場合
台風などの自然災害によってベランダの屋根が破損したり、ひび割れが生じて雨漏りが発生した場合、修理には高額な費用がかかります。このとき、火災保険を使って修理費用を賄えるかどうかが気になるところです。実際、火災保険が適用されれば、修理費用を実質無料、つまり0円にすることが可能です。ただし、火災保険が適用されるためにはいくつかの条件があります。
火災保険で修理が可能な「風災・雹災・雪災」
ベランダの雨漏りや破損に対する修理費用が火災保険でカバーされるのは、「風災」「雹災」「雪災」といった自然災害が原因である場合です。これらは以下のような状況を指します。
雹災: 雹によってベランダの屋根や窓ガラスなどが破損した場合。
雪災: 積雪による重みでベランダの屋根や構造が損傷する場合。
これらの災害が原因でベランダが破損し、雨漏りが発生した場合、火災保険の適用が考えられます。
火災保険が適用されるための条件
火災保険を利用してベランダの修理を行うためには、以下の条件を満たす必要があります。
修理が必要になってから3年以内であること
自然災害による損害が発生してから3年以内に修理を申請しなければ、保険が適用されない場合があります。
修理費用が20万円以上であること
保険の適用条件には、修理費用が一定額を超えることが求められる場合があります。20万円以上の修理費用がかかる場合に、火災保険が適用されることが多いです。
自分で申請を行うこと
火災保険の申請は自分自身で行うことが必要です。代行業者などに任せるのではなく、申請手続きを自ら行うことが大切です。
20万円以上の修理費用がかかるか?
多くの方が心配するのは、ベランダの修理に20万円もかかるのかという点です。例えば、ベランダの一部を修理するだけの場合、費用は10万円以内に収まることが多いですが、2階にあるベランダの場合、足場を設置する必要が出てきます。足場設置費用は通常約15万円程度かかるため、これを含めれば20万円を超える可能性が高く、火災保険の適用条件を満たすことができます。
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ベランダ・バルコニーの雨漏り修理の費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの4つ「全ての施工を一緒にする」「火災保険や補助金を活用する」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
火災保険や補助金を活用する
火災保険の場合、「ベランダの修理」をする際の足場設置が保険適用になるので、一緒に屋根リフォームをする事で費用を抑える事ができます。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
ベランダ・バルコニーの雨漏り修理をDIY・自分でする費用はどのくらい?
ベランダの雨漏り修理を自分でDIYしたいと考える方も多いと思います。しかし、DIYで修理を行う場合でも、まずはホームセンターなどで必要な道具や材料を揃える必要があります。ここで気になるのは、道具や材料を揃えた場合の費用と、プロに依頼した場合の防水塗装費用との違いです。どのくらいの差があるのか知りたいところですよね。まずは、DIYに必要な材料費がどのくらいかかるのか見ていきましょう。比較しやすいように、ベランダの面積を10㎡、使用する塗料はウレタン防水塗料とします。
DIYでベランダの防水の塗装をする為の材料の費用
ベランダの防水の塗装をする材料は2点です。
商品名:アトムハウスペイント 水性防水塗料
価格:約16,000円
商品名:ローラーセット
価格:約800円
DIYの総額費用
ベランダの防水塗装をすると、材料の費用が約16,800円で購入ができます。
DIYとプロの費用を比較
施工業者によって費用に差が出ることがあります。安価な業者の場合は、13,200円の差額が見られましたが、より高額な業者を選んだ場合、差額は43,200円にまで上がります。
DIYでベランダの防水の塗装をする場合の費用 | 約16,800円 |
プロがベランダの防水の塗装をする場合の費用 | 約30,000円〜60,000円 |
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ベランダ・バルコニーの雨漏り修理の業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「資格を持った専門業者」「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の5点が重要となります。
資格を持った専門業者
雨漏り修理を依頼する際には、専門知識を持った業者を選ぶことが重要です。特に「雨漏り診断士」の資格を持つ業者であれば、安心して任せることができます。この資格は、東京都生活文化局都民生活部管理法人課が認定している雨漏り診断士協会によって提供されており、雨漏り診断士は建物の施工や構造、雨仕舞いに加え、防水や塗装に関する知識を持ったプロフェッショナルです。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
防水塗装業者(特化した専門業者) | 防水塗装をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
ベランダ・バルコニーの雨漏り修理を激安・格安でするには?
ベランダ・バルコニーの雨漏り修理を激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
ベランダの雨漏り修理を依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
ベランダの雨漏り修理を安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用でベランダの雨漏り修理を行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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一括見積もり無料サービスとは、ベランダ・バルコニーリフォームを得意としている優良会社の見積もりを複数社一括で行う無料サービスです。また、お客様自身で気になる会社や業者を選ぶことができ安心して費用や会社を比較や検討することができます。
『全てがわかる!』
ベランダ・バルコニーのリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
↓↓↓
参考:ベランダ・バルコニーをリフォームする費用と価格の相場は?