床のフロアコーティングとメンテナンスの費用相場は?メリットや種類、耐用年数も紹介

床を美しく保ち、耐久性を向上させるフロアコーティング。平米単価の相場は約1,500円〜6,000円で、選ぶコーティングの種類や床材の広さによって費用が異なります。本記事では、各コーティングの特徴や耐用年数、施工費用の内訳を徹底解説!さらに、メンテナンス費用の目安や施工業者の選び方、費用を安く抑えるコツもご紹介します。フロアコーティングを検討中の方はぜひ参考にしてください。

  • 最終更新日:2024年11月17日
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      目次

      床のフロアコーティングとメンテナンスの平米単価の相場

      コンシェルジュ

      材料費用+施工費用=
      1,500円〜6,000円

      床のフロアコーティングとメンテナンスの相場ですが、「材料費用」「施工費用」があります。それらの総合した平均の費用となります。下の方に内訳詳細を載せてありますのでご確認下さい。また、この費用の相場は一例となっております。正確な費用はリフォーム会社に現場調査をしてもらい見積もりを出してもらいましょう。

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      床のフロアコーティングとメンテナンスについて

      床のフロアコーティング

      フロアコーティングは、床材を保護し、美観を保つための重要な施工方法です。しかし、施工後に後悔しないためには、そのメリット・デメリットを理解し、適切なメンテナンスを行うことが必要です。以下では、フロアコーティングの基本情報やメリット・デメリット、種類ごとの耐用年数について詳しくご説明します。

      フロアコーティングとは?

      フロアコーティングは、床材を保護するために樹脂の皮膜を床全体に施す施工方法です。この皮膜が床材を汚れや傷から守り、床の美観を長く保つ役割を果たします。

      【床のワックスとフロアコーティングの違いは?】

      項目床のワックスフロアコーティング
      目的床に光沢を出し、汚れや傷を防ぐ床を保護し、耐久性を向上させる
      耐久性短期間(数カ月~1年程度)長期間(種類により5~30年)
      費用比較的安価(数千円~数万円)高額(数万円~数十万円)
      施工方法自分で簡単に塗布可能専門業者による施工が必要な場合が多い
      メンテナンス頻度定期的(3~6カ月ごと)耐用年数に応じてメンテナンスの頻度が低い
      耐水性水や湿気には弱く、浸水すると劣化耐水性が高く、湿気や水に強い
      耐傷性傷がつきやすい傷や摩耗に強い(種類による)
      見た目の効果一時的に光沢が出る光沢が長期間持続(種類により艶消しも選択可能)
      再施工の手間古いワックスを剥がして塗り直す必要あり耐用年数が長いため頻繁な再施工は不要
      環境への影響一部のワックスは環境負荷が低いコーティングの種類によっては化学物質の使用がある場合あり
      適している床材主にフローリングや木材フローリング、クッションフロア、タイルなど幅広く対応
      床のワックスが向いている場合
      ・短期間で床を手軽に手入れしたい場合。
      ・初期費用を抑えたい場合。
      ・自分で施工をしたい場合。

      フロアコーティングが向いている場合
      ・長期間の耐久性を重視する場合。
      ・ペットや子供がいて傷や汚れが気になる場合。
      ・初期費用が高くてもメンテナンスの手間を減らしたい場合。

      それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルや床材に合わせて選ぶことが重要です。

      メリット

      汚れがつきにくく、掃除が簡単
      床に汚れが付着しても、コーティングのおかげで拭き取るだけで簡単に落とせます。特に小さなお子様やペットがいる家庭では重宝します。

      擦り傷に強い
      フロアコーティングは、家具の移動や日常的な生活で発生する擦り傷を軽減します。

      部屋の雰囲気が明るくなる
      コーティングにより床が光沢を帯びるため、部屋全体が明るく見える効果があります。

      デメリット

      修理時の高額な費用
      床の張り替えや凹みの修理が必要な場合、コーティングを一度剥離して再施工する必要があります。これにより、修理費用が高額になることがあります。

      部分的な補修が難しい
      コーティングは床全体を覆うため、部分的な傷や修理箇所がある場合も全体的な施工が必要となるケースが多いです。

      フロアコーティングのメンテナンス

      フロアコーティングの耐久性を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。コーティングの種類によって耐用年数が異なるため、それに応じたメンテナンス計画を立てることが大切です。

      フロアコーティングの種類と耐用年数

      以下は、主要なフロアコーティングの種類と、それぞれの耐用年数です。

      項目名耐用年数特徴
      水性アクリルコーティング約6カ月~2年– 短期間での保護効果
      – コストが安いが耐久性が低い
      水性ウレタンコーティング約3年~5年– 耐久性と価格のバランスが良い
      – 汚れや摩耗にある程度強い
      ウレタンコーティング約5年~10年– 耐摩耗性が高く、傷や汚れに強い
      – 床の艶を保つ効果がある
      シリコンコーティング約10年~15年– 撥水性・耐熱性が高い
      – ペットや子供のいる家庭に適している
      ガラスコーティング約15年~25年– 高い硬度と耐久性
      – 紫外線や経年劣化に強く、メンテナンスの手間が少ない
      UVコーティング約20年~30年– 圧倒的な耐久性
      – 施工後すぐに硬化するため、早い復帰が可能

      フロアコーティングは、床を美しく保ち、耐久性を向上させるための効果的な方法です。しかし、メリットとデメリットをしっかり理解し、自分のライフスタイルや予算、床材に合った種類を選ぶことが大切です。また、施工後のメンテナンスを適切に行うことで、床材をより長持ちさせることができます。施工を検討する際は、専門業者に相談し、自分に合ったコーティングプランを選びましょう。

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      床のフロアコーティングの費用と内訳

      フロアコーティングを施工する際、費用は下地処理やコーティングの種類、さらにはメンテナンスの方法によって異なります。床材を美しく保ち、耐久性を高めるためには、これらの要素を理解しておくことが重要です。以下に、フロアコーティングの費用やその内訳について詳しくご説明します。

      フロアコーティングの費用

      下地処理の費用

      施工前に床を整える下地処理は、フロアコーティングの基本です。床にワックスが塗られている場合、または塗られていない場合で作業内容が異なります。

      ワックス剥離作業
      既存のワックスを剥がすための作業で、費用は以下の通りです。

      費用相場: 約600〜800円/㎡

      拭き掃除
      ワックスが塗られていない場合、施工前に床をきれいに拭き上げる作業が必要です。

      費用相場: 約10,000円〜15,000円

      フロアコーティング施工費用

      フロアコーティングの施工費用は、塗料の種類や床の広さに応じて平米単価で算出されます。

      ●平米単価: 約1,000円〜5,000円/㎡

      以下は、広さごとの参考費用です。

      部屋の広さ費用相場
      4畳半(約8㎡)約8,000円〜40,000円
      6畳(約10㎡)約10,000円〜50,000円
      8畳(約15㎡)約15,000円〜75,000円
      10畳(約18㎡)約18,000円〜90,000円
      12畳(約22㎡)約22,000円〜110,000円
      15畳(約27㎡)約27,000円〜135,000円
      20畳(約36㎡)約36,000円〜180,000円

      フロアコーティングのメンテナンス費用

      施工後、床の艶を保つためには定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスでは、バフ機を使って床を磨き、輝きを戻します。

      平米単価: 約500円〜800円/㎡

      以下は、広さごとのメンテナンス費用の目安です。

      部屋の広さ費用相場
      4畳半(約8㎡)約4,000円〜6,400円
      6畳(約10㎡)約5,000円〜8,000円
      8畳(約15㎡)約7,500円〜12,000円
      10畳(約18㎡)約9,000円〜14,400円
      12畳(約22㎡)約11,000円〜17,600円
      15畳(約27㎡)約13,500円〜21,600円
      20畳(約36㎡)約18,000円〜28,800円

      家具移動が必要な場合の費用

      フロアコーティング施工時、家具の移動が必要な場合は、別途費用がかかることがあります。

      家具移動費用相場: 約20,000円〜30,000円

      自分で家具を動かすことができれば費用を抑えられますが、無理に動かすと壁や床を傷つけるリスクがあります。そのため、業者に依頼することをおすすめします。

      栗林暁監修者のコメント
      床の状態や広さ、選ぶコーティングの種類によって総費用は変動します。施工を検討する際は、業者に具体的な見積もりを依頼し、費用と仕上がりのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。
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      フロアーコーティングの費用を安く抑えるポイント

      費用を安くするコツですが、大抵のリフォームに共通するポイントの2つ「自社施工業者」「DIYをする」をご紹介します。

      自社施工業者

      手広くしている会社に依頼すると「下請け業者(自社施工業者)」に依頼することが多いのですが、この「下請け業者」へ直接依頼することで中間マージンをカットでき約1割以上、安くなることがザラにあります。

      DIYをする

      自分で施工することで半値ほどの費用に抑えることができます。ただし、リスクがありDIYでする場合は時間も労力もかかり、失敗した時は金銭的負担が大きく全て自己責任となります。リスクも承知の上で行いましょう。

      DIY・自分でフロアーコーティングする費用はどのくらい?

      DIYで自分でフロアーコーティングしたいと考える方も多いと思います。特に、プロに頼むと費用がかさむため、DIYで費用を抑えたいと考えるのは自然なことです。しかし、DIYでの道具や材料を揃える必要があり、その総額がどれくらいになるか、またプロに頼む場合の費用との差額も気になるところでしょう。ここでは、一般的なリビングサイズの15畳のフロアーコーティングに必要な費用について見ていきます。また、DIYに必要な各種道具・材料の費用も詳しく解説します。

      DIYでフロアーコーティングをする為の道具と材料の費用

      DIYでフロアーコーティングするには、基本的な道具と材料を揃えることが必要です。以下は、DIYで使用する主な材料と道具の費用です。

      商品名:フロアーコーティングDIYチャレンジKit(50㎡対応)

      価格:約42,000円

      DIYの総額費用

      フロアーコーティングすると、材料が約42,000円で購入ができます。ただし、実際に使用するのは15畳分なので半値で可能です。

      DIYとプロの費用を比較

      安価な業者に依頼した場合、DIYとの差額は6,000円程度となりますが、施工内容や使用する材料の品質によっては、差額が111,000円以上になることもあります。プロに依頼する場合には、施工が保証され、安全面での安心感も得られるため、費用に見合う価値があります。

      DIYでフロアーコーティングした場合の費用:約21,000円
      プロがフロアーコーティングした場合の費用:約27,000円〜135,000円
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      フロアーコーティングの施工業者の選ぶポイントは?

      業者を選ぶポイントは、「特化した専門業者」「実績が豊富」「アフターサービス」「瑕疵保険加入会社」の4点が重要となります。

      特化した専門業者

      業者にも得意不得意があるので得意でない仕事を依頼した場合、納得のいく仕上がりにしてもらえなかったり、工事も雑な仕上がりの場合があります。また、専門業者でない会社に依頼すると下請けに出す会社もおり、中間マージンを上乗せするので費用が嵩む、何かあっても丸投げなので責任を取ってもらえないという事態になる場合もあります。

       特徴中間マージン発生率
      ハウスメーカー費用は高額だがメンテナンスやアフターフォローが充実している。約2割〜4割積水ハウス・大和ハウス・新築そっくりさん
      家電量販店家電量販店の製品なら安く購入できる場合はあるが、業者の質は、ハウスメーカーに比べ劣る。約1割〜4割エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機
      建築事務所・設計事務所おしゃれなデザインや思い通りに間取りを作成してくれるが、単体工事には不向き。約1割〜4割
      工務店大工を中心に専門業者が集まっているので、どんな工事にも対応できるが、中間マージンが発生する。約1割〜2割
      リフォーム会社流行りの情報もいち早く取り入れているので的確なアドバイスが貰える。約0.5割〜2割
      お掃除業者(特化した専門業者お掃除をメインに工事をしているので安心で安価。なし

      ※専門業者は、単体でする工事という場合に限り、大規模工事の場合はメンテナンスがしっかりしたハウスメーカーなどがおすすめです

      実績が豊富

      実績が豊富な会社を選ぶのが安心です。確認方法は、HPに施工事例があるか、毎度更新されているか確認しましょう。きっちり更新されている会社は、仕事のきっちり度合いにも繋がってきます。

      アフターサービス

      アフターサービスがしっかりしていると施工後の修理を無料でしてくれたり、定期的に確認をしにきてくれたりします。アフターサービスが悪いと有償の修理であったり、施工後に見つかった業者のミスでも自腹で負担させられる場合があります。

      瑕疵保険加入会社

      瑕疵保険とは、工事中に業者が何かを破損させてしまった場合に利用できる保険です。これに入っていない場合、高額な修理費用も自腹で負担しないといけない場合があります。

      床のフロアコーティングを激安・格安でするには?

      激安・格安

      床のフロアコーティングを激安・格安でするには、相見積もりを取り、業者の費用を比較することです。


      全てのリフォームに適用!リフォームを激安・格安にする方法は?

      床のフロアコーティングを依頼できる業者は、ハウスメーカー・工務店・各業者・建築事務所など各県に数多く存在します。理想のプランや費用で対応してくれる業者を探すには、複数の会社・業者を比較しながら見定めます。

      相見積もりとは?

      相見積もりとは、数社から見積もりを取り、価格や費用を比較検討することを意味します。

      床のフロアコーティングを安くするには、相見積もりが重要となりますが、相見積もりを自分で行うと手間と時間がかかります。また、優良会社を見定め依頼をしないといけないので会社探しが難しく最悪の場合、悪質業者に依頼することがあり、想定以上の高い費用で床のフロアコーティングを行うことになってしまいます。そうならない為にもオススメなのが、一括見積もり無料サービスを利用しましょう。

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      ↓↓↓
      参考:
      床の張替えリフォームする費用と価格の相場は?






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