屋根を屋上にリフォームする費用の相場
材料費用+施工費用=
1,500,000円〜3,000,000円
屋根を屋上にリフォームする費用の相場ですが、屋上の増築には、「屋上後付けリフォームの費用」「外階段の屋根の費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。
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屋根を屋上にするリフォームについて
屋根を屋上にするリフォームは、魅力的な選択肢ですが、失敗を避けるためにも、メリット・デメリット、建ぺい率や容積率の影響を事前に確認しておくことが重要です。
屋根を屋上にするメリットとデメリット
まず、屋根を屋上にする最大のメリットは、生活空間を有効活用できることです。庭が狭くても、屋上を活用することで広々としたスペースを確保でき、開放感のある場所が生まれます。特に、景色の良い場所では、リラックスした時間を過ごすことができ、屋上で家庭菜園を楽しんだり、子どもやペットが遊べるスペースとして活用するのも良いアイデアです。ただし、使用する場合には、安全対策としてしっかりとしたフェンスや防護対策を施すことが必要です。
一方で、デメリットとしては、メンテナンスの負担が増える点が挙げられます。屋上は雨や風にさらされやすく、特に雨漏りのリスクが増大します。そのため、定期的な防水点検や修繕が欠かせません。また、屋上利用には施工技術が求められ、不適切な施工は後々のトラブルを引き起こす可能性があるため、信頼できる業者選びも重要です。
建ぺい率や容積率との関係
屋根を屋上にする際には、敷地の建ぺい率や容積率も理解しておく必要があります。
建ぺい率
建ぺい率は、敷地の上から見た際に、建物が占める面積の割合を指します。通常、屋上利用自体は建ぺい率に大きな影響を与えませんが、テラスやバルコニーが張り出している場合は、建ぺい率に影響を及ぼす可能性があります。設計時には建築基準をしっかり確認しておくことが必要です。
容積率
容積率とは、敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合を示すものです。通常、屋上は延べ床面積に含まれないため、容積率には影響しません。これにより、限られた容積率内でも、屋上を活用することでスペースを最大限に有効利用することが可能です。ただし、屋上に部屋や屋根を設置する場合、その広さによっては延べ床面積として算入される場合があるため、注意が必要です。また、外階段を設置したり、テラスが張り出している場合には、階段やテラス部分も床面積に含まれる可能性があるため、事前に確認が必要です。
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屋根を屋上にリフォームする費用と内訳
屋根を屋上にリフォームする際の費用はさまざまな要素で構成されます。リフォームの流れとともに、各作業の費用や、最終的な総額がどれくらいになるかを把握しておくことが重要です。ここでは、リフォーム費用の内訳や、屋上をテラスや部屋にする場合の費用も詳しく説明します。
屋根を屋上にリフォームする費用
屋根を屋上にするリフォームの費用には、いくつかの要素があります。まずは足場の設置が必要で、これは平米単価で約700円〜1,000円です。次に、屋根の撤去費用が約2,000円〜3,000円/㎡、屋上の造作工事費が約20,000円〜30,000円/㎡かかります。最終的に防水塗装を施す費用は約3,000円〜7,000円/㎡です。
また、屋上への出入り口を内部に階段を設置するか、外部に外階段を設置するかで費用が異なり、約800,000円〜1,200,000円が必要です。
屋根撤去費用: 約2,000円〜3,000円/㎡
屋上造作費用: 約20,000円〜30,000円/㎡
防水塗装費用: 約3,000円〜7,000円/㎡
階段設置費用: 約800,000円〜1,200,000円
屋根を屋上にする坪別の費用例
次に、住宅の広さ別に屋上増築の費用の目安を紹介します。
20坪の住宅 | 約1,828,000円〜2,330,800円 |
30坪の住宅 | 約2,213,500円〜3,865,000円 |
40坪の住宅 | 約2,727,500円〜4,644,000円 |
50坪の住宅 | 約3,241,500円〜5,505,000円 |
屋上をおしゃれにするリフォーム
屋上をおしゃれにリフォームする際には、テラスや庭、ジャグジーを設置することで、より快適で魅力的な空間を作り出すことが可能です。以下に、屋上を活用したリフォームの費用目安をご紹介します。
屋上にテラスの設置の費用
屋上にテラスを設置する場合、以下の費用が目安です。オプションを追加するごとに費用は増加します。
アウトドアリビング | 約300,000円〜800,000円 |
庭園 | 約500,000円〜1,500,000円 |
ドッグラン | 約200,000円〜600,000円 |
屋上に庭やジャグジーを設置する費用
屋上に庭を設置する場合、10坪〜20坪の面積で約1,000,000円〜1,500,000円がかかります。これには、防水工事やフェンス、水栓設備などが含まれています。
また、屋上にジャグジーを設置する場合、施工費込みで約250,000円〜が相場です。
屋根を屋上にリフォームする際は、スペースの有効活用やリラックスできる空間を作る大きなメリットがありますが、費用やメンテナンスの点も十分考慮して計画を進めることが大切です。
屋上に部屋を設置する費用
屋上に部屋を設置する場合、一般的にはプレハブのような構造物を設置します。費用は広さに応じて異なりますが、目安として坪あたり約500,000円がかかります。
4畳半(約2.5坪) | 約1,250,000円 |
6畳(約3.3坪) | 約1,650,000円 |
8畳(約4.4坪) | 約2,200,000円 |
10畳(約5.5坪) | 約2,750,000円 |
12畳(約6.6坪 | 約3,300,000円 |
15畳(約8.3坪) | 約4,150,000円 |
20畳(約11坪) | 約5,500,000円 |
●足場架け・設置の計算方法
家の高さは様々で1〜3階まである物が多く、高さで足場の費用相場も異なります。
①足場架面積 = 「建物の外周(m) + 8m」× 家の高さ(m)※
②足場の設置の費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円)
※1階建て(約3.5m)、2階建て(約6m)、3階建て(約8.5m)
【屋根面積と足場面積の早見表】
坪数(平米数) | 屋根面積(㎡) | 足場面積(㎡) |
---|---|---|
20坪(66.2㎡) | 36~37 | 145~159 |
25坪(82.8㎡) | 45~46 | 160~174 |
30坪(99.3㎡) | 54~55 | 175~189 |
35坪(115.9㎡) | 63~64 | 190~204 |
40坪(132.4㎡) | 73~74 | 205~219 |
45坪(149.0㎡) | 82~83 | 220~234 |
50坪(165.5㎡) | 91~92 | 235~249 |
屋上を設置してからのメンテナンス費用
屋上を設置した後、その維持管理には定期的なメンテナンスが欠かせません。屋上は直接雨風や紫外線にさらされるため、防水性能を維持するための適切な防水工事と、その後のメンテナンスが重要となります。以下では、代表的な防水工事の種類ごとに、その特徴、耐久年数、費用相場について紹介します。
施工内容 | 特徴 | 耐久年数 | 費用相場 |
---|---|---|---|
FRP防水塗装 | FRP防水塗装は、繊維強化プラスチック(FRP)を使用した防水方法で、特に耐久性に優れています。 | 約10〜12年 | 平米単価で約4,000円〜7,000円/㎡ 例): 屋上の広さが10㎡の場合 → 約40,000円〜70,000円。 |
ウレタン防水塗装 | ウレタン防水塗装は、ウレタン樹脂を使用し、防水膜を形成する方法です。 | 約5〜10年 | 平米単価で約3,000円〜6,000円/㎡ 例): 屋上の広さが10㎡の場合 → 約30,000円〜60,000円。 |
シート防水 | シート防水は、塩化ビニール製のシートを使用する方法で、特に耐久性が高いです。 | 約10〜15年 | 平米単価で約4,000円〜7,000円/㎡ 例): 屋上の広さが10㎡の場合 → 約40,000円〜70,000円。 |
アスファルト防水 | アスファルト防水は、長期間にわたって防水効果が持続するのが特徴です。 | 約15〜20年 | 平米単価で約5,000円〜8,000円/㎡ 例): 屋上の広さが10㎡の場合 → 約50,000円〜80,000円。 |
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屋根を屋上にする費用を安く抑えるポイント
費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの3つ「部材のみを購入」「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。
テラスのタイルや屋根などの部材のみを購入
ネットやホームセンターで安く本体商品のみを購入して、施工業者に依頼します。ただし、注意点として商品の持ち込みで施工してくれない業者もいます。また、施工はしてくれるがアフターサービスがなかったりする場合もあるので2点を注意して事前確認をしてから依頼をしましょう。
自社施工業者
手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。
DIYをする
自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。
屋根を屋上にする業者の選ぶポイントは?
業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。
特化した専門業者
業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。
特徴 | 中間マージン発生率 | 例 | |
---|---|---|---|
ハウスメーカー | 費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。 | 約2割〜4割 | 積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん |
家電量販店 | 家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。 | 約1割〜4割 | エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機 |
建築事務所・設計事務所 | おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。 | 約1割〜4割 | — |
工務店 | 大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。 | 約1割〜2割 | — |
リフォーム会社 | 流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。 | 約0.5割〜2割 | — |
屋根業者(特化した専門業者) | 屋根をメインに工事をしているので安心で安価。 | なし | — |
※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです。
実績が豊富
実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。
アフターサービス
アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。
瑕疵保険加入会社
瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。
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屋根を屋上にリフォームを激安・格安でするには?
屋根を屋上にリフォームを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。
全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?
屋根を屋上にリフォームを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。
相見積もりとは?
相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。
屋根を屋上にリフォームを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で屋根を屋上にリフォームを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。
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屋根のリフォームの費用に関する記事を全てまとめましたのでご覧下さい。
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参考:屋根のリフォーム工事の費用と価格の相場は?